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『4000年ぶりに帰還した大魔導士』漫画のネタバレ感想|いじめられっ子に転生した大魔導士の痛快な復讐劇!

4000年ぶりに帰還した大魔導士

『4000年ぶりに帰還した大魔導士』漫画のネタバレ感想|いじめられっ子に転生した大魔導士の痛快な復讐劇!

 

神に匹敵する存在に挑んで敗れた末に、4000年も封印されていた人類最強の大魔導士が、いじめられっ子に転生して復讐を誓う韓国の痛快な復讐バトルファンタジー漫画『4000年ぶりに帰還した大魔導士』。

大魔導士の奔放さと圧倒的な成長とかっこよすぎるバトルに魅了されること間違いなしです。

そして、4000年経った現代に残る大魔導士たちの意思を継ぐ者の存在に胸が熱くたぎる作品となっています。

そんなピッコマで大人気の『4000年ぶりに帰還した大魔導士』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

『4000年ぶりに帰還した大魔導士』を60秒紹介!

ネタバレなしで、サクッと作品の内容だけを知りたい方は以下の動画または紹介文だけ読んでください。

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夜

人類最強魔導士の痛快な復讐劇『4000年ぶりに帰還した大魔導士』。

「人類最強の大魔導士である主人公は、神と呼ばれる存在に敗北して4000年間封印されてしまった。

しかし、あるとき自殺を図ったいじめられっ子に魂が乗り移り、そこから新しい体で神に復讐をしようとする話。」

この作品は、いじめられっ子に転生した最強魔導士の逆襲劇が爽快、魔法を使ったバトルシーンが迫力満点、さらに主人公たちのやりとりが面白いと見どころに溢れているのですが、一番見て欲しいところは、人間の絶えることがない強い意思です。

4000年経った現代でも主人公たちの意思を受け継いで、人間たちが命懸けで神に挑み続けているから、その受け継がれる想いの尊さに心が熱くなります。

ピッコマで大人気の作品なので、ぜひご覧ください。

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ピッコマで大人気の『4000年ぶりに帰還した大魔導士』のあらすじ

ピッコマで連載されて人気を博している韓国のバトルファンタジー漫画『4000年ぶりに帰還した大魔導士』の設定やあらすじをご紹介していきます。

バトルファンタジー好き必見の作品ですので、ぜひ最後までご覧ください。

作品の設定や概要

  • 原作:落下傘
  • 作画:kd-dragon
  • 脚色:フジツボ
  • 出版社:株式会社エル・セブン
  • ジャンル:バトル・ファンタジー、転生
  • 話数:67話(連載中:2021年3月6日現在)

 

設定は以下のようになっています。

およそ4000年前、人類最強の九成大魔導士のルーカス・トロウマンは、ボランティアのために悪魔たちを倒そうとしていた。

しかし、この世の法則であり、混沌を司どる神に匹敵する力を持つ存在のデミゴットによって、ルーカスは秩序と法則を乱したとして奈落の底に閉じ込められる罰が与えられる。

その後、4000年経ったある時に、なぜかルーカスの魂がフレイといういじめられっ子の体に宿り、そこからルーカスがデミゴッドに復讐を誓う話。

 

また現代では4000年前よりも魔導学は遥かに退化していて、4000年前は四大偉人が活躍した歴史上魔導学のレベルが最も輝かしかった時代とされている。

ちなみにルーカスが到達した九成は、今は伝説とされていて、魔導士が到達できる最高の境地は八成だと言われている。そして八成に到達した魔導士も世界中に10人もいない。

 

現代では、ルーカスたち四大偉人の名前をとったサークルを作って、密かにデミゴッドに対抗しようとする人間たちが集まっている。

また、そのサークルの幹部は「オナー」と呼ばれる。

 

またデミゴッドは人間を超越した半神的な存在で、すべての種族を絶滅させるだけの力がある。

デミゴッドの個体数は100にも見たない数だが、その一人ひとりが破滅と呼べるほどの存在で、人間はもちろん、この世のすべての知性体を支配し世の理を変えてしまった邪神である。

そして、デミゴッドにも上下関係があり、そのすべてのデミゴッドの上の存在を「ロード」と呼ばれている。

ロードの傘下にいる優れた力を持つ者たちを「アポカリプス」と呼ぶ。

あらすじ

フレイ・ブレイクは魔法学校ウエストロード・アカデミーの劣等生で、名門家紋ブレイク家の恥と言われていた。

学校では陰惨なイジメを受け、家では父親からの無慈悲な宣告。

つらく苦しい人生に絶望したフレイは、自ら命を絶ってしまう。

しかしその瞬間、彼の肉体に新しい魂が宿る。

「なんだ?この軟弱な体は?ゼロから鍛え上げないとだめだな…」

その魂の正体は4000年前、神を自称する存在”デミゴッド”との戦いの末、奈落の底に封印されてしまった”大魔道士ルーカス·トロウマン”だった。

劣等生フレイ・ブレイクの肉体を器にし蘇った、彼の痛快な復讐劇の幕が上がる!

引用)ピッコマ



『4000年ぶりに帰還した大魔導士』の主な登場人物

ここでは『4000年ぶりに帰還した大魔導士』の主な登場人物をご紹介していきます。

ルーカス・トロウマン

人類最強の九成大魔導士で、4000年前に神に匹敵する力を持つデミゴッドに挑んだが破れてしまい、デミゴッドに挑んだ罰として4000年間封印されていた。

そして、デミゴットへの復讐に燃えていたところでフレイの体に乗り移り、フレイとして生きながらもデミゴットへの復讐を誓っている。

デミゴッドに復讐するために、自分のできることを行いながら、イサベルと共に修行や旅をする。

またルーカスは魔導学の輝かしい歴史を支えた4人の偉人の1人で、最強の魔導士として称えられている。

フレイ・ブレイク

名門ブレイク家の三男。しかし、優秀な兄たちとは違って落ちこぼれで、周りからいじめられていた。

またウエストロード・アカデミーという名門校に入っているが、アカデミー設立以来のバカだと言われている。

いじめられながらも「強くなりたい」と思っていたが、父親にも捨てられて、ついに死んで楽になろうと自殺を図ると、自分の体はルーカスのものとなった。

イサベル・トリーズナイン

ウエストロード・アカデミーのオレンジ色の髪をした女子生徒。

家の教えで、礼儀正しいが堅苦しい話し方をする。

また男子の間でも人気の存在だが、同時にプライドが高いことでも有名。

突然変わったフレイ(ルーカス)には興味を持ち、それから付き纏ってフレイと共に修行をするようになる。

また魔導学の輝かしい歴史を支えた4人の偉人の1人であるルーカス・トロウマンのことを生きていたら婚姻を申し入れたいと思うほど尊敬している。

ペルアン・ジュン

ウエストロード・アカデミーの生徒で、トロウマンリングスという学生サークルの総責任者。

帝国で最も影響力のある三大家門の一つ「ジュン」家の跡継ぎ。父親に決められた婚約者がいる。

またアカデミーで生徒の中では一番強い存在で、さらに成績も優秀でイサベルと1〜2位の成績を競いあっている。

ルーカスからも相当なレベルと言われるほどの実力者でありながらも謙虚で、年下のフレイに対しても礼儀正しく接するほど性格が良い。



レリア・ジュン

ペルアンの妹の金髪の美しい女性。女性も魅了してしまうほどの美貌の持ち主。

シェパード・ジュン

ジュン家の当主。ペルアンの父親。

帝国にわずかしかいない七成魔導士の1人で、第4魔塔の主。

ソーニャ・アクアリード

ジュンの婚約者。優秀な騎士たちを多く輩出しているアクアリード家の息女で、ルアノブル王国の炎刀と言われている。

名門騎士の家門の長女に生まれて男より優れた才能を持ち、わずか18歳で国王から「暴雨」の称号を与えられた天才騎士で、しかも努力家。

そして自分に仕える者たちを全力で守るほど誇り高い女性。

山で賊に襲われて、命に危機に瀕したところを、ルーカスに助けられる。

カサジン

魔導学の輝かしい歴史を支えた4人の偉人の1人である魔導武王。

かつてのルーカスの戦友で、体一つで山を粉々にできるほどの武術の達人。

友達が会いに来てもひたすら稽古をしているほどの武術家で、無愛想な上に女性は石と同じだと思っている。

また生粋の武人であるため、「魔導武人」と呼ばれるだけでぶちぎれる。

カサジンは服が一着しかなく、カサジンの武具は「虎王の手袋」「巨人のベルト」「狂風のネックレス」の3つだけを身につけていた。

ルーカスが消えた後にルシードと対立した。



シュハイザー・ストロー

魔導学の輝かしい歴史を支えた4人の偉人の1人である大賢者。人形師としての技術も頂点を極めていた。

また4000年前にルーカスと一緒にデミゴッドと戦っていたが、ルーカスが消えてからは独りで不安な戦いを続けていた。

そして、自分の日記帳のようなダンジョンを作って、それをある人物のために残しておいた。

イーリス・ピスパウンダー

魔導学の輝かしい歴史を支えた4人の偉人の1人である黒い魔女。3匹の強力な悪魔を使役していた。

漆黒のような髪をした神秘的な笑みを持つ女性で、ルーカスから「あれほど魅力的な女性は見たことがない」と称されるほどの魅力の持ち主。

またイーリスはルーカスにアピールしていたが、鈍いルーカスには気持ちを気づかれなかった。

ルーカスが消えた後に行方不明になった。

ルシード

魔導学の輝かしい歴史を支えた4人の偉人の1人である剣豪帝。

ルーカスが消えた後にカサジンと対立した。

イサカ・ブレイク

カストカウ帝国を支える由緒正しい家門の一つであるブレイク家の当主。

ブレイク家の名誉を傷つけるフレイのことを見捨てて、息子を人生から消そうとした父親。

帝国にわずかしかいない七成の魔導士で第六魔塔の主でもある。

また何か不穏な動きを見せていると噂されていて…。



ミサエル・ブレイク

フレイの兄で、魔塔の魔法使い。魔塔の階主になっている。

ハインツ・ブレイク

フレイの二番目の兄で、魔塔の魔法使い。ストローネックレスの一員。

シェパード・ジュンにフレイの身元を保証した。

何か裏のことを知っている様子で…。

デミット

フレイをいじめていた青年。ウエストロード・アカデミーの生徒。

ストーンハザード本家の継承者で、秘伝の魔法を使うことができる。

イザベルに毎回振られている。

1対1の魔法の勝負でフレイの両足を折ろうとするが…。

ジャック

フレイをいじめていたドレッドヘアーの巨体な青年。

ウエストロード・アカデミーの生徒。

ドウマン・ミロスト

ウエストロード・アカデミーの4年生。

フレイのことをトロウマンリングスに誘う。

トロウマンリングスの一員で、それを証明する指輪を見せびらかす。



アレックス・ドリミド

フレイの先輩。デビッドを可愛がっていたのに、フレイがデビットをボコボコにしたため、フレイに目をつける。

前回のグラティド魔導大会でベスト16に入るほどの実力者らしいが…。

ディオ教授

ウエストロード・アカデミーの教授。

ジャックを倒した者が、どれほどの力を持っているのか瞬時に察知するほどの実力者。

ケビン教授

ウエストロード・アカデミーの教授。

女子生徒好きでスケベな目で生徒を見ている。中でもイサベルが大のお気に入り。

スケベでセクハラの常習犯で、生徒たちからの評判は最悪。

フレイのことをいつも授業でいじめていて、ルーカスとなったフレイにも意地悪な問題を出して困らせようとした。

自分の知識をひけらかしたいがために、生徒に意地悪な質問をする。

ジェーン教授

ルーカスの気を引くほど大人の色気を纏った40歳過ぎている女性教授。

また生徒であるにも関わらず、子供のフレイ(ルーカス)にときめいてしまう。

シリス・トリーズナイン

イサベルのおばであるウエストロード・アカデミーの校長。

アカデミーの中で一番強い存在。

帝国から「氷結」という称号を与えられた六成の魔導士。



ドゥラード

死なざる者であるリッチ。「血色略奪団」に乗っている。

魔導士を素材として探している様子。人の心を読むことができる。

またフレイと対面した際もフレイのことを観察してから戦闘に挑むなど抜け目ない。

船長

「血色略奪団」の船長。フレイたちが乗った船を襲う。

金儲けのためにリッチとの契約している。しかし、リッチにかなりビビっている。

マック・マルティネス

フレイたちが乗った「コルテス号」の船長。

リアムソン

魔塔にいるダークエルフ。

魔塔で修行するフレイ(ルーカス)に興味を持ち、手合わせを申し込む。

ダークエルフの次期戦士長。人間の言葉や礼儀にはまだ疎くて、戦闘が大好き。

そして戦士としての自負がある。

カミル

魔塔にいるダークエルフの女性。リアムソンに礼儀などを教えている。

精霊術で、闇の精霊ダークゴルンと契約していて、ダークゴルンに相手の精神を乗っ取らせることができる。



ミケル

第3魔塔の階主のおじいさん。

魔塔にきたルーカスの実力を見抜いて信頼し、ルーカスにデミゴッドの痕跡がある場所の調査の同行をお願いした。

また錬金術を勉強しようとしているルーカスに、アデリア教授を紹介した。

ピースパウンダーアームレットの一員で、信義と忠誠心のある素晴らしい人物。

アデリア教授

ウエストロード・アカデミーの女性教授。

天才と言われているが、ガサツで変わった人。

また多彩なルーカスに助手になれと頼む。

ルーケス

サークルの幹部の1人である副塔主。ミケルが仕えていた人物。

アルタン

ピースパウンダーアームレットのマスター。

貪欲のバルバトス(魔界の大公)と契約を結んだ契約者。

ユリアン・モントリーヴォ

第3魔塔主。ルーカスの活躍を聞いて、ルーカスに階主にならないかと提案した。



ドゥゲンザル

ピスパウンダーのアームレットのフォースオナーのいかつい顔の男である七成の魔導士。

見た目のとおり気性も荒いが、ハインツ・ブレイクには素直に従う。

またルーカスの実力を疑っていて、ルーカスの態度も気に入っていない。

アレッサンドロ

ブレイク家の執事。フレイの変わりようなどを観察していた。

ダークミン

ルーカスが契約した闇の精霊。

ベニアン・アルゼント

トロウマンリングスのサークルマスター。

竜と人間の混血で、マナルームを持っているが、生成されていない特有のマナを放っている。

またルーカスのマントを羽織っている。

気弱なところがあるが、マスターとしては申し分ない人柄。

正直者で、ルーカスを勧誘しながらもダメなところもきちんと伝える。

ジェロム・ベルナ

ルシードソードにルーカスを勧誘しにきた人物。

スティーブ・ジアク

ストローネックレスにルーカスを勧誘しにきた人物。



ジゼルラン

トロウマンリングスのオナー。

ルーカスにトロウマンリングスのありのままの過酷な現状を伝える。

ピアンヌ

トロウマンリングスのフォースオナー。

ルーカス・トロウマンが魔道の道を歩むすべての者が団結する世界を作ったことに敬意を払っていて、沈没船とも言えるトロウマンリングスに残って、トロウマンリングスがルーカスと同じようにサークルを一つにまとめようと心に決めている。

ペリック・オビエット

バジリスクテールというトロウマンリングスをカモにしているサークルのマスター。

一瞬でルーカスの実力に気づく。

サークルのメンバーは酷い人々だが、マスターだけはまとも。

トルクンタ(ドレイクの王)

規格外の大きさのドレイクで、1000年生きたドレイクの王。

シュハイザーのダンジョンの中の物を狙っている。

人間の言葉を話せる上に知性もある。

デミゴッド・ロード

ルーカスを4000年漆黒の深淵に閉じ込めた神に匹敵する力を持つ存在。

デミゴッドたちの頂点に君臨している。



面白い!『4000年ぶりに帰還した大魔導士』の3つの見どころ(ネタバレあり)

大魔導士ルーカスとイサベルのやりとりに笑えて、激しいバトルシーンに興奮できて、人々の熱い想いに感動する『4000年ぶりに帰還した大魔導士』には、面白い見どころがたくさん存在します。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介します。

フレイとなったルーカスの大活躍

『4000年ぶりに帰還した大魔導士』では、フレイになった大魔導士ルーカスの大活躍が見どころとなっています。

フレイをいじめる親の権力をひけらかすような連中に腹が立つのですが、フレイになったルーカスは人類最強の魔導士の圧倒的な力でコテンパンにしていくから最高です。

自分の喉を潰して足を折ると宣言したいじめっ子たちに、自分にやろうとした行為を行なったり、さらに相手を一旦安心させてから絶望を味合わせる復讐をするから爽快すぎます。

読者のまだ足りないという声に答えてくれたかのような行動にスカッとせずにはいられません。

そして、4000年生きたルーカスは余裕たっぷりで、いつも自由奔放で無礼な振る舞いをするのに、大事な時には冷静さと真の強さを見せて敵を圧倒するので、そのギャップがたまらなくシビレます。

読めばルーカスのかっこよさの虜になること間違いなしので、4000年ぶりに帰還した大魔導士の生き様を目に焼き付けてください。

ルーカスに付きそうイサベルの存在

またルーカスだけでなく、ルーカスと共に行動をするイサベルの存在もこの作品には欠かせません。

奔放なルーカスとは対照的に、お堅い言葉遣いで真面目なイサベルは、ルーカスのおかしなことをどんどんつっこんでいくので、シリアスな場面でも自然とほっこり笑顔になれますし、2人のやりとりが楽しくて見てて飽きることがありません。

そして、イサベルはどんな過酷な修行にも逃げ出さずルーカスに付き従っていくので、イサベルがどれほど成長するのかも楽しみで仕方ないです。

半人前でルーカスにはお荷物にされがちだけど、それでもルーカスのことを信頼し、自分にできることをしてルーカスを助けるイサベルの勇気や行動力をぜひご覧ください。

ルーカスの意思を継いで闘う者たち

そしてルーカスが閉じ込められて4000年が経った現在でも、ルーカスたちの意思を引き継いで戦う者たちの熱い信念も見どころとなっています。

4000年前よりも魔導学が遥かに劣った現在では、名門アカデミーも落ちぶれた貴族ばかりいて、人間同士で争うことも多い世の中となっていました。

しかし、そんな時代でもペルアン・ジュンのように自分の命よりも周りを助けようとする気概のある人材や、ルーカスと共に行動しながら自分にできることを確実に行っていくイサベルのような優れた人もいて、さらにルーカスたちと同じくデミゴッドに対抗しようとする人々もいるのです。

そんな神に匹敵する力に立ち向かうために、前に進み続ける人間たちの姿が心にグッときて、胸が熱くなってきます。

ルーカスが見た今の時代の希望が、デミゴッドに勝つ姿をぜひ見届けてもらいたいです。



『4000年ぶりに帰還した大魔導士』はこんな人におすすめ

『4000年ぶりに帰還した大魔導士』は、バトルファンタジー好きな方には特におすすめです。

物語は、人類最強の大魔導士が神に匹敵するデミゴッドに勝負を挑みながらも負けてしまい、4000年間閉じ込められた後に、いじめられっ子の体に転生して、再びデミゴッドと戦おうとする話となっています。

最強の大魔導士ルーカスの圧倒的な実力で成り上がっていく姿は見ていて爽快ですし、ルーカスの奔放さとイサベルのツッコミどころ満載の旅や修行に幾度となく笑わされます。

そして、魔法を使った大迫力のバトルと、神に匹敵する存在に命懸けで挑み続ける人々の熱い気持ちに、読めば心が燃えるように熱くなるのです。

気分が高揚すること間違いなしの熱くて楽しいバトルファンタジーが描かれているので、興味のある方はぜひご覧ください。



紹介者が考える『4000年ぶりに帰還した大魔導士』の伝えたいこと(考察)

『4000年ぶりに帰還した大魔導士』では、どんな困難でも諦めずに今できることだけを集中して、一歩ずつ前に進むことが大切だと伝えたいように思います。

ルーカスは4000年ぶりに復活して、デミゴッドに対する復讐心に燃えながらも、まずは世の中の仕組みを把握するところから始めるなど、今できることを集中して行なっていきます。

そんな焦らずに今できることを確実にやり、それが一番の近道であることを証明するルーカスの努力の方向性は非常に見習いたいと思えました。

また、間違ったことに屈しないために、愛する者を守るために、強大な敵に対して震えながらも一歩ずつ必死に前に進もうとする人間たちの姿が強く心に響きました。

そのような絶えず進み続ける力の尊さも感じられて、地道に努力する人々の心が救われる話にもなっているので、ぜひ多くの方にご覧になってもらいたいです。

また『4000年ぶりに帰還した大魔導士』は、マンガアプリ「ピッコマ」から無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

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『4000年ぶりに帰還した大魔導士』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.6(記事作成者の評価)
コミックシーモア
まんが王国
Renta!
BookLive
めちゃコミック

※それぞれ5段階評価となっています。

※ピッコマ独占配信の作品であるため、他のサイトの評価はありません。

夜

最強の人物が最弱の人物に転生した話ならではの、スカッとする逆転劇の数々が爽快感満載でした。

さらにルーカスとイサベルの2人のやりとりがずっと笑えるので、修行シーンなども飽きることなく楽しめますし、シリアスな場面でも気分が落ちすぎることなく、ほんわかした雰囲気になる素晴らしい展開となっています。

そしてルーカスの意思を継いで、強大な敵に屈することなく立ち向かい続けている人々の熱い姿には、自然と涙がこみ上げてきました。

戦闘シーンだけでなく、人の想いにも心が熱くなる名作なので、ぜひこの機会にご覧になってみてください。



『4000年ぶりに帰還した大魔導士』が気になる人におすすめの類似作品

ここでは『4000年ぶりに帰還した大魔導士』に興味がある方におすすめのバトルファンタジー漫画をご紹介していきます。

1つ目は『最強の王様、二度目の人生は何をする?』です。

こちらは、前世では王だった主人公が、赤ちゃんに生まれ変わって二度目の人生で周りを驚かせる成長を続けて冒険していく痛快冒険ファンタジーとなっています。

「4000年ぶりに帰還した大魔導士」と同じように、圧倒的な成長を見せていく爽快感満載の展開が繰り広げられるので、合わせてご覧になってみてください。

下の記事では『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

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2つ目は『俺だけレベルアップな件』です。

こちらは、人の力が生まれた時から決まっている世界で、主人公だけがゲームのようにレベルアップし続ける異世界成長ファンタジーとなっています。

「最弱兵器」とからかわれていた主人公が、絶命の瞬間に特殊な能力を授かり、周りを圧倒する強さをつけていく姿がかっこいいです。

そして闇落ちするようなダークな展開もあるので、ダークファンタジー好きな方はぜひご覧ください。

下の記事では『俺だけレベルアップな件』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

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ヨル
漫画紹介をしているヨルです! 毎月150冊以上漫画を読むので、その中で特におすすめの漫画を紹介していきます! 次に読む漫画を探してる方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです^^
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