ヒューマンドラマ

『センコウガール』結末に涙腺崩壊…狂気と切なさ混じる人間ドラマ漫画のネタバレ感想

センコウガール
タイトルセンコウガール
巻数1~5巻(完結)
価格591円
詳細センコウガールを無料で読む
著者永井三郎
※注)
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『センコウガール』結末に涙腺崩壊…狂気と切なさ混じる人間ドラマ漫画のネタバレ感想

 

いじめ、毒親、自己否定などセンシティブな重たいテーマを扱い、「女の子」の呪縛を解き放ったガール・ミーツ・ガールミステリー漫画『センコウガール』。

クラスメイトの死と同時に煌めく姿で登場した主人公の美少女・民子。そんな民子が「死にたい」とつぶやくクラスメイトたちに襲いかかるという衝撃の冒頭から、結末に進むにつれ明らかになる民子の真意に涙なしでは読めない名作となっています。

5巻完結ながらも、1・2巻からは想像もつかない怒涛のラストが描かれているので一気読み、二度読み必須です…。

登場人物たちの苦しすぎる思いに共感し、民子の切なすぎる過去に驚愕する『センコウガール』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

実写ドラマ・映画化を切望する『センコウガール』のあらすじ

センコウガールの久々に登校する如月民子と民子を綺麗だと思う田辺曜子出典:「センコウガール」、著者:永井三郎、出版社:小学館

深いという言葉では語り切れないほど考えさせられる『センコウガール』の設定やあらすじをご紹介していきます。

実写ドラマや映画化されてほしい思わずにはいられない感動のヒューマンドラマが描かれているので、是非ご覧になってみてください。

作品の設定や概要

  • 著者:永井三郎
  • 出版社:小学館(裏サンデー女子部)
  • ジャンル:ミステリー・サスペンス、ヒューマンドラマ
  • 巻数:5巻(完結:2020年1月24日現在)

 

設定として、女子高校を通う女の子たちの人間ドラマを描いた作品となっています。

不登校だった人形みたいに綺麗で大人しい美少女の民子は、クラスメイトの死と同時に生まれ変わったような性格で学校に現れ、「死にたい」とつぶやくクラスメイトたちを殺そうとする奇行に走るのです。

そんな民子と悩めるクラスメイトとの衝突からそれぞれの心の内が露わになっていく物語です。

あらすじ

七子(ななこ)が死んだ。

同時に生まれ変わったような姿で現れた美少女不登校児・如月民子(きさらぎたみこ)。

彼女に「名指し」された3人のクラスメイトは、民子の狂気の行動に追い詰められていくが…?

民子の真の目的は、復讐か、それとも…??そして民子の自宅の「腐乱した何か」の正体は??

いじめ、マウンティング、毒親……全ての「女の子」の呪縛を解き放つ、ガール・ミーツ・ガールミステリー!

引用)フジテレビオンデマンド



様々な葛藤を抱える『センコウガール』の主な登場人物

『センコウガール』では、自分の容姿に悩んだり、不運な事故で存在意義を見失ったりと悩める女の子たちが登場します。

そんな共感できる悩みを抱えた登場人物たちをご紹介していきます。

如月民子(きさらぎ たみこ)

七子が死ぬ直前に話していた主人公の綺麗な女の子。

不登校だったが七子が死んだと同時に生まれ変わったような姿で登校するようになり、それまでの民子からは考えられない様々な奇行に走るようになる。

小学校時代から綺麗で頭も良くで運動もできる民子はいじめの標的にされることが多く。現在の学校でも嫌がらせをされていたが、本人はあまり気にしていない。

お父さんはおらず、母親のことは大好き。

藤井七子(ふじい ななこ)

民子のクラスメイトで学校で自殺した女の子。死ぬ前に民子とは話していた。

母親とは確執があり、大きな秘密を抱えていた。

田辺曜子(たなべ ようこ)

民子のクラスメイトの基本的に何も考えていない女の子。

自分のことを空っぽだと思っていて、食べても食べてもお腹がすくため、いつも大量に食べている。よく食べるのはコッペパン。

生まれ変わった民子にはよく付きまとわれるようになる。



三浦英子(みうら ふさこ)

民子のクラスメイトの口癖のように「死にたい」とつぶやいている女の子。

女の価値は外見の美しさだけだと思っているため、10代の若くて美しいうちに死のうと思っている。

また整形ばかりを繰り返していて、大学生の彼氏やSNSで承認欲求を満たしている。

なにもせずに綺麗だった民子に嫉妬して、民子に嫌がらせをしていた。そして民子が学校に来て自分を名指ししたことに大きく動揺する。

早川隼子(はやかわ としこ)

民子のクラスメイトの短髪の女の子。

陸上選手だった父親に厳しく指導されながらも、何度も大会で優勝していた。

しかし、父親にホットプレートを持ってこいと言われて、戸棚の上にあるホットプレートを取ろうとしたときに失敗して足を怪我してしまう。それから足を悪くして走れなくなってしまう。

生理も止まるほど努力をしていたのに、走れなくなってしまい、自分の存在理由を見失っていて、「死んでやる」とよく呟くようにやさぐれてします。

なにもかも持っている上に足が速い民子に嫉妬して嫌がらせをしていた。民子が学校に来て自分を名指ししたことに大きく動揺する。

梨香(りか)

民子のクラスメイトで七子の一番の友達だった女の子。

小学校の頃から一番の友達で、好きなものもコンプレックスも夢もお互い知り尽くしていると思っていたのに、突然七子が自殺してしまったため大きな衝撃を受けている。

そして、その直前に七子に会っていた民子と自分に隠し事をしていた七子に対して憎悪の念を抱くようになる。



コーキ

駅で民子を見かけてナンパをした男の子。声をかけたが、民子に思い切り頭突きをくらってしまう。

しかし、そんなことがありながらも、民子のことを気に入り、駅で待ち伏せして話しかけれるようになる。

何度拒絶されても諦めないメンタルの強さを持っていて、心優しい人。

民子の母親

民子の母親。

厚化粧をしていて、近所の人たちに高い化粧品などを買わせようとしているため、周囲から疎まれている。

昔は民子に優しかったが、自分より綺麗で周りからも「綺麗」とよく言われる民子に嫉妬するようになり、ひどい罵声をよく浴びせるようになる。

また、彼氏の安藤克己が民子に構おうとすると発狂するほどおかしくなる。そして、民子をほっといて男と一緒に旅行にばかり行っている。

安藤克己(あんどう かつみ)

民子の母親の彼氏である男性。紳士的で優しくて、民子母が通うねずみ講の幹部クラスの人のためお金持ちでもある上に、ハンサムな人物。

民子の母親とよく旅行に出かけている。

七子の母親

どうしても七子のことを受け入れることが出来なかった七子の母親。



隼子の父親

早川隼子の父親。テレビや新聞による載るほどスゴい有名な陸上で選手だったため、隼子にも厳しく指導する。

隼子には休みの日でさえも練習ばかりさせていた。隼子が大会で良い結果を残さないとため息などをこぼす。

隼子の母親

早川隼子の母親。家でネガティブになりがちな隼子からいつもまくしたてられている。

早川駿(みうら しゅん)

早川隼子の弟。英子が走れなくなってから父親の期待を一身に背負って練習に励んむようになる。

曜子の母親

曜子とは滅多に話さない曜子の母親。夜中に家に帰ってくる仕事をしている。

ご飯は曜子の分まで、いつもきちん作っている。しかし、曜子とコミュニケーションはほとんどない。



苦しい物語なのに面白い『センコウガール』の3つの見どころ(ネタバレあり)

センコウガールの幼少期の民子と母親出典:「センコウガール」、著者:永井三郎、出版社:小学館

重たいテーマを扱っていて心にズシンと響いてくる物語ながらも、引き込まれる面白さがある『センコウガール』には、見どころがたくさんあります。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介していきます。

豹変した主人公の民子

『センコウガール』では、突飛な行動ばかりする謎多き主人公の民子が見どころとなっています。

冒頭は血に染まった民子の姿が描かれ、自分自身が黒い箱の中にいて、その箱から出るために必要な2つのものが欲しいという言葉から物語は始まります。

そして人形みたいに大人しくて不登校だった生徒なのに、クラスメイトの死後、生まれ変わったように輝く美少女の民子が学校に登校して、クラスメイトに意味不明な質問をしたり、「死にたい」とつぶやく少女たちを殺そうとする奇行に走るのです。

そんな民子の奇行の数々が、黒い箱や欲しいものとどのように関連しているのか気になって読み始めたら止まらなくなりますし、それらの真相が明かされ理解したときには、雷に打たれたような衝撃が走り抜けると思います。

閃光のように輝きいて生きる、あまりにも美しい主人公の民子には目が離せなくなりますし、民子の行動の真の目的を知ったとき感情が大きく揺さぶられると思うので、民子には注目してもらいたいです。

死にたいと思ってるクラスメイトたち

そして、口癖のように「死にたい」とつぶやいている民子のクラスメイトたちも見どころとなっています。

親に自分の顔を馬鹿にされ、整形ばかりして若く美しいうちに死ぬことを望むクラスメイトや親に期待されながらも不運な事故で全てを失い、生きる意味を失ったクラスメイト。

そんなクラスメイトたちが民子と衝突することで、自分の気持ちと向き合うきっかけになり、両親とも向き合うようになっていくのです。そして、死にたいと思っていながらも、必死に生きようとする姿も描かれていて、胸にこみあげてくるものがあります。

自分の本心には気づいていながらも素直になれず、反対の行動ばかりとってしまう高校生のリアルな姿が描かれていて、共感できる部分も多いので、是非ご覧になってみてください。

民子の過去

そして、主人公の民子の過去も大きな見どころとなっています。

黒背景で時折はさまれる民子の過去描写。そこには民子に全く似ていない厚化粧をした母親が登場します。母親ははじめの頃は、可愛い民子に優しく接していました。

しかし、母親は周りの人に「民子はお母さんに似てなくて可愛い」というような言葉を言われてから表情が強張り、回想が進むごとに民子に対する態度が厳しくなっていくのです。

民子の可愛さに嫉妬し、民子が苦しいときも気にも止めず、男と遊ぶことばかり考えている母親の姿は見ていて憤りや狂気さを感じずにはいられません。そして、そんな母親のことが大好きで、母親に迷惑をかけずに振り向かせようとする民子の健気さに涙が溢れてきます。

民子の現在の行動の原動力となっている民子の過去は、胸が苦しくなるようなものですが、しっかりと見届けてもらいたいです。

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結末に涙する…『センコウガール』はこんな人におすすめ

『センコウガール』は、自分自身を否定している方には是非とも読んでもらいたいおすすめの作品となっています。

物語はとても複雑ですが、七子という子が自殺して、同時に生まれ変わったような姿で登場した主人公の民子を起点に、「死にたい」と思っているクラスメイトたちが衝突していくヒューマンドラマが基本的な話です。

そして「死にたい」と思うほどの悩みを抱える登場人物たちは、みんなが自分を否定して蔑んでいるように感じられました。

周りの人に否定されて、自分自身も否定するようになった彼女たちを見ていると本当に胸が苦しくなりますが、自分のことをもっと認めようと前向きな気持ちを抱くことができるストーリーになっています。

重たいテーマを扱った作品のため、読んでいて鬱になるかもしれませんが、明るい登場人物たちの存在に心が救われることもありますし、ラストは涙なしでは見れないものになっているので、是非最後までご覧になってもらいたいです。

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管理人の思う『センコウガール』が伝えたいこと(考察)

センコウガールの三浦英子と父親の会話出典:「センコウガール」、著者:永井三郎、出版社:小学館

『センコウガール』では、多くのメッセージが込められていますが、個人的に1番感じたことは、子に対する親の影響の強さです。

主人公の民子も自殺した七子も、他の登場人物たちも含めて、みんなが親から否定されていたり、もしくは否定されていると感じていて、その結果自分自身でも自分のことを否定するようになり、苦しんでいく姿がとても心に刺さりました。

一般的な価値観を子供に押し付ける親、期待を背負わせすぎてしまう親、子供を子供して見ない親など多くの毒親が描かれ、それらの思いにも共感できる部分が多いのですが、子供に一番影響を与える存在である親が、子供を否定しては絶対にいけないと思える物語です。

また親でなくても、自分自身を否定している人を受け入れてあげられる存在になりたいと強く思いました。

登場人物たちの気持ちは共感できるものが非常に多く、胸にグサグザ突き刺さってくる悲しい内容ですが、読後は不思議と前向きな気持ちになれる名作ですので、是非悩める多くの方にご覧になってもたいたいです。

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何度でも読みたい『センコウガール』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価 4.5(記事作成者の評価)
コミックシーモア 4.9(32件の評価)
まんが王国 4.6(129件の評価)
Renta! 4.6(58件の評価)
BookLive 3.5(2件の評価)
めちゃコミック 3.9(134件の評価)

※それぞれ5段階評価となっています。

かなり重たいテーマを扱った作品なのですが、主人公の煌めきや良質な結末で清々しい気持ちで読み進めることができました。(ラストに進むにつれ、涙は止まらなくなりましたが…。)

そして、2度読み返したときには多くの伏線を楽しめましたし、2度目に読んで自分の心の中でモヤモヤしていた気持ちが民子の気持ちと一致していたことに気がつき、自分が心の底から求めているものをやっと理解できて、本当に感動しました。

共感の嵐で考えされられることも非常に多く、他のサイトでも高評価ばかりが連なっていることも納得の名作なので、私も高評価にさせて頂きました。

また5巻完結の短い物語ながらも前半から後半へ進むにつれて急展開が繰り広げされ、何度も衝撃を受ける作品なので、読むのであれば必ず最後まで一気読みしてもらいたいです。


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夜
『漫画が酸素』書店の統括する管理人の夜と申します。 漫画が酸素な人間で、月に100冊以上漫画を読んでいます! 世界で1番好きな漫画は『神之塔』で、よく読む漫画のジャンルは、デスゲーム、SF、ギャグ、ファンタジー、心理戦系です。 漫画選びに役立つような漫画紹介を目指していきます!
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