『最強の王様、二度目の人生は何をする?』韓国漫画のネタバレ感想|王→赤ちゃん!?爽快感抜群の転生冒険ファンタジー
前世では王だった主人公が、赤ちゃんに生まれ変わって二度目の人生で周りを驚かせる成長を続けて冒険していく韓国の痛快冒険ファンタジー漫画「最強の王様、二度目の人生は何をする?」。
赤ちゃんの姿をしているのに考え方が王であるギャップに笑えて、圧倒的な成長と迫力満点のバトルが爽快感抜群の作品となっています。
そんな、ピッコマで連載されていて人気を呼んでいる『最強の王様、二度目の人生は何をする?』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
ピッコマで人気の『最強の王様、二度目の人生は何をする?』のあらすじ
ピッコマで連載されている韓国の痛快バトルファンタジー漫画『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の設定やあらすじをご紹介していきます。
王様だった主人公が二度目の人生をどのように生きていくのか是非結末までご覧ください。
作品の設定や概要
- 原作:TurtleMe
- 作画:Fuyuki23
- 出版社:Tapas Media
- ジャンル:ファンタジー、バトル・アクション、アドベンチャー、転生
- 話数:69話(連載中:2020年12月12日現在)
設定は以下のようになっています。
主人公のアーサーは「ディカゼン」と言う大陸のサピン国に生まれた。そして、その大陸には3つの大きな国がある。
エレノアは、森の奥深くにあるエルフの国。
ダルブは、地下に広がるドワーフの国。
サピンは、最も住民が多い人間の国。
この世界は発展途上で技術が進歩していないが、その理由は魔術があるから。
また「マナ」と呼ばれる力がどこにでも存在していて、マナを操れる力は遺伝によるものが多く100人に1人の確率で子供に備わっている。
マナには色々な使い方があって、最もよく使われるのは2種類でオーグメンティングとコンジュリング。
オーグメンターはマナによって巨大な力と守りと機敏さを備え身体を強化する。弱点は限界があること。
コンジュラーはマナを外の世界へ放ち、思いのままに環境に合わせることができる。だが、呪文をかけるには外の世界のマナでマナコアを補強しなければならない。
そして、マナコアが形成されて魔術師として目覚めるのは、普通は思春期の初期から10代後半となっている。
この世界ではマナの強さを色で測っていて、その強さの順は『黒→赤→オレンジ→イエロー→シルバー→白』。それぞれの色は3段階「濃い、普通、淡い」に分かれていて、マナコアが淡いほど純度が高くパワーも強い。
魔術には四元素(火、水、大地、風)とそれぞれの属性が存在する。属性の「氷・重力・雷・音」は、四元素の魔術が熟達した魔術師にしか操れない。
また種族と魔術には以下のような特徴がある。
ドワーフが操れるのは地および火のみで、エルフ同様これら二つの要素とは非常に相性がいい。ドワーフは金属を形成したり曲げられるという特技がある。
中でも有能な使い手になると火と地を高度に使いこなし、マグマを引き起こして操ることも可能。
エルフが操れるのは水・風・地だが、人間よりずっと相性がいい。まれに植物を操る特殊な魔術師がエルフから生まれることもあるが、水・風・地の全ての属性を操れる魔術はエルフからは現れない。
人間の魔術師は四元素全てを操ることができる。また唯一すべての元素を使える特殊な魔術師も排出する上にエミッターのようなどの元素にも分類されない魔術師が現れるのも人間だけ。
三種族間には微妙な力のバランスが存在する。
次に、ビースト使いは以下のように設定されている。
ビースト使いは、マナ・ビーストから受け継いだ特殊能力を使いこなせる魔術師たちのこと。
第一ステージはいわゆる習得段階で、ビーストに備わっている力を借りられるようになる時期。
第二ステージは統合段階で、ようやく魔術師はビーストが持つ特殊な能力と特徴を使いこなせるようになる。
そして、大陸には魔術学校などもあって、大陸で最も誉高い魔術学校はキシラス・アカデミー。
キシラス・アカデミーは魔術師を目指す子供に最も人気のトップ校で、血筋と才能の両方に恵まれた者が入学できる。
出身者には学者・実業家・王室の護衛、指導者・軍の将校などが勢ぞろいで、この世界に影響を与えた人物は皆キシラス・アカデミーと関わりがあるとまで称賛されるほど突出した学校となっている。
あらすじ
私は史上最強の「王」である。数多の敵を退け、数々の功績を残した歴代最高の覇王だ。
しかし、ある朝目覚めた私は奇妙な違和感を覚える。手足が短い、視界が極端に低い、見知らぬ男女が私を「アーサー」と呼び、微笑みながら覗き込む。
そう…私は無力な赤子に転生してしまったのだ!
最強の王様がいたいけな赤ちゃんに転生する、痛快冒険ファンタジー!!
引用)ピッコマ
ファンタジーの世界の『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の主な登場人物
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』は、ファンタジーの世界観となっていて、魔術師や剣士や空想上の生き物まで存在します。
ここでは、その主な登場人物たちをまとめてご紹介していきます。
アーサー・レイウィン
前世で「グレイ王」という王だった主人公。かつては軍を統制していた上に世界各国を代表する強者たちとの決闘にも勝利していた。
しかし、あるときアーサーという栗色の髪に賢そうな青い目をした赤ちゃんとなって新しい世界に転生した。愛称は「アート」。
前世の知識を活かして子供ながらにマナコアを形成して、通常10歳くらいで目覚めるところを3歳で目覚めることに成功する。
また龍であるシルビアから意思を受け継ぎビースト使いとなる。さらにエルフの国の傑物であるヴィリオンの弟子となって、四元素全てを高度なレベルで扱えるようになる。
アドベンチャラーになるときは、仮面のデザインが二分音符(ノート)に見えたため、「ノート」と名乗って活動していく。
アリス
アーサーの母親。貞淑で優しい女性。家庭では実権を握っていて家族をまとめている。
世間から外れたエミッター。エミッターは重病人を治療できる数少ない魔術師で、アリスも治療をすることができる。
アーサーのことを世界一かわいい赤ちゃんだと思っているほど親バカで、アーサーのことをいつも一番に考えている。
レイノルズ
アーサーの父親。頼り甲斐があって威厳があるが、子供っぽい一面もよく見せる。
赤ちゃんのアーサーを高い高いするときも、上に高く吹っ飛ばしてしまうこともある。
またハイハイができるようにあったばかりのアーサーに戦い方を教えようとするほど戦闘好き。
お気楽な性格だが、仲間たちからは頼れるリーダーとして慕われていたオーグメンターで、アーサーのトレーニングにも協力する。
エレナー・レイウィン
アーサーの妹。最初はちょっとよそよそしかったが、アーサーのことが大好きになる。
またアーサーから呼吸法を学んだため、早くに魔術師として目覚めそうである。
ジャスミン・フレームスワース
キラシスまでの旅を同行したツインホーンズの仲間。オーグメンターで特技は二刀流。
黒髪で美しくて無口な女性。人見知りで慣れるまでに時間がかかる。
才能に溢れていて、アーサーから技を教わったときに習得がとても早かった。そして、アーサーからたくさん技を教わる。
さらに、アドベンチャラーとしての旅をするアーサーに同行する。
またフレームスワース家は王国最強の火の魔術師を幾人も輩出した一家だったが、ジャスミンは風の魔術が目覚めたため、家族から「劣等生」のレッテルを貼られてしまう。
そのため、家族から逃げたくてアドベンチャラーになった。
アダム・クレンシュ
キラシスまでの旅を同行したツインホーンズの仲間。オーグメンターで特技は槍。
赤髪で鼻のところに傷があるのが特徴的。戦闘好きで子供のアーサーにも本気で対決する。
アンジェラ・ローズ
キラシスまでの旅を同行したツインホーンズの仲間。コンジュラーで特技は風の魔術。
金髪で巨乳のお姉さん。アーサーに抱きつくことが多い。
ダーデン・ウォーカー
キラシスまでの旅を同行したツインホーンズの仲間。コンジュラーで特技は大地の魔術。
穏やかそうな顔をしているが、かなりの大男。
ヘレン・シャード
キラシスまでの旅を同行したツインホーンズの仲間。オーグメンターで特技はアーチェリーの魔術。
青みがかった黒髪の女性。
ダミアン
アーサーたちを襲った盗賊の中の魔術の1人。
アーサーに道連れにされて、崖から降りる。
シルビア
アーサーが崖から落ちたときに助けた暗黒の鎧を身に纏った者。
見た目は黒いバケモノのようだが、とても親切で優しく、忍耐強くて温かい心の持ち主。しかも、アーサーが憎悪を口にしたときはきちんと叱る姿勢も見せる。
シルビアの持っている物を必死に欲しがる敵が大勢いるため、仲間は残っておらず、また最後に敵との戦いから逃げるときに大きな傷を負ってしまっている。
アーサーを家族のもとに届けるために身を挺して次元の裂け目を開いてくれる。
正体は龍であり、アーサーに意思を与える。
シルビー
シルビアがアーサーに渡した卵から生まれた黒いかわいい龍。
アーサーとは頭の中で会話することができる。
テシア・エラリス
奴隷商人に捕まっていたところをアーサーに助けられたエルフの少女。愛称は「テス」。
実はエルフの国であるエレノス王国の王女様。
王国で唯一の後継者であるため孤独な環境で育ち、大人から子供までうわべだけの友達に何度も傷つけられてきていたので、周りと常に壁を作って距離を置いていた。
そのためアーサーが初めての友達でとても親しくなって、好意を抱くようになる。
またアーサーとともにヴィリオンの修行を受けながら、家庭教師にコンジュリングの技も教わっている。エルフでも早い9歳でマナコアが目覚めた。
ヴィリオン・エラリス
エレノア王国の前国王であるおじいさん。サピン王国との最後の戦いを率いた歴史書に必ず出てくる傑物。
アーサーの力に興味を持って、アーサーを弟子にして鍛える。
己の中の狂暴なビーストを完全に制御している「ビースト使い」で、シャドーパンサーの恐るべき能力を使える。シャドーパンサーは本能的に風と音を操ることができて、気配を完全に消して背後に近づくことができる。
メリアル・エラリス
エレノス王国の女王。テシアの母親。
アルデュイン・エラリス
エレノス王国の国王。テシアの父親。
人間との確執がありながらも、娘を助けたアーサーのことはきちんともてなす。
リニア・ダーカサン
ヴィリオンの古い友人である特殊な魔術師。
腕のある預言者で、その気になれば相手のすべてを見通すことができる。
エレノス王国にいて家族と会えずにいたアーサーに両親との通信手段を提供した。
フェイリス・イブサール2世
人間を嫌っていてアーサーに突っかかってきたエルフの少年。イブサール家の跡継ぎで、愛称は「フェイフェイ」。
プレイドが高くて自信家な発言ばかりする。どう見ても脇役だが、悪い子ではない様子。
ヴィンセント・ヘルステア
アーサーの家族がお世話になっているオークションハウスの経営者。アーサーの父のレイノルズの雇い主でもある。
アーサーの才能に驚き、大陸で最も誉高い魔術学校であるキシラス・アカデミーに入れることを提案する。またキシラス・アカデミーの学長とも知り合いのため、学長にアーサーを紹介する。
またアーサーが娘のリリアを魔術師にするために協力してくれたため、とても感謝する。またアーサーの甘い表情には弱い。
タビサ・ヘルステア
ヴィンセントの妻。アーサーの母親のアリスとは、とても仲良し。
リリア
アーサーと歳が近いヘルステア家の娘。シルビーには一目惚れする。
両親から魔術師として目覚められることを一番に望まれているため、プレッシャーによるストレスが溜まることもある。ストレスが溜まったときは両親に内緒でメイドから料理を振る舞ってもらう。
両親がアーサーの才能ばかり褒めるため、時々ムッとした表情を見せる。また早くに目覚めているアーサーが羨ましくて、自分も魔術師になって両親を喜ばせたいと思っている。
アーサーには特別な呼吸法を教わって、それよって魔術師として目覚められそうになる。
マリア
ヘルステア家のおばさんメイド。タビサに内緒で、こっそりリリアに料理を振る舞っている。
シンシア・グッドスカイ
キシラス・アカデミーの創設者で学長をしている。
アカデミーに多額の寄付をしているヴィンセントの頼みを受けてアーサーに会いにくる。
ブレイン・グレイダー
サピンの国王陛下。ヴィンセントの友達で、ヘルステア・オークションハウスの10周年記念イベントを祝福するためにイベント会場に訪れて、アーサーたちと出会う。
プリシア・グレイダー
王妃。コンジュラーであるが、アーサーでもマナを感じとれなかったため、特殊な装備でマナを隠しているか、アーサーでも感じられないほどレベルが高い可能性ある。
カーティス・グレイダー
王子。たまに家庭教師のレッスンをサボっているらしい。
キャサリン・グレイダー
王女。
セバスチャン
アーサーのマナ・ビーストであるシルビーを狙っているブレイン国王陛下の魔術師。
シルビーを自分の物にするためにアーサーに突っかかる。
カスピアン・ブレードハート
アドベンチャラーギルドのキシラス支部の長。ジャスミンの家族であるフレームスワースと交流がある。
握手しただけでもアーサーが強いと感じるほどの人物で、AAクラスの魔術師。
そして、アーサーの実技テストも相手をかってでる。
ダイアン・ホワイトホール
18歳のコンジュラー。ステージは普通のオレンジで、専門分野は水。アーサーの前にギルドのテストを受ける。
呪文のコントロールが上手くて、マナの操作と詠唱の速さも良いと評価を受けて、Cクラスと認定される。
イライジャ・ナイト
アーサーと同じタイミングでギルドのテストを受けに来ていたメガネをかけた少年。実技テストを受けずにBクラスと認定される。
情報が少ない人物で、幼い頃からドワーフに育てられていた。
そして、人間の王国に順応するためにダルブ王国初の代表としてギルドに送られてきた。
試験のあとはAクラスとなる濃いオレンジのコンジュラー。専門分野は大地だけ。
ルーカス・ワイクス
アーサーと同じタイミングでギルドのテストを受けに来ていた杖を持った傲慢な11歳の少年。コンジュラーで登場当初のステージは淡いオレンジ。専門分野は火のみ。
アーサーが一目見ただけで強いと判断するほどの実力の持ち主で、試験官をイライラさせるほどの力を発揮する。
昔から汚い手を使って実力のある魔術師を産ませていると悪い評判があるワイクス家のメンバー。
サピン在住で人間とエルフのハーフ。
レジナルド・バスティオン
Aクラスのオーグメンター。属性は大地でステージは普通のイエロー。
ミッションで、アーサーとジェスミンと一緒になる。
顔に傷があって髭を生やしたガタイの良い男性。
クリオル・マッサー
水属性のオーグメンター。小太りな体型の男性。
ミッションで、アーサーとジェスミンと一緒になる。
婚約者だった女性をダンジョンで亡くしている。
オリバー・ヘムベット
Aクラスでステージが濃いイエローのコンジュラー。
生意気そうな顔をした男性で、専門はヒーリングでエミッターでもある。自惚れが強い性格をしている。
ミッションで、アーサーとジェスミンと一緒になる。
またミッションでは、サマンサ・テンペストのことばかり気にかける。
サマンサ・テンペスト
Aクラスでステージが濃いイエローのコンジュラーのかわいい女性。専門分野は水だけ。
ミッションで、アーサーとジェスミンと一緒になる。またアーサーに興味津々。
ブライド・ランドン
AAクラスになりたてのオーグメンター。ステージは淡いイエローで属性は火。
アーサーとジェスミンが参加したミッションを率いる役目を担っていた金髪の男性。
面白い!『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の3つの見どころ(ネタバレあり)
主人公アーサーの成長やファンタジーの世界観、迫力満点のバトルシーンなど『最強の王様、二度目の人生は何をする?』には面白い見どころがたくさん存在します。
そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介します。
転生した主人公アーサーの活躍
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』では、前世では一国の王であったが、赤ちゃんとなって新しい世界に転生した主人公のアーサーの活躍が見どころとなっています。
生前の記憶を持っているアーサーは、赤ちゃんながらに周りの人や生まれた世界のことをよく観察して知識を蓄えていったり、さらに世界一の魔術師になろうと2年もかけてマナコアを根気よく形成したりと全く見た目に似つかない行動を繰り広げるので、「流石だ!」と感服してしまいます。
しかし、赤ちゃんでもあるためマナコアを形成中にウンチをお漏らししちゃったりなどのかわいい姿も見せるのがまた良いです。
しかも、かつては軍を強者との決闘に勝って来たアーサーですが、それらよりもハイハイがはじめてできた時を誇らしく思う姿も見せるので、思わず笑ってしまいます。
そして、成長してからは周りの人たちを圧倒し驚かせていくので、その圧倒的な強さは爽快感抜群です。
また愛する人たちを守るときや犯罪行為に手を染める者を見るとき目の色を変えるアーサーのかっこよさは、思わずシビレてしまうので、アーサーの活躍をぜひご覧になってみてください。
家族の愛情
そして、そんなアーサーを温かく見守る家族の愛情も見どころとなっています。
赤ちゃんのアーサーがハイハイしたり、鏡に写った自分を見てるのだけでも喜び感動する両親たちの思いやりにはほっこりして、自分も子どもができたらこんな風になるんだろうなぁと微笑ましくなります。
また、アーサーは家族と離れ離れになったりなど危険な目にあるのですが、その度に血相を変えてアーサーのこと心配し、涙を流す親心は読者の心にジーンと響くことでしょう。
そして、長い間離れ離れになっていた後の再会のシーンでは…(涙)
家族の愛情の深さとその温かさにもらい泣きしてみてください。
伏線の張られた結末が気になる展開
また『最強の王様、二度目の人生は何をする?』では、いくつか伏線が張られていて先の展開に目が離せなくなります。
アーサーを助けた龍のシルビアから、アーサーのマナコアステージが白に達した時に連絡は入るようになっていて、その時にどんな事情が説明されるのか気になって仕方ありません。
また、アーサーのマナ・ビーストのシルビーを狙う存在が現れたりと不穏な展開も待っています…。
そして、ルーカスやイライジャ、そしてテシアにアーサーと新しい世代たちの活躍も楽しみですし、タイトルの通りアーサーが二度目の人生で何をするのか、結末まで見逃せません。
転生ファンタジー『最強の王様、二度目の人生は何をする?』はこんな人におすすめ
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』は、バトルファンタジー好きな方におすすめの作品です。
物語は、かつて史上最強の王であった主人公が、赤ちゃんのアーサーに転生して、周りを驚かす圧倒的な成長を見せていく痛快ファンタジーとなっています。
アーサーのかつての知識と隠れた努力で、他を驚かせる成長を見せて活躍しまくる展開は爽快感満載!
そして、魔術や剣術を使ったファンタジー要素のある激しいバトルシーンも多く描かれていて、バトル好きな方は興奮すること間違いなしです。
バトルにワクワクして、アーサーの強さにシビれて、笑える展開もたくさんある作品ですので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。
紹介者が考える『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の伝えたいこと(考察)
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』では、かつて王だったアーサーを通して後悔しない人生を過ごす姿を伝えたいように感じられます。
かつて王だった頃のアーサーは、決闘で最強になることに人生をかけていましたが、二度目の人生を生きるアーサーはそれになんの意味があったのかと自問自答します。
そして、アーサーは過去の全てよりも周りの愛する人たちの方が大切だと強く思うのです。
現代ではお金や地位を獲得するために、自分や家族との時間を犠牲にしてまで働いている人も多くいるでしょう。
しかし、仕事ばかりに時間を取るのではなく、本当に大切な存在が何かを考えて、その存在のために自分の時間を使ってほしいと思いました。
そのような自分の時間を何に使うべきを考えさせられるストーリーにもなっているので、仕事ばかりに時間を取られている方には特に読んでもらいたい作品です。
また、マンガアプリ「ピッコマ」を利用すると、『最強の王様、二度目の人生は何をする?』を無料で読むこともできます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』の評価まとめと感想
最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。
漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。
当サイトの評価 | 3.3(記事作成者の評価) |
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コミックシーモア | ー |
まんが王国 | ー |
Renta! | ー |
BookLive | ー |
めちゃコミック | ー |
※それぞれ5段階評価となっています。
王が赤ちゃんになったときの思考と行動のギャップが面白く、そして成長してからの無双が爽快で面白かったです。
ただ、アーサーが子どもであるために侮られて、その後アーサーの強さに驚かせるという展開が何度も続いてしまったため、やや単調に感じられたので少し評価は低くさせていただきました。
今後、アーサーが成長していくにつれて変わった展開になったり、伏線の回収する展開などに期待をしたいです。
『最強の王様、二度目の人生は何をする?』が気になる人におすすめの類似作品
ここでは『最強の王様、二度目の人生は何をする?』に興味がある方におすすめのファンタジー漫画をご紹介していきます。
1つ目は『末っ子皇女殿下』です。
こちらは、大魔導師が前世の記憶を持ったまま、帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまった転生ファンタジー漫画となっています。
かつて大魔導師だっただけに赤ちゃんなのに大人びた言動ばかりしている姿がギャップがあって笑えます。
そして、見た目がとってもかわいい赤ちゃんなので、主人公のビジュアルと愛嬌に悩殺されること間違いなしです。
偉大な人物が赤ちゃんに転生するという「最強の王様、二度目の人生は何をする?」と同じストーリー展開で面白い作品ですので、合わせてご覧になってみてください。
下の記事では『末っ子皇女殿下』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。
2つ目は『俺だけレベルアップな件』です。
こちらは、最弱だった主人公があるとき自分だけゲームのようにレベルアップし続けるようになった異世界成長バトルファンタジーとなっています。
「最弱兵器」とまで揶揄されていた主人公が、どんどん力をつけて周りを圧倒していく姿は爽快で、「最強の王様、二度目の人生は何をする?」にも似たスカッとする展開が盛り沢山です。
そして、バトルシーンの激しさも見ものとなっているので、バトルファンタジー好きな方は合わせてご覧ください。
下の記事では『俺だけレベルアップな件』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。