SF・ファンタジー

祝アニメ化『ULTRAMAN』現代版のウルトラマン漫画のネタバレ感想

ULTRAMAN(ウルトラマン)

祝アニメ化『ULTRAMAN』現代版のウルトラマン漫画のネタバレ感想

 

2019年4月よりアニメ化される日本のSFの金字塔であるウルトラマンをモデルにした漫画『ULTRAMAN』。

現代風にアレンジされたウルトラマン因子を受け継ぐ主人公がウルトラマンスーツを身にまとい異星人の地球侵略を防ぐSFアクションです。

本家ウルトラマンより受け継ぐ技や姿が現代風にアレンジされており、ウルトラマンを知っている方には興奮がやまない作品となっています。今回は、アニメ化を祝して漫画『ULTRAMAN』のあらすじや登場人物、見どころや魅力をネタバレと感想を含めてお伝えしていきます。

 

現代風にアレンジされた『ULTRAMAN』のあらすじ

ULTRAMANの早田進と進次郎出典:「ULTRAMAN」、原作:円谷プロ、原作・原案など:清水栄一、作画:下口智裕、出版社:ヒーローズ

日本のSFの金字塔であるウルトラマンのその後を描いた漫画『ULTRAMAN』の設定やあらすじをはじめにご紹介します。

かつてのウルトラマンを見たことがない方でも楽しめる作品です。

作品の設定や概要

  • 原作:円谷プロ
  • 原作・原案など:清水栄一
  • 作画:下口智裕
  • 出版社:ヒーローズ(月刊ヒーローズ)
  • ジャンル:バトル・アクション、SF・ファンタジー

設定としては、『ULTRAMAN』は光の巨人(ウルトラマン)の存在が過去のモノとなった世界の物語。

地球を守っていた光の巨人はその役目を終えて、遠い宇宙にある自らの故郷へと帰還し、光の巨人に同化して異星人と闘っていた地球人・早田進はそれまでの記憶を失った。

そして光の巨人が去った後に、早田進は常人からはかけ離れた力を持るようになり、それが息子にまで受け継がれた。

あらすじ

初代ウルトラマンであった早田進の息子の早田進次郎が常人とはかけ離れた驚異的な身体能力を持っていた。日常的な生活を送っていながらも自身の力を疑問を抱いていた進次郎の元に謎の異星人が現れ、突如襲ってくる。

そして、父からウルトラマン因子を受け継いだ進次郎が抗えない運命に巻き込まれていく…。

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現代風でウルトラマンが復活する『ULTRAMAN』の主な登場人物

『ULTRAMAN』では、ウルトラマンが主人公だけでなく、セブンやタロウまでも登場します。

科学の力で作られたウルトラマンスーツを身にまとい、異星人と闘う彼らと関係するキャラクターをご紹介していきます。

早田 進次郎(ハヤタ シンジロウ)

『ULTRAMAN』の主人公であるウルトラマン因子を継ぐ少年。過去にウルトラマンと同化して地球を守ってきた父・早田進の息子であり、ウルトラマンの特別な力を生まれながらに持っている。

そのため、身体能力が高く、ちょっと力を入れただけで人の足を折ってしまうほどの力がある。

自分の力に悩んでいたところ、ベムラーという異星人の襲撃に合い、父親に助けられる。しかし、父親がピンチに陥ったところでウルトラマンのスーツを着て父親を助け、ウルトラマンとして活動するようになる。

はじめはウルトラマンとして異星人を傷つけることに躊躇うほど心が幼かったが、徐々にウルトラマンとして戦う覚悟をつけていく。

早田 進(ハヤタ シン)

主人公である進次郎の父親であり、ウルトラマンとしても活動している人物。かつて科学特捜隊の一員として、ウルトラマンと同化して地球を守っていた。しかし、本人はウルトラマンの記憶のみが抜けてしまっている。

ウルトラマンに同化していたため、ウルトラマンの因子を受け継ぎ、常人とはかけ離れた力を持つようになった。

ウルトラマンが地球を去った後は防衛大臣として仕事をいていたが、科学技術研究所所長であり、かつて共に科学特捜隊として活動した井手光弘に協力を依頼され、ウルトラマンとして活動をまた始めることになる。

諸星 弾(モロボシ ダン)

科学特捜隊に所属し、主人公の進次郎とともにウルトラマンとして活動する青年。ウルトラマンスーツVer.7を着用し、通称「セブン」と呼ばれる。

はじめは他人に担いでもらわなければ自分の存在意義すら理解できない進次郎のことを嫌っていた。しかし、進次郎の先輩として厳しいながらも彼のことを考えた発言をよくしている。

進次郎とは違い異星人に情けをかけない非情な性格で、ソードのような武器を使用し、自分が気に入らないものを排除していく。



北斗 星司(ホクト セイジ)

進次郎と同じ高校に通う1年生であり、科学特捜隊に属さず、自身のつながりでウルトラマンとして活動している。

はじめは学校で進次郎に接触し、その後ウルトラマンスーツを着た状態で異星人と戦闘を行っているときに再度接触し、自身の目的のために科学特捜隊とともに行動するようになる。

北斗星司のウルトラマンスーツは、ヤプールという人物が異星の高度な技術を用いて作ったものを使用している。

飛行機墜落事故で家族を亡くしている過去がある。

東 光太郎(ヒガシ コウタロウ)

正義感に溢れ、異星人絡みの事件現場に遭遇した際に、薬によって強くなり、ウルトラマンとして活動するようになった人物。

元はニューヨークに在住している写真家を目指している青年であったが、自身の撮影した写真から異星人らしきものが写っており、異星人が地球で暮らしているのではと疑うようになる。

そんなときに異星人が薬を使って地球人を変貌させている事件に巻き込まれ、その薬によって、ウルトラマンのような強い力を得るようになる。

それからコスチュームを自身で用意し、人々を守るためにヒーロー活動をするようになる。全身から炎を発し、大爆発を起こして敵を殲滅させる力がある。

井手 光弘(イデ ミツヒロ)

科学技術研究所の所長を務めており、「光の巨人記念館」の館長をしている。しかし、それは表向きの姿であり、かつては早田進とともに科学特捜隊に所属していた。

そして、現在も陰ながら活動を続ける科学特捜隊でウルトラマンスーツや武器などの開発を手掛けている。



ゼットン星人・エド

かつて地球戦略を企み、ウルトラマンを殺した種族の生き残りで「ゼットン星人」と呼ばれていた星人。現在は地球と同盟を結んだ星団評議会に所属しており、地球の異星人の代表的な存在として、地球を危機から守るために科学特捜隊と協力している。

早田進次郎をウルトラマンとして覚醒させるために動いていて、進次郎が空を飛ぶなどの進化をすると歓喜していた。

仕事は大変で忙しく、1日の睡眠時間は2分しかとっていないほど働き者な一面もある。

ジャック

情報屋として多くの情報を持っている人物。科学特捜隊からもひいきにされていて、たびたび彼らに協力している。

また戦闘能力も高く、「異星人の街」で格闘チャンピオンになるほどの力を持っていて、生身でも異星人と戦える。

はじめは協力的であるが、のちに不穏な動きを取るようになる。

レッド

異星人の街に住み、太く長い首ととがった頭が特徴的で、片目が潰れている巨漢の異星人。「異星人の街」の元格闘チャンピオンであり、ジャックとの試合中に半殺しにしようとしたところ、逆に右目を潰されてしまった。

ジャックとともに科学特捜隊に協力しているため、異星人でありながら、地上に外出することを許されている。

スクルーダ星人・アダド

星団評議会直属である移民管理及び、警備機構のエージェントを務める異星人。白と黒の縞模様の見た目が特徴的。

星団評議会に飼われている犬でありながらも、星団の不穏な動きを察知し、単独で行動に出るほど強気な性格をしている。また、自身の目的のために他者を利用するような作戦をよく立てるが、思いやりの心は持っている。

また単独行動がバレて、星団評議会からは追われる身となってしまう。



ベムラー

星団評議会が地球にコンタクトした直後に「姿」を現した異星人。飛行機墜落事故などの現場でも目撃されている、謎が多い星人であり、はじめは進次郎の命を狙っていた。

さらにたびたび、進次郎の前に現れたり、人間の警察官に協力したりと目的が読めない行動をしている『ULTRAMAN』のカギとなる人物。

ヤプール

北斗星司のウルトラマンスーツを作成した天才的技術者。評議会からも重要対象者にされるほどの人物で、かつての北斗星司を襲った飛行機事故についても詳細を知っている模様。

また、北斗のウルトラマン活動が「ごっこ遊び」で終わらせられるように自身で生物兵器を作って相手にさせていた。それほど北斗のことを思っている。

のちに、ジャックにアメリカに連れていかれ、アメリカでもウルトラマンスーツの製造を行う。

遠藤 庸介(えんどう ようすけ)

アイドルの佐山レナの父親であり、警視庁の刑事を務める人物。子どもの頃に本物のウルトラマンに助けられた過去があり、現在のウルトラマンを偽物と決めつけている。

なにかと異星人絡みの事件に遭遇することが多く、ベムラーとも遭遇し、捜査を協力してもらっている。

佐山 レナ(さやま れな)

人気急上昇中のアイドルでウルトラマンの熱狂的なファンである少女。また遠藤庸介の娘でもあり、本名は遠藤レナ。ウルトラマンに近づきたくて「光の巨人記念館」で働いている進次郎とたびたび接触してる。

なにかと異星人絡みの事件に巻き込まれやすく、ライブも異星人にめちゃくちゃにされたり、アメリカでも異星人の事件に巻き込まれたりしている。そのたびにウルトラマンに助けられ、思いを強めている。



SF好き必見『ULTRAMAN』の3つ見どころ(ネタバレあり)

ULTRAMANのスペシウム光線出典:「ULTRAMAN」、原作:円谷プロ、原作・原案など:清水栄一、作画:下口智裕、出版社:ヒーローズ

ウルトラマンが去った後を描いた『ULTRAMAN』では、SF好きにはたまらない設定や科学技術、そして未来が表現されています。

またバトルシーンも迫力満点で最高です。そんな『ULTRAMAN』の中でも特に注目してほしいのは以下のポイントです。

現代風にアレンジされたウルトラマン

『ULTRAMAN』では、巨大なウルトラマンがではなく人間大のウルトラマンが登場し、主に科学の技術を使って戦闘を行うため、リアリティのあるストーリーになっています。

それぞれの人間がスーツを着用しウルトラマンとして市民の平和を守る姿は、ウルトラマンというよりは海外映画の「アイアンマン」に近い印象があります。

人間が科学の力でウルトラマンと化し、自身の気持ちと葛藤しながらも人々を守るために戦う展開は、大人も子どもも楽しめるものになっています。

異星人たちの地球侵略の過激さ

『ULTRAMAN』では異星人たちのあの手この手で地球を侵略しようと表に出てくるシーンは見どころとなっています。

人間をご飯として食べていく異星人や人間に暴走する薬を渡して暴動を起こさせる侵略をしたり、また人間の味方に見える異星人が陰で侵略のために動いていたりと常に危機的な状況に追い込まれる地球の姿は見ていて、ヒヤヒヤものです。

危険に陥るたびにウルトラマンが登場したり、地球に友好的な異星人が助けてくれたりと異星人を侵略を防ぐ手に汗握る攻防は必見です。

ウルトラマン好きにはたまらないバトルシーン

そして、『ULTRAMAN』の見どころは何といってもバトルシーンです。主人公のウルトラマンだけでなく、ウルトラマンセブンやウルトラマンタロウなど数多くのウルトラマンが登場して、それぞれがブレードを使ったり、炎で戦ったりと個性豊かなバトルを繰り広げます。

そして、進次郎のスペシウム光線などお馴染みの必殺技も発動します。

そんな多彩な戦闘やみんなの大好きな必殺技が見れるバトルシーンは興奮すること間違いなしです。また、戦闘では絶望的なピンチになることが多いので、心臓をバクバク言わせながら、緊張感を持って楽しむことができます。

日々強くなる侵略異星人とウルトラマンのバトルは目を見開いてご覧になってください。

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漫画『ULTRAMAN』はこんな人におすすめ

『ULTRAMAN』は、ウルトラマン好きはもちろんSF好きな方全員におすすめできる漫画となっています。

科学の力を用いてウルトラマンが異星人とド派手な戦闘を繰り広げる場面、将来実際に起こるかもしれない宇宙事情、伏線が張り巡らされている登場人物たちの過去や異星人の狙いなど見どころに溢れているのです。

そして、新しいウルトラマンが誕生し、そこから異星人との争いが徐々に激化していくストーリー展開は、ウルトラマン好きも新鮮に楽しめるかと思いますし、SF好きにはたまらない物語となっています。

ウルトラマンをこれまで見たことがない方でも存分に楽しめる作品となっているので、新しいスタイルのウルトラマンを是非ご覧になってください。

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管理人の思う『ULTRAMAN』が伝えたいこと(感想)

ULTRAMANの登場人物たち出典:「ULTRAMAN」、原作:円谷プロ、原作・原案など:清水栄一、作画:下口智裕、出版社:ヒーローズ

『ULTRAMAN』は、人々が支え合うことで困難を乗り越えられるということを伝いたいように感じられます。

この作品では、生まれながらにウルトラマンの力を授かっていて、その力の使い方に悩む進次郎がウルトラマンと活躍していきます。はじめは自分の力で異星人を殺すことに抵抗があったり、流れるままにウルトラマンとして活動していることに疑問を抱いていましたが、助けた人々の笑顔や感謝の言葉を受けウルトラマンとして戦うことを決意します。

ウルトラマンが強いから一方的に人々を守っているのではなく、人々もウルトラマンを守っているのです。

そして、強大な敵が現れてもウルトラマンたちが互いに協力し合って困難を乗り越える姿にも、支え合うことの大切さを実感させられます。

『ULTRAMAN』は、2019年の4月からアニメされますし、戦闘シーンの迫力や新しいウルトラマンも楽しめて、人々の協力する感動的な姿も見ることができるので、是非とも多くの方に触れてほしい作品です。

 

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ヨル
漫画紹介をしているヨルです! 毎月150冊以上漫画を読むので、その中で特におすすめの漫画を紹介していきます! 次に読む漫画を探してる方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです^^
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