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『ドクザクラ』漫画のネタバレ感想!好意を数値化する異能系ハーレムサスペンス

ドクザクラ

好意が数値化!『ドクザクラ』異能系ハーレムサスペンス漫画のネタバレ感想

 

主人公もヒロインも異能力を使う異能系ハーレムサスペンス漫画の『ドクザクラ』。

主人公が「好意」を可視化してハーレムを築くお色気漫画と思いきや、1人の異端少女の登場でドロドロな物語へ変容するスリル満点のサスペンス漫画となっています。

綺麗な絵でサイコなストーリーが繰り広げられる『ドクザクラ』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

主人公が好意を可視化できる『ドクザクラ』のあらすじ

ドクザクラのマインド=アイ出典:「ドクザクラ」、原作:MITA、作画:山本やみ一、出版社:小学館

主人公のアツシが人の「好意」を可視化する力を持っているという設定で物語が繰り広げられる『ドクザクラ』の詳しい設定とあらすじをご紹介していきます。

作品の設定や概要

 

設定として、主人公の両国アツシは人の「好意」を数値化して見ることができる能力を持っている。

この能力を「マインド=アイ」と呼ぶ。この能力は、相手の「目」を見ることで今相手が想う対象への好意が数値化されて、頭上に表示される。

ちなみに、数値が90を超えるとプロポーズするほど、70を超えるとホテルに付いてくるほどの好感度となっている。

逆にマイナスは悪意の現れ。マイナス70を超えると殴りかかってきたり、マイナス90を超えると殺意となる。

また、音楽や言葉などの「音」に関する好意は、眼ではなく耳を見ればわかる。

主人公は、この能力を駆使して、数値を操作したり、操作しやすい人間を見極めて自分に従順な人間を集めている。

 

またヒロインのサクラは、人の「眼」を見ると身体を乗っ取ることができる能力を持っている。そして、両国アツシのマインド=アイでも好意数がバグって表示される。

あらすじ

人の「好意」を視ることができる主人公の両国アツシ。

アツシは「好意」の数値を使って、自分に従順な女性を手に入れ、ハーレム生活を築き上げようとしていた。

しかしある日、アツシの「幼馴染」と名乗る異常な数値を掲げる少女が現れ、アツシのハーレムが犯されていく…。

 

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可愛い女の子に溢れている『ドクザクラ』の主なキャラクター

主人公のアツシがハーレムを築き上げようと物語でもあるため、『ドクザクラ』には可愛い女の子がたくさん登場します。

可愛いだけじゃない彼女らを含め、主な登場人物をご紹介していきます。

両国アツシ(りょうごく あつし)

慶王大学の3年生であり、人の「好意」を数値化する能力「マインド=アイ」を持っている主人公。

相手の「目」を見れば、現在相手が想う対象への好意がわかり、数値を操作して自分に従順な人間を集めてハーレムを築いている。

昔、1度死にかけたことがあり、そこから生存してから能力が開化した。

過去には悪意に怯えた惨めな生活をしたことがある。またかつては孤児院で暮らしていた。

夜風サクラ(よかぜ さくら)

幼い頃にアツシとある約束をした女の子。頭上の数値は1億を超えていて、アツシに異常に執着している。

アツシのいた孤児院の隣に住んでいた女の子で、小さい頃はよく遊んでいた。しかし、15年前の事故で意識が戻らなくなっているはずであったのに、ある日突然目の前に現れた。

またサクラは人の目をみると身体を借りることができる不思議な能力を持っている。

その能力を使ってアツシの周りの女性を陥れたり、アツシがピンチになることを運んでくる。基本的にメンタルは6歳の頃と変わらない。

アツシがお金が欲しいと言ったために、現金輸送車から3億円ほどを盗んでアツシにプレゼントする。

日向エミ(ひなた えみ)

アツシと同じ慶王大学に通っていて、ミスコン1位にも選ばれている美しい女子大生。

ツンツンした印象を周りに与えるがアツシに対してはデレデレ。

数値は90代後半であり、アツシの貢献度トップ3の内の1人である。

猿田ユメノ(さるた ゆめの)

キャバクラ「アンサージ」のNO.1キャバ嬢である巨乳の女性。

アツシのためにマンションの賃貸を毎月支払ったり、かなりの額を貢いでいる。

数値は90を軽く超えており、アツシの貢献度トップ3の内の1人である。



小岩るるな(こいわ るるな)

山手線29というアイドルグループのメンバー。センターも張った経験があるほどの実力者。

アイドルなだけあり、あざとく仕事の人間関係を円滑に回している。

数値は90代後半であり、アツシの貢献度トップ3の内の1人である。貢ぎでは、エミの断然上をいく。

色黒の女子大生

アツシと同じ大学に通っている褐色の女子大生。

アツシに告白したこともあり、しつこくメッセージを送っている。

津吹キョウコ(つぶき きょうこ)

アツシが暮らしているマンションのオーナーの娘。小岩るるなの大ファン。

最初はアツシを毛嫌いしていたが、アツシが小岩るるなを紹介したことでアツシに対する好感度は上がる。

山之内ゴロウ(やまのうち ごろう)

警視庁捜査一課の刑事であり、3億円事件の捜査でアツシに目を付けている。

捜査の際は相手との距離感が異様に近くて、とてもうざい。

上司の指令も聞かずに単独行動をする自分勝手な刑事だが、優秀ではある。



栗原ノゾミ(くりはら のぞみ)

夜風サクラの現金強奪に便乗して殺人を犯したとされる容疑者の1人である綺麗な女性。

マッチングサービス株式会社の社長であり、通称「ヒラメ社長」と呼ばれていて、上昇志向の塊である。

お金が大好きで、お金を持っている人へ好意を抱いている。そして、お金持ちと繋がるためであれば、手段を選ばない。

赤澤マヒル(あかざわ まひる)

夜風サクラの現金強奪に便乗して殺人を犯したとされる容疑者の1人である女性。

芸能プロデューサーをしていて、小岩るるなのいる山手線29選抜メンバーのプロデューサーでもある。

元ヤンでかなり厳しい性格をしているがカリスマ的な存在として有名。

難波ヨシヒロ(なんば よしひろ)

夜風サクラの現金強奪に便乗して殺人を犯したとされる容疑者の1人であるガタイの良い男性。

元・プロ野球選手。

本城ユキヤ(ほんじょう ゆきや)

夜風サクラの現金強奪に便乗して殺人を犯したとされる容疑者の1人であるイケメンな男性。

超人気俳優で、主演ドラマも決まっている。

峰ミノル(みね みのる)

夜風サクラの現金強奪に便乗して殺人を犯したとされる容疑者の1人である眼鏡をかけたかっこいい男性。

目黒美容外科クリニックで院長をしている。



草場リョウ(くさば りょう)

警視庁捜査一課の刑事で、港区3億円事件の捜査担当。

山之内が盗撮していることを知っているため、脅してコキ使っている。

蔵前(くらまえ)

アツシを嵌めようとしているガタイのいい刑事。黒幕と繋がりがある様子。

猿田カンゾウ(さるた かんぞう)

猿田組の組長であるユメノの父親。

恐怖で人を懐かせている。お金が好きでお金を奪う者には容赦しない。

娘のことを大切に思っているため、娘の彼氏のアツシに対する殺意がすごい。

しかし、娘のユメノとの関係性はよくない。

大道ユミチカ(おおみち ゆみちか)

猿田組の組員の坊主の男性。ユメノに好意を抱いている。

たかなしさん

事件の黒幕と思われる人物の通称。



面白い!『ドクザクラ』の3つの見どころ(ネタバレあり)

ドクザクラの3億円出典:「ドクザクラ」、原作:MITA、作画:山本やみ一、出版社:小学館

ミステリー要素もあって、お色気要素もあり、ハラハラドキドキが味わえる『ドクザクラ』には見どころがたくさん存在します。

そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つご紹介していきます。

異常な存在のサクラ

『ドクザクラ』では、異常性抜群ヒロインであるサクラが見どころとなっています。

他の人とは違いアツシに対して1億を超えるほどの異常な数値の「好意」を持っているバグっているようなヒロインが、入れ替わりの特殊な能力を使って、アツシの周りの女子を陥れていれたり、周りを巻き込む犯罪行為を重ねていくのです。

6歳児並のメンタルで、善悪の判断もできずにアツシのために異常な行動を繰り広げるサクラを見ているとゾクゾクが止まらないほど怖くなります。

物語のカギを握っている異常なヒロインサクラには是非とも注目してください。

アツシの危機回避能力

また『ドクザクラ』では次々困難に見舞われる主人公アツシの危機への対処が見どころとなっています。

サクラがアツシのハーレムの1人であるエミの裸の写真をSNSにアップしたり、3億円を強奪してアツシの家に届けたり、警察の手が間近に忍び込んできたりと、アツシは何度もピンチな場面に遭遇してしまいます。

しかし、そのたびに能力を使ったり、機転を利かせたりして困難を乗り越えていくので、ドキドキハラハラの心理が読者にまで波及されていきます。

次々襲い掛かる問題に対してアツシがどのように対処していくのかは是非ご覧になってみてください。

約束や別の犯人などの謎

そして『ドクザクラ』の物語の中に潜んでいる謎も注目ポイントとなっています。

サクラがアツシに付きまとっている理由である「約束」やサクラの暴走にかこつけて、殺人を犯し、罪を擦り付けようとする存在が現れたり、謎に満ち溢れた展開が繰り広げられます。

異常な愛と能力が入り混じっている中で、密かに紛れ込む謎を是非考えながら読んでみてください。

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ハーレムサスペンス『ドクザクラ』はこんな人におすすめ

『ドクザクラ』は、ミステリーサスペンス漫画好きには特におすすめの作品となっています。

異能力でハーレム生活を築くために奮闘するゲス主人公を描いた物語のような始まりですが、1人の狂った少女の登場から犯罪行為や殺人行為まで入り乱れる展開になります。

そして、主人公が能力を駆使して問題を乗り越えていくため、ハラハラの緊張感を楽しむことができるので、ミステリーサスペンス好きにはたまらない展開となっています。

また、スピード感のある展開にお色気要素もあったりと楽しめる要素に溢れているので、是非多くの方に『ドクザクラ』を読んでもらいたいです。

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紹介者が考える『ドクザクラ』の伝えたいこと(考察)

ドクザクラの夜風サクラ出典:「ドクザクラ」、原作:MITA、作画:山本やみ一、出版社:小学館

『ドクザクラ』は人の感情はコントロールできないことを伝えたいように感じられます。

主人公のアツシは、人の「好意」を数値化して見る能力のおかげで、色々な人をコントロールして、自分に従順な人を集めていきます。

しかし、その中にはサクラのように「好意」がありすぎて暴走してしまう人がいたり、その異分子によって周りの人の感情も乱れていきます。

そんな光景を見ていると、人の感情をわかっていても、それをコントールすることはできないのだと悟ることになると思います。

また人の感情を数値化する能力を持った主人公のハーレムサスペンスという意外性たっぷりの設定で、さまざまな要素が楽しめる物語となっているので、この機会に是非『ドクザクラ』をご覧になってみてください。

 

また『ドクザクラ』はアプリ「マンガワン」から無料で読むことができるので、是非ご利用ください!
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『ドクザクラ』の評価まとめと感想

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.2(記事作成者の評価)
コミックシーモア3.8(8件の評価)
まんが王国2.7(3件の評価)
Renta!3.6(9件の評価)
BookLive4.8(4件の評価)
めちゃコミック

※それぞれ5段階評価となっています。

主人公の能力を使ったハーレム物語と思いきや、一気にサスペンスに変わる展開に引き込まれる作品でした。

能力を駆使して主人公がどのように難局を乗り越えるのか楽しみですし、登場人物の女の子たちがひたすら可愛いので、見ていて飽きないです。

男性であれば目の保養にもなりますし、女性でも能力を使ったサスペンスを楽しめると思うので、是非読んでみてください。

ABOUT ME
ヨル
漫画紹介をしているヨルです! 毎月150冊以上漫画を読むので、その中で特におすすめの漫画を紹介していきます! 次に読む漫画を探してる方はぜひ参考にして頂けたら嬉しいです^^
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