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『かりそめの公爵夫人』韓国漫画のネタバレ感想|ピュアで不器用な2人の「甘い」ラブストーリー

かりそめの公爵夫人

『かりそめの公爵夫人』韓国漫画のネタバレ感想|ピュアで不器用な2人の「甘い」ラブストーリー

 

最愛の婚約者を従兄にとられて無残な死を迎えたヒロインが、1年前に戻って人生を変えるために公爵と契約結婚を交わす韓国の恋愛ファンタジー漫画『かりそめの公爵夫人』。

二度目の人生では自分の思うままに強く生きるヒロイン・イヴォナの姿が美しく、そんなイヴォナと結婚したクロードの優しさにキュンキュンが止まらなくなる作品です。

初恋のようなぎこちない感じ、そして緊張感までも伝わってくるような恋愛漫画好きにはたまらないラブストーリーが繰り広げられます。

そんなピッコマで大人気のラブストーリー『かりそめの公爵夫人』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

ピッコマで人気沸騰中の『かりそめの公爵夫人』のあらすじ

ピッコマで独占配信されて人気を誇っている韓国の胸キュンラブストーリー『かりそめの公爵夫人』の設定やあらすじをご紹介していきます。

主役2人の不器用だけど美しい愛に、心が洗われること間違いなしです。

作品の設定や概要

  • 原作:Jin Saeha
  • 作画:Han Jinseo
  • 出版社:kakaopage
  • ジャンル:恋愛、ファンタジー
  • 話数:54話(連載中:2020年12月11日現在)

 

設定は以下のようになっています。

ヒロインのイヴォナは、最愛の婚約者である皇帝の甥のガスパルのために、自分の体を犠牲にしてボルト家に代々伝わるとてつもない魔力を得る実験をして最強の召喚術師になった。

しかし、ガスパルはイヴォナの従兄のトリスタンと結ばれていて、イヴォナは召喚術と子どもを産む存在として利用されているだけだった。

そんな事実を知った直後にイヴォナは実験の副作用で亡くなってしまうが、次の瞬間に1年前の自分として目が覚めた。

そして、イヴォナはガスパルに利用されずに自分の思うままに二度目の人生を生きることを誓う。

 

また物語の世界では、魔王軍が主君の復活を図っていて、魔王が復活すれば人々が危険に晒されることになっている。

時が戻ったことで魔王軍の進撃を知っているイヴォナは、魔力上昇効果を持つ黄金のキリダンの実を使って、魔王軍の抗戦に備えようと一人で準備を始める。

そのため、イヴォナは黄金のキリダンの実の流通を管理しているアゼンタイン公爵と結婚して、キリダンの実を確保しながら、さらに公爵の地位を使ってガスパル男爵との婚約を破棄しようと考えていく。

 

また舞台となるパナマ帝国では未婚の人を不完全であるとみなす考えがあったり、生まれながらに魔力を持つ異種族を嫌っていたり、女性は男性に守ってもらうような愛おしい存在になることが推奨されるような偏った価値観をある。

あらすじ

婚約者の知られざる恋人が実の従兄であるという真実を知った日、わたしは無残な死を迎えた。

死んだはずのわたしだったが、目を覚ますとなんと二十歳の姿に戻っていた。

どういうワケか過去に戻ったわたしは、婚約者の言いなりだった人生から逃れるため、愛のない契約結婚をすることになる。

最初は愛のない形だけの結婚だった…はずなのに。愛に不器用な男女の胸キュンラブストーリー。

引用)ピッコマ



ファンタジーらしい『かりそめの公爵夫人』の主な登場人物

『かりそめの公爵夫人』はファンタジーの世界となっていて、魔法使いや錬金術師、召喚師や神獣といったキャラクターまで登場します。

そんなファンタジーの世界ならでは登場人物たちをまとめてご紹介していきます。

イヴォナ・ボルト

平凡な貴族令嬢のヒロイン。召喚術が使える。

これと言って特徴のない地味な顔に有名な家柄でもなかったため周囲から注目されなかったが、豊満な体を持っていたため男たちから嫌な視線を受け続けてきた。

そんな男への嫌悪感で身震いしていた時に、自分をいやらしい目で見たりしないガスパル男爵と出会い、惹かれて、ガスパルに振り向いてもらうために努力するようなった。

そして、ガスパルのために命懸けでボルト家に代々伝わる秘芨を使って、想像を絶する巨大な魔力を獲得するが、その代わり全身ボロボロの醜い姿となり、さらに寿命もほとんどなくなってしまった。

そして、自分の召喚術師としての力をガスパルのために使い、影として生きながら自分のすべてをガスパルに捧げた。

しかし、ガスパルと従兄のトリスタンが結ばれていることと、自分が使い捨ての召喚師で2人に似た子供を産むための代理母でしかないことを知ってしまい、虚しく死んでしまうことに。

だが、死んだ直後に1年前の自分に戻っていた。

イヴォナは二度目の人生では自分の思うままに生きようと決めて、ガスパル男爵との婚約を破棄するために公爵の後ろ盾が必要で、アゼンタイン公爵に契約結婚を申し込む。

また1年後の魔王軍との交戦状況を知っているため、一足早く動いて「キリダンの試薬」を完成させようとしている。

イヴォナは、前世で人から避けられて生きてきたため、誰にでも平等に接する優しさを持っている。

クロード・ベン・ショルニア・アゼンタイン

聖剣の持ち主。皇帝陛下にも皇位を継がせることも考慮してもらっている優秀な人物。

数百年前も前からその誕生を予言されていた「聖剣の持ち主」で、子供の頃から天才と呼ばれた実力者だった。

また優しくは接しないが誰に対しても平等に接して、相手を敬うことのできる性格で、タイムリープする前の戦場でもイヴォナを助けている。

愛という言葉は大きな責任を伴う言葉だと思っていて、いつも女性から求婚されるが一貫して冷たく断ってきた。

しかし、イヴォナに契約結婚を持ちかけられて、それを承諾する。

さらに、他の自分に頼るだけの人たちとは違い、自分を守ると言うイヴォナには徐々に惹かれていく。

ガスパル・ギーズ

ギーズ公爵家の男爵。ボルト家が召喚術で爵位を受けたこともイヴォナが召喚師であることも全部知っていたイヴォナに近寄る。

他の男とは違ってイヴォナのことをいやらしい目で見たり、女だからと軽視したりもせずに、ありのままのイヴォナを見ていた。

しかし、それはイヴォナの召喚術を利用するためであり、本当はイヴォナの従兄のトリスタン(男)を愛していた。

イヴォナの前世では、イヴォナを自分ためにボロボロにして皇位を継ぐ皇太子となれたが、イヴォナのことは全く気にも止めずに捨てている最低な男。

聖剣の持ち主のクロードといつも比較されて、自分が下に見られていることに酷く嫌悪していたため、クロードのことが大嫌い。



トリスタン・ボルト

イヴォナの従兄の青年。召喚師でもある。

イヴォナの母親が出ていき、放置されていたイヴォナに唯一優しく接していたイヴォナにとって絶対的な存在。

しかし、イヴォナが父から虐待されているときもガスパルにぞんざいに扱われたときも、抵抗しようとするイヴォナを我慢させようとするだけだった。

そして、実は貧しい生活にうんざりしていて、上にいくチャンスを伺うためにイヴォナとガスパルを利用していた。

優しい顔をしているが、腹の中が真っ黒な男。

コリン・ボルト

イヴォナの父親。

男に愛されなければイヴォナの価値はないと思っている最低な性格で、暴力ばかり振るっている上に、自分はお店で女の子と遊んでばかりいる。

また妻も自身の暴力に耐えられなくて家を出ている。

無能な上に浪費癖があって家計が深刻で、妻と娘への態度も呆れられていて、みんなから悪く言われている人物。

イヴォナの母親

父親とは違ってイヴォナのことを大事に育てたが、コリン・ボルトのせいでやむを得ず家を出て行った。

ルスフ・アゼンタイン

先代の皇帝。聖剣の持ち主が生まれるという予言を叶えるために、子供が産めない最初の妻を追い出した。

さらに二番目の妻には命懸け子供を産ませたが娘だったため激怒し、最終的に零細貴族のジェラルドを婿養子に取り、娘と結婚させた。



レイチェル・アゼンタイン

クロードの母親の黒髪の綺麗な女性。

聖剣の持ち主を産むために父親のルスフに言われて16歳で妊娠したが、夫のジェラルドには暴力をふるわれていた。

また、自分の生きる理由は聖剣の持ち主を誕生させることだと強く思っていた。

そのためクロードが聖剣に認められることだけを考えていて、クロードを危険な目にばかり遭わせて厳しく接していた。

そしてクロードの気持ちは一切考えていなかった。

クロードが5歳のときに余命宣告されていて、現在は亡くなっている。

ジェラルド

ルスフの婿養子となり、レイチェルと結婚して妊娠させた。

剣術の腕は一流だったが、人柄と気品は最低だったため公爵になることは早くに諦めて、レイチェルに暴力をふるうことで自身の劣等感を解消していた。

皇帝陛下

親戚であるギーズ男爵とアゼンタイン公爵に時期皇帝候補として大いに関心を見せている。

セヘーズ・ノハ・エル・パラマ皇女殿下

金髪の神々しく美しい皇女殿下。

物静かで身体も弱いと噂されているが、小さな声でも一瞬で人々の注目を集め、皇族でありながら気遣いのある言葉を投げかける謙虚ですごい方。

召喚術を扱えるイヴォナには興味を示す。



バドラン

聖騎士団長。召喚師に対して否定的で、召喚師であるイヴォナのこともやたら警戒する。

また、イヴォナの前世では「召喚師狩り」の先陣を切って、数百人を殺した人物。

ペイグリン令嬢

イヴォナの嫌味ばかり言う令嬢たちとは違ってイヴォナのことを尊敬している令嬢。

イヴォナの召喚術に興味を持ち、親しくなる。そして、勇気を出して召喚術を勉強していく。

またバドランの従妹で、バドランにイヴォナのことを誇らしげに話している。

ジュリア・ケルドン

社交界の華と呼ばれるケルドン侯爵家の赤髪の令嬢。最高の新郎候補であるクロードを狙っているが全く相手にされない。

最高の新婦になるために、花嫁修行を必死に頑張ってきていたが、クロードを取られたことでイヴォナのことを妬み、陥れようとする。

取り巻きの令嬢たちにいつもおだててもらっている見るからに悪役令嬢なキャラ。

両親からは、女性としての偏った生き方を教え込まされていて、令嬢は家門の利益となる男と結婚することが価値だという固定観念を持っている。

また周りの評判ばかり気にして自分の気持ちを押し殺して人と接している。

ステファン

クロードの執事長。ティグル族という異種族であるため、人々から偏見の目で見られてきた。

自分のことを偏見の目で見ないイヴォナにはすぐに心を許す。



バリトン

アゼンタイン公爵家の騎士団長。イヴォナがキリダンの実を取りに行くときに護衛につく。

ケイルノス(兄)

料理の腕まで爵位をもらうほど素晴らしい実力を持つ料理一家の兄。

北部の公爵邸で働いている。

ケイルノス(弟)

ケイルノスレストランの総料理長。

イヴォナが大絶賛するほど美味しい料理を振舞う。

セリー

イヴォナに唯一味方していたメイド。イヴォナもボルト家で唯一心を許した存在で信頼していて、クロードと結婚して北部で暮らすことになっても、北部にまで呼ばれた。

公爵邸でも、イヴォナのことを「夫人」ではなく「お嬢様」と呼んでいる。

しかし、何か不穏なことを言い出していて…。



マリー

時間が戻る前の半年前に結婚して仕事を辞めていたメイド。

時が巻き戻ったイヴォナが一番はじめに会った人。

ジャンヌ

公爵城のメイド長。はじめは公爵が選んだ人としてイヴォナのことを府に落ちていなかったが、イヴォナの言葉を聞いて、公爵邸の人たちを労る接する姿を見て、すぐにイヴォナのことを認めるようになる。

マルチド

公爵城のメイド。セリーがイヴォナの好みでないものばかり準備するのを止めようとする。

デザイナー

町はずれのブティック・ラ・ボーテの店員さん。

お店では最近流行の原色ドレスではないが上品でエレガントなドレスを揃えていて、イヴォナに気に入られる。



アドルフ・ベルゼニー

競売場ゼニシトの代表を務める強欲な男。

フードを被った謎の人物の支援を受けて、犯罪行為を繰り返していた。

フードを被った謎の人物

トリスタンに近寄って、トリスタンとガスパルと共に何かを企んでいるフードを被った人物。

アドルフにも魔獣を操れる核を渡していて、市場テロも起こしていた黒幕的な存在でもある。

また手を使わずに人を捕らえたり、術式もなしに移動魔法を使うことができる。

宝石収集家

競売場ゼニシトの競売に参加していた宝石収集家。

基本的に仮面をつけて参加するのだが、目立ちたがりなので仮面もつけずに競売に参加して高値を宣言していく。

ペイラン・アングルテン

アドルフによって捕らえられていたティグル族の生き残りの青年。整った顔をしているため、殺されずに生かされていた。

ティグル族の中でも古代から続く血筋を持つ者で、古代の知識に詳しい。

また錬金術ができるため、イヴォナのキリタン試薬研究を手伝う。しかも錬金術の腕は大陸でも5本の指に入るレベル。

帝国語を学んでいる途中であるため、話し方は拙い。



アスラン

イヴォナが扱う黒いウサギのような神獣。水と闇の神獣。

ハスラート

イヴォナが扱う白い狼のような大きな神獣。

シャルル

イヴォナが扱うピンク色のかわいい神獣。花と木の神獣であるため、花や木を出すことができる。

ルキウス

昔から様々な神話に登場するほど強い力を持つ神獣の王。幻の存在ともいえる神獣王だが、前世のイヴォナだけが契約に成功している。

巨大な姿をしているが、体の大きさを変えることができ、小さい姿は非常に可愛らしい赤い鳥になる。

イヴォナととても親しく、イヴォナがガスパルと結婚するのも反対していた。

またイヴォナを苦しめるものは絶対許さない。

少し考え過ぎなところがあって、イヴォナの夫のクロードのことも疑いまくる。

マロンゴ

巨大な蟻のような上級魔獣。自然発生する魔獣ではなく、多くの生命を犠牲にした核から召喚される。

なぜかアゼンタイン領地の森で大量に出現した。



主役2人に惹かれる『かりそめの公爵夫人』の3つの見どころ(ネタバレあり)

強く優しく、思いやりを持ったイヴォナとクロードの2人に魅了される『かりそめの公爵夫人』には面白い見どころがたくさん存在します。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介します。

力強く!そして優しく生きるイヴォナ

『かりそめの公爵夫人』では、二度目の人生を生きるイヴォナの姿がとても魅力的で見どころとなっています。

ガスパルに人生を捧げたのに裏切られて死んでしまったイヴォナは、時間が巻き戻った二度目の人生では復讐を誓います。

そして、ガスパルに嫌われないようにとオドオドしながら振る舞ってきたイヴォナが、礼儀をわきまえないガスパルにガツンと言い返し、ガスパルの裏のある告白も完膚なきまでに拒絶する様は爽快です。

しかもイヴォナの力を借りないと何もできないガスパルは強い出れないため、怒り困る姿は愉快でたまらないです。

さらに、そんな力強さを見せるだけでなくイヴォナはとにかく優しくて、頼られることしかないクロードのことも自分が守ろうとしたり、身分で差別することなく誰にでも平等に接していくので、天使のような優しさに心を打たれます。

二度目の人生で吹っ切れたイヴォナの強いさと優しさには目をやってみてください。

紳士すぎて素敵なクロード

またヒロイン・イヴォナと結婚を果たす主人公のクロードの紳士的な姿も見どころとなっています。

多くの女性から求婚されながらも一貫して冷たく断ってきたクロードですが、他の頼るだけの人たちとは違い、自分の辛さを理解して守ると言ってくれたイヴォナには心を動かされます。

そしてイヴォナと契約結婚をするのですが、契約関係にも関わらず常にイヴォナのことを信頼して尊重する器の大きさには感服しました。

また、イヴォナに自分のそばにいてくれるだけで十分だと語り、過去のことが気になっても無理に聞き出すことなんて絶対せずに、ただ助けを用意しておく男らしさには、ときめかずにはいられないでしょう。

さらにとびきりの優しさを見せたかと思えば、イヴォナの言葉を勘違いしてちょっとズレたプレゼント攻撃をしたりするのもピュアすぎてかわいいのです。

紳士的でピュアでかっこいいクロードの姿を男性の方はぜひとも見習っていきましょう。

イヴォナのクロードに近づく不穏な影

そして『かりそめの公爵夫人』では、イヴォナとクロードの近くで起こる不可解な事件や不審な人物たちが注目ポイントとなっています。

フードを被った謎の人物がトリスタンに何かを提案して近づき、トリスタンとガスパルと共に何かを企んでいる光景が映されます。

さらに同じフードの人物が爆破テロや競合場の事件の黒幕であったりと不気味な存在に不安を抱かずにはいられなくなります。

しかも競売場ではイヴォナの母親が大切にしていたブローチが出展されたり、イヴォナが信頼しているメイドのセリーから衝撃的な言葉が発せられたりと、思わず目を疑うようなことも巻き起こるのです。

さらには時間を巻き戻した危険な者が存在しているかもしれなくて…。

イヴォナとクロードが微笑ましい関係を築き上げていく影で蠢く、不審な存在や陰謀には目を離せないでください。



じれったい恋がたまらない『かりそめの公爵夫人』はこんな人におすすめ

『かりそめの公爵夫人』では、お互いを尊重するピュアで甘い恋を見たい方に特におすすめです。

物語は、最愛の婚約者を従兄に取られて利用されて無残な死を遂げたヒロインのイヴォナが、目を覚ますと1年前に戻っていて、新しい人生を送るために公爵のクロードと契約結婚を交わすラブストーリーとなっています。

契約から始まるイヴォナとクロードの恋ですが、イヴォナは他の人とは違ってクロードのことを理解して守ろうとし、クロードはイヴォナのことを常に尊重して思いやりを持って接していく姿が描かれているので、温かい関係が見ていて微笑ましいです。

イヴォナのためにホテルまで買い取ったり、さりげない優しさをどんどん発揮していくクロードの紳士っぷりにはキュンキュンが止まりません。

そして誰にも心の開かないと決めていたイヴォナが、愛がなくてもクロードだけは信じてもいいんじゃないかと思う姿には、胸が熱くなくなります。

お互いがピュアすぎて会う度に頬を染めて、ドキドキする2人の姿は「甘い」の一言に尽きます。

初恋をするかのようにいじらしく、ときにはギクシャクして緊張感がこっちにまで伝わってくる恋は、ラブストーリー好きにはたまらないと思うので、ぜひニマニマしながら物語を楽しんでみてください。



紹介者が考える『かりそめの公爵夫人』の伝えたいこと(考察)

『かりそめの公爵夫人』では、時代の波に逆らっていくイヴォナとクロードの美しさを伝えたいように思えます。

女性はおしとやかで男性に守ってもらうことが望まれ、身分による格差や偏見が横行している世界が舞台となった物語ですが、そんな世界の中でもイヴォナとクロードは周りに囚われない生き方をしていきます。

イヴォナは、二度目の人生は自分の思うがままに強く生き、女性でも守られる存在ではなく聖剣の持ち主である最強の男クロードさえも自分が守ろうと堂々と突き進んでいきます。

そして、クロードはそんな他の女性とは異なる生き方をするイヴォナを尊重し続けるのです。

周りの価値観に囚われず自分の人生を生きながら、お互いを尊重していく2人の姿は本当に美しく、自分も思うがままに生きてみようと思えますし、作中の登場人物たちも2人の姿を見て固まった考え方を変えていきます。

女性はこうあるべきだ、男性はこうあるべきだという固定観念を壊してくれる美しくも爽快なストーリーが広がっているので、ぜひ『かりそめの公爵夫人』を多くの方に読んでもらいたいです。

またマンガアプリ「ピッコマ」を利用すると、『かりそめの公爵夫人』を無料で読むこともできます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)

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『かりそめの公爵夫人』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.6(記事作成者の評価)
コミックシーモア
まんが王国
Renta!
BookLive
めちゃコミック

※それぞれ5段階評価となっています。

※ピッコマ独占配信の作品であるため、他のサイトの評価はありません。

夜

女性として力強く、そして思いやりを持って生きていくイヴォナの姿に見惚れますし、そんなイヴォナを尊重する器の大きいクロードに憧れる素敵な物語となっていました。

2人の思いやりに溢れたピュアでキュンとしてしまうな関係にハマって、ずっと見続けたいと思いました。

緊張感がこっちまで伝わるピュアなラブストーリーを見たい方は必見です。

また見どころでは紹介しませんでしたが、作中のドレスがめちゃくちゃ綺麗でびっくりします。そんな綺麗なドレスに身を包んだイヴォナも綺麗すぎてびっくりするので、ぜひ衣装にも注目してみてください。

ラブストーリーにときめいて、力強く生きるイヴォナとクロードの姿には勇気をもらえる作品なので、男女問わず多くの方に読んでもらいたいです。



『かりそめの公爵夫人』が気になる人におすすめの類似作品

ここでは『かりそめの公爵夫人』に興味がある方におすすめのときめく恋愛漫画をご紹介していきます。

1つ目は『わたしの幸せな結婚』です。

この作品は、家族から蔑まれて自分の人生を諦めきっていたヒロインが、冷酷無慈悲と言われる男性のもとへ嫁入りしてから、少しずつ幸せな生活を送るようになるラブストーリーとなっています。

実家では蔑まれていたヒロインが結婚して幸せになる姿が、「かりそめの公爵夫人」のイヴォナと重なるので、合わせておすすめです。

ヒロインの健気な姿とヒロインの周りの人たちの優しさに感動が止まらなくて、個人的に3回読んで3回とも涙が溢れてしまった作品なので、ぜひご覧になってみてください。

下の記事では『わたしの幸せな結婚』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

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2つ目は『デイジー〜公爵の婚約者になる方法〜』です。

この作品は、悲惨な人生を避けるために二度目の人生で、冷酷な男と契約結婚をするヒロインを描いた韓国の恋愛漫画となっています。

ヒロイン・デイジーが悲惨な死を遂げた後に過去に戻って公爵と契約結婚を果たして幸せになっていくストーリーなので、「かりそめの公爵夫人」とかなり似た内容です。

しかし似ているけど、イヴォナとクロードとは違ったSっ気のある関係性にキュンとする作品なので、合わせてご覧になってみてください。

下の記事では『デイジー〜公爵の婚約者になる方法〜』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。

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