恋愛

『娘の友達』美少女とオジさんの背徳系サスペンス漫画のネタバレ感想

娘の友達

『娘の友達』美少女とオジさんの背徳系サスペンス漫画のネタバレ感想

 

萩原あさみ先生による、美少女とオジさんの許されざる関係を描いたラブサスペンス漫画、『娘の友達』。

大人びた雰囲気の女子高校生と、日々の生活に疲れたオジさんの2人で繰り広げられる、決してバレてはいけない禁断の関係を描く作品となっています。

そんな背徳感たっぷりな『娘の友達』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

禁断の関係を描く『娘の友達』のあらすじ

娘の友達の市川晃介と如月古都の出会い出典:「娘の友達」、著者:萩原あさ美、出版社:講談社

可愛すぎる女子高校生と、日々に疲れたオジさんの浮世離れした恋愛模様を描く、『娘の友達』の設定やあらすじをご紹介していきます。

ミステリアスな雰囲気も相まって、先の展開がどんどん気になってしまう内容です。この機会に是非ご覧ください。

作品の設定や概要

 

家では「父親」として、職場では「上司」としての立場で頑張ろうともがいていたが、自分を殺しながらの窮屈な日々を送っていた晃介。

そんな彼がくつろげるのは、家でも職場でもなく行きつけの喫茶店だけ。ある日そこで、娘の同級生である古都に出会います。

その後、ひょんなことから連絡を取り合う関係になった2人。そして何故か積極的に晃介に近付こうとする古都。

社会的に許されないことだと分かっていながらも、その不思議な包容力に惹かれていく晃介は、理性と欲望の狭間で揺れ動く…。

ハラハラする展開から目が離せない、背徳系サスペンスとなっています。

あらすじ

家庭では「父親」として、会社では「係長」として、「理想的な自分」を演じるように生きてきた主人公・晃介。

だが、娘の友達である美少女・古都との出会いにより、彼の人生は180度変化する。

社会的には「決して抱いてはいけない感情」に支配されながらも、古都の前では自己を開放でき、社会の中で疲弊した心は癒やされていく……。

「社会」のために「自己」を殺す現代社会へ鋭く切り込む、背徳のサスペンスが幕を開ける。

引用)コミックシーモア

またアプリ「コミックデイズ」を利用すると、『娘の友達』を無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

コミックDAYS
コミックDAYS
無料
posted withアプリーチ



どこかミステリアスな『娘の友達』の主な登場人物

『娘の友達』では、晃介と古都を中心にどこか生きにくさを感じている登場人物を紹介していきます。

それぞれ社会に対して「息苦しさ」を抱えるキャラクターたちに注目です。

市川 晃介(いちかわ こうすけ)

主人公。40〜50歳くらいのくたびれたサラリーマン。妻を亡くしており、娘の美也と二人暮らしをしている。

男手一つで娘を育てることにプレッシャーを感じており、娘が引きこもってしまった後もうまくコミュニケーションを取れずにいる。

会社では係長から課長への昇進が予定されており、職場でもエースとして期待されている。が、部下との関係はあまり芳しくないようで、仕事のストレスを抱えつつあった。

家では「父親」として、職場では「上司」としての立場で頑張ろうともがいていたが、自分を殺しながらの窮屈な日々を送っていたところ、行きつけの喫茶店で古都と出会う。

彼女の魅力に惹かれながらも、理性と欲望の狭間で翻弄される。

如月 古都(きさらぎ こと)

タイトルにある「娘の友達」。柔らかくも、どこか年齢離れした雰囲気を持つ高校生。

晃介の娘である美也とは、小学生の頃からの友達。その頃、晃介に一度映画館へ連れて行ってもらったことがある。

喫茶店で出会い、美也の父親だと気付いてから何故か晃介に積極的なアタックを仕掛けてくる。

自分の前では、「父親」でも「上司」でもなく「晃介」として振舞ってほしいと話し、頻繁に晃介にコンタクトを取るようになった。

母親との関係は芳しくないようで、「良い娘」としての息苦しさを感じている様子。

市川 美也(いちかわ みや)

晃介の娘。高校生。古都と同じクラスだが、母親の死をきっかけに部屋に引きこもり不登校になってしまい、1ヶ月学校に通っていない。

母親が亡くなる間際まで仕事一辺倒だった晃介に嫌気が差していたが、本音で話すようになった晃介を見て、少しずつ親子の関係が改善されていく。

学校の授業のレベルが高く、自分の学力では付いていくのに精一杯だったことに、クラスでも孤独感を抱えていた。

晃介と古都の関係を少し疑っている様子。学校に再び通うようになってから、古都とは親友として過ごしている。



市川 恵子(いちかわ けいこ)

晃介の妻で美也の母親。1年近く前に他界している。

古都の母親

名前は現状不明。古都を過剰に気にする素振りを見せており、帰りが遅くなった古都の頬をビンタする、土下座させる、携帯の中身を盗み見ようとするなど、虐待が横行している。

それに古都が素直に従うと、とたんに優しくなることから、精神的な不安定さが垣間見える。

古都を「良い女の子」にしたいようだが、その圧力が古都を苦しめている。

吉田(よしだ)

晃介の会社の同僚。太っちょでヒゲを生やしている。まだ公表されていない晃介の昇進話を勝手に広めるなど、あまりモラルはない模様。

中村(なかむら)

晃介の会社の同僚。メガネをかけた女性で、シングルマザー。

三崎 正一郎(みさき しょういちろう)

美也が学校で出会った少年。気だるげな雰囲気だが、堂々と校内でタバコを吸う、テストの答案を盗んでくるなど、やってることは破天荒。



新刊が待ち遠しい『娘の友達』の3つの見どころ(ネタバレあり)

娘の友達の晃介の耳元でささやく古都出典:「娘の友達」、著者:萩原あさ美、出版社:講談社

『娘の友達』は晃介と古都のサスペンスラブの展開を中心に、たくさんの見どころがあります。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つご紹介していきます。

古都の可愛さと底知れない雰囲気

『娘の友達』のヒロイン、古都。高校生離れした…何だろう…妖艶な雰囲気がすごい。

常に頬を赤らめながら、楽しそうに晃介と接する古都の姿に、読んでいる方もドギマギしてしまいます。

その大人びた雰囲気から「本当に高校生か?」と時々疑問になるほどの、オジさんキラーな古都の行動から目が離せません。

オジさんのツボを抑えまくったアクション

そんな古都の積極的なアタックも『娘の友達』の見どころの一つです。

耳元でお礼を囁く、「よく頑張りましたね」と頭をなでる、疲れている晃介を優しい言葉をかける…などなど。オジさんが耐えられるわけない。殺す気か。

一見おしとやかかと思いきや時に大胆な行動に出るシーンもあり、その時の色気やむせ返るような空気感は、『娘の友達』の大きな見どころです。

少しずつ変わっていく晃介と古都の関係性がどうなるか気になってしまい、次の話や新刊が待ち遠しくなってしまうような作品です。

古都の目的は…?気になる今後の展開と結末

『娘の友達』にはよくよく見るとサブタイトルがついています。

読んでみると「L’un des grands secrets d’une femme fatale」、フランス語ですかね。直訳すると「ファムファタールの大きな秘密の一つ」という意味のようです。

「ファムファタール」って何だ?と思い調べてみると…

ファム・ファタールは、男にとっての「運命の女」(運命的な恋愛の相手、もしくは赤い糸で結ばれた相手)の意味。また、男を破滅させる「魔性の女(悪女)」のこと。

引用)ウィキペディア

…なんだか怖くなってきたぞう!どう考えても、これはヒロインである古都のことを指している言葉でしょう。

現状、古都が晃介に好意を抱いている理由は不明ですが、果たして古都は晃介にとって「運命の女」なのか、はたまた破滅へ導く「魔性の女」なのか。

そしてそんな彼女の「大きな秘密」とは一体何なのか、今後の展開が気になりますね…!

>>『娘の友達』はアプリ「コミックデイズ」から無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)



ドキドキハラハラのサスペンス『娘の友達』はこんな人におすすめ

『娘の友達』は、ハラハラするサスペンスものが好きな人に特におすすめの作品となっています。

許される関係ではないことは理解しながらも、家庭や職場の状況を忘れ、古都の魅力に嵌まっていく晃介。
そして晃介の古都の行動に違和感を感じる、娘の美也と、古都の母親。

このまま2人の関係はバレずに、どこまでも進展していくのか。それとも2人の関係はいつかバレてしまうのか、その時周りはどうなってしまうのか。

展開がまったく読めません…!そんな続きが気になる漫画を読みたい、という方は『娘の友達』を是非ご覧になってみてください。

>>『娘の友達』はアプリ「コミックデイズ」から無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)



管理人の思う『娘の友達』が伝えたいこと(感想)

娘の友達の晃介と古都の会話出典:「娘の友達」、著者:萩原あさ美、出版社:講談社

『娘の友達』は、自分が本当にやりたいこと、なりたい姿について考えてみることを伝えたいように感じられます。

晃介は「良い父親」「良い上司」を、古都は「良い娘」「良い女の子」であることを強いられ、社会で求められる姿を続けることの息苦しさを感じながら、日々を過ごしていました。

そして古都は美也に対して、引きこもりではあるものの「周りの人の目を考えずに、自分のやりたいことをできる」ことを羨ましく思っています。

苦しくても辛くても、自分を押さえつけて我慢して耐えるのが正しいのか。

自分勝手なワガママで、社会の常識やモラルを守らないこと・我慢しないことは悪なのか。

今本当にやりたいことは何か、2人の恋愛模様の合間に、ふと考えさせられる作品となっています。

少し日々の生活に疲れた方でも、すぐ読める長さの作品なので、『娘の友達』を是非この機会にご覧になってみてください。

またアプリ「コミックデイズ」を利用すると、『娘の友達』を無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

コミックDAYS
コミックDAYS
無料
posted withアプリーチ
ABOUT ME
まれ
漫画は勢いと感情で読むタイプ。 SLAM DUNKが人生の教科書。バスケがしたいけど最近運動不足気味。筋肉痛は2日後に来る。
関連漫画