『リターン〜ある外科医の逆襲〜』韓国漫画のネタバレ感想|転生外科医の爽快な逆襲劇!
大人気作「外科医のエリーゼ」や「できるメイド様」の作者yuin先生が送る、韓国の転生医療ヒューマンドラマ漫画『リターン〜ある外科医の逆襲〜』。
過去の自分に転生した主人公の逆襲に、スカッとすること間違いなしのピッコマで人気沸騰中の作品です。
爽快感満載の人気韓国漫画『リターン〜ある外科医の逆襲〜』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
ピッコマで人気の転生ドラマ『リターン〜ある外科医の逆襲〜』のあらすじ
ピッコマの大人気作「外科医のエリーゼ」「できるメイド様」を手掛けたyuin先生が放つ新たなヒューマンドラマ漫画『リターン〜ある外科医の逆襲〜』の設定やあらすじをご紹介していきます。
一度目の悲惨の人生を繰り返さないために奮闘する主人公の徹をぜひ応援してください。
作品の設定や概要
- 原作:yuin
- 漫画:Kidari Studio
- 出版社:Kidari Studio. Inc
- ジャンル:ヒューマンドラマ、医療、転生
- 話数:37話(連載中:2020年9月25日現在)
設定として、主人公の五十嵐徹が30年前の中学生時代からやり直す物語となっている。
そして五十嵐徹の一度目の人生は、輝いていたのは3浪の末に地方の医大に合格した時くらいで、高校ではイジメられて、ギリギリの成績で医大を卒業して、誰もが嫌がる外科を半ば強制的に選択してキツい現場にいることになっていた。
しかし、キツい現場でも最善を尽くして努力を続けた結果、国内最高峰の大日病院で仕事をするチャンスに恵まれる。だが、チャンスが巡ってきたのも束の間、実力とは関係ない権力争いに敗れて追われるように出ていくことになる。
さらに借金して開業した病院はうまくいかず、妻からも離婚された上に、自身も末期がんを宣告されることになって、借金取りにも追われる。
そんな絶望的な状況の中で、以前診た患者が恩返しとして徹を過去に戻し、徹は同じ不幸な人生を歩まないように努力していく…。
あらすじ
いじめや借金まみれのつらい人生を歩んできた外科医「五十嵐・徹」。
死を決心し一人酒を飲んでいると、不思議な女性に一杯の酒を勧められ、そのまま眠りにつく。
そして目を覚ますと中学生になっていた。
人生をやり直すチャンスを得た徹は、体を鍛え、必死に勉強する。
目標は苦労ばかりの外科医ではなく、稼ぎのいい整形外科医だ!
引用)ピッコマ
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』の主な登場人物
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』では、医大を目指す人や名医として活躍する人など医療関係者が多数登場します。
そんな医者になるための努力を重ねる登場人物たちをまとめてご紹介していきます。
五十嵐徹(いがらし とおる)
テストで万年最下位だったのにいきなり成績が上がった主人公。
ダメダメな人生を生きてきた男だが、あるとき過去に診た女性と再会し、その女性から祝福が込められた種酒をもらって、それを飲むと中学生の頃の自分に戻っていた。
そして自分の悲惨な人生を繰り返さないために、勉強に励み、さらに未来の知識を使って二度目の人生をうまく立ち回っていく。
また二度目の人生では、苦労ばかりで儲からない外科医ではなく、稼ぎのいい整形外科医になることを目標にしている。
そして、お金の話になると豹変するほどのお金好きとなった。
二階堂春馬(にかいどう はるま)
徹の一度目の人生で徹をイジメていた人物。徹の高校で同じクラスの大金持ちのイケメンで、さらに模試でも全国上位の常連。
楽しいからイジメをする冷酷な性格をしていて、二度目の人生でも徹にちょっかいを出すが、ボコボコにされたためイジメから手を引くようになる。
そして、ひょんなことから徹や正樹とはよく交流するようになる。
プライドが高くてかなりの負けず嫌いで、徹が自分よりも成績が上だということを根に持っている様子。
また父親と兄とは確執があり、母親は統合失調症で入院していた。
二階堂美穂(にかいどう みほ)
二階堂春馬の妹。徹と春馬と同じく東成大の医学部に通っている。
美人で人気のため告白してくる人が後を絶えないが、好きな人がいるからという理由で全て断っている。
徹に好意を抱いている様子でよく気にかけるが、徹が鈍感なため思いには全く気づいてもらえないでいる。
未来では有名な内科教授になるため非常に優秀。
兄妹3人とも母親が違うため、家族なんていないと思っている。
園田正樹(そのだ まさき)
徹の友達。ゲームばかりしている。
勉強は全然できなかったが、徹に影響されて徐々に成績を上げていく。
関口(せきぐち)
二階堂の友達の不良。二階堂と一緒にイジメをしていたが、徹に喧嘩で負けてから徹に手を出すことはなくなった。
また二階堂と共に、徹や正樹とよく交流をするようになる。
徹の母親
徹がいきなりテストで優秀な成績を取っても疑うことはせず、徹の力を信じていた優しい母親。
徹がテストで良い点を取るたびに大喜びする。また息子は自分に似たと言い張る。
五十嵐光彦(いがらし みつひこ)
徹の父親。一度目の徹の人生では、徹が高校生の時に胃がんで亡くなっている。
不器用だけど徹の勉強を応援していて、徹が良い成績を取るたびに浮かれて酒を飲む。
そして、徹のことを「自慢の息子」だと何度も讃える。また息子は自分に似たと言い張る。
古賀傑(こが すぐる)
東成大学病院の胃がん治療の権威である教授。
徹の一度目の人生では、大日病院で徹にしこたま怒っていた。
しかし、徹の二度目の人生では、高校生ながらに胃がんの専門医のような意見を述べる徹のことを気に入るようになる。
そして、徹を自分の弟子にしたいと考えている。
須藤(すどう)
五十嵐徹の中学の先生。徹の成績がいきなり急上昇したことで、徹がカンニングしたと疑っていた。
委員長
中学生時代に徹と同じくクラスだった委員長。クラストップの成績だったが、徹が勉強してからは1位を取られてしまう。
しかし、徹のことを認めて漫画のような熱い言葉をかけながら握手をする。
竹下館長(たけした)
キッグボクシングジムの館長。ガタイが良くてテカテカの顔をしている。
徹に格闘技としてのキックボクシングを教える。
藤原史郎(ふじわら しろう)
徹の高校の担任の先生。二階堂に対しては腰が低い。
相沢剛士
美穂に好意を抱いている東成大の小太りメガネの先輩。美穂と徹がよく一緒にいるため徹を妬んでいる。
成績はトップクラス。徹ではなく二階堂春馬こそ自分のライバルに相応しいなどと思っている。
負けず嫌いで徹に勝つために燃えるが、そのうち暴走しはじめて…。
また父親が副学長なため、その権力を乱用していく。
相沢恭士(あいざわ きょうじ)
東成大学医学部副学長を務めるの剛士の父親。皮膚科の教授でもある。
医者というよりは政治家のような雰囲気を放っている。
伊藤(いとう)
整形外科志望の男性。過去問のコピーを担当しているが、ある人物に徹に過去問を配らないようにと買収されて…。
マインバイオの社長
マインバイオといういずれ国内最大級のバイオ関連企業になる会社の社長。
はじめは古賀教授からの紹介である徹を若造くらいにしか思っていなかったが、徹の天才的なアイデアに感服して惚れ込むようになる。
エイミー
マインバイオと合同でプロジェクトを進めているアメリカの製薬会社ヘインスの副社長の女性。
最初は学生である徹をみくびっていたが、天才的なアイデアや知識に一目置くようになる。
前世の徹の妻
徹の一度目の人生の妻。徹のことを愛していたが、仕事で忙しい徹とは一緒に過ごす時間がなかったため離婚している。
二階堂智章(にかいどう ともあき)
二階堂家の長男。美穂が家族で唯一慕っている人物でもある。東成大医学部の内科教授。
春馬のことを面汚しだと思っている。春馬の前では怖い態度を見せるが、基本的にはとても良い人。
二階堂宗利(にかいどう むねとし)
大日病院の理事長。智章、春馬、美穂の父親。
春馬の血は穢れたものとして忌み嫌っている様子。
林田誠(はやしだ まこと)
チーフの男性。実習生を小野田民生に任せる。
いつもどこかに行っていて、大事な時にいない。
小野田民生(おのだ たみお)
主治医1年目のメガネをかけた男性。
実習生である徹たちをいかにもめんどくさそうに扱ったり、美穂にもセクハラのような発言をする。
主治医だが古賀教授には怒られてばかりで、徹よりも遥かに仕事ができない。
そして、実習生でも活躍する徹に嫌がらせをするようになって…。
南
登場時顔色が悪かったチーフの金髪の男性。
徹の前世では大日病院で外科教授をしていて、手術中に医療事故を何度か起こしていた。
実習生となった徹のことは目をつけていて何かと厳しく接する。
上府の婢
ナイフで刺されて臓器の損傷が激しく、命がけの大手術で前世の徹に命を救われた女性。
腹から内臓が見えるほどの大怪我をおっているにも関わらず、悲鳴を一つもあげずに他人事のように落ち着いていた。
徹に命を救われてから兄と一緒にずっと徹のことを見守っていて、徹が大変な時に恩返しとして上府の祝福が込められた種酒をあげた。
徹の願いが成就することを祈っている。
結末まで見逃せない『リターン〜ある外科医の逆襲〜』の3つの見どころ(ネタバレあり)
主人公の五十嵐徹の爽快な逆襲劇や徹の未来から目が話せない『リターン〜ある外科医の逆襲〜』には、面白い見どころがたくさん存在します。
そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介します。
スカっとする五十嵐徹の逆襲
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』では、タイトルの通り、二度目の人生を生きる五十嵐徹の逆襲が見どころとなっています。
テストの成績も万年最下位だったのに、いきなり1位を獲得して周囲を驚かせたり、高校時代にイジメてきた人たちを習ったキックボクシングでボコボコにするシーンは爽快感満載…!
さらに年齢からなにかと馬鹿にされがちな徹が、持ち前の未来の知識を活かして、相手をギャフンと言わせる光景は清々しくて見ていて気持ち良いです。
また父親の胃がんの早期発見のために奮闘したりと、親孝行を全力で行っていく姿は胸にくるものがありますし、応援せずにはいられなくなります。
そんなダメダメだった前世とは全く異なり、名医とも対等に話をして周りを驚かせ続けて輝いていく主人公の徹の逆襲をぜひご覧ください。
二階堂春馬の闇
また、徹のライバル的な関係になる二階堂春馬の闇も見どころとなっています。
前世では徹をイジメ抜いた極悪非道な二階堂ですが、徹の二度目の人生では徹に何もかも負けてしまいます。
そこから徹とはよくゲームをしたり呑みに行ったりと仲を良くなっていくので、一見微笑ましくも思えてきます。
しかし、徹に負けたことを酷く憎んでいる描写が映されて…。
さらに徹が二階堂にもらった漢方茶を飲んだ後に体調を大幅に崩したり、二階堂が自分に犬に酷いことをしているシーンが映されたり、たまに怖い表情を見せたりと不穏さをチラつかせてくるのです。
家族とも確執があり、なにかと謎が多くて不気味な二階堂の過去や不穏な行動には目が離せません。
五十嵐徹の未来・結末はどう変わるのか?
そして『リターン〜ある外科医の逆襲〜』では、五十嵐徹の未来がどのように変化していくのかも注目ポイントとなっています。
徹は前世で外科医をしていたのですが苦労ばかりで儲からなかったため、二度目の人生では稼ぎのいい整形外科医になることを目標にしています。
しかし、前世の知識もあり、名医も舌を巻いてしまうような技術力や洞察力を持っている徹は、胃がんの権威である古賀教授に目をつけられたり、急成長をするベンチャー企業の社長からも惚れ込まれてしまうのです。
徹が目立つたびにどんどん徹の目標である整形外科医の道が遠ざかっていくので、もはや「外科医になるつもりはない」と何度も誓うのがフリにしか思えなくなります。
二度目の人生で、幸せな生活を夢見る徹がどのような未来を掴んでいくのか、ぜひ結末まで見届けてください。
清々しくて面白い『リターン〜ある外科医の逆襲〜』はこんな人におすすめ
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』は、スカッとする逆襲漫画が読みたい方に特におすすめの作品です。
物語は、外科医になった主人公の徹が忙しくて凄惨な人生を送っていましたが、不思議な存在の力によって中学の頃の自分に転生することになり、そこから同じ不幸な人生を歩まないために奮闘していくヒューマンドラマとなっています。
勉強ができなくて万年最下位だった徹が前世の知識を活かして成績も1位になり、さらに前世の医療経験や技術によって他を圧倒する活躍を見せていき、徹を馬鹿にしていた人たちが泡をふく瞬間はスカッとします。
徹の見る目が全く変わっていく他の登場人物たちは面白いですし、嫌な性格のキャラクターが成敗されていくのは気持ちが良いので、スカッとしたい方はぜひ『リターン〜ある外科医の逆襲〜』をご覧ください。
紹介者が考える『リターン〜ある外科医の逆襲〜』の伝えたいこと(考察)
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』では、人の命を預かる医者の仕事の過酷さを伝えたいように思えます。
医者と聞くと稼ぎが良くて憧れの職業と思えるかもしれませんが、その医者になるために圧倒的な量の勉強が必要であり、さらに知識だけでなく医療技術も必要になることが描かれています。
そして、病院の中でも医療とは関係ない権力争いがあったり、業務が忙しすぎたりと一筋縄ではいかないことも説明されていました。
命を救うために常に最善手を打ち続けなければならず、そのために死ぬほど努力する徹や他の医療現場の関係者の人たちの姿に、医者という存在の偉大さを少し知れた気がしました。
普段は知ることができない医療現場のことや医者になるまでの光景などを見ることができて、勉強にもなる作品であると思うので、この機会に『リターン〜ある外科医の逆襲〜』をご覧になってもらいたいです。
またマンガアプリ「ピッコマ」を利用すると、『リターン〜ある外科医の逆襲〜』を無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』の評価まとめと感想
最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。
漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。
当サイトの評価 | 3.8(記事作成者の評価) |
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コミックシーモア | ー |
まんが王国 | ー |
Renta! | ー |
BookLive | ー |
めちゃコミック | ー |
※それぞれ5段階評価となっています。
※ピッコマ独占配信の作品であるため、他のサイトの評価はありません。
ダメダメだった主人公・徹が、過去の自分に転生してからは努力で運命を切り開いていくので、見ていて清々しい話となっていました。
二度目の人生では、過去に自分を虐めていた人たちをボコボコにしたり、才能を妬んで嫌がらせをしていくる人たちをギャフンと言わせていくので、爽快感満載です。
しかし、どこか闇を秘めた物語の展開に徹の目標とする未来が危ぶまれていくので、ハラハラしながら読み続けることになるでしょう。
爽快感と不安感が混じった見応えのある作品となっているので、興味がありましたらご覧になってみてください。
『リターン〜ある外科医の逆襲〜』が気になる人におすすめの類似作品
ここでは『リターン〜ある外科医の逆襲〜』に興味がある方におすすめのスカッとする漫画をご紹介していきます。
1つ目は『ブラックガールズトーク』です。
3人の登場人物を中心に「ムカつく奴ら」を成敗していく漫画となっています。
共感できるようなムカつく人たちや開いた口が塞がらなくなるほどレベルが高いムカつく人たちが登場し、それをあの手この手でスマートに成敗していくので爽快感がたまりません!
スカッとしたい方はぜひ『ブラックガールズトーク』も合わせてご覧ください。
下の記事では『ブラックガールズトーク』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。
2つ目は『怪物公爵と契約公女』です。
家族に虐待され続け、挙げ句の果てに殺されたかけたヒロインが、怪物と呼ばれる公爵家の養女になることで大切にされ、幸せになっていく養女溺愛ファンタジー漫画となっています。
ヒロインを蔑んできた非情な家族たちが、怪物と呼ばれる公爵たちにギャフンと言わされる展開が最高ですし、ヒロインがどんどん幸せになっていく光景に心が温まる作品です。
「リターン〜ある外科医の逆襲〜」と同じくピッコマで連載されている人気作なので、合わせてご覧になってみてください。
下の記事では『怪物公爵と契約公女』の詳しい内容や無料で読む方法をご紹介しています。