『おくることば』幼馴染が犯人?予測不可ミステリーホラー漫画のネタバレ感想
ネット広告で話題を呼んでいるミステリーホラー漫画の『おくることば』。
綺麗な表紙からは予想もつかない衝撃的なストーリーが繰り広げられ、1話を読んだら止まらない、読者も騙されるミステリー漫画となっていて人気を集めている作品です。
何を信じたらいいかわからなくなる『おくることば』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
衝撃の開幕に引き込まれる『おくることば』のあらすじ
第1話の衝撃すぎる開幕に、読んだら止めることができない『おくることば』の作品概要やあらすじをはじめにご紹介していきます。
作品の設定や概要
- 著者:町田とし子
- 出版社:講談社(月刊少年シリウス)
- ジャンル:ミステリー・サスペンス、ホラー
- 巻数:3巻(連載中:2020年5月14日現在)
設定として、佐原と千秋は幼馴染であり、また実知(みったん)という佐原と同じ場所で交通事故にあった少女と3人で小さい頃はよく遊んでいた。
佐原は他にも託や蓮乗とも幼馴染で小さい頃から一緒に遊んでいた。
あらすじ
ある日、男子高校生・佐原は交通事故により死亡した。
だが、その死は事故によるものではなかった。幼なじみの少女・千秋によって殺されたのだ。
なぜ千秋は自分を殺したのか――?
佐原の死をきっかけにクラスメイトたちの本当の想い、そして新たな真実が見えてくる。
引用)コミックシーモア
感情が交錯しあう『おくることば』の主な登場人物
『おくることば』の登場するキャラクターたちは過去にそれぞれに抱えているものがあり、想いが交錯しあうのも見どころとなっています。
そんな感情が渦巻きあう『おくることば』の登場人物をご紹介していきます。
佐原真舵(さはら まかじ)
『おくることば』の主人公であり、物語のはじめで事故にあった少年。
誰かがつらいときでも普段通り接したり、クラスにあまり馴染めていない生徒にも明るく話かける優しい性格の持ち主。
小学校のころからサッカーをしていたが、高校になってからは周りに強い選手が多く辞めている。
哀川千秋(あいかわ ちあき)
佐原と幼馴染のクラスメイト。小さい頃には佐原と実知(みったん)の3人でよく遊んでいた。
小さい頃におばあちゃんを亡くしており、おばあちゃんが「千秋の泣き顔じゃなくて笑顔が見たいな」と発言していたため、辛いときほど笑顔になる。
自身も実知を殺していることを自称しており、佐原や実知の殺人容疑がかかっている。
メイ
ギャルのような風貌のクラスメイト。霊感がある。小さい頃、父親からもらったケータイからのぞく世界が自分とは違う世界を見ることができるため好きだった。
事件の犯人を捕らえるために事故にあった佐原とコミュニケーションをとって犯人捜しをする。
斎藤託(さいとう たく)
佐原とは幼馴染でクラスメイト。学校ではいつもエロ漫画を描いているため、キモオタと呼ばれている。人とコミュニケーションをとるのが苦手。ドМ。
佐原のことを呪っていたため、事故を自分のせいだと思っていた。蓮乗には好意を抱いている。
飛鳥実知(あすか みち):みったん
学校の近くの交差点で事故にあっていた少女。哀川千秋とは昔住んでいた社宅が同じで、家族が忙しかったため佐原や千秋と一緒によく遊んでいた。
とても人見知りで他の人の気配がするとすぐに隠れる。
飛鳥謙汰(あすか けんた)
佐原のクラスメイト。小中ジュニアでも有名だったサッカー選手。
スカウトされて高校でサッカーをしている。小さい頃に妹の実知が事故に遭っている。
蓮乗(れんじょう)
佐原と託と幼馴染でクラスメイト。佐原が事故に遭ったときに一番泣いていた。佐原のことが好き。
昔は、佐原と託とよく一緒に遊んでいた。また力が強く佐原からゴリラと呼ばれていたが、正義感が強い女の子だった。
メイの父
メイの父のインチキ霊媒師。物語において重要な言葉を発する。
御祈祷などをしているが、幽霊はいないと思っている。本も出版している。
結末・犯人予測不可能な『おくることば』の3つの見どころ(ネタバレあり)
『おくることば』は、読者目線で見ても何が真実なのか、何を信じていいのかわからなくなるミステリー要素溢れる作品となっています。
読むほどに謎に包まれ、読む手を止められなくなる『おくることば』の見どころをご紹介していきます。
意外過ぎる開幕と驚きのストーリー展開
『おくることば』は、ネット上で流れる広告で話題になっている作品でもあります。
主人公の佐原が学校前の交差点で事故に遭い、幽霊となってクラスを動き回り、クラスメイトに感動的な言葉をかけていきます。そして、幼馴染である千秋に「なんで俺を殺した?」と問いかける衝撃的な開幕となっています。
開幕からは邪悪な笑顔を見せる美少女のホラーサスペンスが始まるかと思いますが、物語が進むほど謎が深まるストーリー展開のため、ページをめくるごとに衝撃を受ける話となっているのです。
1話を読めば、続きを読まずにいられなくなるストーリー構成となっているので、是非1話だけでも読んでみてください。
事故から明らかになる人の心
この作品では、主人公の事故から明らかになる登場人物たちの心情も見どころです。
主人公の佐原と仲が良いはずのオタクの託は、佐原のことを呪うほど憎んでいたり、サッカー少年の健汰は佐原に送られた花束を蹴飛ばしたりと、慕われていたはずの佐原に対する周りの人たちの意外な気持ちが明らかになっていきます。
キャラクターたちがこれまで心の中に溜めていた感情が露わになる光景が、ホラー要素よりも怖く表現されていますし、物語の伏線ともなっているので、注目ポイントです。
読者も騙される事件の結末
『おくることば』では、読者も騙されること間違いなしの巧みなストーリー展開と事件の真相が見どころとなっています。
主人公の佐原を殺したと思われるクラスメイトの千秋の思惑や千秋の付近で起きる事故の数々の真相はどれも読者の予想を覆すものになっており、謎が謎を呼ぶ展開に脳が追いつかなくなります。
読んでいて、誰を信じればいいのか?どの発言が正しいのか?それぞれのキャラクターの本当の姿は何か?がひたすら分からなくなりますが、それらすべてが結末で一気に収束する見事な構成の作品です。
読んでいて疑心暗鬼になってしまうと思われますが、描写の中の真実に注目しながら事件の真相を楽しんでもらいたいです。
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衝撃の展開が連続する『おくることば』はこんな人におすすめ
『おくることば』はミステリーサスペンス好きにはたまらない作品となっています。
主人公の佐原が事故に遭い、佐原の口から発せられる幼馴染の犯行を止める意思。不気味な微笑みを浮かべ、彼女周りで起きる不可解な事故。そして、それを霊感女子高生が調べていくが、調べるほどに分からなくなる佐原の正体や事件の真相。
読者視点では真相は絶対わからないと思えますが、発言に嘘はあっても描写には嘘がないという巧みな構成で納得の感動のラストを迎えていて、読者も最後まで一緒になって事件を追う楽しさを味わうことができます。
まさに読者も一緒になって事件について考えられるミステリーホラーの名作と言える漫画ですので、是非ご覧になってみてください。
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管理人の思う『おくることば』が伝えたいこと(感想)
『おくることば』では、目で見ているものだけが真実でないことや後悔がないように気持ちを伝えることの大切さを表現したいように感じられました。
物語では、様々なキャラクターの表情や言葉や思いが描かれていて、人によって見えている、感じている光景が違うことを表しています。自分の中では良かれと思った行動も相手にとってはひどく嫌なこともあったりと自分の物差しだけで行動してしまうことの危険性が伝わってきました。
また作中の重要な言葉では、どんなにやり残した後悔があっても時が来ればやり残したままになってしまうことが表現されており、そんなやり残した後悔が残らないように本当の気持ちを伝えなきゃとも思えました。
『おくることば』はストーリー構成がとてもうまく最後の最後まで真実がわかならない楽しさもあり、そしてメッセージ性の強い作品でもあって、涙が流れるほど感動できますので、是非ご覧になってもらいたいです。
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