外見至上主義の作者が描く『青山ケイハウス』イケメンで溢れる韓国漫画のネタバレ感想
大人気韓国漫画の「外見至上主義」を手掛けたT.Jun先生の最新作である『青山ケイハウス』。
イケメン達の危ない同居生活を描いた韓国漫画で、ギャグあり、BLあり、ドラマありの話題作となっています。
LINEマンガで無料で連載される『青山ケイハウス』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
外見至上主義の作者の最新作『青山ケイハウス』のあらすじ
LINEマンガで大人気を誇っている「外見至上主義」を手掛けたT.Jun先生の最新作である『青山ケイハウス』の設定やあらすじをご紹介していきます。
外見至上主義に負けず面白い韓国漫画となっています。
作品の設定や概要
- 著者：T.Jun
- 出版社：LINEマンガ
- ジャンル：韓国漫画、ヒューマンドラマ
- 話数：全47話（完結）
設定として、有名デザイナー「K」はゲイであり、ゲイであることが原因で才能が埋もれてしまうことを防ぐためにゲイのためのアシスタントシェアハウスであるKハウスを作った。
しかし、そこの住民は実はゲイではなく、それぞれの事情がありゲイであることを偽っている。
あらすじ
主人公の平井清史郎は、最高のファッションデザイナーになることを目指して最南島から上京してきた。
憧れのデザイナーである「K」のスタッフ募集の面接を受けるために上京してきたが、面接は失敗続きで、トイレでは「K」の息子の股間を触ってしまうという致命的なミスまで犯してしまった…。
しかし、面接は何故か合格。晴れて「K」のアシスタントデザイナーになるために、研修生が集まるシェアハウスに引っ越すが、そこの住民はみんなゲイだった…。そしてイケメン達による危ない同居生活が始める。
イケメンで溢れている『青山ケイハウス』の主なキャラクター
イケメン達の危ない同居生活を描いた『青山ケイハウス』では、目の保養となるイケメン達がたくさん登場してきます。
そんなあなたの目を癒す『青山ケイハイス』のイケメン達をご紹介していきます。
平井清史郎（ひらい せいしろう）
22歳。身長は184cm。1人の人と人生を共に歩むような最高のファッションデザイナーを目指すイケメン主人公。節約をすることや料理をするのが得意。
世界的なデザイナーである「K」に憧れており、Kのスタッフ募集の面接を受けるために最南島から上京してきた。そして、面接に合格し研修生として「K」ハウスの住人となる。
デザイナーを目指しているが、ファッションセンスはゼロ。
東郷志杏（とうごう しあん）旧姓：青海志杏
東郷志貴と同じくKの養子であり、Kハウスの研修生たちのシェアハウスである2階の管理人を務めているヒロイン。
イケメン達が暮らしているKハウスで暮らしているため、クラスメイトたちからは羨ましがられている。
酒癖が悪く、お酒を飲むと1人で帰れない。好きな食べ物は「激マズなトッポギ」。
東郷志貴（とうごう しき）旧姓：杉山志貴
「K」の養子であり、後継者でもある人物。幼い頃からデザイナーとしての素質に溢れていて、「天才デザイナー」と呼ばれ、数多くの賞やトロフィーを獲得している。
厳しくクールな性格をしているがとても妹想い。また几帳面な性格をしていて、1秒の狂いもないスケジュールを験担ぎにしている。
朝起きたばかりでもシャツを着ているなど常にシャツを着ていて、24時間シャツを着ている噂がある。起床のアラーム音はドヴォルザークの「新世界より」。
八神怜二（やがみ れいじ）
Kハウスの住人。身長は187cm。金髪でガタイが良く、お笑い芸人のメイプル超合金のカズレーザーにそっくりの見た目をしている。
気に入った服を自分で作って着たくてデザイナーになった。またモデルの仕事もしている。外見に対するプライドはとても高い。
自他ともに認める「八」方美「神」。特に勉強をしなくても模擬試験で1位を獲得したり、体力テストでも金賞を取る才能もある。
桐生樹（きりゅう たつき）
Kハウスの末っ子兼プードル。高校生であり、模擬試験は全国1位になるほど頭が良い。かわいい系男子で愛想がよく人気もある。
K
ゲイである世界的なデザイナー。差別に打ち勝ちながら成功しているすごい人。
また自分の成功に留まらず、後輩たちにツラい思いをさせないように、輝く才能が偏見と差別で埋もれないように、若くて有能なゲイの後輩たちのためにアシスタントシェアハウスを作った。
マスター
K先生の飲み友達。Kハウスの地下にあるバーの店長を務めている。
とてもめんどくさがりでシャンパンを開けることですら、めんどくさいと思っている。
樋口佐織（ひぐち さおり）
志杏の親友。Kハウス関係者以外で唯一Kハウスの秘密を知っている人物。
東郷志貴に好意を抱いていて、何度も告白をしている。また東郷志貴が妹に好意を寄せていることにも気づいている。
ホットパンツJ
フォロワー100万人いるホットパンツをはいている人物。自身のデザインで大企業とコラボして億単位の売り上げを上げたいと思っている。主人公の清史郎と共に面接を受ける。
スチューピッドL
イギリスの名門に留学していた小柄な人物。キングスマンチェスターの頃からハリウッドスターたちのデザインを担当していて、Kの指導のもとで更にグローバルな挑戦をしていきたいと考えている。主人公の清史郎と共に面接を受ける。
面白い！『青山ケイハウス』の3つの見どころ（ネタバレあり）
ギャグ要素もあり、ドラマ性もあり、登場キャラクターたちの表情や言葉も全て面白い『青山ケイハウス』の見どころをご紹介していきます。
「外見至上主義」の作者のT.Jun先生の秀逸すぎるストーリーや表現を是非ご覧ください。
オシャレすぎる服とダサすぎる服
『青山ケイハウス』はデザイナーをテーマにした物語であるため、多くの奇抜なファッションが登場します。
特に八神怜二の作る服が独特のゴージャスさに溢れていて、見ていてオシャレがなにか分からなくなります。しかし、そんな独特で派手な服を着こなす怜二には女性も男性も魅了されること間違いなしです。
また平井清史郎のダサすぎる服にも注目です。トレンドをすべて取り入れながらもものすごく変である服を着たり、着る服着る服すべてが圧倒的にダサくて笑えるのです。
そんな『青山ケイハウス』で登場するオシャレすぎる服やダサすぎる服には是非注目してください。
ツッコミどころ満載のギャグ
『青山ケイハウス』は「外見至上主義」のT.Jun先生の最新作だけあり、ギャグ要素もふんだんに盛り込まれています。
主人公の平井清史郎が繰り広げる東郷志貴の股間を触るギャグから、個性が豊かな登場人物たちが繰り広げる何気ない会話や表情や反応など、随所にギャグが盛り込まれているため、常に「クスクス」と笑いながら読むことができます。
T.Jun先生の秀逸な言葉選びや表情描写に大いに笑ってみてください。
それぞれがゲイを偽っている理由
『青山ケイハウス』の重要キャラクターの「K」がゲイであり、ゲイをテーマにした作品でもあります。
そんな「K」がゲイの後輩の輝く才能が偏見と差別で埋もれないようと作ったKハウスを舞台に話が進みますが、実はKハウスの住人はみんなそれぞれの事情がありゲイであることを偽っているのです。
主人公のように追い出されないためにゲイを偽っている人もいれば、東郷志貴のように切なすぎる理由で偽っている人もいます。
そんなイケメンたちのゲイを偽っている理由も『青山ケイハウス』の見どころとなっています。
韓国漫画の『青山ケイハウス』はこんな人におすすめ
『青山ケイハウス』は、「外見至上主義」好きな方やBLが好きな方には特におすすめの作品です。
「外見至上主義」と同じように田舎者のイケメンが主人公であり、そんな天然で優しい主人公を基点にギャグで溢れる展開が繰り広げられながらも、切ないヒューマンドラマも演出されており、T.Jun先生のファンにはたまらない漫画となっているのです。
またゲイもテーマになっている作品のため、イケメン達の危ない同居生活も堪能することができます。
男子が読んでも思わず赤面してしまうような同居生活を是非ご覧になってみてください。
管理人の思う『青山ケイハウス』が伝えたいこと（感想）
『青山ケイハウス』は、偏見や差別抜きで人を見ることが大切だということを伝えたいような気がします。
物語では、主人公の清史郎がKハウスはゲイ達が集められていることに気がつきます。それに気がついてから清史郎は、彼らのことを勝手な解釈から偏見を持ち、彼らのことを知りもせずに避け続けるのです。
しかし、ゲイとして生きているKハウスのイケメンな住人たちにはそれぞれ事情があり、デザインを学びたくて集まっているのです。
それぞれ思いがある人を偏見から勝手に判断することは侮辱に値することでありますし、偏見は人の目を曇らせてしまうということが伝わってきました。
『青山ケイハウス』はギャグ要素に溢れて面白く読み続けられながらも、そういったヒューマンドラマ要素も繊細に盛り込まれていて、胸に来るものがあります。
LINE漫画で無料で読むことができるので、是非ご覧になってみてください。
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また『青山ケイハウス』の作者であるT.Jun先生の代表作の「外見至上主義」も本サイトでご紹介しているので、合わせてご覧ください。
