『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』漫画のネタバレ感想|殴り姫!悪役令嬢なろう系ファンタジー
こんなに暴力的な悪役令嬢みたことない!!(笑)
愚かな第二王子に婚約破棄され、悪役令嬢呼ばわりされて我慢の限界!豪快に暴れてスカッとする悪役令嬢なろう系ファンタジー漫画『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』。
設定は魔法などが存在するファンタジー世界なのに、びっくりするほど豪快な肉弾戦をする美人な主人公のギャップが痛快で面白いです!!!
己の拳で闘うご令嬢のバトルファンタジー『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
報復?正義?それとも趣味?『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』のあらすじ
小説投稿サイト『小説家になろう』が原作の、悪役令嬢が主人公のなろう系ファンタジー漫画『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の設定やあらすじをご紹介していきます。
作品の設定や概要
- 原作:鳳ナナ(鳳ナナ先生のTwitterはこちらから!)
- 漫画:ほおのきソラ(ほおのきソラ先生のTwitterアカウントはtこちら!)
- 出版社:アルファポリス(レジーナCOMICS)
- ジャンル:なろう系、SF・ファンタジー
- 巻数:2巻(連載中:2021年1月4日現在)
設定として、魔法が存在するファンタジーの世界観で、主人公のスカーレット・エル・ヴァンディミオンは王立国家パリスタンに住む公爵令嬢です。
王都グランヒルデにある王立貴族学院に通う学生で、文武両道で才に恵まれ、美しくクールなところから『氷の薔薇』という二つ名をつけられています。
しかし、彼女には実はとんでもなく苛烈な本性が…。
幼少期から愚かで道徳心の欠如した婚約者、パリスタン王国の第二王子、カイル・フォン・パリスタンから婚約破棄され、散々な理由で糾弾されたスカーレットは我慢の限界!
我慢する必要がなくなったスカーレットは誰にも止められない!いま、最恐の悪役令嬢がその拳を振り上げる…!!
あらすじ
舞踏会の最中に、第二王子カイルからいきなり婚約破棄を告げられたスカーレット。
さらには、あらぬ罪を着せられて〝悪役令嬢〟呼ばわりされ、大勢の貴族達から糾弾される羽目に。
今までずっと我慢してきたけれど、おバカなカイルに付き合うのは、もう限界!
アタマに来たスカーレットは、あるお願いを口にする。――『最後に、貴方達をブッ飛ばしてもよろしいですか?』
引用)コミックシーモア
美しい見た目とのギャップがすごい『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の主な登場人物
腹黒い本性を秘める貴族たちがたくさん出てくる『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の登場人物たちをご紹介していきます。
スカーレット・エル・ヴァンディミオン
ヴァンディミオン公爵家の令嬢。王都グランヒルデにある王立貴族学院に通う学生。クロノワの加護を受けており、規格外の魔法を扱うことができる。
髪は銀髪で、つり目。瞳の色は青い。美しくクールで文武両道なため、同じ王立貴族学院の生徒たちからは『氷の薔薇』と呼ばれている。
幼い時から人を殴るのが好きで『狂犬姫』と呼ばれていた。社交界デビューしてから暴力を封じたが、その後婚約者のカイルから陰湿ないじわるをされることになり、それに耐えて生きてきた。
ジュリアス・フォン・パリスタン
パリスタン王国の第一王子。次期国王。スカーレットの婚約者であるカイルの兄。腹黒で面白いもの好きなところがあり、珍獣ノートというノートを作っている。
学院でカイルに嫌がらせされそうになっていたところに声をかけ、それ以降スカーレットに構うようになる。定期的に行われている能力測定試験で、ずっとスカーレットが独占していた一位を奪った。
ジュリアスの不正を決して許さない姿勢から、一部の悪徳貴族がカイルを次期国王に祭り上げようとしているため、派閥争いが起こっている。
カイル・フォン・パリスタン
パリスタン王国の第二王子。スカーレットの婚約者。幼い頃からわがままで非道な性格で、スカーレットを奴隷呼ばわりして散々こき使ってきた。
悪徳貴族の取り巻きとつるんでばかりで、王立貴族学院で特進クラスから一般に落とされた。横柄で頭の悪い愚か者だが、一部の悪徳貴族に次期国王にと祭り上げられている。
テレネッツァ・ホプキンス
男爵令嬢。カイルの新しい婚約者。顔は可愛いがスカーレットから陰湿な意地悪をされているという嘘をついた。
レオナルド・エル・ヴァンディミオン
スカーレットの兄。スカーレットの暴力沙汰に昔から胃を痛めており、ジュリアスの腹黒ぶりにも振り回されている。
シグルド・フォーグレイブ
剣の腕に長けている騎士見習い。王立貴族学院ではカイルのそばに仕えている。
セルバンテス
ヴァンディミオン家の執事。
ゴドウィン・ベネ・カーマイン
第二王子派の悪徳貴族をまとめていた宰相。幼少期からカイルのそばに控えあることないことを吹き込んだ黒幕。
ナナカ
ヴァンディミオン公爵邸で働くメイド。無愛想で口下手だが仕事は丁寧かつ迅速でメイド仲間たちからも好かれていた。
狼の姿に変身する能力を持った獣人族。パリスタン王国では珍しい漆黒の髪と琥珀色の瞳をしている。
面白い!『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の3つの見どころ(ネタバレあり)
『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』には、たくさんの見どころ存在します。
そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介していきます。
強力な魔法<<殴る!!!
規格外の魔力と加護を得ている美しい公爵令嬢なのに、本気のときはとにかく殴る!!痛快なスカーレットの肉弾戦にご注目ください!
スカーレットは国が保護したいほどの強い加護を得ていて、規格外の強力な魔法を使うことができます。
しかし、その魔法の使い道は、動くスピードが上がったり、筋力強化したりと、とにかく”
ぶん殴る”ことに特化させています!笑
第二王子との婚約破棄で我慢する必要のなくなったスカーレットが、ムカついた人をどんどん殴っていく痛快な肉弾戦にご注目ください!
腹黒王子ジュリアスの本性とは?
パリスタン王国の第一王国ジュリアスの、底が全くわからない腹黒さと能力にご注目ください。
カイルが道徳心のない愚か者ならば、ジュリアスは国を想う正義感を持った頭のいい王子ですが、その本性は全くわからず、腹黒い面もあります。
王政を正そうと行動している反面、スカーレットやその兄、レオナルドをからかったり、王子なのに護衛もつけず出回る自由奔放さがあったり、底の知れない人物です。
ジュリアスがスカーレットたちとどう関わり、どのような活躍をしていくのか私自身とても気になっています!ジュリアスの活躍にご注目ください!
超攻撃的!?な貴族の世界観
貴族と平民の格差社会、陰謀、野望の渦巻く悪政を超実力行使で変えていく、思わず笑ってしまうような世界観にご注目ください!
悪政を変えたい貴族社会のドロドロに巻き込まれていくスカーレット。表向き禁止されている奴隷が裏で取引されていたりと、明確な悪事がたくさん行われています格差社会です。
スカーレットの真正面からの実力行使だけでなく、上級貴族も奴隷も、そしてまさかのあの人まで!!攻撃的で次々と起こる貴族たちの戦闘から目が離せません。
こんなに過激な悪役令嬢ものは見たことがないと、思わず笑えてスカッとする世界観をお楽しみください!
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ストレス発散!『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』はこんな人におすすめ
『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』は、ちょっと暴れたくなるような理不尽な現実のストレス発散をしたい方に特におすすめの作品となっています。
理不尽な要求ばかりする同僚や上司にストレスがたまることもありますよね。
普通に生活しているだけでなのになぜか起こる人間関係のトラブルってありますよね。
そんなむしゃくしゃしてちょっと暴れたくなる気持ちを発散してるくれるのがこの漫画です!
理不尽をタコ殴りにするスカーレットが、あなたのストレスをスカッとさせてくれることでしょう!
嫌な現実を乗り越えたい時、ストレスを解消したい時に、是非『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』をご覧になってみてください。
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紹介者が考える『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の伝えたいこと(考察)
『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』では、我慢せずに生きることを伝えたいように感じられます。
なにかうまくいかなかったり、人間関係に困ったりしたとき、とりあえず自分が我慢してその場をやり過ごすなんて、大人の対応が求められる生きづらい現代社会。
我慢してストレスを溜めるのは身体に毒です!時には我慢が必要なこともありますが、いつも我慢しなければならないのは、間違っていると思います。
理不尽なことが続くなら思い切って現状を変えてみるのもいいかも!そうすれば今よりも明日がもっと楽しくなるかもしれません。自分らしく生きることが一番です。
笑ってしまうほど自分に素直な殴り悪役令嬢が理不尽に立ち向かうスカッとする作品となっておりますので、是非この機会に『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』をご覧になってみてください。
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『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の評価まとめと感想
最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。
漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。
当サイトの評価 | 4.9(記事作成者の評価) |
---|---|
コミックシーモア | 4.5(215件の評価) |
まんが王国 | ー |
Renta! | ー |
BookLive | 4.7(102件の評価) |
めちゃコミック | ー |
※それぞれ5段階評価となっています。
こんなに悪役令嬢らしい悪役令嬢なろう系はほんとうに読んだことがなくて、試し読みした第一話からとても興奮しました!!笑
悪役令嬢回避型か、悪役令嬢突っ走り型か、だいたいこのどちらかが軸になることが多いですが、悪役令嬢らしいかと言われるとどちらも心根はいいことがほとんどです。
スカーレットも決して100%悪人というわけではなく、奴隷や子供に優しいところもある貴族令嬢ですが、殴ることに関しては心底愉しんでいる。笑
他の作品にここまで直接的な悪役令嬢はいませんでした!本当に読んでスカッとさせてくれるストーリーで面白かったです!!
是非この機会に『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』をご覧になってみてください!
『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』が気になる人におすすめの類似作品
ここでは『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』に興味がある方におすすめの、悪役令嬢が主人公のなろう系漫画をご紹介したいと思います!
悪役令嬢が主人公のなろう系作品は増えていますが、その中でも強気で美しくかっこいい悪役令嬢作品をご紹介します!
1つ目にご紹介する漫画は、前向きに没落を目指す一風変わった悪役令嬢が奮起するファンタジーラブコメディ漫画、『アルバート家の令嬢は没落をご所望です』です。
この世界が前世でプレイした乙女ゲームの世界で、自分がヒロインをいじめる悪役令嬢であると思い出すという異世界転生のなろう系作品です。
主人公の元々の性格の良さと、悪役令嬢として前向きに没落を望む目的を知って、どんどんストーリーにのめり込んでしまうことでしょう!
ラブコメディ要素も強い明るく読みやすい作品でおすすめです!是非この機会に『アルバート家の令嬢は没落をご所望です』をご覧になってみてください!
2つ目にご紹介する漫画は、お金儲けのために婚約していた腹黒伯爵令嬢が、婚約破棄を宣言されて慰謝料を請求しようと画策するファンタジー漫画『勿論、慰謝料請求いたします!』です。
お金儲けが大好きで、実業家として様々なビジネスをする伯爵令嬢がヒロインのファンタジーなろう系作品です。魔法は使いませんが魔力が存在する世界観になっています。
ヒロインは腹黒ですが頭が良く、女性でも好感が持てるキャラクターたちばかりでサクサク読み進められますし、愚かな婚約者たちをやり込める手腕にスカッとします!!
ストレスを発散させたい気持ちの時に、是非『勿論、慰謝料請求いたします!』をご覧になってみてください!