『鬼獄の夜』鬼の棲む村→脱出！刺激満載エロティックホラー漫画のネタバレ感想

女を死ぬまで乱暴する鬼が棲む村に迷い込んだ主人公たちの脱出を描いたエロティックホラー漫画『鬼獄の夜（きごくのよる）』。

夜になると現れる顔無し鬼、そして次々襲いかかる人外、異常者の存在にひたすら恐怖させられながらも、美しい情熱的な愛が盛り込まれた、エロさも兼ね備えている刺激満載の作品となっています。

そして、謎に包まれたストーリー展開に、主役たちが消息不明になりながらも進む物語に、読み始めたら続きが気になって抜け出せなくなる漫画です。

マンガMeeで話題沸騰中の『鬼獄の夜』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

マンガMeeで人気の『鬼獄の夜』のあらすじ

アプリ「マンガMee」で連載され、ランキングにもたびたび登場する人気作『鬼獄の夜』の設定やあらすじをご紹介していきます。

夜に読んだら、恐怖とゾクゾクした刺激で眠れなくなってしまうでしょう。

作品の設定や概要

著者：加藤キャシー（加藤キャシー先生のTwitterアカウントはこちら！）
出版社：集英社（マーガレットコミックスDIGITAL、マンガMee）
ジャンル：ミステリー・ホラー
巻数：５巻（連載中：2021年2月19日現在）

設定として、「贄取塚」という女性を鬼の生贄にする風習があった村を舞台に物語が繰り広げられている。

そして贄取塚には鬼以外にも人の声を真似る目玉の怪物などもいたりする。

顔無し鬼は、目が見えないため音を頼りに人を襲い、食い殺したりする。

そんな人外の生物が蔓延る村に主人公たちが迷い込んだことで物語が動き出す…。

あらすじ

顔のない鬼から逃げろ。
次々と迫りくる人外による恐怖。
牡丹たちは鬼が棲む村から生きて帰ることが出来るのか…!?
緻密かつリアルな描写で魅せるマンガMeeオリジナル連載の和風ホラー！
引用）マンガMee

また『鬼獄の夜』はアプリ「マンガMee」から基本無料で読むことができるので、是非ご利用ください！
（※期間によっては配信が終了している可能性もございます。）

マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ

無料

posted withアプリーチ

色々な刺激に溢れている『鬼獄の夜』の主な登場人物

『鬼獄の夜』では、可愛い女の子やかっこいい男の子だけでなく、鬼や気持ち悪い人外の生物なども登場するので刺激満載です。

そんな刺激に溢れているキャラクターたちをご紹介していきます。

青柳鷹介（あおやぎようすけ）

19歳の大学生のかっこいい青年。立花牡丹の彼氏。彼女のドジでほっとけないところが可愛くて大好き。

牡丹と晴馬と茜と一緒にバーベキューなどで遊んだ時に道に迷って事故に遭い、「贄取塚」に迷い込んでしまう。

機転を利かせて何度も牡丹を助けるが、のちに消息不明になる。

立花牡丹（たちばなぼたん）

19歳の専門学生で青柳鷹介の彼女である可愛い女の子。尋常じゃないドジっ子で忘れものも多いし、よくこける。

ドジで自分にはいいところは何もないと思っているが、とても友達思いで優しい性格をしている。

赤坂晴馬（あかさかはるま）

鷹介や牡丹と小学校からの幼馴染である19歳の会社員のチャラそうな青年。

オカルト好き。「贄取塚」に迷い込んでから牡丹や茜を守るために勇敢に戦う。

牡丹のことが好きだが、茜と体の関係を持っている。

藤崎茜（ふじさきあかね）

鷹介と牡丹と晴馬と小学校からの幼馴染である19歳の短大生の女の子。

鷹介に片思いをしているが、晴馬と体の関係を持っている。また鷹介からも晴馬からも好かれている牡丹に少なからず嫉妬している様子。

柴太一（しばたいち）

贄取塚にいる銃で人を平気で撃ってくる短髪で眼鏡の男性。

贄獄神社の神主でもある。表向きは10年程前に先代のお父様を亡くしていて、若くして神職を継いで、地域からの信頼も厚い立派な方。

顔無し鬼のことを「主様」と呼び、異常に心酔している。また鬼を作り出す薬を製造を研究していたりと謎多く凶暴的な人物。

灰原良太郎とは知り合い。

柴エリカ（しばえりか）

柴太一の眼鏡をかけた美しい妹の女医。何に対しても欲情するような人物であり、柴太一側でありながらも、美空たちを助けるような素振りも見せる謎多い女性。

兄のことのことを愛している。

赤坂美空（あかさかみそら）

オカルトライターをしている晴馬の姉。悪いカンが必ず当たる特殊な能力を持っていて、弟の晴馬の身に悪いことが起きたことを察知し、「贄取塚」に潜入する。

自分に好意を抱いている灰原遼太郎と黄瀬大地を利用して、晴馬や牡丹のことを探そうとする。

弟たちを可愛がりすぎて引かれるほど、弟思い。そして、どんな時でも強気でいるかっこいい女性。

灰原良太郎（はいはらりょうたろう）

榊沼歴史民俗資料館館長の優しい男性。美空に好意を抱いていて、「贄取塚」に一緒に行って協力する。

民俗学に詳しいため「贄取塚」について知識があり、頭が良いため機転を利かせて何度もピンチを脱する。

柴太一とは知り合い。

黄瀬大地（きせだいち）

榊沼歴史民俗資料館学芸員の体力と力がある青年。美空に好意を抱いていて、「贄取塚」に一緒に行って協力する。

体力はあるが意外とビビリ。鬼に襲われた後に柴太一に変な薬を飲まされ、体に異変が起きる。

女狐・壱

贄取塚で柴に仕えている狐の面を被った女性。柴から蟲操術を与えられているため、虫を操ることができる。

他の女狐たちよりも柴に近い存在。柴太一の妹である柴エリカのことは嫌っている。

女狐・参：沙織

贄取塚で柴に仕えている狐の面を被った女性。いつも欲情していて、男で遊んでいる。そして飽きると捨てる。惚れっぽい性格。

人生に絶望したところを柴太一に救われ、柴を慕うようになった。柴エリカのことは嫌っている。

茶山恭平（さやまきょうへい）

美空の元カレであるクズ男。仕事もせずにパチンコばかりして美空のヒモになっていた過去があり、人に平気で暴力も振るう。

美空に逃げられてからも、美空のことを考え続けていて、美空が入院しているときに押しかけてくる。

そして、美空と良太郎と共に贄取塚に行くことになる。

メアリー

お仕置きとして灰原に薬を飲ませて貞操を奪おうとしたSMの格好をした太った女性。

贄取塚で働いているが主様のことには興味がなく、イイ男とヤりたい放題の環境を満喫していた。

自分の容姿に強いコンプレックスを持っているが、灰原の言葉を聞いて変わる決意をする。

顔無し鬼

角が生えていて、目のようなマークが描かれた布を顔につけている。

特に女が好きで、絶命するまで乱暴し続ける。また異様に長い舌を持っていて、獲物をなめまわす。

目が見えないため音に反応して行動している。そして女を食べると身体が大きくなる。

目だらけ（仮名）

神出鬼没の眼がたくさんついているバケモノ。

人の声真似をする不思議な生き物で鬼がくることを知らせてくる。

また分泌物には催淫効果がある。力はない。

感情が揺さぶられて面白い『鬼獄の夜』の3つの見どころ（ネタバレあり）

ホラーシーンに恐怖させられ、官能的なシーンで体が熱くなる、感情がどんどん揺さぶれる『鬼獄の夜』には面白い見どころがたくさん存在します。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介していきます。

ホラーすぎる展開

『鬼獄の夜』では、夜に読めば眠れなくなるような怖すぎる展開が見どころとなっています。

突然現れる「目だらけ」の気持ち悪いバケモノにまず驚かされますし、そのバケモノが「くるよーくるよー」と呟いたあとに、唐突に出現する不気味すぎる「顔無し鬼」の描写は思わず目を背けてしまいます。

その「顔無し鬼」は目が見えないため、息を殺せば自分の存在がバレないです。そのため登場人物たちが息を止めているときに、一緒になって息を止めて「見つかりませんように…」と祈ってしまうほど物語に入り込んでしまいます。

存在がバレた瞬間、不気味な奇声とともに駆け出して近寄ってくるので、トラウマにもなってしまうかもしれません。

このページでは実際に絵をお見せ出来ないのが残念すぎるほど、恐怖を感じる描写がたくさんあるので、実際に作品を読んで、息を殺して心臓をバクバクさせながら物語を楽しんでみてください。

絶望的な状況でも輝く愛

またホラー描写だけでなく、作中で描かれる美しい愛も見どころとなっています。

顔無し鬼や目だらけ、柴太一周辺の人間など、気持ちの悪い異常な愛を持ったキャラクターがたくさん登場しますが、それらとは正反対に立花牡丹や青柳鷹介などの主役キャラクターたちの純粋な愛が非常に官能的に描かれています。

何度も好きな子が襲われそうになるところ見ていて、女も男も辛い思いをしているのですが、絶望的な状況下でもお互いを想い合う心は変わらず、時折情熱的に求め合う姿が輝いて見えるのです。

それは顔無し鬼の恐怖とは、また違った刺激が味わえてゾクゾクしてきます。

ホラーとエロティックが混じった展開で、読者の心も魅了される物語となっているので、ホラー要素だけでなく官能的なシーンも注目必須です。

柴太一や顔無し鬼の正体

そして『鬼獄の夜』は、柴太一や顔無し鬼の正体などの張り巡らされて伏線も見どころとなっています。

目が見えないけど瞬間移動することができて、女ばかりを襲う「顔無し鬼」の正体。そんな驚異の力を持ったバケモノである鬼と協力関係にある柴太一の存在。

そして柴太一は鬼を生み出す薬の研究を行っていたり、不思議な力を人に付与することができたり、大きな権力とも繋がりがあったりと謎に包まれたことが多く、正体や目的が気になって仕方なくなります。

さらに主役級の牡丹と鷹介が消息不明のまま物語が進行したりするので、読み始めたら最後まで読んで、真相を明かさないと気がすまないストーリーになっています。

伏線がどのような意味を持っていて、どんな結末を迎えるのか、恐怖とワクワクが入り混じった展開なので、是非最後まで読み進めてみてください。

＞＞『鬼獄の夜』はアプリ「マンガMee」から基本無料で読むことができます！
（※期間によっては配信が終了している可能性もございます。）

夜に読んだら眠れない『鬼獄の夜』はこんな人におすすめ

『鬼獄の夜』は、ホラー漫画が好きな方には特におすすめの作品となっています。

物語は、閉ざされた村に迷い込んだ主人公たちが、顔のない鬼や人外の生物に次々襲われていく話となっていて、ページをめくる手が震えるほど、思わず目をそらしてしまうほどの恐怖を与える演出が盛り込まています。

ホラー好きであれば、その息もできないほどの恐怖感がたまらないものであると思いますし、続き気になって仕方なくなるミステリーの数々に大満足できるでしょう。

そして、そんな恐怖が蔓延る状況でも登場人物たちが官能的に求め合ったりするので、違ったドキドキも楽しむことができます。

色々な刺激で夜も眠れなくなってしまう『鬼獄の夜』は、是非夜にご覧になってみてください。

＞＞『鬼獄の夜』はアプリ「マンガMee」から無料で読むことができます！
（※期間によっては配信が終了している可能性もございます。）

管理人の思う『鬼獄の夜』が伝えたいこと（考察）

『鬼獄の夜』では、純粋に想い合う愛の美しさを伝えたいように思えます。

物語で登場する顔無し鬼や柴太一などの敵となるキャラクターは、欲望に溢れており歪な愛情を見せ続けているので、見ていて気持ち悪いと思ってしまいます。

そんな敵となる存在に、主役級の女の子たち（牡丹や美空など）が次々汚されてしまうキツイ描写が多いのですが、青柳鷹介や灰原良太郎らはそれすらも包み込むかっこよく美しい愛情を見せるのです。

歪の愛の中で輝く、お互いを想い合う綺麗で情熱的な愛を見ていると、今まで恐怖も忘れてしまうほど惹きつけられて魅了されるのです。

そんな愛の美しさにも魅了される刺激的な作品となっているので、是非『鬼獄の夜』をご覧になってみてください。

また『鬼獄の夜』はアプリ「マンガMee」から無料で読むことができます！
（※期間によっては配信が終了している可能性もございます。）

マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ

無料

posted withアプリーチ

『鬼獄の夜』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価	3.9（記事作成者の評価）
コミックシーモア	3.5（82件の評価）
まんが王国	3.0（54件の評価）
Renta!	3.0（65件の評価）
BookLive	3.5（4件の評価）
めちゃコミック	3.1（855件の評価）