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『ふくらみふくらむ』でっかい男女の恋模様を描くラブコメ漫画のネタバレ感想

ふくらみふくらむ水瀬マユ作品集

「でっかい」男女の恋模様を描くラブコメ漫画『ふくらみふくらむ』のネタバレ感想

 

おっぱいの大きい女の子の甘酸っぱい恋模様を描く、ラブコメ漫画『ふくらみふくらむ』。

可愛いキャラクターとコミカルなストーリーが人気の水瀬マユ先生による、全4話、1巻完結型の作品となっています。

そんなキャラクターの魅力がぎゅっと凝縮された『ふくらみふくらむ』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

とにかくでっかい『ふくらみふくらむ』のあらすじ

ふくらみふくらむの胸が大きい盛盛実乃梨(もりざかりみのり)出典:「ふくらみふくらむ」、著者:水瀬マユ、出版社:双葉社

胸のおっきい女の子の恋模様を描く、『ふくらみふくらむ』の設定やあらすじをご紹介していきます。

主人公たちの甘酸っぱい恋模様を描きつつも、コミカルなテンポが特徴のラブコメ漫画です。全4話、単行本1巻完結とコンパクトな構成も相まって、とても読みやすい内容となっております。

作品の設定や概要

  • 著者:水瀬マユ
  • 出版社:双葉社(漫画アクション)
  • ジャンル:恋愛、ラブコメ

『ふくらみふくらむ』は胸の大きい女の子が、胸を見ずに話してくれる先輩へ片思いをするシチュエーションから始まるストーリーとなっています。

先輩の飲み会での「あんま大きいのは好きじゃない」発言を聞いてしまい、大きい胸をなんとかしようと試み、振り向いてもらおうと奮闘するものの…。

そして実は、先輩にも人に言えない悩みがあって…?そんな2人の恋愛模様が展開していきます!

あらすじ

生来のドジな性格と巨乳ゆえ、足元がよく見えなかったり胸元のボタンがすぐ飛んでしまったりと、失敗してばかりの実乃梨。

人の目線も気になってしまうため男性としゃべり慣れておらず、24年間彼氏ができたこともなかった。

そんな実乃梨は、会社で唯一「胸じゃなくてちゃんと私の目を見て話してくれる」3歳年上の先輩・金城に片思いをしていて……。

引用)コミックシーモア



可愛さもでっかい!『ふくらみふくらむ』の主な登場人物

水瀬マユ先生の作品と言えば、何と言っても可愛いキャラクターたち!

そんな可愛さ満点な『ふくらみふくらむ』の登場人物を紹介していきます。

盛盛 実乃梨(もりざかり みのり)

会社の総務部で働く24歳OL。名前の通り胸が「でっかい」。社内でもいやが応にも目立つほどで、本人は胸をコンプレックスに思っている。

見た目も可愛らしく社内でも有名人だが、「でっかい」ことで自分に自信が持てず、彼氏いない歴=年齢。

胸が大きいことで人の目線に敏感。おっぱいが大きいことによる失敗=おしっぱいを日々繰り返す。

そんな中、唯一目を見て話してくれる金城に好意を抱いている。しかし、金城の「あんま大きいのは好きじゃない」発言を聞き、ダイエットを決意。彼になんとか振り向いてもらうため「でっかい」胸をなんとかしようと奮闘する。

金城 玉ノ輔(きんじょう たまのすけ)

みのりの職場の先輩。27歳。マイペースで無口だが、清潔感のあるビジネスマン。

祖父に子孫繁栄を願ってつけられた名前だったが、その名の通り「でっかい」男に育ってしまう。

みのりと話すときも、胸ではなく目を見て話すイケメン。…かと思いきや、彼も「でっかい」ことにコンプレックスがあり、それがみのりの胸を見れない理由だった。

それを隠すため、私服は爽やかな見た目に反してダボっとしたB系。「でっかい」ことで過去の恋愛でトラウマがあり、恋愛をすることは諦めていた。

塚本先輩(つかもとせんぱい)

みのりの総務部の先輩。できるキャリアウーマン風で、みのりにも信頼を置く。

しかし超酒乱。酔うと大声でカップ数をバラす、みのりの胸を揉むなどセクハラ上司としてやりたい放題。

男装趣味があり、胸が大きいことを思い悩むみのりにサラシを巻いてあげる。おもちゃとして面白がっている節もあるが、なんだかんだいい先輩。

ワンダフル(わんだふる)

金城が飼っているメスの黒柴犬。ネーミングセンスが独特。



展開の早いラブコメ!ラストは…!『ふくらみふくらむ』の3つの見どころ(ネタバレあり)

ふくらみふくらむのみのりの胸を見ない金城玉ノ輔出典:「ふくらみふくらむ」、著者:水瀬マユ、出版社:双葉社

『ふくらみふくらむ』では2人の恋模様を中心に、たくさんの見どころがあります。お話自体は短い分、早いスピードで展開するストーリーにラストまで目が離せません!

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つご紹介していきます。

コミカルなドタバタ劇!キャラクターの可愛さ

『ふくらみふくらむ』はコミカルなテンポで進むストーリーとなっており、終始明るく愉快なテンションで展開していきます。

そもそもキャラクターの名前が「盛盛(もりざかり)」「玉ノ輔(たまのすけ)」の時点でシリアスな空気はゼロです笑

また、職場の上司である塚本先輩も、普段は美人でキリッとしているのに、お酒の場ではただのセクハラ親父と化してしまいます。

登場人物は少ないながら、キャラの濃い登場人物たちの掛け合いに、笑っちゃうこと間違いなしです。

「でっかい」コンプレックスに向き合う姿

一方、2人の「でっかい」ことに対してのコンプレックスと、それをどう乗り越えていくかが『ふくらみふくらむ』の大きなテーマでもあります。

好きな人のためにお互い頑張る姿や、自分のコンプレックスと向き合い乗り越えていく姿は、様々な形でコンプレックスを抱えている人ならば、誰しも共感し、勇気付けられることでしょう。

そんな2人のひたむきな恋模様に注目です!

どうなっちゃうのか…2人の恋の結末

そんな2人の恋の結末が『ふくらみふくらむ』の見せ場でもあります。短いストーリーなので、余計な遠回りはなくサクサクと展開していきます。

積極的にアタックを仕掛ける可愛いみのりの姿に、ドキッとする人が続出するでしょう。

男性はドキッとしながら、女性はキュンキュンしながら、2人の恋の行方を最後まで見届けてみてください。

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水瀬マユ先生の作品集『ふくらみふくらむ』はこんな人におすすめ

『ふくらみふくらむ』は、コミカルな恋愛模様が好きな人に特におすすめの作品となっています!

『いちご100%』や『初恋限定』などで一世を風靡した、河下水希先生の作品が好きな方は、絶対に『ふくらみふくらむ』も好きになると思います!河下作品を彷彿(ほうふつ)とさせるような、甘酸っぱいストーリーに注目です。

作者の水瀬先生は、普段中高校生が主人公のお話を描くことが多いそうで、社会人の2人を主役にした『ふくらみふくらむ』も、「なんだかドタバタしたいつも通りの自分のマンガ」になってしまったそうです笑。

24歳設定のみのりの、なんだか子どもっぽさが抜けない雰囲気にも注目しつつ、『ふくらみふくらむ』を是非ご覧になってみてください。

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「でっかい」人間になるために。管理人の思う『ふくらみふくらむ』が伝えたいこと(感想)

ふくらみふくらむの金城の言葉で変わったみのり出典:「ふくらみふくらむ」、著者:水瀬マユ、出版社:双葉社

『ふくらみふくらむ』は、自分のコンプレックスも含めてありのままの自分でいることの大切さを伝えたいように感じられます。

自分の胸の大きさで悩んでいて、なかなか前に進むことができなかったみのりは、金城の「自分の一部だろ?」の一言で前向きな気持ちになります。

好きな人のためだとしても、自分を偽るのではなく、自分は自分なのだと堂々とする。それが「でっかい」人間になるための秘訣なのだと気付かされるのです。

終始ポップな雰囲気で進行するラブコメながら、最後に心に残る良作だと思いました!是非『ふくらみふくらむ』をこの機会にご覧になってみてください。

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まれ
漫画は勢いと感情で読むタイプ。 SLAM DUNKが人生の教科書。バスケがしたいけど最近運動不足気味。筋肉痛は2日後に来る。
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