SF・ファンタジー

『怪物公爵と契約公女』漫画のネタバレ感想|蔑まれた幼女が幸せになる養女溺愛ファンジー

怪物公爵と契約公女

『怪物公爵と契約公女』漫画のネタバレ感想|蔑まれた幼女が幸せになる養女溺愛ファンジー

 

家族に虐待され続け、挙げ句の果てに殺されたかけたヒロインが、怪物と呼ばれる公爵家の養女になることで大切にされ、幸せになっていく養女溺愛ファンタジー漫画『怪物公爵と契約公女』。

ヒロインのレスリーの蔑まれた日常に胸を痛めながらも、サルバトール家で愛されるレスリーの姿に心があったまり、涙腺が緩くなる微笑ましい物語が広がっています。

レスリーが自分の子どものように可愛く思える『怪物公爵と契約公女』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

ピッコマで大人気の『怪物公爵と契約公女』のあらすじ

ピッコマで連載されて人気沸騰中の養女溺愛ファンタジー『怪物公爵と契約公女』の設定やあらすじをご紹介していきます。

読めば、強く可愛く生きるヒロインのレスリーの虜になること間違いなしです。

作品の設定や概要

  • 著者:MinJakk
  • 著者:Liaran
  • 出版社:Kakao Page Corp.(ピッコマ)
  • ジャンル:ファンタジー
  • 話数:58話(連載中:2020年11月29日現在)

 

『怪物公爵と契約公女』は、姉のための生贄として家族に蔑まれながら育てられ、挙げ句の果てに炎の中に放り込まれたヒロインのレスリーを描いた作品となっていて、設定は以下のようになっています。

作中のルーカディウス帝国ではすべての子供は親の保護下に置かれることが法律で決められている。

そのため、ヒロインのレスリーは家を離れたくても成人になるまでの6年間、スペラード家から離れることはできない。

闇の力:ルーカディウス帝国の上位貴族たちは魔力・神力・精霊術など様々な力を持っている。中でも最も強力だと言われているのが、ヒロインのレスリーがいるスペラード家の秘法「闇の力」。

しかし、ある時から闇の力を持つ子供が生まれなくなり、スペラード侯爵家は衰退の一途を辿っていた。

スペラード家では、スペラード家の特徴である金色の髪と緑色の瞳をした長女・長男に力を与えるために、次女・次男で灰色の髪をした者を生贄として捧げてきた。

サルバトール公爵家:この国の建国前から存在する王室よりもっと深い歴史を持つ公爵一家。

人々は彼らのことを「怪物公爵」と呼んでいる。

圧倒的な魔力と武力を持ち、戦の度に前線に立ち、多くの武功を挙げてきた。

初代サルバトール公爵は敵陣に一人で乗り込んで王の首を素手でもいでしまったとも言われている。

そしてその力はスペラード家や他の上位貴族たちとは違い年々力を増していて、現サルバトール公爵も現役を退く前まで数々の武勇伝を残し、二人の息子もまた公爵に劣らない強大な力を持っていると言われている。

帝国の権力は、王室と王室の血を引くアイテラ公爵家とサルバトール家とその他の3つの侯爵家の4つの勢力に分かれている。中でも公爵家は王室派と反王室派の2つに分かれていて対立していると言われている。

あらすじ

スペラード侯爵家の次女「レスリー」。 彼女は愛される為であれば、虐待されても大丈夫だった。

ある日、姉の代わりに生贄として捧げられることになった時…その期待は裏切られた。

闇の力を得た「レスリー」は成人になるまで自分を守ってくれる人を探し、帝国で怪物だと言われている「サルバトール公爵」と取引をしに行くが…

「私を養女にしてください、帝国一の闇使いの力を手にすることになるでしょう。」

帝国唯一の公女であり、闇使いになることを契約したはずが…

養女溺愛ファンタジーが今ここに始まるー

引用)ピッコマ



優しさに溢れたキャラが多い『怪物公爵と契約公女』の主な登場人物

『怪物公爵と契約公女』には、怪物と呼ばれながらも実は優しいサルバトール家の人たちや、レスリーに優しく接する心温まるキャラクターがたくさん登場します。

そんな優しさに溢れてキャラクターたちやレスリーにひどい仕打ちをしてきたスペラード家の人たちなど登場人物をまとめてご紹介します。

レスリー・スペラード

スペラード侯爵家の次女。家族や使用人たちから蔑まれて生きてきた灰色の髪をしたヒロインの少女。

姉のための犠牲となる存在として育てられていて、家族から肉体的・精神的に虐待されても愛されるために耐えていた。

そして最終的に、父親の手で火の中に放り込まれて死にそうになるが、闇の力に目覚めて助かる。

闇の力では死んでいった子どもたちの声が聞こえていて、レスリーだけでも「生きて」と言われている。

そして、スペラード家の真実を知ったため、今まで犠牲になった子どもたちのためにスペラード侯爵家を滅ぼして仇を取ろうと考えるようになる。

その結果、怪物と恐れられるサルバトール公爵に養女にするように頼み、スペラード公爵家を永久に没落させて欲しいともお願いする。

ちなみに、レスリーの持つ闇の力は建国時の闇使いと同等かそれ以上に強力。

成人になって愛する人と結婚して子供を授かって、好きな本を読みながら家族と食卓を囲むという普通の暮らしがしたいと望んでいる。

アシュラ・ベルカン・サルバトール

顔の右半分を仮面で隠している怪物と呼ばれる高身長の女性の公爵。

そろそろ休みたいため、条件に合う子どもを探している。

そんな時、レスリーの聡明さや可愛らしい見た目を気に入り、将来性も考慮してレスリーを養女にすることを決めた。

争いや反乱で女子供や老人ばかりが犠牲になるのを嘆いている優しき人でレスリーにもとても優しく接する。

また、あまり騒がしいのは好まない。

ベスラン・ラエル・サルバトール

リンツェ騎士団長を務めるサルバトール家の長男。あまり愛想はよくなく、子どもは苦手だが、レスリーにはとても優しい。

母親から「ベス」と呼ばれるのは嫌がっている。

ルーエンティ・アドル・サルバトール

サルバトール家の次男で赤髪の青年。有名な魔法使いでレスリーに理論を教える。

スペラード家の人間に強い敵対心を持っていて、はじめはレスリーに対しても意地悪のようなことをするが、レスリーが優秀で自分の一番好きな哲学者の「ナイロキアの理論」まで読んだことを知ると、一気に心を許すようになる。

さらにはレスリーのことを「天才」と褒めちぎる。



サイレーン・デルパ・サルバトール

アシュラ・ベルカン・サルバトールの夫でベルランとルーエンティの父親。

お柄で圧がすごいが、とても優しい心の持ち主で、ずっと娘が欲しかったのもあり、レスリーを快く迎え入れる。

傭兵出身のため言葉遣いはあまり良くなく、子どもの教育には悪い。

レスリーの可愛さにいつもメロメロになっている。

またレスリーには今まで苦しんできた分幸せになって欲しいと思っている。

トロワ・ベッシュ・スペラード侯爵(父)

レスリーの父親。

長女と次女を完全に差別していて、次女のレスリーは長女が闇の力を得るための犠牲としか考えていなかった。

また自分の名誉のことしか考えていない強欲で愚かな男。

そして、レスリーに力があるかもしれないと思ってからは、長女のエリーを王室に嫁がせて、レスリーを紛争のある戦地に送って、王室からの持参金に戦功の褒美をもらって、さらに2人のどちらかに後継者を産ませて、権力・名誉・富をすべて手に入れようと企む。

またレスリーに力があるかもと思い始めてからは、あからさまにレスリーに対する態度を変える。

さらに何かうまくいかないことが起こるたびに、周りに暴力を振るう酷い性格をしている。

デリエール(母)

レスリーの食事を抜くことや精神的な虐待をする母親。また、あからさまにエリーだけを可愛がっている。

エリー・ディアロン・スペラード

レスリーの姉。レスリーが犠牲になることで、自身が闇の力を獲得するはずだったが、レスリーが生贄にはならなったので、闇の力は手に入らなかった。

スペラード家の特徴である金色の髪と緑色の瞳を授かって大切に育てられてきたため、かなり高飛車な性格をしている。

レスリーのことをいつも虐げていて、レスリーが犠牲にならずに闇の力を手に入れたことで、レスリーに激しい憎悪を抱くようになる。

また、いつも自分の非は認めないで、全部レスリーのせいにする。



アーレンド王太子

エリーの婚約者。

コンラッド・アペ・アイテラ

神殿でレスリーが転びそうになったところを助けた金色の目をした銀髪の優しい青年。

アイテラ公爵家の長男でルーエンティの友達。

セントルーア神殿の騎士団に所属している。

また聖騎士であるため他の力を鎮める力があり、レスリーに神学と神語を教えることとレスリーの力が暴走してしまった時の保険をサルバトール家から頼まれる。

そして、会うたびに表情を変えるレスリーに興味を持ち、もっと仲良くなりたいと考えるようになる。

実は女性とほとんど接していなくて見た目によらず少しシャイで、異性に触れるのは苦手。

シーナ・ドランテス

サルバトール公爵家の執事長をしている片眼鏡をかけた女性。レスリーにはすぐに心を掴まれる。

ルーア

レスリーの言葉を全く信じない教育係。レスリーの乳母。

自分のことばかりでレスリーのことは露ほども考えていない。



マーデル・デルピエン

サルバトール家でレスリーの身の回りのお世話をする侍女。そばかすのある茶髪の女性。

レスリーがどこか変わっていることに気がつき、大切に思いながら接していく。

また、何でもないところでよく転ぶ。

サリー

サルバトール家の侍女の1人。マーデルとは仲が良い。

シュエラ・アフォン・テレアール

レスリーに作法を教える役目を担ったピンク色の髪をしたテレアール子爵夫人。

マディア・シエン・ルーカディウス(マディア太后陛下)

青色の髪をしている先代王の后。元の名は「アポロニア・イトバーナ」で小国イトバーナの王女だったが、国の心臓とも言われている宝石を持って王の前に現れて、王と2つの約束を交わした。

1つ目は、イトバーナ王国の民を帝国に迎え入れること。

2つ目は、王女を后として迎えること。

その結果、后となった王女は自分より年上の皇太子の養母となり、自分の名前を含む全てを捨てて、帝国で最も高い座に就いた。

しかし、前王の急死によって一瞬にして何もかもを失った。

また、マディアはスペラード侯爵を利用してサルバトール家に対して、何かを企んでいる様子で…。

さらにレスリーにも興味を示していて…。



ウェイストレー・ジャイルス・ルーカディウス皇帝陛下

皇帝陛下だが、サルバトール公爵の前ではオロオロしている。

しかし、サルバトール公爵とは仲が良い様子。

デビエン

スペラード公爵が裁判に呼んだ高位司祭の女性。裁判では悪い顔を見せる。

ピートン・ウィットニー

スペラード侯爵家に長く仕えていた男性。スペラード侯爵からレスリーの馬車に火をつけるように命じられて実行した。

しかし、その計画が失敗したことで侯爵からはひどい体罰を受けることに。

イエロン・ヘンティ・レアレム

リンツェ騎士団に所属している青年。レスリーの馬車が燃える事件の時に、ベスランと共にレスリーを救出した。

テロン・スペラード

先代侯爵のロベルト・パイロン・スペラードの三男。

ある日、兄と一緒に馬車に乗せられて連れて行かれて、事故に遭って重傷を負っていた。

その後は、西部の炭鉱地で働くようになる。

スペラード侯爵やその父親から虐待をされていた過去があり、裁判の時はレスリーを助けるために証言台で発言をする。

ラボン

スペラード侯爵がサルバトール公爵に腕を折られてからスペラード侯爵をバカにしだした小太りに男性。

スペラード侯爵のことを嫌っている様子で、裁判でもサルバトールを押す発言をする。



ヒロインを溺愛しちゃう『怪物公爵と契約公女』の3つの見どころ(ネタバレあり)

ヒロインがとにかく可愛くて、我が子のように溺愛してしまうこと間違いなしの『怪物公爵と契約公女』には面白い見どころがたくさん存在します。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介します。

レスリーを虐げる極悪非道なスペラード家

『怪物公爵と契約公女』では、ヒロインのレスリーを虐げてきたスペラード家の非道っぷりが見どころとなっています。

長女や長男のために、伝統的に次女や次男を生贄として火に放り込んでいる強欲なスペラード家。

灰色の髪をして生まれてきたヒロインのレスリーを、長女エリーのための道具として扱っていくのです。

姉のエリーは何もかもをレスリーのせいにして責め続け、母親はレスリーのことを娘とも思っておらず精神的な虐待を重ねて、父のスペラード侯爵には関しては自分の地位を高めるためにレスリーを火の中に放り込むのです。

ちょっとしたミスでレスリーの食事を抜き、鏡の前で「私は何の取り柄もない役立たずです」と無理やり言わされて自尊心を傷つけて、挙げ句の果てにレスリーを殺そうとする歪んだスペラード家の人間には憤りを隠せなくなります。

そして、そんなスペラード家がサルバトール家によって追い込まれていく姿は憤りが溜まった分爽快なので、スペラード家が没落する瞬間までぜひ見届けてスカッとしてみてください。

強く可愛く生きるレスリーの姿

またスペラード家によって殺されそうになりながらも、復讐のために強く立ち向かい、なおかつ可愛らしさ満載のレスリーが注目ポイントとなっています。

レスリーはスペラード家の愛などいらないと思ってからは、怪物と恐れられるサルバトール家に1人で契約を交わしに突撃し、さらには自分を蔑んできた家族にも面と向かって気持ちをぶつけていきます。

そんな12歳で小さい体をしながらも、強く立ち向かっていくレスリーの姿はカッコよく、思わず応援してしまうかと思います。

さらにレスリーはかっこいいだけでなくとにかく可愛いのです!

今までお腹いっぱいになるまで食事をしたことがないレスリーは、食事をしただけで「まるで天国にいるみたいでした」と笑顔で嬉しそうに報告したり、何気ないブランケットでも「雲を触っているみたい」と可愛いことを思ったりと、見ていて癒されます。

まるで自分の子供や孫を見ているような感覚に陥り、ひたすらレスリーが愛おしく思えるのです。

過酷な生活を送った分これからは心の底から幸せになって欲しいと思わずにいられないストーリーとなっているので、ぜひレスリーの幸せを願いながら、可愛さにキュンとしながらご覧ください。

優しさに溢れるサルバトール家の人々

そして『怪物公爵と契約公女』では、怪物と恐れられながらも実は優しさに溢れているサルバトール家の人々が見どころとなっています。

急に尋ねてきた12歳の少女であるレスリーの話も真剣に聞いて、すぐにレスリーを受け入れて自分の娘だと宣言する公爵の気量の大きさ。

レスリーがあまりにも料理を美味しそうに食べるから、腕によりをかける料理長や料理人たちの温かさ。

不器用ながらもレスリーを大切に思って、気を遣わせないように思いやりを持って接する兄弟たちの微笑ましさ。

幼い子供が必死に助けを求めている姿に全力で答える周りの優しい存在は、見ていて心がポカポカしてきて思わず笑みが溢れるでしょう。

レスリーがコーヒーにクッキーを浮かべるのに製品開発を一同が協力して頑張ったり、屋敷中の人間がレスリーがコーヒーにクッキーを浮かべるのを讃えたりとレスリーを大切に扱う人たちの存在には読者も救われると思います。

そして、レスリーの可愛らしさに「キャーキャー」言う屋敷の人たちと一緒にあなたも「キャーキャー」言わずにはいられないです。

自尊心が低いレスリーに優しく接する怪物と呼ばれるサルバトール家の人たちの温かさには、なごまれてみてください。



心が温まる『怪物公爵と契約公女』はこんな人におすすめ

『怪物公爵と契約公女』は、過酷な生活を送っていたヒロインが幸せな生活を送るようになる微笑ましいヒューマンドラマを見たい方におすすめの作品です。

物語は、長女のために生贄として家族に蔑まれながら生活していたヒロインのレスリーが、怪物と呼ばれるサルバトール家の養女になることで幸せな生活を送るようになる養女溺愛ファンタジーとなっています。

序盤の家族や使用人からひどい仕打ちを受けて、挙げ句の果てに殺されそうになるレスリーの姿は見るのも心苦しく、過酷な生活をしてきたことがひしひしと伝わるレスリーの発言には胸が締め付けられるような思いを味わいます。

しかし、レスリーが家族から離れてサルバトール家に行くと、レスリーを大切に扱い、本当の家族のように大事にする人々の優しさが見れるので、それまで抱えいた苦しさが溶けてとにかく心が温まります。

そして可愛すぎるレスリーがどんどん笑顔になっていく姿に思わずウルっときてしまうでしょう。

レスリーの可愛らしさと周りの人々の優しさに心を打たれる物語が広がっているので、微笑ましいドラマを見たい方はぜひご覧ください。



紹介者が考える『怪物公爵と契約公女』の伝えたいこと(考察)

『怪物公爵と契約公女』では、誰にでも自分の人生を生きる権利があることを伝えたいように感じます。

ヒロインのレスリーは、はじめは長女の生贄の存在として、長女のための人生を歩まされてきました。

しかし、勇気を出して自分を虐げる家族の元を離れて自分の人生を生きるためにサルバトール家に契約を交わしにいってから、家族のように大切にされて、何かうまくいったら褒められるというような、当たり前の温かい生活を手にいれます。

そんなレスリーの姿から誰でも自分の人生を生きる権利があり、自由を得るために勇気を出して現状から飛び出すことが大切だと思えました。

『怪物公爵と契約公女』からは誰でも幸せになれるというようなことが伝わってくるので、現状に苦しんでいる方ほどレスリーの姿を見てもらいたいです。

また、マンガアプリ「ピッコマ」から『怪物公爵と契約公女』は無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

ピッコマ - 独占先行配信のマンガが待てば読める漫画アプリ
ピッコマ – 独占先行配信のマンガが待てば読める漫画アプリ
無料
posted withアプリーチ



『怪物公爵と契約公女』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.7(記事作成者の評価)
コミックシーモア
まんが王国
Renta!
BookLive
めちゃコミック

※それぞれ5段階評価となっています。

※ピッコマオリジナル作品のため、他のサイトの評価はありません。

夜

幼いのに誰からも愛情をもらえずに育ってきたレスリーの姿に憤りと悲しさが絶えない作品でした。

しかし、それ以上にレスリーが幸せになっていく光景が、本当に嬉しくて心が満たされて温かくなるストーリーが広がっていました。

また何より、ちょっとしたことで頬を染めて照れたり、大人っぽい振る舞いしながらもたまに見せる幼女らしい姿がとにかく可愛く、レスリーを溺愛せずにはいられなくなると感じました。

読み進めていくとレスリーを自分の子供のように感じてしまうかもしれません。

そんな思わず感情移入してしまうような内容で、大満足の名作となっているので、興味のある方はぜひこの機会にご覧になってみてください。



『怪物公爵と契約公女』が気になる人におすすめの類似作品

ここでは『怪物公爵と契約公女』に興味がある方におすすめのヒロインの幸せを願わずにはいられない漫画をご紹介していきます。

1つ目は『わたしの幸せな結婚』です。

家族から蔑まれて自分の人生を諦めきっていたヒロインが、冷酷無慈悲と言われる男性のもとへ嫁入りしてから、少しずつ幸せな生活を送るようになる恋愛漫画となっています。

「怪物公爵と契約公女」のレスリーのように、『わたしの幸せな結婚』のヒロインも家族から蔑まれながらも、環境が変われば大切に接してくれる存在がいるというストーリーに涙腺崩壊は必須です。

私自身、3回読んで3回とも涙が溢れてしまうほど共感しながら、ヒロインの幸せをただ願いながら読みました。

また「次にくるマンガ大賞2020」にもノミネートされた名作なので、ぜひ合わせてご覧ください。

下の記事では『わたしの幸せな結婚』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

>>『わたしの幸せな結婚』はこちらから!

2つ目は『復讐を誓った少女』です。

致死率100%の病にかかった少女を世間が応援しますが、長く生きると一転して少女の死を望む声が蔓延し、そんな残酷な世間に少女が復讐を誓うヒューマンドラマ漫画となっています。

人の生き死をエンターテイメントとして面白がる世間のせいで苦しい状況に立たされながらも、逃げずに立ち向かう強くて美しい少女がかっこよく、そんな少女に寄り添う友達の姿に心が温まる作品です。

『復讐を誓った少女』もヒロインの幸せを願わずにはいられない名作となっていて、昨今の芸能界を表していて、非常に考えさせられる内容なので、ぜひ合わせてご覧ください。

下の記事では『復讐を誓った少女』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

>>『復讐を誓った少女』はこちらから!

ABOUT ME
ヨル
漫画紹介をしているヨルです! 毎月150冊以上漫画を読むので、その中で特におすすめの漫画を紹介していきます! 次に読む漫画を探してる方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです^^
関連漫画