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『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』韓国漫画のネタバレ感想|ニートを目指す転生悪役令嬢ファンタジー!

転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?

『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』韓国漫画のネタバレ感想|ニートを目指す転生悪役令嬢ファンタジー!

 

悲惨な人生を送る悪役令嬢に転生したヒロインが、悲惨な運命を避けながらニートライフを目指す韓国の転生ファンタジー漫画『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』。

ニートを目指す知性と美貌を兼ね備えたヒロイン・レアナの心情が面白く、そんなレアナに惹かれていく皇帝陛下の不器用さも可愛らしくて、微笑ましい作品となっています。

しかし、よくある微笑ましい転生令嬢ものかと思いきや、先の展開が全く予測できない不気味さも立ち込めています…。

そんなピッコマで人気沸騰中のファンタジー漫画『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

ピッコマで人気の『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』のあらすじ

ピッコマで連載されている韓国の転生ファンタジー漫画『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』の設定やあらすじをご紹介していきます。

転生ファンタジーで大切な物語設定をこちらです!

作品の設定や概要

  • 原作:kkiming
  • 文:Seong euntae
  • 絵:N’oah
  • 出版社:StorySoop(ピッコマ)
  • ジャンル:ファンタジー、異世界・転生、悪役令嬢
  • 話数:57話(連載中:2020年12月10日現在)

 

この作品の設定は以下のようになっています。

ヒロインのレアナは前世の記憶を持っていて、さらに現在レアナが暮らしている世界は前世で出版されていた「ダーリンは皇帝陛下」という本の世界。

その本はプリティア帝国に突然現れたヒロインが皇帝と恋に落ちて、贅を尽くしてイチャイチャブリを展開する恋愛ファンタジーで、そこに登場するヒロインを苦しめる悪女こそが本作のヒロイン「レイナ」。

前世の小説では、プリティナ帝国の皇帝は誰にも心を開くことなくただただ公務に没頭する仕事人間だったため、「皇后ではなく皇妃となれる者、そして皇帝の愛を望まぬ者」という条件で皇妃を募集して、この条件を受け入れた者が「レアナ」だった。

皇帝に思いを寄せていた当時の「レアナ」はその場で快諾した。

 

また一方で、プリティナ帝国には建国当初から伝わる伝説では、異なる世界より黒い髪と黒い瞳を持つ神力を備えた女性が現れ、皇帝と契りを結び、帝国を導き、永遠に幸せに暮らすというものがあった。

レアナが皇妃になって数年後に、その伝説の少女である小説のヒロインがプリティナ帝国に現れ、伝説のとおり皇帝はヒロインにのみ愛情を注いでしまい、嫉妬に狂ったレアナはヒロインの暗殺を謀っため、皇帝の逆鱗に触れて監獄に幽閉されてしまうというのが小説の内容。

 

そして「レアナ」に転生してしまった主人公は、名ばかりの皇妃になって小説のヒロインとも仲良く暮せば監獄に送られることもないと考えて、皇妃として悠々自適に暮らす安定したニートライフを手に入れようとする物語になっています。

あらすじ

プリティナ帝国の伯爵家の令嬢「レアナ」。

知性と美貌を備えた「レアナ」には誰も知らない秘密があるが、それは…前世の記憶があること。

今「レアナ」が住んでいる世界は、前世で読んだ本の中の世界。

プリティナ帝国には仕事しか考えない冷血皇帝がいて、突然現れたヒロインに皇帝と恋に落ちる話の本。

二人を嫉妬し、ヒロインをいじめする悪女もあるが…それが私!?

長く細く行きたい気持ちしかないのに…恋愛なんかもういいや

名ばかりの皇妃になって悠々自適の皇妃ライフを楽しんでやる〜と思ったら皇帝の様子がなんが変だ。。。

どうして、物語にと同じように行動しないの…!?

引用)ピッコマ



悪役令嬢転生ストーリーの『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』の主な登場人物

『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』では、異世界転生したヒロインが2人もいたり、原作小説には出てこない重要キャラクターが登場したりもします。

そんな予測不能な展開を生み出すキャラクターたちも含めて、登場人物たちをまとめてご紹介していきます。

レアナ・フォルテ・プリティナ

実は前世の記憶を持っていて、本の世界の悪女である「レアナ」に転生して生きるために名ばかりの皇妃になるしかない本作の真のヒロイン。

薄紫の長髪の皇妃で美貌と知性を兼ね備えている上に、皇宮学校を首席で卒業した才色兼備のパーフェクトウーマン。

小説の中のレアナは悲惨な結末を迎えたため、自分はそうならないようにと、後に登場するヒロインとも仲良くして悠々自適な皇妃ライフを送ろうと決意している。

また事あるごとに街に出ては民の様子を見て政策を打ち出したりしているため、皇妃としての周りからの評判はかなり高い。

ウェルシュ・C・プリティナ

ワーカホリックの冷血漢の皇帝陛下。

誰にも心を開くことなく、皇妃となったレアナにも全く興味を持っていなくて結婚式も1分で終わらせるほど無関心だった。

またレアナには皇妃となる条件として夫からの愛を望まぬことを約束させていた。

しかし、完璧な皇妃であるレアナには徐々に関心を示していき、いつしかレアナのことばかり考えるようになって、レアナを何よりも優先するようになる。

仕事ばかりしていたので恋愛は得意ではなく、レアナに対する想いもやたら重くなってしまう。

滝本未愛(たきもと みあ):ミア

日本で川に沈んでしまい、意識を失って目が覚めたら皇室のベットにいて、尋問されそうになっていた原作のヒロイン。

他国のスパイと怪しまれて尋問されそうになるところをレイナと陛下に助けてもらい、優しすぎるレイナのことを天使だと思うが、陛下の優しい一面に惚れてからはレイナに嫉妬する。

明るく快活な性格で、思ったことを何でも言ったり、すぐに行動に移してしまう。

またポールやテリアとバチバチいわせていて、特にテリアとは会うたびに口論する。

そして、神力のポテンシャルは歴代神女の中でもトップクラス。

ルマン・E・プリティナ

陛下の弟である金髪のイケメン。陛下の唯一の血族で辺境地域の総督。

仕事ができる上に性格も穏やかで帝国民からの信望も厚いお方。多忙の中でも皇帝騎士団にまで気を使ったりしている。またレアナにはかなり好意的な様子。

原作の小説では登場しない人物でときおり不審な行動を取ることも…。

実は痛みを伴う記憶を持っていて、そのことで毎日全てを憎んで苦しんだ時があったと語る。



ヨーク・S・テリア

緑色の髪をしてメガネをかけた財務官。陛下にも思ったことを素直に言えるほど信頼されている。

陛下とレアナが結ばれるのを望んでいる様子で、陛下がレアナに惹かれるのを微笑ましく思っている。

ミアとは顔を合わせるたび口論しているが、仲良くも見える。

ポール・レトリーバー

騎士団の長であり、レアナの護衛も務めている赤髪の騎士。

顔中傷だらけで表情がいつも暗くておっかないため、周りからは顔を合わせるだけで怖がられてしまう。しかし、レアナにだけは怖がられなかった。

見た目はイカツイが意外と気弱なところもあり、レアナにはぞんざいに扱われている。

また、とてもおばあちゃんを大切にしている。

シヴァ

前皇宮パティシエの紫色の髪をした女性。ポールのことが好きで何度もアタックするが、ポールが鈍感すぎて苦労している。

それでも諦めずに何度もポールに接近していく。

またレアナとも親しくて、レアナが落ち込んでいるときは元気づけようとする。

グレン・トレージャ

ルマンを侮辱するような発言をした銀髪のイカツイ顔をした伯爵。

またパーティーで襲撃事件があった際は捜査を拒否していた。



シャーペイ伯爵

ルマンが事件の件でまったく手柄を立てずにいるときに、総督を交代するように要請したおじいちゃん伯爵。自分の息子を総督の座に就けたいと企んでいた。

その後、ルマンと何やら不穏な接触をする。

リゼ

皇室首席デザイナー。陛下がレアナにドレスを送るのを手伝うために、レアナに似合うドレスを探すが選んだドレスをすべて陛下に否定されてしまう。

ティズ

帝国第1騎士団の騎士団長を務める人物。パーティー開催中に襲撃があった際は、陛下の命令で宴会場の警備を任される。

ロードニアン

捜査機関総括を務める侯爵。パーティーでの襲撃事件の捜査を行っている。



結末が予測不能な『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』の3つの見どころ(ネタバレあり)

よくある転生ファンタジーながらも先の展開が予測できない『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』には、面白い見どころがたくさん存在ます。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介します。

ニートライフを目指すレアナ

『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』では、異世界で皇妃となってニートライフを目指すヒロイン・レアナが見どころとなっています。

本作の真のヒロインであるレアナは、小説の中の悪役令嬢に転生してしまうのですが、小説と同じように一生監獄で暮らす結末を迎えないために、夫の皇帝陛下と一定の距離と保って無難に過ごそうと奮闘するのです。

そのため、イケメンな陛下に言い寄られても原作との違いばかりを気にしている心の声が面白く、全くなびかない余裕を持った姿に好感が持てます。

また小説のヒロイン・ミアが登場した際は嬉々としたり、ミアが泣きながら命乞いしているときもミアと陛下が出会ったことに大喜びしたりしているため、レアナの心の声と周りの人たちのギャップに吹き出してしまうでしょう。

しかし、イケメンな陛下が言い寄っているのに原作小説のことばかり気にしているのは少し残念に思われるかもしれません。でも、レアナも陛下に言い寄られていくうちに関心を寄せていくようになって…。

ニートライフを目指す清々してくて面白いレアナの感情に注目して、その気持ちの変化や、無事に平穏なニートライフを送ることができるのかを楽しみながら読んでみてください。

レアナに心奪われる皇帝陛下

そして、ヒロインのレアナに惹かれる皇帝陛下の可愛らしさも見どころとなっています。

最初はレアナというか女性全般に興味がなく、結婚式も1分で終わらせてしまうほど無感情で仕事ばかりしていた陛下でしたが、すぐにその気持ちに変化が訪れます。

レアナが他の者と仲良くしていることに胸を痛めたり、レアナの気遣いに表情をパァっと明るくさせたり、レアナに触れていたいと思ったりと、もう誰がどうみても「それは恋です!」とつっこんでしまう感情を露わにしていくのです。

しかし、仕事ばかりで恋愛感情を持ったことがない陛下は自分の気持ちに気づけなくて…。

それでも自分の気持ちに正直になりながら、不器用ながらもレアナを喜ばせるためにプレゼント攻撃をして喜ばせようと奮闘するので、なんだか陛下が可愛く見えてきます。

愛情が溢れすぎて恥ずかしいことまで口走ったり、レアナのちょっとした気持ちに大喜びしたりと若干重くも感じられるのですが、その陛下の純粋な恋心は応援せずにはいられません。

結末予測不能!原作とは異なる展開が続出で…

『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』では、原作の小説とは異なる展開が連続して起こるため、どのような流れで結末まで向かっていくのか予測不能になっています。

陛下の弟であり重要人物であるはずなのに、原作小説では登場しなかったルマンの存在。

そんなルマンがレアナに勧めた本の内容が意味深だったり、ルマンが時折怖い顔をして不可解な行動をとるのもザワザワ…と引っかかります。

さらに原作にはない「ケビス」なる反乱集団による爆発事故や皇室が狙われる事件が多発する上に、その犯人の目撃者や証拠が何一つ残されていないのも謎すぎて不安な感情が漂い続けるのです。

さらに小説のヒロインであるミアがレアナによくない感情を抱き始めたりと…

基本的に明るいストーリーですが、その裏で蠢く黒い影の存在にヒヤヒヤしながら物語を楽しめるかと思います。

歯車が狂っていく物語の中でレアナが無事にニートライフを送ることができるのか、それとも別の結末が待っているのかなど先の展開にワクワクしながら最後まで読み進めてみてください。



人気の転生ファンタジー『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』はこんな人におすすめ

『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』では、悪役令嬢に転生した性格の良いヒロインが好きな方に特におすすめの作品です。

物語はよくある転生令嬢系の漫画と同じようなストーリーで、小説の中で悲惨な最後を迎える悪役令嬢にヒロインが転生してしまい、その悲惨な結末を避けるために奮闘していくストーリーとなっています。

原作を知っているヒロイン・レアナの心の声は笑えますし、全然悪役じゃないレアナに陛下が惹かれていく展開は転生ファンタジー好きにはたまらないものになっていると思います。

さらに他の転生系とは違って、別のヒロインも異世界に転生してきていたり、原作とは違う展開が次々巻き起こるのは予測不可能でまた新しい面白さがあります。

よくある転生ファンタジーとしても楽しめるのに、先の展開がどうなるのか全くわからないドキドキ感も秘めているので、ぜひこの機会に『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』をご覧になってもらいたいです。



紹介者が考える『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』の伝えたいこと(考察)

『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』では、目の前にいる相手にきちんと目を向けることの大切さを伝えたいように思えます。

悲惨な最後を迎えた悪役令嬢に転生してしまったレアナは、自分が同じ未来を辿らないように原作小説と現実の不一致点ばかりに気を配っていました。

その結果、まだ見ぬ未来をただ恐れていたために自分の気持ちに気づかないようにしたり、目の前にいる陛下の気持ちに目を向けようとしませんでした。

しかし、レアナが自分の気持ちや陛下の気持ちを見失っていると気づいて、現在に目を向けてからはレアナの表情も明るくなり、より幸せな生活に近づいたように感じられました。

なにか不安なことがあると余裕が持てなくて、周りの人の気持ちや自分の気持ちに気づけなくなってしまうことはよくあると思いますが、レアナを見ているとそんな時ほど目の前のことに目を向けると気持ちが軽くなるように思えます。

そんなレアナや陛下の姿を見て前向きな気持ちになれる作品となっているので、未来のことが不安な方はぜひご覧になってみてください。

また、マンガアプリ「ピッコマ」を利用すると、『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』を無料で読むこともできます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

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『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.1(記事作成者の評価)
コミックシーモア
まんが王国
Renta!
BookLive
めちゃコミック

※それぞれ5段階評価となっています。

※ピッコマ独占配信なので、他のサイトの評価はありません。

夜

読み始めた当初は、よくある転生令嬢系の設定とストーリーに「またこの話か〜」と思ってしまいましたが、予想とは違う方向に話が進んでいき予測できない面白さがあって、気づいたらハマっていました。

レアナの気の抜けた感じの心情や陛下との温度差といったギャップ感に楽しめるのはもちろん、不穏な雰囲気と真相がわからない不安さをもワクワクに繋がっている作品です。

またイケメン陛下の重たくてちょっと残念な愛情表現も微笑ましくて注目ポイントとなっています。

そんな笑いや愛や不気味な雰囲気もある見どころ溢れるストーリーなので、ぜひこの機会に読んでみてください。



『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』が気になる人におすすめの類似作品

ここでは『転生したら悠々自適の皇妃ライフ!?』に興味がある方におすすめの悲劇を避ける転生令嬢ファンタジー漫画をご紹介していきます。

1つ目は『今度は絶対に邪魔しませんっ!』です。

この作品は、嫉妬に狂って殺人未遂を犯し投獄されてしまった元悪役令嬢が、時間が戻った世界で同じ失敗を繰り返さないように人生をやり直すファンタジー漫画となっています。

なろう系原作で流行りの転生した悪役令嬢物かと思っていたら一味も二味も違い、読み進めるほどに主人公がものすごく不憫な境遇だったことがわかり、けれど悪役令嬢とは思えないほど高潔さがあって、とにかく同情し惚れてしまいます!

登場人物の感情の描写も丁寧で、物語に引き込まれる作品となっているので、ぜひ合わせてご覧ください。

下の記事では『今度は絶対に邪魔しませんっ!』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

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2つ目は『捨てられた皇妃』です。

この作品も、一度目の人生で処刑された悲劇のヒロインが、二度目の人生で運命を変えるために奮闘していく転生逆転ファンタジー漫画となっています。

ヒロインが運命を変えようと努力する姿がとにかくカッコよく、そんなヒロインを支える周りの心優しい人々の存在に胸を打たれる感動作です。

さらに予想もつかない展開にワクワクとページをめくる手を止められなくなります。

転生ファンタジーとしても大人気の作品なので、ぜひ合わせてご覧になってみてください

下の記事では『捨てられた皇妃』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

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