『クロエの流儀』は気持ち悪い？賛否両論溢れる漫画のネタバレ感想
「気持ち悪い？」「面白い？」さまざまな意見が飛び交う『クロエの流儀』というヒューマンドラマ作品。
なぜ、ここまで読んだ人の意見が分かれるのか？そもそも『クロエの流儀』とはどんな内容なのか？
そういった疑問を答えるべく、「女子高生×武士道」という異色の漫画である『クロエの流儀』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
『クロエの流儀』のあらすじ
引用：クロエの流儀読んだ人の意見を2分する『クロエの流儀』について概要や登場人物をご紹介します。さまざまな評価に溢れる『クロエの流儀』がどのような作品なのか1分で理解できます。
概要
碧眼美少女女子高生が日出ずる国を一刀両断。フランス出身の日本の高校に通う主人公のクロエは、可憐なビジュアルながらも武士調の話し方で日常の何気なく引っ掛かる瞬間を正論でぶった切る。
女子高生×武士道で現代人の思考に物申す1話完結のヒューマンドラマ。
あらすじ
フランス出身で日本の高校に通う女子高生のクロエ。世の中の不平不満を口にしたり、自分勝手な行動をとる人物には武士調の話し言葉で物申す。
反論の余地がない正論に、考えを改める人が続出。現代社会の不平不満に一石を投じて、少しづつ人々の考えを変えていく…
『クロエの流儀』の主な登場人物
1話完結の物語のため、固定の登場人物は2人。そんな主役級の2人の登場人物をご紹介します。
クロエ
引用：クロエの流儀フランスから日本にやってきた女子高生。時代劇を見て日本語を身につけたため、話し言葉が武士調。なにごとも物怖じせずに思ったことを言う武士道にサムライガール。
かっこいいながらも可愛いルックスで男子からの人気は絶大。しかし、クロエの好きな男性の好みはコガラシモンジロー。
ノリちゃん
引用：クロエの流儀クロエの友達の女子高生。クロエの影響も受けながらもクロエほど強くない精神力を自覚して、自分の流儀を持っている。
気を使いやすい優しい性格でクロエとよく出掛けている。
賛否両論溢れる『クロエの流儀』の見どころ3選
「気持ち悪い」という発言や「読んでてスカッとする」「面白い」という両極端な評価を集める漫画である『クロエの流儀』の見どころを３つご紹介します。
圧倒的な正論
引用：クロエの流儀普段の生活でよく見る身勝手な行動、不平不満な言動、諦め精神に対して、ひっかるものの流してしまう場面を主人公が正論でぶった切る姿はとても清々しいです。
悪いとはわかっていても「どう注意したらいいかわからない」「話を合わせてしまう」などといった自分が弱さを見つめるきっかけにもなり、勉強になることが多いです。
例えがわかりやすい
引用：クロエの流儀主人公のクロエの魅力はただ自分の思っている正論を振りかざすだけではなく、相手にも理解できるような例えなどを使って「良くない」ということを気づかせてくれます。
普段なんとなく「良くないなぁ」と思っていることに関しても納得できる例えや理由を述べてくれるので、今一度ものごとを考えさせられるきっかけになります。
フォローの心を忘れない
引用：クロエの流儀『クロエの流儀』の魅力は正論をぶつけるだけではありません。その後のフォローの姿がとても魅力的です。
一方的に自分の意見を述べるだけでなく、相手の状況を考えて、リスペクトをしたうえでの意見を言っているのです。
正論がいつでも正義ではないことは当たり前です。それを忘れていない作者の考えには感動します。
『クロエの流儀』はこんな人におすすめ
引用：クロエの流儀「事なかれ主義」の方にはぴったりの漫画となっています。解決すべき問題が発生してもそれを避けたり、見て見ぬを振りをしてしまう自分を漫画の中で叱ってくれるからです。
大学生や社会人にもなると、自分の過ちを注意してくれる人は少なくなります。しかし、注意されなければ、いつまでも同じ間違いを繰り返してします。
この漫画を読むことで日常の何気ない発言、何気ない行動について考えるきっかけをくれたり、注意してくれたりするので、是非多くの方に読んでもらいたいです。賛否両論がある作品ですが、本当におすすめの一作となります。
管理人の思う『クロエの流儀』が伝えたいこと
引用：クロエの流儀この『クロエの流儀』は事なかれ主義な人が比較的多い日本人に向けて、もっと自分の生き方に意味を持つ、自分の意見をはっきり伝えることの大切さを伝えていると感じます。
言いたいことがあっても、自信がなかったり、他の人にどう思われるか不安で言えないなんてことは日常茶飯事です。しかし、それでは誰も何も変わりません。自分の言いたいことを言ったことで悪く言われることもあるかと思いますが、そういう勇気を持つべきだと思わされます。
そして、自分の意見をいう場合は相手の状況も考える優しさを忘れてはいけません。
そういった人として必要な考え方や生き方について、学べる良作ですので、是非この機会にご覧になってみてください。
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