『パンプキンナイト』絶叫必須！女子高生の復讐スプラッター漫画のネタバレ感想

カボチャマスクを被った謎の女子高生・尚子が次々に人を殺していくスプラッターホラー漫画『パンプキンナイト』。

『鬼畜島』を手掛けた外薗昌也先生が新作であり、ヒロインのいじめの実態と凄惨な復讐劇は、心臓の弱い人には耐えられない血まみれのグロい光景が広がっています。

読む人が読めば、トラウマ・絶叫は必須！夢にも見るかもしれない…。

そんな過激すぎる女子高生の復讐劇を描いた『パンプキンナイト』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

外薗昌也×谷口世磨のタッグが贈る『パンプキンナイト』のあらすじ

出典：「パンプキンナイト」、原作：外薗昌也、漫画：谷口世磨、出版社：LINE Digital Frontier

『鬼畜島』を手掛けた外薗昌也先生が原作であり、谷口世磨先生の画力にグロいけど魅了される『パンプキンナイト』の設定やあらすじをご紹介していきます。

グロすぎる描写が多いので、心臓の弱い方は読まないでください…。

作品の設定や概要

原作：外薗昌也
漫画：谷口世磨（谷口世磨先生のTwitterアカウントはこちら！）
出版社：LINE Digital Frontier（LINEマンガ）
ジャンル：ホラー、ミステリー・サスペンス
巻数：5巻（連載中：2020年12月15日現在）

『パンプキンナイト』は、パンプキンマスクを被り、女子高生の格好をした殺人鬼がひたすら人を殺していくスプラッター漫画となっている。

そして、その女子高生は過激ないじめが原因で顔を失い、精神病院に送り込まれたが、病院の人間を皆殺しにして脱出し、復讐のために殺人鬼となった。

あらすじ

ある日、女子高生・中谷明日美は、SNSで「パンプキンナイト」という見知らぬアカウントからフォローされる。
『中谷明日美コロス』というメッセージが届いた直後、カボチャのマスクを被った殺人鬼に襲われ惨死する。
そして偶然、明日美と通話していた和也にも死の宣告が突きつけられ……。
狙われたら最後、誰も逃れられない凄惨なる復讐劇がいま始まる!!
引用）コミックシーモア

むごすぎる『パンプキンナイト』の主な登場人物

『パンプキンナイト』では殺人鬼のヒロインをはじめとして、いじめを楽しむようなむごすぎるキャラクターがたくさん登場します。

そんな凄惨な人も含めて登場人物たちをご紹介していきます。

桐乃尚子（きりのなおこ）

精神病院に入院していたが、看護師や患者を殺して脱走して、殺人鬼となったヒロイン。カボチャのマスクを被っていて、幼児言葉を話す。

元は可愛い顔をした女の子であったが、おかしな格好をして学校に登校したり、ワケのわからないことばかりしていたため、中学時代はひどいいじめに遭っていた。

そして、いじめの結果、自分の顔を失ってしまったので、いじめた人たちに復讐をするために殺人を繰り返していく。

牧野和也（まきのかずや）

桐乃尚子と同じ中学で仲の良かった男の子。

やることなすことめちゃくちゃで皆から尚子は嫌われていたが、そんな尚子に好意を抱いていた。

尚子のことをいじめてはいないが、いじめを見ていただけで助けなかったので、尚子に謝りたいと思っている。

黒木鳴人（くろきなると）

中学の時に桐乃尚子をいじめていた長髪の男の子。

脱走した尚子を見つけて自殺に見せかけて殺すことを提案する。

また、仲間をエサにしようとする卑劣な性格をしている。父親が権力者のため、問題を隠してもらっている。

福谷荒太（ふくたにあらた）

中学の時に桐乃尚子をいじめていた短髪の男の子。

鳴人の案に乗り、尚子を殺そうと考える。

中谷明日美（なかたにあすみ）

中学の時に桐乃尚子をいじめていた人物の1人で、はじめに桐乃尚子に殺害される。

咲紀（さき）

中学の時に桐乃尚子をいじめていた人物の１人でショートの髪形が特徴的。

尚子のことをキモいヤツだったとかなり嫌っている。

野水（のみず）

黒木の後輩の巨乳で眼鏡でかわいい女の子。亡くなった中谷明日美と黒木の関係を詮索して、黒木に接近しようと目論む黒木鳴人の追っかけの1人。

そして中学時代は生徒会役員をしていて、ハロウィンイベントの事件の真相を知っている。

松井（まつい）

星乃宮署の捜査一課の強面の刑事。尚子の事件を追っている。

婦警

松井のパートナーの女性警官。ある人物に父親を殺された疑いがあり、父親の無念を晴らすために警官になった。そのために牧野和也に接触する。

黒木達男（くろきたつお）

市長を務めている鳴人の父親。地元のヤクザと太いパイプを持っていて利権をむさぼっている町の支配者。見た目は、某大統領にそっくり。

自分を邪魔する人間は子供であろうと排除する精神を持っている。そのため、黒木達男に逆らったら生きていけないのは町の人間はみんな知っている。

グロいけど面白い『パンプキンナイト』の3つの見どころ（ネタバレあり）

出典：「パンプキンナイト」、原作：外薗昌也、漫画：谷口世磨、出版社：LINE Digital Frontier

圧倒的グロテスクな描写の数々に見ているこちらまで痛々しい気持ちになる『パンプキンナイト』には、グロイけど面白い見どころがたくさんあります。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを３つに絞ってご紹介していきます。

グロすぎる桐乃尚子の殺害シーン

『パンプキンナイト』では、狂気のヒロイン桐乃尚子の虐殺劇が見どころとなっています。

SNSでターゲットに接触し、カボチャのマスクを被って現れるパンプキンナイトこと桐乃尚子は、接触する人たちを容赦なく皆殺しにしていくのです。

頭からドデカい刃物で突き刺してグリグリしたり、脳みそをぶちまけたり、目玉をえぐったり、腸と血しぶきが飛び散ったりと、とにかくグロイシーンが満載。グロすぎるの一言に尽きます。

さらに自分をいじめた人を棺桶にいれて、火葬場で生きたまま焼かれるのを見届けたり、死体でアートをしたりと、好奇心に釣られて軽い気持ちで読むとトラウマになってしまう内容です。

しかし、尚子に関わる人間が死んで死んで死にまくる光景は、スプレッター好きにはたまらないものになっているでしょう。

細部まで緻密に描かれた過激な場面に、見ていて腹の底から込みあがってくるものがあるかもしれませんが、度胸のある方はご覧ください。

残酷すぎる桐乃尚子のいじめの内容

そしてヒロインの桐乃尚子が狂気の殺人鬼になった理由である過去のいじめも注目ポイントです。

桐乃尚子はバケモノのような風貌で登場しますが、過去の姿は目を疑うほどの絶世の美少女なのです。

しかし、テンション高くていつも変な恰好をして、変な言葉づかいで変わり者の尚子は、抑えつけられて無理やり髪を切られたり、顔中ボコボコにされたりと酷いイジメに遭います。

そして、ハロウィンパーティーではクラスで１番可愛い子として尚子がハロウィンクイーンとして選ばれるのですが、そのとき被るカボチャマスクに爆竹が仕掛けられ、顔を焼かれてしまうという度を超しすぎたイジメまで行われるので、尚子に同情せずにはいられません。

しかも、実はカボチャマスクの中に仕掛けられたのは爆竹ではなくて…。

泣いても笑っても許してもらず、どんどんエスカレートするいじめによって顔を失い、狂気のヒロインとなった尚子の壮絶ないじめも物語の核となっているので注目してみてください。

尚子に迫る魔の手と結末

そして『パンプキンナイト』では、尚子だけでなく、尚子を狙う存在も見どころとなっています。

尚子が被る予定だったカボチャマスクに細工をした人物や尚子に苛烈ないじめをした人のいじめた理由なども明かされるのですが、その理由のおぞましさに尚子よりも恐ろしいバケモノがたくさんいることに気付かされます。

そんな悪魔のような存在によって尚子はピンチにも陥るので、どのように危機を乗り越えて、どのように残酷な鉄槌を食らわせるのか読み始めたら目が離せない展開が待っています。

さらに尚子を捕まえようとする警察も現れるので、バケモノのように殺戮を繰り広げる尚子の行方は是非結末まで見届けてみてください。

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トラウマ必須の『パンプキンナイト』はこんな人におすすめ

『パンプキンナイト』は、かなりのグロ耐性があって、心臓の強い方にはおすすめできる作品です。

物語は、いじめられて顔を無くした美少女の狂気の復讐劇が描かれていて、ひたすら人が死んでいく過激な描写満載です。

贓物が飛び散るのも当たり前ですし、目玉に注射器をブッ刺したり、鼻を折ってグリグリしたりと、見ている読者まで痛みを感じるような光景が多く、見る人が見ればトラウマは必須になっています。

しかし、いじめを楽しんでいた者たちが尚子の狂気にさらされて、むごい死に方をするのに爽快感を感じられる人もいると思うので、ぞういったグロ耐性がある方には読んでもらいたい作品です。

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管理人の思う『パンプキンナイト』が伝えたいこと（考察）

出典：「パンプキンナイト」、原作：外薗昌也、漫画：谷口世磨、出版社：LINE Digital Frontier

『パンプキンナイト』は、いじめという行為がどれほど残酷なことであるかを伝えたいように感じられます。

ヒロインの桐乃尚子は壮絶ないじめの結果、顔を失い狂気のパンプキンナイトになって、復讐をしながら多くの人々を虐殺していくのです。

尚子のいじめの内容を知れば、復讐されてもおかしくないと思えますし、いじめをしても反省していない者たちの言葉に怒りで腹が煮えてきます。

そして、いじめがあったが故にパンプキンナイトのような怪物が生み出されてしまって、多くの人の命が奪われる大惨事になったことを見て、いじめという行為の深刻さを改めて認識できたような気がします。

ヒロイン尚子の虐殺に目を背けずにはいられませんが、同時に悲しき過去をもつ尚子に同情もしてしまうような心にくる内容になっているので、グロいのが平気な方は是非『パンプキンナイト』をご覧になってみてください。

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『パンプキンナイト』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価	3.7（記事作成者の評価）
コミックシーモア	3.7（20件の評価）
まんが王国	ー
Renta!	3.9（36件の評価）
BookLive	ー
めちゃコミック	3.7（25件の評価）