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『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』頭脳戦ラブコメ漫画のネタバレ感想

『かぐや様は告らせたい』相手に告らせるための頭脳戦ラブコメ漫画のネタバレ感想

 

テレビアニメ化され人気絶頂の『かぐや様は告らせたい』というラブコメディ。心理戦を駆使した高度な駆け引きと未熟な恋愛観のギャップで恋愛が繰り広げられ、笑わずにはいられないギャグ要素満載の漫画となっています。

プライドが高く素直になれない2人が織りなす笑える恋愛の物語のあらすじや見どころをネタバレを含めた感想を込めてご紹介していきます。

新感覚の頭脳戦ラブコメを是非ご覧になってください。

 

新感覚の頭脳戦ラブコメ『かぐや様は告らせたい』のあらすじ

頭脳戦ラブコメという新しいスタイルの物語を繰り広げる『かぐや様は告らせたい』の作品やあらすじをご紹介していきます。

アニメ化され、笑えて萌える恋愛劇の全貌はこちらです。

作品の設定や概要

  • 作者:赤坂アカ
  • 出版社:集英社(ヤングジャンプ)
  • ジャンル:ラブコメ、ギャグ、学園

 

将来を期待されたエリートたちが集う名門校秀知院学園の生徒会の会長である白銀御行と副会長の四宮かぐやはお互いに惹かれあっているもののプライドが高くて告白できない。

自分から告白することが「負け」という認識の2人が、相手に告白させるために知力を尽くす恋愛頭脳戦を描いた学園物語。

 

またTwitterでは、『かぐや様は告らせたい』の映画公式アカウントもあるので、是非チェックしてみてください。

あらすじ

将来を期待されたエリート校の生徒会で会長の白銀御行と副会長の四宮かぐやは出会う。

頭脳明晰で容姿端麗な2人は、互いに惹かれ合うも「恋愛は告白したほうが負け」という間違った認識から進展がないまま半年が経ってしまった。

プライドで高く素直になれない2人は時間が経つにつれ「いかに相手に告白させるか」ばかりを考えるようになり、お互いが策を巡らせて相手に告白させようと行動に出る…。

プライドが高すぎる天才が織りなす、新感覚の頭脳戦ラブコメが開催される。

 

また『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』を連載しているアプリ「ヤンジャン!」では、ヤンジャン最新号が最速で読めます!

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クセが強すぎる『かぐや様は告らせたい』の主な登場人物

『かぐや様は告らせたい』に登場する人物はみんな1クセも2クセもある者ばかりで、作品が面白く彩られています。

個性あふれるキャラクターが魅力の登場人物たちを一挙ご紹介します。

白銀御行(しろがね みゆき)

秀知院学園高等学部2年の生徒会会長を務める本作の主人公の1人。家柄は貧乏ではあるが、学園模試は不動の1位で全国でも頂点を競い天才たちと互角以上に渡り合う猛者である。その模範的な立ち振る舞いにより外部入試ながらも生徒会長へと抜擢された。

しかし、その頭脳も才能ではなく努力のたまもの。自分を優秀な人間、天才と思い込むことにより精神を安定させているフシがあるため、病的なまでに努力を重ねる。そのため、白銀に『馬鹿』というワードは禁句で自我が保てず悶絶死する可能性がある。

また勉学だけでなくバイトにも精を出している。

そして性格も非常に優しく、人の相談や頼みごとは断ることなく誠心誠意付き合うこともあったり、嘘でも人を傷つける行為をすることができなかったり、困っている人を放っておけない生徒会長にふさわしい人物。

生徒会副会長の四宮かぐやに好意を抱いているものの、自分から想いを伝えられないため告らせようと奮闘する。

四宮かぐや(しのみや かぐや)

秀知院学園高等学部2年生の生徒会副会長を務める本作の主人公の1人である美少女。4大財閥の1つである総資産200兆円の四宮グループの本家本流の総帥・四宮雁庵の長女として生まれた令嬢であり、やらせればなんでもかなりのレベルでこなしてしまう万能型の天才。

四宮家の厳格な帝王学を叩き込まれており、何でもできる性格ゆえか、ナチュラルに人を見下して利用することを真っ先に考える。

そのため、生徒会に入る前はあまり人と関わることもなかったが、生徒会で活動をしているうちに丸くなった。

完全無菌の箱入り娘のため、頭はいいが性教育に関しては小学生低学年レベルという世間知らずを発動するときもある。

生徒会会長の白銀御行に好意らしきものを抱いているが、プライドが高く恋とは認めず、また自分から告白することは一切考えていない。そして、白銀に告白させるために権力と財力と知力を使って奮闘する。

藤原千花(ふじわら ちか)

秀知院学園高等学部2年生の生徒会書記を務めるゆるふわ巨乳の本作のヒロイン。

政治家一族の娘であり、祖父母が元総理大臣で叔父が減少の省大臣と素晴らしい血統の持ち主。過保護であるが愛のある家庭で育ち、心優しい少女として成長している。母性が強く、白銀会長の運動音痴や音痴を治すために死力を尽くす姿もこの作品の見どころの1つとなっている。

しかし、過保護な環境でゲームや俗な娯楽を禁じられていたため、抜け道を探した結果ホラーやドイツ系のアナログゲームやパズルなどの変わったディープな趣味を持っている。

かぐやとは中等部からの友人でよくお泊り会をするくらいには仲が良く、明るい性格で生徒会の雰囲気を和ませている。しかし、空気の読めない性格で予測不可能な動きをするため、かぐやと白銀の心理戦をよく邪魔する。



石上優(いしがみ ゆう)

秀知院学園高等部1年の生徒会会計を務める本作の裏主人公である人物。零細玩具メーカーの次男であり、高卒で苦労した父親の見栄で秀知院に入れられる。生徒会の役員は能力に応じて任命されるシステムで、石上は入学して間もない1年生にもかかわらず、白銀のスカウトにより生徒会に加入した優秀な人材。

普段仕事は持ち帰り、生徒会には打ち合わせ程度しか参加しない。しかし、たまに生徒会室にいるときも、副会長のかぐやや書記の藤原のなにげない言動やそぶりに心を痛めで死にたくなり、すぐに帰るくせがある。

石上は観察力がすさまじく、他人の触れられたくない『地雷』が見えてしまう。それを地雷と認識せずに触れてしまい、よく危機に陥る。

『かぐや様は告らせたい』の裏主人公としても紹介されており、この作品は彼の成長物語となる可能性もある。

早坂愛(はやさか あい)

秀知院学園高等部2年で四宮家かぐや付き近侍をしている人物。

元は名家の早坂家であるが、四宮家との競争に敗北し、その優秀な血筋を見込まれ四宮家に取り込まれる。

愛は四宮家本邸で生まれ、英才教育を施されたサラブレッドであり、アイルランド人のクオーターでもある。かぐやと同じく隔離された世界で生まれ育ったが、仕事柄かぐやより世間というものを知っている。

かぐやの恋愛をサポートするために裏工作をよく行っており、状況に応じて複数の性格を切り替えている。メイドモードとギャルモードはその代表格。ちなみにフラットな愛は、かぐや曰く「臆病者で泣き虫」らしい。

臨機応変に任務に対応するが、予測不可能な動きをする藤原には任務をよく邪魔されていて、ギリギリ勝ち越してはいる状況。

かぐやとは主従関係ではあるものの、かぐやに物怖じせずに何でも言える数少ない人物で、事実上深い縁で結びついた姉妹のような関係を築いている。

白銀圭(しろがね けい)

秀知院学園中等部の生徒会会計を務める白銀御行の妹。白銀御行の面影を大きく残していて、目つきは悪いが美少女であり、人が困っているのを放っておけない優しい性格の持ち主。しかし、顔に似合わず意外と口が悪い。

藤原書記の妹と同級生で、ため藤原家に泊まりに行っていて、藤原姉妹とは仲良し。新聞配達のバイトを行っている様子でお小遣いは厳しいようである。

兄と同じで四宮のことを尊敬して好意を抱いている。



無駄に賢い頭脳戦が笑える『かぐや様は告らせたい』の見どころ3選(ネタバレあり)

相手に告白させるために超高校級の頭脳を発揮する2人の駆け引きは、すべてが笑えてしまいます。しかし、『かぐや様は告らせたい』は笑いだけではなく感動も切なさも兼ね備えているのです。

そんな読者に様々な感情を抱かせる魅力の溢れる作品の特に注目してほしい見どころを3つ厳選してお伝えしていきます。

超高校級の笑える心理戦

『かぐや様は告らせたい』の見どころはなんと言っても、相手に告らせるために繰り広げられる激しい心理戦にあります。

かぐやは財力を活かして事前工作を入念にし、白銀は持ち前の頭脳を活かし、相手の裏をかく駆け引きはおもしろすぎます。恋愛にここまで本気で考えて全力で臨む姿は清々しささえ感じられます。

また、非常に高度な心理戦ながらも2人とも恋愛経験はゼロなため、すれ違いまくったり、プライドが邪魔してうまくいかなかったりと全く成功しないところがまた面白いです。

波乱を呼ぶ天然の藤原書記

『かぐや様は告らせたい』の中でもかなり重要なキャラクターとなるのが天然の藤原書記です。おせっかいな全く予測のつかない天然キャラの彼女が天才2人の心理戦をかき乱し、めちゃくちゃにするのも見どころの1つとなっています。

藤原書記の言動すべてが面白く、かぐやを勝手に怒らせながらも、自然と仲直りするシーンは本当に笑えてしまいます。

究極の恋愛心理戦でおバカな藤原書記が波乱を呼び、読者の予測もできない展開へと運んでくれるため、物語のカギとなっています。是非、藤原書記の言動には注目してください。

四宮かぐやと白銀御行の2人の愛

四宮も白銀も自分が相手を好きであることを認めず、相手が告白してきたら仕方なく付き合おうというスタンスで行動していますが、なんだかんだお互いを思い合う愛にはとても感動します。

相手より優位に立つために戦略を立てますが、相手を思うがゆえに失敗したり、お互いの言葉1つ1つで一喜一憂する初々しい姿は胸が締め付けられます。

『かぐや様は告らせたい』はそういった、ラブストーリー的な観点も楽しめる作品となっているので恋愛シーンも見どころです。

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ギャグ要素満載の『かぐや様は告らせたい』はこんな人におすすめ

『かぐや様は告らせたい』はラブコメ好きの方には是非とも見てもらいたいおすすめの一作となっています。

有名な心理学や行動心理学などを用いた高度な恋愛の駆け引きを行いながらも、恋愛初心者たちの未熟な感情面とのギャップで笑いが生まれ、恋愛要素も楽しめながら、コメディ要素もふんだんに盛り込まれているラブコメ好きにはたまらない漫画なのです。

また心理学を使った戦略場面は、これから恋愛としたいという方にも勉強になるかと思います。

勉強もできて、笑えて、恋愛シーンにキュンとできる大満足の作品となっているので、是非『かぐや様は告らせたい』をご覧になってください。

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管理人の思う『かぐや様は告らせたい』が伝えたいこと(感想)

『かぐや様は告らせたい』は、恋愛は相手に負けることが大切ということを伝えたいように感じられます。

四宮かぐやと白銀御行はお互いが優位な状況で恋愛をしたいがために、相手に告白させようと、相手を負けさせようとプライドを持って戦略を練って接触します。

しかし、そのプライドが邪魔をしてすれ違い、全く関係が進展しないのです。素直になれば絶対にうまくいくのにプライドがあり、素直になれないからうまくいかないのです。

この作品では、そういった意地やプライドは恋愛において必要のないもので、プライドを捨て、負けることで恋愛には勝つことができるということを暗示しているように思えます。

恋の駆け引きは難しく悩むことが多いと思いますが、『かぐや様は告らせたい』を読んで、学んで素直に恋愛をしていきましょう。

 

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『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の評価まとめ

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.6(記事作成者の評価)
コミックシーモア4.4(181件の評価)
まんが王国4.2(101件の評価)
Renta!4.6(104件の評価)
BookLive4.6(123件の評価)

※それぞれ5段階評価となっています。

これまでも見どころなどで詳しく紹介していきましたが、とにかく四宮と白金の攻防が笑えて読んでいて嫌なことを忘れられる作品なので、高評価をつけました。

アニメ化、映画化もされ大人気の『かぐや様は告らせたい』は是非ご覧になってみください。

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ヨル
漫画紹介をしているヨルです! 毎月150冊以上漫画を読むので、その中で特におすすめの漫画を紹介していきます! 次に読む漫画を探してる方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです^^
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