神之塔

『神之塔』のキャラクター図鑑!ランクも含めて登場人物を大公開!※ネタバレ注意

『神之塔』のキャラクター図鑑!ランクも含めて登場人物を大公開!※ネタバレ注意

 

LINEマンガで連載されて、アニメ化も決まり、人気沸騰中の『神之水』の登場人物たちをご紹介していきます。

『神之水』はキャラクター数が多く、読んでいると忘れてしまうことも多いと思います。しかし、キャラクターをきちんと理解していくと読み進めるごとに、キャラクターたちが複雑に絡み合うので非常に面白くなります。

また絵もきれいで「かっこいい」「かわいい」キャラクターが多く、推しキャラを見つけるのも楽しいと思うので、この記事で『神之水』の登場人物を理解して、是非推しキャラを見つけてみてください。

ちなみに私の推しキャラは、「クン・ラン」と「ファリョン」です!

また登場人物は随時追加していくので、更新も楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

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初期から登場するメインキャラクター

まずは主人公周辺の主要キャラからご紹介していきます。

最初から最後まで頻繫に登場する重要なキャラクターたちですので、必ず覚えておきましょう。

二十五日の夜

主人公である少年。塔の法則から外れている「非選別者」と呼ばれる者。

ラヘルという自分のすべてだった女の子を追いかけるためだけに欲望渦巻く塔に入り、ラヘルを追いかけるために塔をのぼっていく。

思いやりや優しさに溢れていて、誰からも慕われる主人公的な性格の持ち主であり、仲間にもどんどん恵まれていく上に、女性キャラからもモテモテ。しかし、本人は友達とラヘルにしか興味がない。

最初は非力で特別な力などを持ってないように見える少年だったが、「神之水」の抵抗を極端に受けなかったり、「逆流れ制御」という上級者向けの技をいとも簡単に真似してしまうなど、特別な力の片鱗を見せていく。

そして波使いとして「放」を用いた攻撃を得意とする。

夜は自分のすべてだった少女ラヘルに裏切られてからは、FUGと呼ばれる塔の犯罪組織のスレイヤーとして利用されることになり、孤独で辛く過酷な生活を余儀なくなれる。

しかし、その後はFUGから抜け出すことに成功し、仲間たちと共に塔を登り、現在は「神源流」という特別な技を使用して闘っている。

ラヘル(ミッシェル・ライト)

主人公と同じ非選別者。暗い世界にうんざりして、塔の外に出て星空を見ることを夢に見て、塔をのぼることに異常に執着している。星空を見たい理由は「夜が怖いから」。

夜を置いて塔にのぼりながらも、試験の階で夜と合流することになる。しかし、夜には自分の正体を隠して「ミシェル・ライト」と名乗った。

塔をのぼるためなら、自分を慕っている夜をも殺そうとしたり、数々の嘘で周りを騙すなど容赦がない。

そして夜の周りに慕われる光景に大きな嫉妬を抱いている。

本人自身の力は現在は弱いが、自分よりも強い仲間を集めて利用して塔を着々とのぼっている。

クン・アゲロ・アグネス

主人公「夜」の1番最初の仲間で「クン」や「A.A」などと呼ばれている。

身長は170㎝(試験の階時)で血液型はB型。ちなみに誕生日は11月29日。

十家門と呼ばれる偉大な家系であるクン家の息子だが、権力争いにより追い出されている「捨てられた息子」のうちの1人。しかし権力争いに破れた真相は、クンが自分の姉を裏切り、マリアという女性をザハードの姫にしたから。

さらには父であるエッドアンの宝庫から盗みを働くなど度胸もあり、狡猾で知略に長けている。

夜が選別者でありながらも無知で弱いのに、黒の三月という強力な武器を持っていることで興味を持ち始める。そして、夜と一緒に過ごすうちに夜のことを大切に思い、一緒に塔にのぼっていくことを決める。

色々なポジションをこなす才能はあるが、命令するのが好きだからという理由で灯台守りにやっている。

そして偉大な家門であるクン家の子であることから、身体能力も長けており、E級選別者でトップ5であるチャン・ブラロードをタイマンで倒して目を傷つけたり、ハツにも身体能力で勝つほどの実力者の持ち主でもある。

また「マンヴァロンデナ」や「アーマーインベントリ」や「白天京」など数々の珍しい武器を使用して戦っている。

ラーク・レクレイシャー

「夜」や「クン」の仲間で選別者の1人。ポジションは槍使いで身長はなんと5mもある。ちなみに好きな食べ物はバナナ。

2階の試験で夜とクンと無理やりチームを組むことになったが、仲間想いの性格で試験などを共に乗り越えていくうちにだんだんと打ち解けて現在は親しい仲である。

丈夫な体を持ち、ワニのような見た目で『神之塔』ではマスコット的なキャラとなっている。

ユハンという試験官に慎重を90㎝ほどに圧縮されてから、元に戻せなくなったが、現在は体を自由に圧縮できている。(普段の生活に支障が出る体の大きさの場合は管理人の許可により圧縮を自在にできる。)

レクレイシャーはラークの種族の名前で、一族の住んでいるところには彼らと亀しかおらず、亀を狩って食べていた。そのため、ラークは自分以外のものを亀と認識していて、周りの人間を「亀」と呼んでいる。



ユリ・ザハード

十家主の1人である真田ユリンの血を強く受け継ぎ、100年足らずの超スピードでハイランカーになった天才釣り師。性格も家主に似てハンパなく短気で怒りっぽく、ザハードの悪童とも呼ばれている。

ここ500年間で選ばれたザハードの姫のうち、唯一十三月を授かった姫であり、物語で重要な役割を担うであろう十三月の「黒の三月」と「緑の四月」という2種類の刀を持っている。

頭を使うのはあまり得意でなく、短気で怒りっぽい性格をしているが戦闘能力はピカイチで強靭な肉体と強力すぎる力で敵を圧倒する。

夜に対する愛情がとても強く、夜の最初の試験でも手助けをして、その後も何かと助けを貸す。

エヴァン・エドロック

ザハード王家の主席道案内であり、ユリの道案内をいつもしている。

ハイランカーであり、特別なアイテムを多数所持しており、中には時間を巻き戻すアイテムもある。

道案内でも目の前の帰路を見るのに特化されていて、赤髪の道案内ほど先の道を見れるわけじゃない。

ヘドン

兎のような見た目をした怪物。塔の1階の管理人をしていて、塔の管理人の中でも一番のベテラン。

塔をのぼる資格がある者を選別し、テストをする。

ときおり不敵な笑みを浮かべたり、夜に無理難題を付きつけたりと何か思惑を隠している様子がある。

ファリョン(カレン)

クラウンゲームの最終戦で脅威の強さを発揮しながらも夜によって片目を奪われた赤髪の美少女選別者。クラウンゲームでは全身黒タイツで仮面を被っていた。

しかし、その正体は塔に祝福を受けた道案内というポジションを務めるFUGのメンバー。

塔の全ての道を熟知し、人々を誘導し、時には未来を予想して変えてしまうほどの力を持っている。

そしてFUGとして夜のことを『神』と崇めており、夜のために道を示している。しかし、本人は夜の道は全く新しい道で読むことができないとのこと。

登場当初に夜の神之水による攻撃で片目に眼帯をつけているが、とてもかわいらしくクールなキャラ。

エンドロシ・ザハード

ザハードの姫。十家門の分家で、ランカーはその主だけという落ちこぼれの貴族家門出身。

その主が権力を手に入れるために自分の家門からザハードの姫を生み出そうとして自分の区域内で才能がありそうな女の子を養子にして訓練させていて、エンドロシもその養子の1人だった。

そこで他のすべての養子を蹴落として、見事ザハードの姫として選ばれる。

エンドロシはニセモノの姫であるアナクのことを気にかけていて、塔をアナクと一緒にのぼりたいと思っている。また恋をしたい様子を見せたりと、何かとザハード家に反感を買う行動ばかりしている。

ポジションは釣り師でザハードの姫なだけに強靭な肉体と身体能力を兼ね備えている。



アナク・ザハード(娘)

緑の四月を授かっていたアナク・ザハードの娘。エンドロシの姪っ子にあたる。

ザハードの姫に父親も母親も殺されたアナクは、塔に存在するすべてのザハードの姫を殺して復讐を完成させることを目的に塔をのぼっている。

ザハードの姫の血を受け継いでいるだけに身体能力も高く、神之水を使った肉体強化もすぐに使いこなす才能を持っている。

現在のポジションは槍使いで、クン・ランと互角の力を持っている。

シビス

はじめは頼りないネタキャラだったでおじさん。

アナクやハツに舐められるだけの選別者だったが、2階の試験の探索者ではベストシードを獲得する腕前を持っていたり、常に仲間を大事に思っている優しい人物。

絶対に塔の頂上にのぼると友達を約束しているため、塔の頂上を目指す。

2部からはチームの司令塔としてアナクやハツに指令を出すまでに成長。クンと対等に作戦を練れる数少ないキャラとなっている。

ハツ

はじめにシビスとアナクと同じチームになった強い剣士。登場した当時はアナクと互角に戦うほどの実力の持ち主。

刀匠の父親のもとで育った。そのため、子どもの頃から剣が好きで武士道を学びながら生活をしていた。しかしカサノに負けてからは剣にこだわらなくなった。

現在は『東海』という名の始動する前でも始動状態と思わせるほどの強い剣を使っている。始動するとハツ自身コントロールがきかないとのこと。

ポンセカル・ラウレ

試験の階の段階で神之水を自在に操っていた波使い。

ユーラシア流の神之水制御術を使って強力な攻撃をすることができる実力者だが、基本的にいつも寝ていて活躍する場面は極端に少ない。睡眠を邪魔されることをひどく嫌う。

パラキャル

緑色の肌をした性格の悪い選別者。

ヤリ使いのポジションに配属される。

モブだが、なにかと登場回数が多いネタキャラで「レボリューション」が口癖。



試験官と試験関係者一覧

塔では各階ごとに試験が行われます。

その試験を取り仕切る試験管の方々をご紹介していきます。

ユハン

2階の総試験監督を勤める天才波使い。「エヴァンケルの階の潜魚」と呼ばれている。

ハイランカーになれる実力がありながらも、エヴァンケルのもとで試験監督を務める道を選んだ、謎の多い人物。

塔に危害を与える存在である夜を必要に追い詰める試験を行ったりと邪悪な面を見せるが「管理者の命令に忠実に従っているだけ」との発言をして夜に対する執着を見せないなど、不可解な言動が多い。

そしてインスタントコーヒー中毒。

レロ・ロー(現在は試験官ではない)

2階のユハンのもとで試験官をこなしていたランカー。しかし夜たちの試験に対するユハンの行動に不信を抱き、試験官を辞職した。

その後は月下翼松に入り、2部では夜たちを助けるために尽力する。

初期はお姉言葉を発していた。

クォント・ブリッツ(現在は試験官ではない)

レロ・ローと同じでユハンのもとで2階の試験官をこなしていたランカーだが、ローが試験官を辞職したときにユハンに「2人はセットだからと」同じタイミングでクビになる。

性格はまるで子供のようで、試験官の時でも自分が中心で小さいことまで何1つ負けようとしないプライドの高さを持っている。

ユガ(ロ・ポ・ビア・レン)

波使いのポジション担当。ひつじのようなもこもこの被り物をしている。

真の正体は、ザハード王室直属処断部隊のNo.67。

ロ・ポ・ビア家の出身で、強力な神海魚を操ることができる。



フクオ

ヤリ使い担当のランカー。

シンプルな人間のため、ヤリ使いの試験内容もとてもシンプル。

ヘックス

釣り師担当のランカー。顔は真珠のようなものを被っていて、貝殻によく座っている。

黄色

選別者の試験助手の金髪にヘッドフォンをした女性。

蛍光ポリ袋

ユハンの試験の待ち時間にクンと夜に試験のヒントを伝えた人物。ユハンの指示で選別者のフリをして、ヒントを与えていた。

ラブ

20階の試験監督。パンチングマシーンではお手本として軽く叩いただけなのに、1320万(選別者の1位のビオレの得点の100倍)もの得点を出していた。

目の前で両親をファグに殺されたため、ファグに復讐するために塔に入った。

ミュール家。

アウグスグス

20階の総試験監督のハイランカー。

ルールを重んじている。しかし、実はFUGの関係者である。

ノマ

21階の試験担当官。中華服のような恰好をしている。



試験の階の選別者一覧

第一部の主な登場人物たちをご紹介していきます。

第一部を読んでいる最中の方は是非ご覧ください。

アレックセイ・アミゴチャズ

悪魔の様な翼を生やした赤髪で色黒の選別者。とても野蛮な性格で力も強い。

ヤリ使いのポジションに配属される。

2部以降ではシビスのチームとして活躍する。

ホー

ラウレの仲間である金髪で色黒で角の生えた選別者。波使いのポジションに配属される。

夜に才能に嫉妬して、夜を蹴落とすことを考えるようになる。

セレナ・リンネン

シビスと競いながら、レロ・ローの神之水の膜を血だらけになりながら通過した女性。

捜索者のポジションに配属される。

ナレ

金髪の少女。人が多いところが初めて怖がる。

高そうなアイテムを見るとヨダレを垂らす。利益にならないことはしない主義。

捜索者のポジションに配属される。

また、神海魚の操り師であり、神海魚を操れる特別な力を持っている。

チョナ

レディーナレから「ナイト」呼ばれていて、レディーナレの盾になると言う男。男には厳しい。「ナルマダ」という始動武器を持っている。

釣り師のポジションに配属される。

デデ・カンチョ

ツンツン頭をした剣士。釣り師のポジションに配属される。



コン

クラウンゲームで最初にアナクに吹っ飛ばされてしまう二刀流の剣士。

デオ・クロッカ

クラウンゲームの2回戦に参加してハツと戦った剣士。細長い顔に赤い一つ目の見た目が特徴的。

釣り師のポジションに配属される。

ライアン

銀髪の選別者。釣り師のポジションに配属される。

エンドロシには媚びを売りまくる。

デオード

クロッカーと同じチームのマッシュヘアーの剣士。

釣り師のポジションに配属される。

超覇王

超覇王烈士拳の使い手である4つ目の人物。クロッカーとデオードと同じチーム。でクラウンゲームの2回目に参加し、ハツと戦闘する。

捜索者のポジションに配属される。

カタン

クラウンゲームの第3回に参加した黒ずくめのキャラクター。体が自由自在に伸び縮みする凄いやつ。

捜索者のポジションに配属される。



コン

釣り師のポジションに配属された剣士である選別者。

ブラルズ

クンが仲間にして鞄にひそんでいた選別者の一人。

釣り師のポジションに配属される。

悪霊

エンドロシとラヘルと同じチームの大柄の謎の男。

ヤリ使いのポジション試験を一発で楽々合格するほどの実力の持ち主。

ラヘルが塔をのぼるためにヘドンが用意した協力者。

エリック・ビヨン

色白で短髪の選別者。ヤリ使いのポジションに配属される。

リロン

赤い被り物を被っていて、大きな赤い棒の圧縮武器を使って戦う選別者。

灯台守りのポジションに配属される。

チョンチョン

クラウンゲームでクンに一杯食わされた小さくてスピードが自慢の選別者。

灯台守りに配属される。



クカク・ラクカクカ

虫のような出で立ちをしたクンの仲間として鞄に潜んでいた選別者。

灯台守りのポジションに配属される。

ショピン

宗教を大事にしている金髪の選別者。

捜索者のポジションに配属される。

ロゼアール

アイテムを使って神之水を操るピンクの服を着た女性の選別者。

波使いのポジションに配属される。

グレー

クンの仲間として鞄に潜んでいた黒髪の少女である選別者。

波使いのポジションに配属される。

マーチ

パラキャルとよく一緒にいる選別者。

ヤリ使いのポジションに配属される。

レビン

銃を武器に使っていた選別者。

灯台守りに配属される。



第二部「王子の帰還」からの登場人物

ここでは、第二部が終了した後も長期的に登場するキャラクターも多くいます。

そのため、しっかりとキャラクターを把握しておきましょう。

王野成(おうじなる)

自称「塔の王になる男」。20階試験多浪生選別者。

塔の20階から夜と仲間になった選別者。紅灯家の王子であり非凡な運命を背負っている重要なキャラクター。

あまり目立った才能はなく落ちこぼれの選別者の印象であったが、ボコボコにされてもすぐに体が回復したり、心臓を突き抜かれても死ななかったりと異様な生命力を見せる。

また、物語で重要なパーツとなる指輪を持っていたり、目の色など伏線が多い人物。

本人は正義感がとても強く、理不尽な塔を変えるために塔を登っている。

ジュ・ビオレ・グレイス

FUGのスレイヤー候補の1人。ザハードとその一族を殺す為に生きている。

20階試験で王野たちの一緒になるが、他を圧倒する驚異的な力を見せる。

虎助(ベニアミノ・イルマール)

20階試験で王野たちの一緒になった大柄の男。背中から片翼が生えている。

またカナに惚れている様子。

中間地域に捨てられた施設の出身で、工房の実験材料としてずっと生きたまま実験されていた。

当時、実験で唯一生き残ったカサノとは一緒に生活していて、いつも自身に溢れて内気な自分を励ましてくれたカサノを兄貴のような存在だと感じていた。

蓮梨花(リカ)

蓮家門の女性。20階の試験で他の選別者たち(味方も含めて)を全部丸焼きにしたため「蓮家門の火炎車」というあだ名がつけられている。釣り師ポジションで動くことができる。

14歳のときに塔に来て、超スーパーエリートコースを歩んできていた。そのため、とても自信満々で家門に誇りを持っている性格をしている。

蓮家門の人間でありながらも、自分の力をコントロールできない。そのため、家門では不良品扱いをされていた。

エリート出身のためFUGなどの犯罪集団を極度に嫌っている。

料理は下手。



マナ

20階試験で王野たちの一緒になった制服を着た女の子。

両親に塔に来たら立派な人になれると言われて塔にきた。

弱さを理由に仲間に捨てられた昔の傷をいまだに忘れずにいて、「強くなること」に強い思いがある。

カナ

20階試験で王野たちの一緒になった丸眼鏡をかけた女性。マナの知り合い。

自分より断然強い人たちを見てきて、すべての未練を捨てるために諦め半分で20階の試験に参加している。

ホーン・アークラプター

20階試験で王野たちの一緒になった銀髪のキケンな香りのする選別者。

自分の娘とマナのことを重ねている様子があり、マナをいつも気にかけて心配している、実は優しい人。

プリンス

20階の2回目の小テストから王野たちと一緒の試験を受ける金融業の社長の息子のお坊ちゃま選別者。

お金を借りた蓮梨花にいい様に使おうとする。

しかし、仲間に裏切られた後に虎助に助けられて、虎助の力を強く尊敬するようになる。



ニア

王野にラーメンを届けて、クーポンをあげたラーメン配達の選別者。

20階の2回目の小テストから王野たちと一緒の試験を受ける。

佐藤・ライ

受験料貸し出し業者ライフルの主任。王野にお金を貸していて、非道な方法で回収しようとする。

また数々の悪行をしでかす。

ラブデブル

ハツに勝ったと噂され、右腕の悪魔と呼ばれる選別者。金融業の社長に雇われて、坊ちゃまの傭兵となって20階の試験を受ける。

クン・ラン

クンの仲間の釣り師。クン家。E級選別者の中で5本の指に入るほど強い。

マスチュニー式の強力な技を使う。「めんどっちぃ」が口癖。

クン家の中でも最高の資質を受け継ぐと言われている。



ノビック

クンの仲間のヤリ使い。ことあるごとにランに勝負を挑むがいつも負けている。

意外と周りの気を使える性格をしている。

エディン・ダン

探し屋。25階までたった一度も背中を取られたことのないスピーダー。

その並外れた才能から多くの選別者にスカウトされるも全て断り、ハンターとして暮らしている。

しかし、クンに無理やりスカウトされて、クンの仲間になる。

クンと出会う前に受けた最後の試験で仲間を全員失っていて、そのときに逃げ出した自分のことを情けないと責めている。

アップル

クンの仲間の情報収集型の探し屋。色白で金髪でショートヘアーの女性。

なぜかクンにハッキングを仕掛ける。

伝道師ミカエル

クンの仲間の無免許ドクターでチームの波使い。

卵丸

クンの仲間のヤリ使い兼料理人。

エンドロシ姫に会えると聞いてチームに加入している。



工房戦からの登場人物

工房戦編からの登場人物をご紹介していきます。

この中には長期的に登場するキャラクターもいます。

クエトロ・ブリッツ

赤髪のE級選別者の波使い。不安定な精神状態の持ち主だが、実力だけはE級選別者の中でもピカイチで火を扱う火炎師。放を3つも作ることができる。

王野のことを気に入り、王野にしつこく付きまとう。

チャン・ブラロード

右目に傷があるE級選別者の釣り師。E級選別者の中で5本の指に入る釣り師であり、冷酷で冷淡。

右目の傷には、クンとの因縁が隠されている。

子どもの頃に犬族に育てられていて、犬族のクーデターに協力する。

ベニアミノ・カサノ

右腕の悪魔という異名を持つ選別者。ハツとはタイマンをしたことがあり、そのときはハツの剣が全く通用しないほど見事に勝利した。

そして、虎助と同じような見た目をしていて、同じようは力を持っている。

虎助の子どもの頃の唯一の友達で、虎助と同じく工房で実験され続けていた。

カサノは虎助よりも体は小さいが、いつも自信に溢れていて、内気な虎助をいつも励ましていた。



ソフィア先生

工房の研究助手で虎助とカサノの言語教育を担当していた女性。

ソフィア先生は虎助たちを実験材料ではなく「人間」として接して、大切なことを教えていた。

そして、他の人たちには内緒で虎助とカサノに名前を付けていた。

また自身も虎助たちと同じように中間地域の私生児で、運よく頭が良かったために工房の研究員になって、それから同じ境遇の子どもたちに何かできることはないかと思い、実験に参加していた。

実験が成功して捨てられた私生児がみんな強くなればいいと思っていた。

メドックス

虎助やカサノを研究していた工房の研究室長。顔に目がたくさん付いた気持ち悪い見た目をしている。「生きる始動武器」の研究をしていた。

シアシア

28階選別者居住区域テント村にいたE級選別者のうさぎ耳の女性。灯台守りであり、情報売り。

なぜかクンの暗殺を依頼していたり、夜に嘘の情報を流そうとする怪しいキャラクター。

リップルレッゾと共にビオレのチームになる。スレイヤー候補のビオレに付いているが、特に家門やザハードに恨みがあるわけではなく、お金になりそうだからと理由で行動している。

リップルレッゾ

工房戦に向けてビオレに仕えることになった釣り師。黒ずくめで仮面を付けている見た目をしている。カラカを神として崇めているカラカの「影」。

十大家門に全てを奪われた過去があり、フォーケンより「影」を分け与えられていて、E級選別者だがルールを破って瞬間的にB級選別者以上の力を出すことができる。



ユト

リップルレッゾと共にビオレの仲間になったFUGの選別者。赤い仮面を被っている。

ベルディ

シビスチームのカワイイ子好きな女の子。タコのような生物を操る。

「人形使いのベルディ」という異名を持っており、クンも「ヤバすぎる」というほどの人物。

プリンスとマナの可愛さに惚れており、自身の人形にしたいとずっと思っている。

ベスパ

4つの羽を持ち、ハチのような見た目をした選別者。攻撃も黄色と黒の蜂針のようなニードルを使って行う。そのニードルには毒が塗られている。

E級ナンバーワンのスピードの持ち主を言われている。

バラガブ

E級最強と呼ばれる選別者であり、ヤマの狂犬。

FUGのスレイヤーの1人であるベイロード・ヤマの管理する秘密の闘犬場の戦士。

瞬く間にE級最強の選別者という異名を手にれるほどの圧倒的な実力を見せつけましたが、あるときを境に塔をのぼるのをやめて姿を隠し、FUGとの関係も絶っていた。

またFUGと極度に憎んでいて、FUGに関係する選別者たちを皆殺しにしようとしているという噂がある。

工房戦のワンショット!ワンオポチュニティーゲームの景品である「ブラッドタマラ」を持っていて、一時的に無敵状態を作ることができる。



ロン・メイ

E級選別者の金髪で小さな羽が生えた灯台守り。E級最強と呼ばれるヤマの狂犬と同じチーム。

細目でいつも笑顔でいる。かなりのおバカさん。

ビビオルガ

狂犬のチームメイトのE級選別者。黒ずくめの猫のような風貌をしていて、剣を肩に背負っている。

リドン

ビビオルガと共に快剣コンビとして工房戦の第1戦9組の通過した選別者。

クロビン

狂犬チームのヤリ使い。鬼のような見た目をしている。

ペンディット

狂犬チームの波使い。青いロングの髪をした女性。

ファンク

工房戦進行役の赤いヘルメットを被った人物。ワンショットワンオポチュニティーゲームの特別商品であるブラッドタラマを作った。



イオ

工房戦進行役の青いヘルメットを被った人物。ワンショットワンオポチュニティーゲームの特別商品である白天京を作った。

マドラコ

灰色ナマズ商団の団長であるハイランカー。ビジネスがとても上手い。

スレイヤーの1人である「ペフェメモール・セト」を神と崇めている。

そして「魂をかき混ぜる杓子」を手に入れてある人物を復活させようと企んでいる。

ベータ

顔に包帯をぐるぐる巻きにしたカサノや虎助の弟にあたる存在。人間ではない。

オレンジ髪の旅人

オレンジ色の髪をしてゴーグルを付けた旅人。アルキメデスに侵入しようとしたところをパトロールに追われることになり、そこを夜に助けてもらう。

エミリーのことを生きている人間だと思い、エミリーを助けたいと思っている。

私生児で孤児だった自分にとって、エミリーは生きる希望で命の恩人のような存在だった。



ミヤ

工房戦の第1戦でギャンブラーになった選別者。女性で色白で唇が青い。

FUGによって送り込まれたギャンブラーの1人。

グンター

工房戦の第1戦でギャンブラーになった選別者。表情がない男。

ベルルクス

工房戦の第1戦でギャンブラーになった選別者。綺麗なヒゲが生えていて、水色の目をしている。

成長型トーナメントでは、1番手にブンダワンを選ぶ。

ヒョンチョン

工房戦の第1戦でギャンブラーになった選別者。つるっぱげで眼鏡を掛けていて、特徴のない顔をしている。



ロドニー

工房戦の第1戦でギャンブラーになった選別者。額に「愛」と書かれた色黒のごつい男性。

デビルボン

工房戦の第1戦でギャンブラーになった選別者。きっちりとした恰好をしているが、目が泳いでる男性。

FUGによって送り込まれたギャンブラーの1人。

ブルガサリオ

E級選別者で工房戦の第1戦でマナたちと同じ組になった人物。弱そうなマナを狙うが一撃で吹っ飛ばされてしまう。

レッグ

色黒でサングラスを掛けたE級選別者。工房戦の第1戦でマナたちと同じ組になって、弱そうなマナを狙うが、一撃で吹っ飛ばされてしまう。(ブルガサリオと共に吹っ飛ばされる。)



アカスラー・ブンダワン

工房戦の第1戦10組を通過した怪力の殺人鬼。

外塔でアカスラーと称して、数千人の皮膚を剥ぎ、そのことで刑に処され頭を切断されてもなお生き残って塔に入ってきたというE級選別者の間でも悪名高い人物。

成長型トーナメントの1番手の中ではもっとも高い10万ポイントだった。

テボ&レボ

2人組のかわいい見た目をした小柄な選別者だが、強力な神之水を扱う。

生命力を高めるために体を半分にして2つに作り変える部族。

2人で1人の扱いのため、基本1人しか参加できない試験でも2人で参加することができる。

メディナ

人間の脳に入り込んで寄生する寄生生物。はっきりと自分の意志を持つ選別者でもある。

マシャ

工房戦に参加しているE級選別者。傘のような顔がかなり隠れる帽子を被っている。

ジュ・ビオレ・グレイスが噂だけの一発屋だと思っている。

成長トーナメントのベスト4戦でらーめん丸チームとぶつかる。



ポール・ベルクロン

工房戦に参加しているE級選別者。色黒でツノのようなものが生えている。

マシャと共にいて、ジュ・ビオレ・グレイスの噂が根拠がないものだと思っている。

成長トーナメントのベスト4戦でらーめん丸チームとぶつかる。

火山の麓で火を食って暮らすクエタ族の子孫であるため、どんな熱い火でも食べ物にできる。

デデ

スレイヤー候補のジュ・ビオレ・グレイスに工房戦で駆け寄ったE級選別者。

十大家門出身の支配者に没落させられた家門の子孫にあたると自己紹介をして、スレイヤー候補が自分のような無念な思いをしている人たちの恨みを晴らしてくれると信じている。

ヤスケル

29階の進撃戦のクンのチームの対戦相手の1人。四本腕で剣を扱って攻撃をする。

しかし、ランには一撃で破れてしまう。モブキャラ。

トールラン

月下翼松のスペアである冴えない顔をしているD級選別者。

選別者エリアでいざこざが起きたとき対処する人員らしい。

マジェックス

リゾート運営責任者の赤い被りものをした人物。



地獄列車からの登場人物

地獄列車から登場するキャラクターをご紹介していきます。

特にボーロやサッチ・フェイカーや真田ユラなどは、その後も長期的に夜たちに関わるキャラクターとなります。

ボーロ

武器の動きを読む幽体先術拳「エクスペリエンスレベル」を扱うD級選別者。地獄列車に詳しくて、実力もある。

他のD級選別者を門下生にして、地獄列車に乗る経費を稼いでいる。

列車でのある事件があってから、ずっと道場にこもりきりだった。

また以前は、サッチ・ダニエル・アッカー・ローエンたちと仲間だった。

ダニエル・ハッチド

ラヘルの仲間の1人であるD級選別者。地獄列車のことに詳しい。

生きている魂を媒介とした神之水の使うことができ、ダニエルの扱う紫色の神之水は生きもののような予測不可能な動きをする。

よく嘘をつき、味方までも騙す。

そして、実は二百年以上前に列車で命を落としているはずの存在であった…。

ローエンに片思いをしていて、ローエンを蘇らせるために地獄から復活しFUGに協力している。

また以前は、ボーロ・サッチ・アッカー・ローエンたちと仲間だった。

サッチ・フェイカー

地獄列車の最上位捕食者の1人であるD級選別者。

ずば抜けた身体能力と神之水の「特殊な」操作能力を持つ。一対複数の戦いでは「絶対的」な強さを誇る。

化け物のような評判があるが、実際はイケメンの好青年。

また以前は、ボーロ・ダニエル・アッカー・ローエンたちと仲間だった。

「ある事件」のあと、もう二度とボーロたちと一緒に列車に乗るつもりだったが、アッカーからホアキンが復活させられることを聞いて再びボーロたちと共に列車に乗ることに…。

アッカー・ウィリアムズ

欲深くて危険な男。かつてはボーロたちの仲間でチームのディフェンダーとして活躍していた。

超巨体をしている。

列車でのある事件があってから、トレインシティーで新人狩りをするようになった。

また以前は、ボーロ・ダニエル・サッチ・ローエンたちと仲間だった。



ローエン・ユイア

ボーロ・ダニエル・サッチ・アッカーたちの仲間だった灯台守り。

いつも明るく無邪気な性格をしていて、ダニエルから好意を寄せられていたし、優しさもあって周りから慕われる存在だった。

しかし、ホアキンと出会ったことで「ある事件」が起こってしまう…。

真田ユラ

D級選別者のトップアイドル。「最後の7人」というゲームで登場し、選別者たちに争いはやめて自分と組まないか持ちかける。

ラヘルとはトレインシティーのチケット争奪戦の1年前に出会っていて、「ラヘルと一緒に列車に乗れば」望むものを手に入れられると言う言葉を信じてすべてを捨ててラヘルに協力することにしている。

トレインシティーのチケット争奪戦では夜チームの最初の対戦相手となって、夜にラヘルの居場所をエサにしてワナのような提案を持ちかける。

工房戦を勝利したときに入手したC級以上の灯台である、青い特殊な力を持ったキャリーバッグを肌身離さず持っている。

ダンカ

「最後の7人」というゲームで登場し、真田ユラの仲間となる金髪の剣士。

ユラの仲間の中で1番強かったためユラの作戦や真の目的を聞くことになり、それからユラに全面的に協力するようになる。

そして、故郷に受け継がれていた始動武器の所有者に選ばれて塔に着ているため、D級選別者ながらも指導武器を持っている。

剛田ツヨシ

幽体先術拳の門下生であるD級選別者。

ボーロいわく1番の問題児。実は元医者。

夜からは「ポチャ男さん」と呼ばれるぽっちゃりさん。



フェリックス

幽体先術拳の門下生である色黒女性のD級選別者。

ハナ

ピンクの髪をした列車の売り子。灯台守りであるD級選別者。

ボーロや夜と一緒にトレインシティーで行われるトーナメントに参加することになる。

真田ユラの大ファンで、夢はアイドルになること。子どもの頃から人気者になりたくて塔にきた。

ミロティックガーディアン

トレインシティー駅の「1F 入口」にいる幻想能力を持っているガーディアン。

扉を開けようとする者が現れると攻撃態勢に入る。数多くの放を扱う強力な存在だが、自分から手を出さない限り襲われることもない。

地獄列車を守るシステムのようなもので、門衛をしている間はどんな攻撃も通じない。

ムンタリ

アッカ―の子分でアッカ―の下につく選別者を集めている。神之水の逆流れ制御を使うことができる数少ないD級選別者。

過去にアッカーに拾われた恩があり、アッカーの列車に対する未練を解放するために死闘を繰り広げる。



ピエール

ユラのチームメイト。クレイジーイエローボールで第2ラインのディフェンスを担当する。

ベロ・ベロ(キャンディー)

トレインシティーのチケット争奪戦に参加していたベロチームの釣り師。

太った体型でお菓子をいつも食べている。また糖分を補給する事で力が強くなる。

王野からは「ブー子」、夜たちからは「キャンディー」と呼ばれる。

ラ・チェリー(ピンクの眠り姫):イルレ

ベロチームの波使いのピンク髪の女の子。いつも寝ている。

エミリーを使って謎のやりとりをする場面も描かれる…。

デア・フルーク

ベロチームの槍使い。

ポンピドゥー(紅鳥)

ベロチームの灯台守り。見た目は赤い鳥。

そして飛べないタイプの鳥。十家門のお嬢様である蓮梨花を守ろうとするが…。



ゴット・ジュグローム

トレインシティーのチケット争奪戦で夜たちの試合を観戦してたロイヤルチームの釣り師。

加藤ロイヤル

トレインシティーのチケット争奪戦で夜たちの試合を観戦してたロイヤルチームの波使い。

エンジェル(ラグエル)

ラヘルの仲間の1人。オレンジ色の髪をしていて、翼があって飛ぶことができる女性。

口調が荒く、文句ばかり言っている。

どんなに固くて重いものであろうとダイヤであろうと平気で噛み砕いて飲み込んでしまう鉄マンボウという強力な生物を飼っている。

十家門のランカーに騙された母親がいて、その母親に捨てられた過去があるため十家門に対して激しい嫌悪を抱いている。

ブエーサル・エリオット(戦闘バカ)

FUGのスレイヤー候補のヤマの狂犬の1人。

ご主人様の命令でホアキンと手を組み、夜が本当にスレイヤーに相応しいのか試すためにラヘルの仲間となって列車に乗っている。

またバラガフとはちょっとした縁がある模様。

戦闘が大好きで、トゲが暴走した夜に食らいつくほど強い。



ポロ・ポー

ダニエルの知り合いであるトレインシティー列車管理人。

地獄列車十回目で選別者を止めて管理人に就任した人物。ダニエルたちの列車を盗む作戦に協力する。

またポーもダニエルが執着するローエンと関わりがあり、ローエンを蘇らせたいと思っている。

ベル・ベラヒーノ

巨体の釣り師のD級選別者。数十年35階の試験に落ち続けているため、35階の古株。

列車が発車して実力者がいない今をチャンスだと考えて試験に臨み、クンたちのチームと対戦することに。

実力者がいないと思い込んでいるため、ラークをバカにして煽るような真似をする。

ブルバック

ベル・ベラヒーノチームの選別者。赤ジャージを着ていてベルと同じくラークを馬鹿にしていた。

モラスン

ベル・ベラヒーノチームの選別者。試合中にブルバックと共にラークの前に現れる。



ウォルキン

ベル・ベラヒーノチームの選別者。改造オブザーバーホワイトXを使って、姿を消しながら夜に近づき暗殺をしようとする。

自分の存在に全く気づかない相手を一瞬で恐怖に引きずり込む瞬間がたまらなく好き。

ルーゾン

ベル・ベラヒーノチームの選別者。ベル・ベラヒーノと共に試合中に夜の前に現れるが、何も活躍せず脱落する。

ブルーマーガーディアン

列車の中でダニエルたちが遭遇した巨大なガーディアン。一撃でも食らえば粉々になるほどの力を持っている。

しかし、ファリョンの力によって意外な方法で倒されてしまう…。

ホアキン

ダニエルが呼び起こした存在。失った玉座を取り戻しFUGの力を借りて塔を治めようとしている。

600年前はボーロたちと地獄列車に乗っていて、そこで地獄列車を支配してボーロたちの陥れた。

殺し合いの地獄を作り出し、それを眺めて楽しむ地獄の王。

また、ボーロとは因縁がある様子。

ヴィセンテ

列車で王野たちの前に現れたホアキンの分身の1人。ホアキンと違って子供っぽく、ホアキンに対して反抗心がある。

また道に迷ってお腹を空かせていた自分を助けてくれた王野たちを全力で守ろうとする義理堅くてめちゃくちゃ良い人。

父から授かった家門の名誉と誇りを守るために作られたシルバーモレイという剣を使って戦う。



エネ

ホアキンの分身の1人である小さな少女。ピンクの熊の人形を抱えている。

またホアキンのことを信頼している。

ダビド

ホアキンの分身の1人。そろそろ1人で生きたいと思っていて、ヴィセンテとは一つになるときに自分を除外するように約束をする。

アルベルダ

ランカーに匹敵する力を持ったホアキンの最後の分身である美少女。

しかし、最後の分身だが、ホアキンの兄弟にはいない見た目をしていて、またホアキンに味方するとも限らない謎の多い人物。

実はホワイトの犠牲になった数十億の生け贄の怨恨が作り出した新たな分身。

ペドロ

地獄列車の機関長を務めるランカーの「邪眼のペドロ」。カラカの忠実な信者でFUGの息がかかっている。

そして地獄列車でホアキンと夜の2人のスレイヤー候補を1人に絞るゲームを取り仕切る。

真田ユラのことが好きでユラの最後のコンサートに協力するために越権してまで列車を動かしている。

ガーディアンの神

ガーディアンが神のように敬う存在という意味でチケッターたちが「ガーディアンの神」と呼んでいる巨大なガーディアン。

どんなガーディアンでも縄張りに近寄りもせず、ガーディアンの神も他のガーディアンを手下のように扱っている。

また、縄張りに足を踏み入れたチケッターたちは誰一人として生きて出ることはなかったと言われている。

さらにかつてはザハードたちに「レボリューション」をしていたこともある。圧倒的な力を持っているがウレック・マジノよりは遥かに弱い。

そして夜にもレボリューションを教えていて、意外と優しい性格をしている。

グレーガーディアン

地獄列車38階の試験相手。ラークに似た見た目をしている。



ネームハント駅編の登場人物

ネームハント駅編から登場するキャラクターをご紹介していきます。

名前だけが登場したキャラクターも紹介しています。

エレイン(カイザー)

ネームハント駅の絶対君主として千年以上君臨しているD級三強の1人である選別者。

ネームハント駅を訪れる者たちの名前を次々と奪う悪名高い人物。

インビザブル・インベントリーやアーマー・インベントリーといった十家門の宝庫を漁ってもあるかないかの超高価アイテムを複数持っていて、それを駆使して戦う。

実はロー・ポー・ビア家出身で、かつて直系ではないけど能力的には飛び抜けている将来を期待される天才であり、ザハードの姫にも選ばれかけた。

しかし、ザハード家の罠にハマってザハードの姫になることができず、家門の期待を裏切ったためネームハント駅にて縛り付けられている。

家門でも特別な才能を持つ者だけに伝わるお使い師としての霊魂の狼を操る能力を隠し持っている。

アルフィネ

十傑の1人で、カイザーの側近である影人間。カイザーのいる回廊への行き方を知っている唯一の人物。

かつてはロー・ポー・ビア家の本家がカイザーにつけた世話係の一人で、カイザーこそが本当にザハードの姫に相応しいと思っていた。

捜索者であり、お使い師でもあり、影のように常にカイザーの側にいて、さらに「影狐」を連れていることから「影人間」と呼ばれるようになった。



ヘッセー

ネームハント駅の十傑の1人である土人間。体が土でできている特異体質であるため、雷や炎などの属性攻撃は効かない。

ネームハント駅でこれまで9人もの強者の名前を狩ってきているが、十傑の中で唯一十家門の名前を狩れていない。

チグリンスキー

ヘッセーの灯台守り。ランたちにネームハント駅の説明をしてあげる。変態。

マルテ

十傑の1人である蛸人間。十傑の中でも最大規模の下僕を持っていて、下僕にはみんなに同じ格好をさせて従わせている。

他の十傑に比べて力は劣るが、たくさんの触手を使って他人の名前を奪ってきていた。

アリエ・イニエータ

百年ほど前に来て十傑になった天才剣士人間。アリエ家出身の剣士のため、アリエの特殊な剣術を使うことできる。

十傑の中で唯一カイザーが認めた人物であり、十傑最強と謳われている。

カイザーの命令にも背いて行動するような、かなり好戦的な性格をしている。



ユカン

十傑の1人である廃棄物人間。

十傑最強の1人で野蛮な性格から攻撃隊長的な役割を任されていたが、イニエータが入ってからは大人しくなり、イニエータがカイザーに特別扱いされていることにストレスを溜めている。

駅で発生した廃棄物を体内に溜め込み、それを毒素に変えて噴出する攻撃をする汚いヤツ。さらにその噴出する攻撃は普通の防御じゃ効かないくらい強力。

また実は、十傑の1人であるアルフィネのことを愛していた。

ルルー

十傑の1人である水中多眼族。水中にずっと潜ってられる。

一定空間の中の神之水を水から酸素に、酸素から水に変える能力を持っている。

ベリアル・バニー

十傑の1人である鍵人間。自分しか開けられないような封印を施すことができる。

レッド・グレイモン:赤角

ノーネームエリア居住選別者。頭に赤い二本のツノが生えている。

サッチたちに協力していて、競売や祭典の仕組みを解説したり、夜たちを案内する役目を担う。

ジェイエム

十傑であるヘッセーの兄。全身を鋼で覆うことができて、さらに尻尾を使って体をコマのように回転させて攻撃することができる。

真田ルダ

真田家のランカー。ユリ姫に言われてネームハント駅の祭典の競売では、競売品を全て落札しようとするが失敗する。

ロー・ポー・ビア・ポルフ

ロー・ポー・ビア家のランカー。あまり高い額を入札する気がないのに、祭典で他の家門がエレインに入札することを止めようとする。



死の階編の登場人物

死の階編から登場するキャラクターをご紹介していきます。

デービット・ホックニー

40階のキノコ農場駅で地獄列車に乗った神秘的な目をした画家である捜索者。

サッチとは知り合いで、列車には自分の魂とも言える「赤い光」という絵を探しにやってきた。

すごい実力の持ち主。

過去の記憶はなく、あるきっかけから「赤い光」という自身の絵に魂の一部が入り込んで死の階から出られる存在となった。

しかし、ヘル・ゾーに赤い光を外部に売り払われてしまってからは胸に穴が開いたような感覚に陥っているため、絵を取り戻せば過去の記憶も戻るのではと考えている。

また、特別な目をしていて、その目では未来と現在を同時に見ることができる。しかし、芸術家であるホックニーは自分の目は呪われたものであると認識している。

ヘル・ゾー

運命に逆らって主を失った神之水を支配しようとする死の階のサウスシティーの支配者。

マンガが好き。一匹狼みたいな人で他人を絶対に信じないし、自分が気に入らなければ「永遠の監獄」に放り込んでしまう極悪酷な男だと言われている。

元は死の階に外部から神之水を引っ張ってくるホール修理工であり、「ホールの最高担当官」に任命されていた。

しかし、ヘル・ゾーはホールの構造を自分の好きなように変えて死の階のサウスシティーの神之水と生命を支配し、さらにサウスシティーの元君主であるグラン・ドゥーザの部下たちを奪ってサウスシティーを自分の支配下に置いた。

さらにヘル・ゾーはFUGと手を組んでトゲのカケラを外に搬出している。しかし、FUGが自分たちを死の階の外に出すという約束を守らないため、イライラが積もっている。

ゾーは怪物「赤い鉢」をウレック・マジノから譲られ、その捕食能力を身につけていて、不死の呪いがかかった死の階の住人の呪いを無効にして力を吸収することができる。

またホールを操り、相手の神之水攻撃を無効化させることもできるため死の階では「無敵」とも言える。



グラン・ドゥーサ

死の階のサウスシティーの元君主。ヘル・ゾーに部下を奪われて、さらにヘル・ゾーに城の核心部を攻撃されて制圧されて、サウスシティーの実権を奪われてしまい、自身は城に閉じ込められている。

ハイランカーであり、かつては死の階のリーダーで、同じくハイランカーの「ドゥーザ」と呪術で魂の部屋を作ってそこに住民の魂を保管することで老いない体で永遠で生きられる方法を開発した。

しかし、その呪術にかかると絶対に死の階から出られなくなる。

グラン・ドゥーザ

ノースシティーの前君主であったハイランカー。グラン・ドリーに地位を譲って退いていて、またエンリュウを直接見た数少ない一人でトゲのカケラの在処も知ってる。

同じくハイランカーの「ドゥーサ」と呪術で魂の部屋を作ってそこに住民の魂を保管することで老いない体で永遠で生きられる方法を開発した。

しかし、その呪術にかかると絶対に死の階から出られなくなる。

グラン・ドリー

現在、死の階のノースシティーを支配している者。

腰が低く、何かと謝罪癖がある。

ユーリウ・マター

死の階に住んでいる人。巨虫の体に入ってそれを操って生存している寄生師で、侵入者の監視をしている。

かつてホックニーが死の階から外へ出るのを命懸けで協力していて、ホックニーのことを気遣っている優しい人。

足多郎

マターに扱われている巨虫。足が多い。



ハイーリッチ・モンク

死の階の「最後の門衛」。死の階で出入り口で門番をしている者。生者を出入りさせない。

魂を見ることができ、死の階に入ってくる者に関しては魂を奪わないと入れないようにしている。

ファリョンの知り合い赤髪の道案内

ファリョン姉さんに頼まれて死の階でユリ姫たちを案内した道案内。

方言のような言葉で喋る。

ソン

ヘル・ゾーの部下となる軍団長の1人。死の階から出て塔を上り、ヘル・ゾーと一緒に塔の凄まじい財貨と権力を手に入れる野心を抱いている。

通称「裏切りのソン」。

シャーロット

ヘルゾーの部下となる軍団長の1人。通称「魅惑のシャーロット」。カラカたちのことは信じていない。

サンチェス

ヘルゾーの部下となる軍団長の1人。通称「貫通のサンチェス」。カラカたちのことは信じていない。ヤリ使い。



ウィルコット

ヘルゾーの部下となる軍団長の1人。通称「風のウィルコット」。カラカたちには協力的な意見を持っている。

パブレガス

ヘルゾーの部下となる軍団長の1人。通称「血のパブレガス」。

クランカー

ガラムの仲間の道案内。

ジョルダン

ホックニーが列車に乗るのを止めようとした人物。

アルク

ホックニーが列車に乗るのを止めようとした人物。



隠された階編の登場人物

隠された階編から登場するキャラクターをご紹介していきます。

過去を映し出す天秤

隠された階に入ってきた者たちの前に現れた巨大な喋る天秤。ただ公平に入ってきた者たちを映し出す。

入ってきた者たちの過去を映し出し、その者たちが向かうべき場所と「宿敵」を生成する。

ユハンのデータ

隔離区域に来る夜を待っていたユハンの選別者時代のデータ。

なぜか夜とエンドロシが隠された階にやってくることを知っていて、さらに夜が若きザハードに会いに来たことも知っていた。

そして、夜のサポートをすると言い出し、夜と共に行動する。選別者だけど強い。

また意外と仲間思いな一面も見せる。

ラークの宿敵

巨大な怪物で、マッドショッカーを内側から食らってもなんともない。

美音

隠された階に独自に生成されたデータである、勇者(隠された階にやってきた選別者)を案内する吟遊詩人。勇者を案内し、冒険を記録する。

そしてラークと一緒にいて、後から合流したクンたちにも隠された階の説明をする。

体力だけは十家門を超えるほど。



赤佐多那(ローズ)

吟遊詩人の村の里長を務めるオレンジ色の髪をした女性。

クンたちに禁断の果実の悪魔を対峙するようにとお願いする。

バチス

隠された階の隔離区域で夜たちと出会ったユハンの仲間であるデータ。

かつては吟遊詩人だったが、ビッグブリーダーの悪行を目撃して、それを歌にして広めた結果、ビッグブリーダーの怒りをかって、隔離区域に閉じ込められて自分の口を切り裂かれた上に、娘にも永遠に言葉を習得できない呪いをかけられた。

それから隔離区域からの脱出を何度も試みているが、一度も脱出はできていない。

隔離区域から脱出してビッグブリーダーに復讐する野望がある。

メドリー

バチスの娘。ビッグブリーダーによって言葉を習得できない呪いをかけられていて、まともに話せない。

また口には赤いバッテンマークがついている。

ゴリアス

美音の仲間の亀。複合施設付きのマンションに暮らしている。

ZD

クエストスクロール担当の緑のデータ生物。



タコキング

吟遊詩人の村の最高難易度のCクエストのヴィラン。

遥か昔に英雄が飼っていたタコで、吟遊詩人の村の水路に捨てられたことで住民に恨みを抱き怪物になったという設定の大タコ。

主に墨を使った攻撃や突進により攻撃を繰り出す。

母エナガ

頭に卵をのせた丸くて可愛い鳥。D級クエストで出てくる鳥で、チャンピオンヴィランの中では最弱。

頭にのっている卵を守るために先に攻撃を仕掛けてくることはなく、母性愛が強く引き下がることもないが、実力は大したことない。

クロムカーター

甘い城のチャンピオンヴィラン。難易度の高いクエストのチャンピオンヴィランだが、アセンシオに一瞬で倒されてしまう。

ビッグブリーダー青

クンたちの前に現れたビッグブリーダーの男。禁断の果実の中にいる夜たちを永遠に閉じ込めようと画策するが…

本物は中年のおじさんのような人で、ザハードの命令で別の仮想世界の管理を行っている。

ラヘルを使って「隠された」隠された階から出たいと思っている。



ビッグブリーダー赤

ステージ2の冷たい大地にいる角が生えたブタのような見た目をしたビッグブリーダー。ビッグブリーダー青の上官にあたる人物で凄まじい力を持っていて、ザハードのこともよく知っているらしい。

「石将軍」という石の雨を絶えず降らせたり、雷の雨を降らせることができる強力な技を使う。

クン家でヤリを習っていた過去があるが、クン家の純血にはなにか恨みを持っている様子。

ビッグブリーダー黄

ビッグブリーダー赤よりも地位が高いビッグブリーダー。

ザハードが隠された階を掌握するために作り出した最初のビッグブリーダー、

外の世界からきた英雄たちを見て「僕も彼らのように普通に生まれていたならどうなっていただろう」と考えた結果、真田ユラの母親を騙してユラの弟の体を奪って生活していた。

ユラの母親と本当の親子のような暮らしをしている時は、他のビッグブリーダーに自分の仕事を任せていた。

ザハードのデータ

塔のてっぺんに君臨する運命を背負った男。赤色三眼を額につけて赤いマントを翻す。塔最初の冒険家であり、最高の冒険家。

外のザハードに会ってからは何かが変わり、隠された階にいた仲間のデータを消し去ってしまう。

自分が生まれながらに王の種を持っていたと思っている。

勝負欲が強くて賭けや勝負事には命懸けで挑む男。

クン・エッドアンのデータ

クン家の家主。面倒なことが嫌いなため、自分の周りにあまり人を置かない。

クン家の者はあまり好かれていないほど、かなり身勝手で短気な性格。

隠された階では、唯一ザハードのデータが変わっていることを見抜き、ザハードの提案を拒否して隠されたステージに留まることにした。

ザハードのことを「ニセモノ」と呼んでいて、ザハードを倒すために夜を修行させる。



クン・マルコ・アセンシオのデータ

風船ガムを噛んでいるクン家の直系の息子。父親であるクン・エッドアンのお気に入りの1人であるため、エッドアンの近くに仕えている。

隠された階の難易度の高いチャンピオンヴィランを1人で楽々倒してしまうほどの実力者。

父や姉に対してはやたらと腰が低い。

外の世界ではハイランカーとなって家門で一つの流派を築き上げた人物で、宙を舞う魚のようにヤリを扱う「飛魚槍術」を使うことで有名。

クン・マスチュニー・ザハードのデータ

幼くして列車をクリアしたため、隠された階ではかなり小柄。

アセンシオと同じく、エッドアンの近くで仕えている。

イカルディーのデータ

アセンシオと同じく、エッドアンの近くで仕えている。

奇怪な言葉を発し続けていて、顔を隠している不気味なキャラクター。

呪術使いで、珍しいアイテムを言葉で再現することができる。

キセア

クンの宿敵。クンの従妹で、家門同士の争いで母親を亡くしたため、クンの母親に引き取られてクンとクンの姉と3人兄弟のように育っていた。

姉に憧れていたが、クンのせいで姉が死んだためクンのことを憎んでいる。

外では憎んでいるだけだったが、宿敵として呼び出されたためクンを殺したくてたまらない。

母親から授かった灯台を無力化させるベイビーグロウラーを使い、稲妻のように切り込んでくる短剣術が強い。



ポンセカル・ユルレ

ピンクの眠り姫の宿敵として現れたピンク髪のツインテールの叔父さん。

「夢の決定」を成し遂げようとしている様子。

養殖業者のデータ

エンドロシの宿敵として召喚された人物。

王の血を継ぐ高貴な人材を選び育てる者であり、「高貴な人材」と「彼らのエサ」を選り分ける者と語る。

宿敵でありながらも自我を持っている特別な人物で、自身のことを「一つであり複数 存在しながらも存在しない個体 多くの「生命の帯」でしかない」と語る。

ヘビのような生物の集合体。

エンドロシをザハードの姫にするためにエンドロシの義理の両親を殺した上で、ザハードの姫になるように導いた。

副祭団長

塔上層部のとある場所にあるザハードの命令を奉る祭壇の副祭壇長。

新人のチャーリーくんに優しく仕事のことを教える。

チャーリー

実力が認められて祭壇で働くことになったランカー。両目に星のマークがある。

祭壇の仕事に就いて早速命令を授かってテンションをあげるが、戦争を止めるための犠牲にさせられてしまう。

お気楽で明るい性格をしている。



終着駅編の登場人物

終着駅編から登場するキャラクターをご紹介していきます。

祭司長

薄紫の髪をした祭司長。ザハードからの3つの命令によって戦争が起こるかもしれなかったため、新人のチャーリーを犠牲にして命令を公布する原則を破る選択をした。

自分の命が懸かった状況でも選別者の心配をするほど慈悲深い性格をしている。

アービン・ルー

緑色の巨大な顔をした行政府の総括議長。

レッド・ブルーバー

ザハード直属伝令師のランカー。試験の階にやってきてユハンに死刑宣告をする。

エヴァンケル

試験の階エヴァンケルの地獄の支配者。ハイランカーランキング60位。

ザハードが選んだ試験の階の前支配者を無残に殺してから、試験の階を司っている。

王の命令を繰り返し拒否するほど横暴で身勝手な人物として有名。

古代種の力を持っているため、非常に強い。燃え上がるレアオーブを扱う。

また地獄から生還した身だと語り、死も恐れていない。そして、同じオーブを使う夜の師匠として夜を鍛えていく。

さらにエヴァンケルの炎は普通の火とは違って、根源的なもの(例えば神之水そのもの)まで燃やし尽くすことができる。



カラバン

ザハード王家直属部隊4軍軍団長。

かつては塔の非探検区域のミヤブチャン村で、伝統に則って「武の浄水」を守っていたが、ユタカと出会って戦って、「真の「武」というものは肉体に宿ったときに初めて偉大になる」という言葉を聞いて、武の浄水を手にする決断をした。

武の浄水を手に入れてからは悪寒がするほど五体と精神を研ぎ澄ませて、ハイランカーになるほどの資質となっていた。

その後、数百年の修行を重ねた後に旅に出て、程なくしてハイランカーになって塔に名前を轟かし、手当たり次第に強者と戦っては打ち負かして自分の従者にして仕えさせていた。

そのことから「人間コレクター」という異名を持つようになった。

ユタカからは資質を認められてスレイヤーになるように何度も勧められるが、それを断ってザハード軍に入っている。

また真田家よりも強靭な体をしている。

ティンカー・ヨルチェ

ユハンとエヴァンケルの前に現れたカラバンの3階位従者。前髪で目が隠れている。

口から泡ぶくを出すような技を使う。

ユルカ

ユハンとエヴァンケルの前に現れたカラバンの2階位従者であるハイランカー。

身体中に文字が刻まれていて不気味な雰囲気を放っている。

レビ

「質問攻め」のレビとして有名な選別者。ザハード家に援助されている数少ない選別者の1人。左顔に「?」のマークが入っている。

質問を投げかけて、相手が答えをためらうと「はてなの呪い」にかけることができる。(呪いをかけられるのは一度に一人だけ。)

王家から選別者界の汚れ仕事を命じられた選別者で、王の恩寵を受けて呪術を扱う力を手に入れている。

そのため、一緒に塔を登った仲間がランカーになった今でも選別者として残って命令を遂行してる。



リ・シャウン

終着駅を支配しているかなりやり手の選別者。列車で足をケガして駅に定着するようになったと言われている。

終着駅で選別者のユートピアを作ろうとしていたが、ザハード軍の命令に屈して地獄列車の選別者を引き渡すことを了承した。

リ・ソヨン

リ・シャウンの娘。終着駅で選別者の自由なユートピアを作ろうとしていた父親を尊敬していたが、父がザハードの命令に屈したため失望する。

感情的な性格だが、正義感に溢れている。

リ・ソワ

リ・シャウンの息子。ソヨンより冷静な性格で、父親の判断を尊重している。

リュアン

ソヨンに列車の到着を知らせた人物。シャウンとソヨンの命令の間で、どちらに従うべきが葛藤する。



ユニ・ソナ

終着駅に集まったC級選別者の1人。薄緑の髪をしている。

赤髭

終着駅に集まったC級選別者の1人。紫色の唇をしていて、赤い髭を生やしている。

ピーナッキュル

終着駅に集まったC級選別者の1人。緑色の肌をしていて、パラキュルに似た風貌をしている。

緑革命クルーを率いていて、コングをこき使って手柄だけをせしめようとしている。

コング

終着駅に集まった選別者の1人。地獄列車が駅に到着するのが早くてイライラする。

イワシに釣られてピーナッキュルのもとでパシられ生活を送っている。何事に対してもイライラしている。



モグリ

終着駅に集まったD級選別者の1人。つるっぱげの頭でスーツを来ていて、肩に剣をかけている。

アレックス

終着駅に集まった選別者の1人。

ポーロ

終着駅に集まった選別者の1人。狼のような見た目をしている。

パープルアイブラザーズ

終着駅に集まった選別者の兄弟。紫色の目がついた球体を扱っていて、終着駅で手柄を立てようと意気込む。

夜たちを待ち伏せて攻撃を仕掛けるがマナによって撃退される。

ナビゲーター

終着駅に集まった選別者の1人。金髪で神に祈っている。



ミセビッチ

3階位の従者連隊長。顔に傷があり、黒目がないランカー。

パウラー

3階位の従者である連隊長。赤い怪獣のような見た目のランカー。

ハリー

3階位の従者である大隊長。肌が黒くて耳がとんがっている女性ランカー。

ナイフ

終着駅に集まった人物の1人。両手が爪が武器のように長い。

ウォーターゼリー

終着駅に集まった緑色のドロドロした生物。地獄列車に乗っている者は、FUGの雑魚だろうと侮っている。



H-23

終着駅に集まった機械。

ユリュ

終着駅に集まった人物の1人。剣のような武器を使って戦おうとするが、カラカの攻撃のよって早々にやられてしまう。

H-14

終着駅に集まった人物の1人。オブザーバーを使って戦う。

ポンセカル・ドラック

2階位の従者である中隊長。緑色の髪をした上位ランカー。

よく寝ていて仕事でも平気で寝坊する。



青ドリアンフロッグ

2階位の従者である副師団長。紫色の髪をしていて、カエルのフードとヘッドフォンをつけているハイランカー。

古代蛙ポーラックを使って戦う。

ポーラック

神海魚の古代蛙。前の飼い主がチキン好きでチキンという言葉を覚えたらしい。

真田アマネ

2階位の従者である師団長。ハイランカー。

ユリ姫が小さい時は練習を見ていたことがあり、ユリ姫には一回も負けたことがなかった。

しかし、その頃からユリ姫の軽々しい性格や拳を姫として相応しくないと思っていた。

エルファシオン

4軍団副軍団長1階位の従者であるハイランカー。灯台守り。



アリー・ブライト・シャロン

第1師団長のブロンドヘアーの美人な女性。アリー家の釣り師。

動くときの気配を消しながら、非常に繊細で鋭い武器さばきで攻撃する。エヴァンケルが褒めるほどの実力者。

クール・二サム・ケイ

第1副師団長の灰色がかった青髪の男性。戦闘意欲が高い。

ニッサム家の一人息子で、蓮家の弟子と婚約が決まってる。

ジェイ

ケイの部下の3階位の従者。ケイが入隊されるときに共に入隊していて、ケイを崇めている。

ケイを吹っ飛ばしたエヴァンケルに果敢に挑んでいく。

ワイ

ケイの部下の3階位の従者。ケイが入隊されるときに共に入隊していて、ケイを崇めている。

ジェイと共にケイを吹っ飛ばしたエヴァンケルに攻撃を仕掛ける。



シャークル

4階位の従者の顔がドリルになっているヤリ使い。

エヴェンケルを封じるフォーメーションで、遠距離からヤリを使ってエヴァンケルに攻撃した。

チャ・タノア

3階位の従者の紫色の髪をした波使い。エヴェンケルを封じるフォーメーションに参加していた。

ニューノ・ワン

3師団長の後頭部が長い人物。カラバンと一緒に終着駅に向かっていた。

デスバード

カラカの部下。カラカの心臓がある場所で侵入者の殲滅を命じられた影。



デスレディー

カラカの手下の1人。女性のような姿で槍を使って攻撃する。

グロム

カラカの手下の1人。巨大なバケモノのような見た目をしている。

デスカランビット

カラカの手下の1人。終着駅でフロッグと抗戦する。

クン・ロイヤル・エリオット

44階支配者。エヴァンケルが「本当にヤバいヤツ」と言うほどの凄まじい実力の持ち主。

自分の階で騒ぎを起こすエヴァンケルに痺れを切らして出現した。



牙取り編の登場人物

牙取り編から登場するキャラクターをご紹介していきます。

ユル(ヘビ男)

ジュ・ビオレ・グレイスを警戒している選別者。レビとも仲間である様子だがレビのことを未熟者だと思っている。

また毒を使うような攻撃をしていて、ビオレの仲間というだけで蓮梨花を痛めつけた。

さらになぜか夜の仲間になりたいと言い出し、真田ユタカの居場所を知っているとも言った怪しい人物。

2匹の蛇を持つ男。捜索者で、意外にも理系で機械いじりが得意。

ケル

ヘビ男の仲間。剣を使って戦う。

蓮雲

月下翼松の蓮家のランカー。昔からふらっと旅に出る癖がある。

自分の火花は敵を攻撃したり暴走させたりするものではなく、人を助けるためにあるべきだと思っている。

そのため月下翼松に入って塔を放浪しながら助けを必要とする人たちのために火花を使っていた。

しかし、あるとき一族を虐殺された上に奴隷にさせられたデビという者に同情して、自分のすべての火花の力を込めて作った槌をデビに贈ったが、そのままデビが暴走して槌を取り返せずにいた。

槌に力を吹き込んでしまったため、自身に力は残っていないというかなりお人好しな人物。

鈴木プニュ太

蓮雲と一緒にいて、シビスたちと共に槌を取り返すのに協力したゼリーのような体のプニュ族の子ども。デビの前で名演技をする。



デビ

塔49階の中間地域で暮らしているブタのようなデュニー族の生き残り。

デュニー族は、ククーム族に見た目を忌み嫌われて目の敵にされていた。

そして、デビ以外のデュニー族は皆殺しにされてデビは奴隷のように扱われて痛めつけられいた。

そんな時、蓮雲に火花の力が込められた槌を贈られて、槌を使ってククーム族に復讐を繰り返した。

さらにククーム族が降伏しても受け入れず、槌も蓮雲に返すことなく周りの種族を追放して1人で住む宣言をした。

シャルル

動物保護センター研修生のC級選別者。ルイのせいで毎日残業する羽目になっている。

塔を上ることを諦めているため、就職に命を懸けている。お金が大好きでお金のためならなんでもする。

肩に白い4足歩行の動物のようなものを乗せていた。

ボンソ

4級監査官の男性。シャルルに何かと理不尽な命令ばかりする。

デュ・トン

選別者闘犬場にいる3級監査官。B級選別者の星屑。

毛並みには自信を持っている。



デンデン

ヤマの母艦ケージのNo.2ガドの息子で強い血統を持ち、ヤマからも可愛がられていた人物。

優しくて自分の召使いのルイを対等な友達のように扱っていた。

ルイと一緒に選別者になって塔を上っていたが、旅の途中で軍犬に襲われて、自分を犠牲にしてルイを逃したため、自身は選別者闘犬場に捕らえられている。

最強の血統であるためベイロード・ヤマから探されているが、ヤマに部下になるのは心底嫌がっていて、本当の自由を求めている。

また実は、デンデンはベイロード・ドゥームの心臓の仮置きとされていて、デンデンの心臓はドゥームのもの。

そのため、ドゥームを復活させるための犠牲になる存在だった。

ルイ

捨て犬として動物保護センターに管理されていた少年。

ヤマの母艦「ケージ」の中で、デンデンと同じ年の同じ日の同じ時間に生まれた雑種。

生まれてすぐにデンデンの召使いにされたが、デンデンからは対等な友達として接してもらっていて、さらに選別者になって一緒に塔を上っていた。

ガド

ヤマの群れのNo.2のハイランカー。デンデンの親。

不動のNo.2で、No.3のケンゾンには三牙祭でいつも勝利していた。

ヤマの忠臣のように振る舞っているが、ヤマを裏切ってヤマの兄のドゥームを復活させるために動いている。

ケンゾン

ヤマの群れのNo.3のハイランカー。選別者闘犬場を管理していて、そこでデンデンを匿っていた。

No.2のガドにはいつも負けていた。



クールデン

ヤマの群れのNo.6の上位ランカー。No.8のジョーダンとは親しい様子。

ジョーダン

ヤマの群れのNo.8の上位ランカー。ケンカ好きと言われるほど好戦的な人物。

スレイヤー候補である夜にも戦いを挑むが夜の選別者離れした力や不思議な力を見て、どんどん夜を尊敬して興味を持つようになる。

ヤマの絶対強者のような孤高さを尊敬している。

ケンホン

No.3のケンゾンの娘のC級選別者の犬人。

塔を早く上るのも諦めてすべてを懸けて三牙祭の主役になろうとしていたが、デンデンに主役を取られてしまう。

そしてデンデンを倒して自分が主役に相応しいと証明しようと動く。

ルカ

ケンホンの仲間の犬人。金髪で細身でとても綺麗な女性。



リアン

ケンホンの仲間の犬人。白い肌でガタイのいい体型をした女性。

ギュギュン

案内犬。シビスたちにケージを案内する。三牙祭の話になるとテンションが上がる。

真田チャイ

ランカーになる前に不老長生の契約を拒んだ武の達人の選別者。

不老長生の契約を拒んだため肉体的には衰えたものの、夜に必要な武術の師匠はこの人しかいないとエヴァンケルが言っていたほどの人物。

エヴァンケルに借りがあるらしく、夜を鍛えるのに協力する。

ベイロード・ポール

ヤマ3兄弟の三男であるハイランカー。シャルルの肩に乗っていた白い生物から現れた人物。

ヤマが群れの支配権を得た後にケージを追い出された過去があり、ケージに戻ってヤマに復讐することを目標にしている。

ケージの上位ランカーを楽々倒してしまうほど強い。しかし、兄のヤマにはビビっていて攻撃が通用しない。

子供の頃にドゥームとヤマの前で最初の擬態の練習をした時、コントロールが利かなくて暴走してしまい、ドゥームとヤマに引き離してもらってから死の淵を彷徨った経験がある。

そのため、擬態は封印していた。



ベイロード・ドゥーム

ヤマ3兄弟の長男であるハイランカー。中世基準の全盛期のランキングでは200位圏だった。

ヤマによってケージ中央部地下に封じ込められている。

ヤマと違って自分の力を分け与えて、犬族を作ることができる存在で今の犬族に宿る擬態の力は全てドゥームのもの。

しかも、ドゥームは自分の力を分け与えた犬族を精神的に完全に支配する能力を持っていた。

そして、犬族を消耗品のように自害させていた。

R

元老の代理人の随行者の1人であるランカー。夜とジョーダンの前に現れた犬人で擬態もできる。

トール

ポールの群れの幹部3人衆の1人である青髪の犬族。ジョーダンと戦闘をする。

グランデ

ポールの群れの幹部3人衆の1人である茶髪の女犬人。カラカの部下と戦闘をする。



ベンティ

ポールの群れの幹部3人衆の1人であるガタイのいい犬人。

3段階擬態まで使える。ベルディッチと戦闘をする。

ベルディッチ

ヤマの群れのNo.4の女傑のツワモノ。ケージ中央の地下最下層を守っていた幹部。

クンの炎で命を吹き返して助けられたため、恩を感じてクンに協力する。

またクンの炎のおかげで4段階擬態もできるようになる。

ルエル・モン

ヤマの群れ幹部のNo.7のヤリ使い。

幹部の中で唯一過去の戦闘経験者だが、理由もわからないまま同族と争い兄弟たちを殺したことに滅入ってしまい、現在は戦闘には全く参加せずアイドルを心の癒しとして心酔している。

しかも最近の推しは、エンドロシ・ザハード。

ケージの戦闘には参加するつもりなかったが、シビスにエンドロシに会わせてもらうという条件ですぐにシビスたちに協力する。

5段階擬態までできて、その姿は「黒炎竜」と呼び、古代種が使っていた強力なヤリを始動させなければ一回だけ投げることができる。

ルエルのオブザーバーはケージのオブザーバーと繋がっているためケージの状況はなんでもわかる。



バトラー

トールによって体を貫かれてしまう犬人。ガドの裏切りをジョーダンに伝えた。

ケル・ヘラム

FUGの元老であるハイランカー。ハイランカーの中でも長期間活動がなく、影響力や戦闘力が計り知れないブルーホールと表記されるランカー。

FUGの闇であり、闇を照らそうとする夜を殺そうとしていて、それを助けようとするエヴァンケルのことも邪魔する。

また、エヴァンケルと同じく古代種の力を受け継いでいて、牛のような古代種を秘めている。

そして、道を作ったり人をワープさせるような能力を使う。

創世期ではFUGの中でも最も強硬な戦闘派であり、隠された花園チームもケルのチームに合流して、不利な戦況を覆すためにザハード倒す計画を立てた上で、ザハードの前に辿り着くことに成功していた。

しかし、その戦いでケルの除く他のメンバーは殺害されたか捕まってしまった。

その当時は、運命を見る力を手に入れてケルは天狗になっていた。

ソー

ケル・ヘラムの道案内。背中に羽のようなものがある。

波使いのカウンターパンチのような存在で、神之水の方向を変えたり、カウンターすることができる。

また管理人の力なしで体の大きさを変えることができる。

夜がいると道が読みずらくなるし、夜がザハードみたいな雰囲気を放っているため、夜の近くにいるとイライラしてしまう。

しかし、相手の意見に共感しながら話をする思いやりのある性格をしている。

日本語版の『神之塔』では、人を餅に例えている。

ミュール

元老の代理人。元老からもらった骨格甲冑を身につけていて、気持ちの悪い見た目をしている。

甲冑のおかげで超高速移動できる。



カル・ラヒム

平和協議体議長。ケル・ヘラムと繋がっている者。

戦争を回避するために、英雄の封印を守っている。

ロー・ポー・ビア・ヤスラーチャ

ザハード軍第5軍団の軍団長。淡い青色の髪にスイカのような目をしている。

ベイロード・ドゥームを含めて、様々な人に恨みを買っている。

また犬族を支配して操ることができる。

極度の面倒くさがり屋で水を飲むのも面倒くさがる。

ロー・ポー・ビア・フシーレ

ザハード軍第5軍団第2師団長の金色のトゲトゲした体をしているハイランカー。

カフラー

ザハード軍第5軍団中隊長の緑色の一つ目のランカー。カル・ラヒムに城壁から退くように忠告する。



開戦の巣編の登場人物

開戦の巣編から登場するキャラクターをご紹介していきます。

トゥー・ラー

ロー・ポー・ビア・ヤスラーチャに連れられてきた山羊族のランカーで、ヤスラーチャの母艦でヤスラーチャを讃えさせられている。

一族の敵であるヤスラーチャには並々ならぬ恨みを持っている。

ケーサ

防衛省大臣の巨大な顔の人物。終着駅での戦闘に敗れたカラバンに激怒している。

またカラバンとヤスラーチャには総司令官からの任務を言い渡す。

桃園(別名:ワスレナグサ)

戦争を終わらせるために平和と共存の城壁に自ら封印されることを申し出た女戦士。

創世期の末期に活躍した英雄の1人で、戦争を止めために自ら封印を志願した。さらに人々が戦争時代の自分を忘れるようにと城壁内で妹以外の全員の記憶を消したと言う伝説が残っている。

みんなに平和と安らぎを与えたいと思っていて、戦いを終わらせるために自ら封印されることを申し出た。

ワスレナグサが好きで、記念碑もワスレナグサとなっている。また「ワスレナグサ」と呼ばれていた。

故郷のために戦っていたが、ザハード軍に故郷の花桃国を人質に取られ、そして故郷の人々に平和と共存のために封印されることを望まれたため、封印を承諾した。

父親はザハードが王になることを反対した国王の命令で戦場に出て死んでしまい、花の神之水を使える家系として、父がなくなった穴を埋めるために妹と必死に修行してランカーになった。

封印が解けた際はカネの記憶を引き継ぐようにしていた。

カネ

赤髪の妹。英雄の記憶を持つ唯一の人物で、毎日姉が封印された塔に挨拶にくるのが日課。

姉が封印されて会えないことをずっと悲しんでいて、ずっと会いたいと思っている。



チャー

隠された花園チームのリーダーの1人である釣り師。太始人の末裔でザハード軍からも危険人物として注視されている。

桃園のことが好きで、桃園が封印された後に悲しみのあまりチームを抜けて、たった1人でザハード連合軍に攻め入り、多数の兵士とランカーを殺して連合軍を震撼させた後に逃走して、その後連合軍の前に忽然と姿を現し自ら封印を志願した。

タロー・ヨーク

隠された花園チームのヤリ使い。白いラークのような見た目をしている。

クン・ハインド・ルチ

隠された花園チームのヤリ使い。その後、ザハード軍の第4軍団の新師団長となっている。

トロ

隠された桃園チームのランカー1人だった大きな仮面を被った男。

チャーの封印を解く証を持っていて、生まれたときからチャーのために生きてきたと語り、命と引き換えにチャーの封印を解く。



古代オッドアイ・ジャイアントコブラ

ロー・ポー・ビア家の23怪獣(現20氏族のシンボル)の一つである超巨大なコブラ。

ロー・ポー・ビアの八男

ロー・ポー・ビアの八男。古代オッドアイ・ジャイアントコブラのお使い師。

隠された花園チームには父からの伝言として桃園を封印するようにと言い渡す。

コエール

城壁都市の議長。子供の頃から浅はかで力を誇示するような人物で、さらに市民のデモを受けて、カネに平和のために封印されるようにとふざけたことを言い出した。

トンキー

封印の塔の守護者であるランカー。姉に会おうとするカネを冷たく突き放す。

桃園が封印された直後からずっと封印の塔を守っていて城壁内で1番強く、固い決意を持った人物。

英雄(桃園)に関する記憶を失っていたため他のランカーと同じく城壁から逃げ出そうとしたこともあったが、毎日姉に会いに来るカネに興味を持って、カネが姉に毎日会いに来る限り封印の塔を守り続けようと決意していた。

また記憶が失う前も国で唯一桃園の封印を反対していたいい人だった。



デリート

城壁維持軍指揮官のランカー。モヒカンのような髪型をしている。

城壁の中でも強いランカーで、代々城壁を守ってきた防衛軍の子孫。

自分の家系に誇りを持って生きていて、ランカーになった後も社会からはじけ出された者の支援にあたっていた優しい人。

しかし、あるとき弱者をこき使って利益を独占していたランカーを殺してしまった際に、そのランカーがエリア支配者が可愛がっていたハイランカーの弟だったため、命を脅かされるようになり、支援をしていた弱者たちにまで背を向けられた。

そのことがきっかけで、自分の平和だけを考えて、強い者に従うような考え方に変わってしまった。

タップ

カネの自宅に兵士を連れて上がり込んで突き飛ばした人物。カネのことを疑い、市民がカネに消えてほしいと思っていることを言い放つ。

カトラ

英雄の封印を解こうとする城壁の住民。ザハード軍が攻めてきた時こそ英雄の力が必要だと考え、命懸けで英雄を封印を解こうと仲間と共に奮闘する。

ドラ

カトラと共に英雄の封印を解こうとしたモジャモジャ頭の仲間。



ケフルマン

城壁のランカー。封印を解こうとするトロと戦う。

パン

50階のランキング管理局のレベル「下」のテストランカー。

ランカーに挑みにきた夜のテスト相手となる。選別者である夜に油断でしてかかるが…。

ロー・ポー・ビア・ハラーチャ

ザハード軍第5軍団の第3師団長のハイランカー。顔にタトゥーのようなものが刻まれている。

かなり荒々しくて好戦的な性格で、第2師団が先鋒としてヤスラーチャに優遇されていることに不満を持っている。

また城壁の戦闘ではなぜかユハンにだけ拘って戦おうとする。

ロー・ポー・ビア・ハシャーチャ

ザハード軍第5軍団の第1師団長のハイランカー。黒髪ボブに耳が生えた女性。

騒ぐハラーチャのことを騒がしいと思っているクールなキャラクター。

煙のような神之水を扱う。



ケンドリック・ディエール

ザハード軍第5軍団の第4師団長のハイランカー。蛇のようなお面をつけている。

わずかな隙間さえあればすり抜けることができる。

ナナトナ

ザハード第5軍団の別働隊団長のランカー。ネズミのような見た目のかなり小さい人物。

ヤスラーチャの本性を見たことがあり、あまりの恐ろしさに部下になるしかなかったと震えながら語る。

マッケージ

ザハード軍第5軍団の副軍団長。紫色の肌をしている。

騒ぎ立てる師団長たちを沈める威厳がある。

ポー・ビダー・ライボリック・クン

新第4軍団長のハイランカー。処分を受けたカラバンの代わりに軍団長になった。

総司令官のアドリ・ザハードの直属部隊にいたということ以外、過去も成果もベールに包まれている男。



ロー・ポー・ビア・ドココ

ロー・ポー・ビア風鳥の支派の支派長であるハイランカー。ロー・ポー・ビア家の最強戦力の一つで、家主の命令で巣の城壁の戦いに参戦する。

しかし、巣に呼び出されて賎民と戦わされることに非常に不満を持っている。

6枚の翼があるタカのような巨大な鳥を使って戦う。

ロー・ポー・ビア・ディディアーノ

元支派長の血統の上位ランカー。ラッパーのような喋り方をしている。

巣では、巨大な猿のような動物を操ってエヴァンケルと戦う。

ロー・ポー・ビア・レパブブ

ランキング278位のハイランカーのヤリ使い。支派長「代理」。

スナイパータイプのヤリ使いで、一日に2発だけ強力な神之水を込めた銃弾を撃つことができる。

そのスナイパーの着弾範囲は狭く、命中率は低いものの上位300位のハイランカーを一撃で殺せる威力を誇っている。

管理人との契約で銃弾だけは凄まじい殺傷力を誇るが、その他の能力はハイランカーの平均以下で、しかも銃を撃つたびに衝撃で体に負荷がかかって1発でも撃つと能力がガクンと下がる。

そのため、1日2発の半人前ハイランカーとバカにされることも。

子供がいて、子供たちのために頑張っているママさんハイランカー。



月下翼松のメンバー

月下翼松とは塔の77階に拠点に活動している塔の外を出たいと願う組織です。

塔から出るための道を探している者たちが集まっている集団で、創設者の1人であるウレックマジノ(ランク4位)を中心に活動しているキャラクター達です。

ウレック・マジノ

非選別者で塔のランクは4位。たった50年で最速で134階まで到達しランカーとなった塔最強の人物の1人。

また現在活動中のランカーのうち最上位の男で、たった1人で家門と勢力争いができる力を持っている超越的な存在。

塔を登る途中、100階にてアリエ・ホンの攻撃を10分間耐えるという特別試験を受けて、耐えるだけでなく互角に戦う強さを示した。

ランカーになった後はホンから77階の統治権を得て、マジノは白蓮という人物に統治権を譲ったあと、白蓮とともに77階に月下翼松を設立した。

1%の力でユリと互角に戦うFUGのスレイヤーであるカラカを圧倒するほどの力の持ち主で十家主であるグストアンを見下せるほど強い。現在活動中のランカーの中では最強と言われている。

「ベイビー」がうち癖。ガラム・ザハードのことが好き。

白蓮(はくれん)

ランク9位で77階の統治者。ウレックマジノとは親友であり、月下翼松の共同設立者でリーダーを務めている。

歴史上最も才能に恵まれた波使いとして有名で、塔での影響力は十家主に相当する。

白蓮は中間区域の孤児として生まれ、住むところもなく放浪しながら、人との接触を避けて森へ移動して長い間暮らしていた。

森にいるときに神之水の扱いを身につけて、ヘドンに選別されて塔に入ることになる。

そして、すぐにランカーになった後にまた森に戻って生活をしていたが、マジノが白蓮の噂を聞きつけて白蓮の森にやって来る。そして、2人はすぐに親友となり、マジノが塔の外の話をよく白蓮に聞かせたため、白蓮は塔の外に興味を持つようになる。

白蓮はどんどん塔の外への想いを膨らませていき、それをマジノに伝えたところでマジノは喜んで、塔の外を目指す提案をする。しかし、白蓮は森を離れることができないという理由で断った。

マジノはこれを聞いた後「それではこの森に羽をつけ これらの木々がお前の行くところどこでもついてこれるようにしよう」と言って、雷のような咆哮で森の全てを吸い込んで、巨大な森を握りこぶしほどの大きさに圧縮して、羽の付いた箱に入れて白蓮に送った。

白蓮は非常に喜んだが、白蓮が運ぶには重すぎたため箱はマジノに譲り、羽のついた箱は2人の友情のシンボルとなった。

その後、森は塔77階に移されて、月下翼松が結成されて、本拠地が77階になった。月下翼松(ウィングツリーとも呼ばれる)の名前の由来は2人の物語からきている。



ユジュ

マジノの仲間の執事のような見た目をした人物。

ハツリング(ブルーベリー)

ユリ姫の仲間のクン家の者。クンの灯台をハッキングしたりする。

「ブルーベリー」と呼ばれている。塔77階ではゲームセンターを開いている。

ローやクウォントなどと会い、彼らに協力している。

氷苺(おそらく仮名)

ユリ姫の仲間のピンクの髪に赤い服を着た少女。

ラウレが「バケモノみたいな奴」と思うほど強いらしい。

そして、性格は好奇心旺盛そう。

クルダン

波使いで、断術師である。レンは断術師であるクルダンを「ユリの切り札」と言っている。しかし、神の水に対する抵抗はあまり強くないようでユリから馬鹿にされている。

エヴァンのことは「兄貴」呼んでいて慕っているようである。



ザハードとザハードの姫関連の登場人物

塔の王であるザハードと、その娘であるザハードの姫たちをまとめてご紹介していきます。

物語のカギを握る重要なキャラクターが多く登場します。

ザハード

塔の王として神のような存在であり、最も偉大な存在。ランクは3位。

古代、塔内には文明が存在しておらず、塔に入ってきたザハードは自身の帝国を建国する。10人の戦士たちと134階をクリアしたザハードは塔で初めて管理人と契約を結び、134階の統治権を得るようになる。

管理人との契約により、塔の住民は断固としてザハードを殺すことはできない。またザハードには血の繋がっていない娘が何人もいる。

塔に入った当時は偉大な冒険家であったが、現在は隠居していて、夜の存在を恐れている模様。

アドリ・ザハード

現在活動中の姫のうち最強と言われているザハードの姫。ランクは7位タイであり、ザハード軍部の最高権力者。

唯一ザハードから直接命令をうける人物で、さらに金の11月(十三月シリーズのうち唯一のS級武器)を持っている。

黄金の髪と美しい容姿から男女共にファンが多く、寡黙で冷静な性格として知られている。また世俗的な問題には興味がなく、いつも横たわって空想に耽っている。

A級選別者の時に、選別者で唯一公式的にランカーに勝ったことがあり、ランカーになってからすぐにハイランカーになって、さらに総司令官の座にまで上り詰めた。

しかも、ランカーになる前からハイレベルのランカーを難なく倒すことができたほどの実力の持ち主であり、記録によると、エンザハード事件の前にガラムと一度だけ戦っている。

そして当時ランカーになってから100年経たないほどですでにガラムを圧倒していた。

ポジションは釣り師で、あだ名は塔で最強の神海魚に由来する「殺人鯨」。ザハード親衛隊の隊長であるが、活動に参加するのは稀。

揺るがないとても頑固な性格をしている。

ユーラシア・エン・ザハード

十家主二人の血を継ぐ最強の血統を持ち、無色の十二月を受け継いだザハードの姫。

いがみ合っていた家主たちですら認めざるをえないほど圧倒的な力を持っていて、残酷なザハードの姫の競争に終止符を打つかに思われた存在。

しかし、途中で狂ってしまい、暴走してザハード家の人間を殺し、謎の迷宮に入り込んでしまった。

実は、ザハードの秘密を知ってしまい、そのことをザハードに問い詰めたが残酷な秘密だけを返されていた。



アナク・ザハード(母)

姫に選ばれてすぐにランカーになった後、その能力を求められて緑の四月を授かったザハードの姫。

しかし、ひとりの男と恋に落ちて、王に隠れて愛を育んだ。

そして、子供ができたため、アナク・ザハードは子供を産む決意をして、駆け落ちして子供を産んで暮らすようになった。

それを知って怒り狂ったザハードの命令によって、殺害されてしまう。

ラッフェルリスタ・ザハード(レフェリスタ・ザハード)

暗い部屋でお菓子を食べながらゲームをしているひきこもりのザハード家の姫。

塔最強の灯台であるオペラを持っていて、塔内の出来事に精通している。

そして、なにかを企んでいる様子を見せる。

またザハードの姫でありながらも、塔をのぼることをやめた唯一の人物。

アルミック・エドロック(アールルミーク)

ラッフェルリスタ・ザハードの道案内(兼執事)。夜の持つ力を知っているかのような発言をする。

エヴァンからは「さん」付けで呼ばれているため地位は高そう。

クン・マスチューニ・ザハード

ザハード家の姫。黄の五月の主。ユリ・ザハードとは、挑発し合う仲。

血の匂いが充満しないと戦う気になれない。

塔の強者を全員参戦させた戦いを起こして塔を血まみれにしたいと考えている鬼畜で、そのために真田ユタカを利用しようとする。

ずっと前から古代の書物を読みながら、その戦いがいつか自分の目の前で起こる瞬間だけを心待ちにしている。



マリア

毎日が権力争いの地獄のようなクン本家で育ちながらも、優しくて純粋で人の気持ちを考えられる異質な存在だったクン家の少女。

その異質さに魅了されたクン・アゲロ・アグネスの策略によって、ザハードの姫になった。

家門のザハードの姫の最有力候補だったクンの姉の手強いライバルで、クンの姉に勝つために姉の弱みを知るであろうクンに接触を持ちかけて手を組んだ。

ユリア

185話で名前が登場した。その当時ユリアはじきにザハードの姫になる存在であり、美しさと力を持っていた残忍な人物であった。

そして、彼女を見たためにリップルレッゾは両目と一族を失った。

ロー・ポー・ビア リーリャル・ザハード(妹)

双子のシーリャル・ザハードと一緒にD級三強の最強である金髪のザハードの姫。ロー・ポー・ビア家出身で、双子でチームを組んで塔を登っている。

エンドロシのことを嫌っている。

エンドロシを蹴落とすために、アナクとの関係をエサにしてカイザーの名前を奪うという「ゲーム」を提案した。

ロー・ポー・ビア・シーリャル・ザハード(姉)

双子のリーリャル・ザハードと一緒にD級三強の最強である赤髪のザハードの姫。ロー・ポー・ビア家出身で、双子でチームを組んで塔を登っている。

子供の頃に趣味で剣術を習っていたが才能がなくてすぐ辞めている。しかし、レイピアを使って戦うことがある。

妹と違ってエンドロシを嫌いな訳ではないが、エンドロシが姫らしく行動しようとしないことをよく思っていない。



アリエ・ローゼ

ヘンド・ロック・グラッドメリー・ザハードと派閥争いを繰り広げている選別者の姫。

ヘンド・ロック・グラッドメリー・ザハード

アリエ・ローゼと派閥争いを繰り広げている選別者の姫。

ガラム・ザハード

死の階のノースシティにいて、遥か昔に十三月を2本持って消えたザハードの姫。

十三月を2つ同時に始動して狂ってしまったユラム・ザハードの双子の妹。

ザハード家の真実を知りすぎてしまったためにザハードを裏切った。さらに夜に関することなども多くのことを知っている。

ユラン・ザハード

十三月を2つ同時に始動して狂ってしまったザハードの姫。

ガラム・ザハードの双子の姉。

ザハード家から下された任務中に強敵に出くわし十三月二つを同時に始動させた結果、暴走して精神をやられ、近くにいた味方と姫一人を殺害し、妹のガラム・ザハードによって殺された。



十家主たち

ザハードと共に最初に塔をのぼった偉大な戦士たちである家主をご紹介していきます。

序盤ではほとんど登場しませんが、いずれも重要なキャラクターとなっています。

アリエ・ホン

アリエ家の家主であり、十家主の中でも最強の家主と言われている。ランクは5位でハイランカー。

アリエ式剣術を操る釣り師であり、あだ名は「白い剣」。

78.79.91~93.95~100階を治めていて、100階ではアリエ・ホンの攻撃に10分間耐えるという特別な試験を行うことで有名。そして、この試験でウレック・マジノはアリエ・ホンと互角に戦ったため、塔で初めてホンの試験を通過しマジノの知名度は一気に上がった。

そして、ホンはマジノに褒美として77階の統治権を与えた。

80~90階の統治権をめぐっては、クン家とライバル関係にある。

また塔に入る前には、ザハードに10回挑んで全て敗北したため、ザハードに使えて塔をのぼることになった。

クン・エッドアン

クン家の家主であり、ランク6位のハイランカー。

気性が荒いことで有名で、自尊心が強く戦いを好んでいる。

また多くの妻を持ち、不品行なことでも有名。そして多くの子供たちがおり、戦いが絶えなかったため「公的な戦い」として年に一度息子同士での戦いを行わせている。

クン家は10才になるとこれに参加させられ、勝てば真の息子として認められ家紋をつけることを許されるが、負ければ捨てられて家紋も取り上げられてしまう。

釣り師であり、ヤリ使いであり、電術師でもあり、エッドアンの巨大な電槍は強力で圧縮していない状態だと塔の半分を貫くと言われている。

また塔最強のヤリ使いであり、接近戦闘能力においてもアリエ家や真田家と並んで十家主の中でも特に強いと言われている「ヤリの神」のような存在。

塔の高ランクのアイテムをよく集めていて、それらを宝庫に保管している。

真田ユリン

ランク10位の真田家の家主。

女性であるが、非常に積極的で大胆な性格をしていて、十家主の中でも先頭に立って戦いに参加していた。

ユリンは非常に荒っぽいが、知的な戦い方をしていて、釣り師・捜索者のどちらもこなすことができる。そのため、戦場の中を優雅かつ柔軟にかき分けて進んでいく力を持っている。また、神之水による身体強化を初めて行った人物でもある。

家主となった後は真田家の運営は滅多にせず、象徴としての家主であり、戦闘にも参加していない。



トゥ・ペリー・トゥペリー

「神の目」のあだ名を持つ、ランク11位のハイランカー。塔内最初の灯台守りであり、トゥ・ペリー家主。

彼女は灯台守りのチーム内におけるコミュニケーション仲介システムの先駆者でもある。

塔を登った後は、十家主の中では最も活動的な人物の1人として工房と共同して多くのアイテムを創り出した。

創り出したアイテムで最も有名なものは塔最強の灯台であるオペラ。

オペラは使用者の神之水を(理屈や境界を越えて)無限に拡張し、灯台守りの究極の夢を叶えさせる。また、アーマーインベントリーを凌ぐ防御機能を持つ。さらに全ての灯台に対して、オペラには死角がない。

良質な浮遊石と多くの入手がほぼ不可能な物質でできているために、現在三つしか作られておらず、今後も作られることはないとされる。

3つのオペラのうち、1つはトゥペリー本人が所有している。ただし彼女はそれよりも上の「神の目」と呼ばれる灯台を使っている。またオベラ所有者は他にもレフェリスタザハードなどがいる。

彼女はザハード一行の中でも非常に物知りで知能に優れ、才能豊か、革新的であった。そのため戦略家としてザハードに仕えていた。

ユーラシア・ブロッサム

ランク13位のハイランカー。ユーラシア家主で神之水制御は十家主随一と言われている。神之水は非常に荒々しく予測できないため、十家主でさえ彼女が神之水を使い始めると慌てて避難したらしい。

しかし、怠惰な性格なため、よく他の十家主たちに怒鳴られていた。

可愛らしくきらびやかな服を着ていて、子供っぽい見た目のために「花海老」というあだ名をつけられている。

彼女は神之水制御について隣に並ぶ者はいなかったが、塔を制覇した後は塔の政治に一切関わることはなかった。また、自身が統治する階層で家門の世話をすることもなかったため、彼女は他の家主からしばしば批判を浴びた。

ポー・ビダー・グストアン

ランク14位でポー・ビダー家の家主。神之水の研究に熱心で、塔内でも1番有名な波使い。

工房戦の責任者の代わりに工房戦に現れて、夜とFUGに関する全ての事象をコントロールしていたように思える行動をしていた。

そして、謎の人物と意味深な会話をしていたり、夜の動向を見守るような発言をしている。

またラヘルに強力なアイテムを渡したりと、ザハードの意に反するような行為をしている。狙いは不明。



FUGの主要キャラクター

ザハードや十家門を殺すことを目標にしている犯罪組織のメンバーをご紹介していきます。

主人公の夜に関わるキャラクターも多いので、注目必須です。

グレイス・ミルチア・ルースレック

塔の犯罪組織FUGのリーダーであり、No.1スレイヤー。

ザハードたちと共に塔を上っていた非選別者の1人であるVに仕えていた。

夜が逆境の中で成長するのを待っている。

真田ユタカ

FUGだけど悪い人じゃない十家門キラーで有名な古代のハイランカー。

ビオレの武術の師匠。ビオレのことが大好きでビオレの自慢話ばかりする。またビオレの意見には尊重する。

FUGのために家門を捨てた過去がある。そして家主に売られた女のために家門の流派を滅ぼし、真田家の殺人鬼とも呼ばれている。

カラカ

FUGのスレイヤーの1人。真田ユタカの弟子でもあるが、トゲを持っている夜を何度も陥れようとする。

また王野と同じ目の色をしていて、王野と同じザハードの紋章の入った指輪を持っていて、物語でも重要な役割をする人物。

ウレック・マジノの1%の力にボロ負けしてしまうが、ユリ・ザハードとは互角に戦い、何度死んでも蘇る力がある。

また97階に基地を持っている。

ホワイト

11人のスレイヤーの1人で「10番目の権座」にいた人の命を弄ぶ極悪無道
なスレイヤー。

過去の事件で数え切れない人の命を奪ったため、ザハードの姫に討伐されて力を失い、スレイヤーの座から引きずり下ろされている。

その後、力を分けてスレイヤーの座を取り戻すために地獄列車に忍び込んだが、ボーロたちに邪魔をされて自身も列車に閉じ込められてしまう。

もとは、ホアキンやヴィセンテなどアリエ家の兄弟が家主である父親を超える強さを手に入れるために、ホアキンの見つけた古代の悪魔が残した「食魂の呪術」を使ってお互いの魂を食らって兄弟が一つになった生まれた存在。

ホワイトの武器は呪術で吸収した魂の力によって強化され研ぎ澄まされる。そのため、武器が壊れてもホワイトは自分の好きなように武器を作り直すことができる。

ベイロード・ヤマ

スレイヤーの1人であるハイランカー。闘犬の神。

FUGとスレイヤーの中でも指折りの金持ちで、ケージ内には商業エリアを完備している上に、スポーツやエンターテインメントで儲けている。

普通の犬族と違って眠りが冬眠のように深くて、一度寝ると脅威を感じない限り、朝まで目を覚ますことなく絶対にない。

また寝ているところを起こされると、建物内にいた部下全員が犠牲になり、建物が半分以上吹き飛んだこともあった。

もともと群れをなして生活することに向いていなくて、常に自分が満足するまで食べて寝て楽しむという生活を送っている。

そんな自分勝手な生活をしているが、実は犬族たちのことをとても大切に思っている。

また自分のことを恐れる者の神之水に対して、100%の抵抗力を持つようになる特異体質の持ち主。そして犬族で唯一全身擬態できる。

ペフォメモール・セト

スレイヤーの1人。マドラコたちの神。

ソフィア・タン

FUGのハイランカーの元老。戦争反対の強硬派の一人だが、夜に興味を持ち出している。



その他の登場人物

その他の分類が難しいけど、重要なキャラクターをご紹介していきます。

ペンタミノム

ランク1位で、塔で唯一の時軸使い(時間と空間を自在に操る神のようなポジション)。そして非常に危険な非選別者。

ペンタミノムは塔に突然現れるとザハードの宮殿に侵入し、ザハード王室のハイランカーを皆殺しにする「ザハード宮殿侵入事件」を起こす。その事件で非選別者の危険性が強烈に印象付けられた。

神のような存在であり、謎が多い人物。

エンリュウ

ランク2位の非選別者の1人。そして、ザハードの統治下において、門を自分で開けて入ってきた最初の人物。

不死である管理人を殺害したことで有名で、神之水を使って生命を創造したなどの伝説も残っているが、謎が多く現在は何をしているか不明。

43階はエンリュウが管理人を殺したため管理人のいない階となっていて、そこに物語の重要なパーツである「トゲ」が残されている。

エンリュウは9000もの放を槍に変換して攻撃することができ、エンリュウの周囲の神之水が赤く染まることが特徴的。

モリック・ウォン・P.GR

身長が739cmもあり、ランク12位で三領主の1人。

すべてのポジションをこなせると言われている。

三領主は塔で非常に強力な力と権威を持ち合わせており、1000年毎に交代している。

アゲロの母親

戦いに負けたため塔を追放されることになったアゲロの母親。アゲロに何度も謝る。



クァドラド

その昔に十家主と一緒に旅をしたハイランカー。

クラノスという最強の武器の一つを所持していた。

アルレン・グレイス

ザハードの忘れない初恋の人。十家主と一緒に塔に入ってきて偉大な旅を共にした仲間であり、神秘的な呪術を扱うことができた非選別者。

ザハードの求婚を断って、共に塔を上った隠された非選別者であるVと婚約していた。

塔を上ることをやめたザハードと鍵を奪うために戦争を起こし、それに敗れて追われる身となっていた。

さらにVとの間にできた生後間もない赤ん坊をザハードによって目の前で殺害されてしまう。

その後、子供を失った喪失感とザハードに対する怒りから正気を保つことができなくなり、何度も自殺を試みるが、不死の体であるため死ぬことができなかった。

そんな自分を見て、最愛の人であるVが自ら命を絶ってしまい、それから塔を出る方法を本当に長い間探した。

そして、アルレンはザハードも管理人もいない場所を見つけることができ、ザハードに殺された子の体を「外部」の「神」に捧げて蘇らせて、愛する人の敵討ちと自分たちが始めた戦争に終止符を打ってくれることを願った。

V

十家主と一緒に塔に入ってきて偉大な旅を共にした仲間である隠された非選別者。

FUGの現首長であるルースレックの君主であった。

塔を上ることをやめたザハードと鍵を奪うために戦争を起こし、それに敗れて追われる身となっていた。

アルレン・グレイスとは婚約していて、その間に子供もできたが、その子供をザハードに殺害されたことでアルレンが狂ってしまった。

アルレンの狂った姿に耐えきれず、なぜか不死の契約を結んでいなかったVは、アルレンに「すべてを忘れて仲間のもとに戻って幸せに暮らせ」という遺言を残して自ら命を絶った。

またグストアンからは、「出会った中でも最悪の人間だった」と称されている。

しかし、エッドアンのデータからは仲間の中で塔の王を選ぶならVを選ぶと言われていた。

力をつけるほどにだんだんと他人への関心が薄れていった他の十家主とは違い、塔の住民にも深い関心を持っていた。

そしてザハードとは対照的に、絶えず普通の人間に近づこうとする男だった。

張力がずば抜けていて、誰も張力はVに敵わなかった。



キャラクター以外にも、伏線とその回収ををまとめた記事もご用意しているので、興味がありましたら是非ご覧ください。伏線などを知るとより神之塔を楽しめるかと思います。

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