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『モンキーサークル』モンキーピーク外伝の新鬼猿パニックホラー漫画のネタバレ感想

モンキーサークル

『モンキーサークル』モンキーピーク外伝の新鬼猿パニックホラー漫画のネタバレ感想

 

大人気山岳ホラー『モンキーピーク』の正統外伝として描かれた新鬼猿パニックホラー漫画『モンキーサークル』。

2巻完結の短いストーリーながらも、あの魔猿を彷彿させる残虐非道な猿が現れ、登場人物たちを1人また1人と狩っていく展開に恐怖の声が殺到している話題作です。

怖すぎる山での惨劇を目の当りにしたら、もう山へは登れません…。

「モンキーピーク」好きなら絶対に読んでおきたい鬼猿の外伝『モンキーサークル』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

志名坂高次×粂田晃宏のタッグが描く外伝『モンキーサークル』のあらすじ

モンキーサークルのリョウとみかんの配信出典:「モンキーサークル」、原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏、出版社:日本文芸社

読者を恐怖のどん底に突き落とした「モンキーピーク」を放ったタッグが、もう一つの鬼猿の物語を描いた『モンキーサークル』の設定やあらすじをご紹介していきます。

残虐すぎる鬼猿たちに恐怖してみてください。

作品の設定や概要

  • 原作:志名坂高次
  • 作画:粂田晃宏
  • 出版社:日本文芸社(漫画ゴラクスペシャル)
  • ジャンル:ホラー・サスペンス、バイオレンス
  • 巻数:2巻(完結:2020年5月14日)

 

設定として、何年か前にキャンプに来た人たちが襲われて2人が行方不明になり、猿人が現れると噂になっている森が舞台となっている。

そんな森へ謎の猿人を撮影するために訪れた撮影者一行が、猿に次々襲われていく…。

 

前作『モンキーピーク』の外伝となっている作品ですので、前作も合わせてご覧になってみてください。

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あらすじ

謎の猿人を撮影する為、
鬱蒼とした森を訪れた10人の動画配信者グループ。
モラル無き一同の前に、その“猿”は現れ、
森は、人は、殺意と恐怖に包まれる…!!

志名坂高次&粂田晃弘の最強タッグが描く、
「モンキーピーク」の正統外伝!!
もう一つの“鬼猿”物語が動き出す!!

引用)コミックシーモア

 

また『モンキーサークル』はアプリ「マンガTOP」から無料で読むことができるので、是非ご利用ください!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

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猿の餌食となる『モンキーサークル』の主な登場人物

『モンキーサークル』には、欲に囚われたり、猿と命がけで戦ったりする様々な行動にでるキャラクターが登場します。

そんな猿と関わる登場人物たちをご紹介していきます。

シマ

荷物運びのバイトとして雇われた主人公。「できない」が嫌いな真面目な好青年。

とても勇敢で優しい性格をしている。

リョウ

動画配信をして年に2億も稼ぐ有名人。ネットで引っかけた若い女とやりたい放題している。

また人使いが荒く命令ばかりする嫌な性格をしていて、猿に襲われ人間も平気でほおっておく。

そして大スクープを撮るために猿を追いかけることを皆に強要する。

みかん

リョウのパートナーの配信者である2つ縛りの女性。態度が非常に悪く、山の中でもタバコを吸って平気でポイ捨てする。

ダイブツ:大悟(だいご)

男らしいヒゲを生やし、体格がよくて力が強い男性。ケガしたマリのことをよく心配して背負ったりと優しい性格をしている。

そして、猿とも渡り合う力を発揮する。



マリ

みかんのマネージャーのような雑用をしているぽっちゃりした女性。

落石に遭い、足を折ってしまう。

チョウ

リョウの撮影を手伝っている男性。

2年前に同じ番組の企画の下見として山に訪れていて、そのとき罠を張っていて、何かが落ちたことがある。そのときに、仲間を2人失った。

その罠に落ちた存在を確かめるために、今回のリョウの撮影のバイトをすることにした。

えーご

リョウによく命令される太った頼りない男性。リョウと知り合って3年間ずっとバカにされていて、パシリにされていた。

はじめはリョウに従ってばかりいたが、途中から恐怖で反抗するようになる。

カトー

短髪の男性。山の撮影で猿人役をやろうとした際に熊に襲われてしまう。



マッシー

リョウの撮影に協力していて、カメラを担当している眼鏡をかけた男性。

隊長

森の事なら任せとけというが、意外と頼りにならない人物。枝を口に咥えていたり、顔に傷があったりと野生感はある。

鬼猿

熊をもボコボコにして、人間も片手で放り投げられるほどの力を持っている猿。

トオル

山の小屋に名前が刻まれており、鬼猿の仲間であるとされる人の名前。



結末が衝撃的な『モンキーサークル』の3つの見どころ(ネタバレあり)

モンキーサークルの鬼猿に蹂躙される隊長出典:「モンキーサークル」、原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏、出版社:日本文芸社

鬼猿の圧倒的な強さに恐怖しながらも、鬼猿と戦うかっこいいキャラクターたちに胸が熱くなる『モンキーサークル』には面白い見どころがたくさん存在します。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介していきます。

鬼猿の圧倒的な強さ

『モンキーサークル』では、圧倒的な強さを持つ鬼猿が見どころとなっています。

突然現れ、熊を倒す力を持ち、人間も片手で放り投げて遊ぶほどの怪力の謎の鬼猿。

しかも力だけでなく、熊の腹を裂いて内臓を取り出し、ワザと血の跡を残してシマたちを誘導し、視線まで操り、罠にかけるという狡猾なこともする知性まで併せ持っているのです。

そんな熊の腹を裂いたり、人をはりぼてのようにして残酷に殺したりする鬼猿の恐怖の姿に読んでいて身震いしてしまうほどです。

しかも、消えては突然現れるを繰り返し、常にシマたち一行を監視している様子があるため、一時も気を休められないゾワゾワ感があります。

そのような知能もある鬼猿の恐ろしさを見てしまったら、もう山にいけなくなるかもしれません。

登場人物たちの行動

そして、鬼猿だけでなく登場人物たちの行動も見どころとなっています。

配信者のリョウのように鬼猿の出現の大スクープの狙い欲望を露わにする者もいれば、ダイブツのように好きな人を守るために命がけで戦おうとする者もいて、さらにえーごのように日々のうっぷんを晴らそうとする者までいて、極限の状況下でそれぞれが全く違う行動を取っていきます。

リョウのような猿に仲間が殺されていくのを気にせず、撮影できたことに喜んだりする姿は怒りで腹が煮えてきますが、「きっとこの人は猿に殺されるはず」と思いながら猿に期待しながら読んでしまうでしょう。

逆に男気溢れるキャラクターたちの存在もあり、見ていてかっこよく、見習いたいと思えてくるような様々な感情が沸き立ってきます。

そんなクセがあったり、かっこよかったりする登場人物たち1人1人に注目して作品を読んでみてください。

猿の襲われ続ける恐怖と衝撃の結末

そして『モンキーサークル』では、ホラー的演出や衝撃の結末も見どころとなっています。

森の中に身を潜め、自分たちに罠にかけて見張っている猿の存在。突然襲ってきて、1人、また1人と犠牲になっていくホラー展開にページをめくる手にも力がこもってしまいます。

消えたとしてもまた必ずやって来るであろう猿の存在に、読者も心臓をバクバクさせながら、怯えてしまうこと間違いなしです。

そして怒涛のラストでは、「思わず嘘だろ!」と心の中で叫んでしまうような衝撃な展開が用意されています。

2巻完結でサクッと読めるけど、恐怖と衝撃が存分に詰め込まれた作品なので、是非結末まで一気読みしてもらいたいです。

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ホラー展開が面白い『モンキーサークル』はこんな人におすすめ

『モンキーサークル』はホラー好きな方には、特におすすめの作品となっています。

物語は、謎の猿を撮影するために山にやってきたモラル無き一行が実際に猿を発見するのですが、その鬼猿に仲間を1人ずつ殺されていく話となっています。

どこかから一行を見張っている謎の猿の存在に読んでいるときは全く心が休まりませんし、夜になれば周りが見えず、ちょっとした物音に過剰に反応してしまう登場人物たちを見ていて、恐怖が読者にもどんどん伝染してくるのです。

張り詰めた緊張感と緊張を緩和させた後にやってくる衝撃の展開に、感情が揺さぶられ続ける物語となっているので、心臓が強くてホラーが好きな方は是非ご覧になってみてください。

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管理人の思う『モンキーサークル』が伝えたいこと(考察)

モンキーサークルの鬼猿の撮影しようと皆を鼓舞するリョウ出典:「モンキーサークル」、原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏、出版社:日本文芸社

『モンキーサークル』では、欲を出し過ぎてはいけないということを伝えたいように感じられました。

はじめに鬼猿が登場したときは、撮影者一行が車に乗っていて、山から逃れることができるような状況でした。しかし、鬼猿を撮影してスクープでお金を稼ごうとして撮影を続けた結果、森で迷子になり、鬼猿に仲間をどんどん殺されていくような展開になるのです。

そんな光景を見ていて、「あのとき、撮影を諦めて帰っていれば生きていられたのになぁ」と思わずにはいられません。リョウたちの欲にかられる気持ちはすごくわかりますが、欲を出し過ぎるといいことがないんだと思えてきました。

そのような欲に溺れた人間が猿に襲われる姿を描かれながらも、かっこいい生き様を見せるキャラクターの姿も見れるので、是非この機会に『モンキーサークル』をご覧になってみてください。

 

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『モンキーサークル』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.0(記事作成者の評価)
コミックシーモア5.0(4件の評価)
まんが王国5.0(1件の評価)
Renta!3.9(35件の評価)
BookLive5.0(2件の評価)
めちゃコミック3.6(25件の評価)

※それぞれ5段階評価となっています。

「モンキーピーク」の外伝である『モンキーサークル』は、あの魔猿の恐怖をもう一度体感することができるファン必見の物語となっていました。

猿の慈悲なき暴力と感情を揺さぶられるホラー的展開の連続に何度も驚かされたので、上記のような高評価にさせて頂きました。

他のサイトでも高評価が多いようです。

あんな猿がいると思ったら、山にいけなくなりそうですが、スリル満点の山岳ホラー漫画となっているので、刺激が欲しい方には特に読んでもらいたいです。

そして当サイトでは、前作『モンキーピーク』もご紹介しているので、興味がある方は合わせてご覧になってみてください。

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