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悶絶必至!『モブ子の恋』脇役2人が贈る胸がときめく恋愛漫画のネタバレ感想

モブ子の恋

悶絶必至!『モブ子の恋』脇役2人が贈る胸がときめく恋愛漫画のネタバレ感想

 

脇役2人が繰り広げるささやかで奥ゆかしい恋物語に悶絶必至の『モブ子の恋』。

20年間ずっと脇役として過ごしてきた信子の初めての恋に、共感の声が殺到し、読者の胸をときめかせる純粋王道な恋愛漫画となっています。

イケメンも美女もいないけど、登場人物がひたすら可愛い『モブ子の恋』のあらすじやキャラクター、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

脇役2人のささやかな恋愛を描いた『モブ子の恋』のあらすじ

モブ子の恋のあらすじ出典:「モブ子の恋」、著者:田中茜、出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ

主役の恋に飽きたあなたに贈る、ささやかで爽やかな恋物語である『モブ子の恋』の設定やあらすじをご紹介します。

信子たちの初恋に胸を躍らせてみてください。

作品の設定や概要

  • 著者:田村茜
  • 出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ
  • ジャンル:恋愛

設定として、主人公の信子は20年間ずっと片隅で脇役として過ごしてきた。そんな彼女がアルバイト先の入江君に恋をする。

そして、入江君も恋愛は自分とは違う世界の話だと思っていた恋愛経験のない男の子。

主役の恋に飽きたあなたに贈る、ささやかでさわやかな恋物語となっている。

あらすじ

スーパーのアルバイトで1年経ったけど、バイト前はいつも緊張してしまう主人公の田中信子。

地味で大人しく目立つの苦手、物語で例えるならみんなの中心にいる主人公よりも隅っこの脇役でいるほうが落ち着いてしまう子。

そんな信子の健気な恋が始まる。

 

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イケメンも美女もいないけど美しい『モブ子の恋』の主なキャラクター

脇役2人の恋を描いた『モブ子の恋』には、華やかなイケメンも目を引く美女もいませんが、登場人物がみんないい人で心が癒されます。

そんな温かい魅力に包まれた『モブ子の恋』のキャラクターたちをご紹介していきます。

田中信子(たなか のぶこ)

大学2年生のスーパーのレジ打ちのアルバイトをしている主人公の女の子。

いつも目立たず大人しく、世界の脇役として日々を送っている。そんな信子だが、同じスーパーのアルバイトの入江君に恋をしている。

何をやるにしてもネガティブなことばかりを考えてしまう信子であったが、恋が信子を成長させていく。

入江博基(いりえ ひろき)

信子と同じ大学2年生の男の子。1年ほどスーパーのバイトで一緒に働いている。眼鏡をかけていて、クールなのが特徴。

大人しい性格だけど、困っている人がいれば自然と動くことができる好青年。

しかし、いままで恋をしたことがない。

安部ちゃん(あべ)

スーパーのアルバイトの新人である18歳の女の子。制服が可愛いというのがスーパーのアルバイトの志望動機。

ちょっと強引なところもあるけど、明るく人当たりの良いキャラクター。

好きな人に想いを告げられなくて後悔した過去があるため、信子の恋を応援する。



金子さん(かねこ)

大学3年生の入江君によくちょっかいを出すバイトの先輩。

入江君に「誰かの事を考えてニヤニヤしちゃったら それが恋だよ。」と恋を教える。他にもデートのアドバイスをしたり、背中を押したりと何かと入江君を気に掛ける優しい人。

品出し担当のためバイトのレジ打ちはできない。

早川芙美子(はやかわ ふみこ)

信子の大学の友人。信子と仲良しでアドバイスをしたり、相談に乗っていたりしていた。

篠崎さん(しのざき)

大学4年生の信子のバイトの先輩。はじめは品出しをやる予定でバイトに入ったが、なぜかレジ打ちになった。

笑顔が苦手な女の子だったが、頻繁に通って面白い物を買っていく金子のおかげで自然な笑顔を作れるようになった。



悶絶必至の『モブ子の恋』の3つの見どころ(ネタバレあり)

モブ子の恋の田中信子の習性と安部ちゃん出典:「モブ子の恋」、著者:田中茜、出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ

信子と入江君の2人が繰り広げる恋愛の『モブ子の恋』は、2人の心の声や少しずつ縮まる距離間など見どころに溢れる作品となっています。

読めば胸が締め付けられるほど、尊く感じる『モブ子の恋』の見どころを3つご紹介していきます。

共感度120%のモブ子の習性

『モブ子の恋』では、思わず共感してしまうモブ子の習性が見どころとなっています。

この物語の主人公の信子は、とても引っ込み思案で、話し下手だから料理のとりわけで市民権を得ていたり、頼んだ物が自分まで届かなかったり、自己嫌悪と反省会で寝付けなくなってしまったりと、何かと大人しい性格の方には共感できてしまう習性が見られます。

ネガティブな妄想が止まらなかったり、セルフ言い訳の用意が良かったりと、ちょっともどかしい部分が多いですが、とにかく信子の行動すべてが愛おしいのです。

共感しながら信子の可愛さを存分に堪能してみてください。

入江君の想い

『モブ子の恋』では、入江君の想いも見どころとなっています。

恋愛は自分とは関係ない遠い世界の話とばかり思っていて、恋愛をしたことがなかった入江君の恋は、普段のクールな印象とギャップ的に表現されていて、とても可愛らしいのです。

些細なことにも気を配れる好青年でありながらも、自分の好意がバレてしまうのを恐れて行動ができなくなってしまったり、それでも勇気を出して向き合っていく姿には尊さを感じられます。

頭の中で良からぬことも良いことも沢山想像する入江君の想いにも是非注目してください。

健気でキュンキュンする2人の恋

『モブ子の恋』では、脇役同士のささやかな愛しい恋模様も見どころです。

信子も入江君も、お互いが恋愛に不慣れだけれども、相手のことを想い、臆病になりながらも一生懸命にアプローチしていく姿は見ていて、愛おしく尊いのです。

お互いがネガティブな思考を頭で繰り広げながらも、一歩一歩勇気を出して成長し、近づいていく2人の恋は読んでいて応援せずにはいられなくなります。

見ていて胸が締め付けられるような2人の恋模様をみんなで応援しながら読んでいきましょう。

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思わず応援したくなる『モブ子の恋』はこんな人におすすめ

『モブ子の恋』は、恋愛漫画好きの方やネガティブ思考の強い方には特におすすめの作品となっています。

この物語では、ネガティブ思考満載で恋愛初心者すぎる信子と入江君のぎこちないラブストーリーが繰り広げられ、読んでいて悶絶必至です。

映画デートでも、メッセージのやり取りでも奥手な2人の心情がリアルに表現されており、奥ゆかしい恋を見ることができます。これを読めば初恋を思い出してモンモンすること間違いなしの内容となっているのです。

恋愛漫画好きの方は是非ともご覧になって甘い初恋に胸をときめかせてください。

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管理人の思う『モブ子の恋』が伝えたいこと(感想)

モブ子の恋の信子と入江君出典:「モブ子の恋」、著者:田中茜、出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ

『モブ子の恋』では、人それぞれにドラマがあって、どんな人も自分で踏み出していくことが大切さだということを伝えたいように感じます。

この作品では、主役とは全く異なる性質を持つ信子と入江君の健気な恋がこれでもかと描かれています。そんな彼らは、自分にあまり自身がなく、気がつくとネガティブな思考ばかりして逃げてしまいがちなのです。

しかし、徐々に勇気を出して、自分の思いを伝えて近づき合っていく恋が描かれています。

学校でも、職場でも輝くのは一部の人だけですが、それ以外の脇役のような人たちにも健気な心があり、ドラマがあることが表現されており、そんな姿を見ていると自分も頑張ろうという気持ちになってきます。

『モブ子の恋』は主役のように輝かしい恋ではないけど、健気で愛おしい応援したくなる恋が、共感溢れる想いと共に描かれていて、読んでいて胸がキュンとする作品です。

ぜひ脇役同士のささやかな恋を読んで、みんなで応援していきましょう。

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ヨル
漫画紹介をしているヨルです! 毎月150冊以上漫画を読むので、その中で特におすすめの漫画を紹介していきます! 次に読む漫画を探してる方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです^^