ドラマ化『他人は地獄だ』怪しい住人たちの韓国ホラー漫画のネタバレ感想
連載初期から衝撃的なストーリーで話題を集め、韓国でドラマ化も決定した韓国ホラー漫画の『他人は地獄だ』。
主人公の下宿先の住人たちが怪しすぎる上にイカれていて、LINEマンガで連載されてからは日本でも話題を呼んでいる作品です。結末予測不能で、不気味なストーリーに読めば鳥肌必須ながらも、読み続けてしまう中毒性があります。
そんな不気味すぎる韓国漫画の『他人は地獄だ』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
韓国でドラマ化決定『他人は地獄だ』のあらすじ
韓国でドラマ化されるほど人気を誇り、日本でもLINEマンガで注目を惹いている『他人は地獄だ』の作品概要やあらすじをご紹介します。
作品の設定や概要
- 著者:ヨンキ
- 出版社:LINE Digital Frontier(LINEマンガ)
- ジャンル:韓国漫画、ミステリー・ホラー
- 話数:全88話(完結)
設定として、主人公のユウは働かずに実家で過ごしていたが、会社を設立した先輩に誘われてインターンをするために、上京してきた。そして、トイレとお風呂と台所が共同の安い下宿で1人暮らしをすることになる。
その下宿の202号室に主人公は住んでいて、隣の201号室は空き部屋となっている。
また、3階は女子部屋となっているが現在は誰も入居しておらず、管理人のおばさんからは入ることを禁じられている。
あらすじ
都内で会社を設立した先輩に誘われて、肩身の狭い実家を出て上京し、先輩の会社にインターンすることになった主人公のユウ。
トイレも風呂も台所も共同で、部屋も汚くて狭いところで下宿することになったが、親元を離れられた暮らしに心を躍らせていた。
しかし、その下宿には怪しい人たちが住んでいた…。
『他人は地獄だ』は韓国でドラマ化!
WEB漫画は連載初期から衝撃的なストーリーで話題を集めて、韓国ではドラマ化もされるほどの大人気作となっています。
またドラマのPVも公開されているので、ぜひ視聴ください!
さらに詳しいドラマ情報を知りたい方は「他人は地獄だ」ドラマ公式サイトをご覧ください。
不気味すぎる住人が多い『他人は地獄だ』の主なキャラクター
『他人は地獄だ』では、とにかく不気味で怪しいキャラクターがたくさん登場します。
まともにコミュニケーションが取れない謎に包まれる登場人物たちをここではご紹介していきます。
ユウ:202号室
学生のような若い見た目だが社会人である24歳の主人公。少し前に都内で会社を設立した先輩から連絡が来てインターンとして働くことになった。
肩身の狭い思いをしながらの実家暮らしをしていた矢先のことだったため、そのインターンを機に上京し、安い下宿で1人暮らしをする。
おばさん
下宿の管理人のおばさん。社交的な性格でどんなタイミングでもよくしゃべっている。
ユウが電話しているときも話しかけてきたり、買い物袋を勝手に漁るほどずうずうしい性格をしている。
ハヤシハシラ:203号室
防音の甘い部屋にも関わらず彼女とよく電話をしている主人公の隣の部屋の住人。
主人公と同じくらいの年のように見えるが謎に包まれている。主人公に唾を吐きかけたり、人肉という言うものをあげたりする気味の悪い人物。
LINEマンガの読者からは「顎」と呼ばれる存在。
タンクトップ:204号室
部屋を開けっ放しにしていて、時折部屋から主人公のことを覗く気味の悪い住人。さらに包丁を持ちながら部屋の前で立っていることもある。
タンクトップをいつも着ていて、小声でボソボソと何かを言っている気味の悪い人物。
LINEマンガの読者からは「タンクトップきもメガネ」などと呼ばれている。
マル:206号室
キーキー声で、よくどもる話し方をしている住人。
主人公を脅かしたり、いつも気味の悪いヘラヘラした態度をしている。
ヤクザ:205号室
205号室に住んでいるヤクザのような風貌をしたイカつい住民。
イカれた人が集まる下宿の中では、態度は大きく横柄だが、まともな人物と言える。
ジュン:205号室
ヤクザが消えた後に205号室に入居した住民。ユウよりも若く、明るい性格。
イカれた人が多い下宿の中でまともな人物のため、ユウと仲良くなる。しかし、ユウが下宿に帰らないことが多く不安を持っている。
LINEマンガの読者からは比較的人気のあるキャラクター。
カン社長
都内で会社を設立した主人公のユウをインターンとして会社に誘った先輩。
社員が4人の小さな会社の社長をしている。ユウに対して、上から目線な発言をよくするが、ユウのことを気に入っている。
アキラ
主人公のユウが軍隊にいたときの後輩。軍生活に馴染めなくてしんどい時でもユウが面倒を見てくれたため、ユウのことを兄貴みたいに慕っている。
そのため荒唐無稽な下宿の話も信用するほど、ユウを信頼していて、下宿生活から抜け出すことに協力する。
登場当初、LINEマンガの読者に絶大な人気を誇ったキャラクター。
恵(メグ)
ユウの彼女。よくユウと電話をしている。
クマオ
カン社長の会社で働く社員。ユウに仕事を教える上司だが、ユウのことを敵視していて厳しい態度を取る。
仕事はできるが少しぶっきらぼうでコミにケーションをあまり取らない。
怖すぎる『他人は地獄だ』の3つの見どころ(ネタバレあり)
『他人は地獄だ』はとにかく不気味な物語で、これらが主人公の妄想なのか?それとも真実なのか?と読者を惑わす奇妙な構成が施されています。
ホラーを超える恐怖と衝撃的な結末を迎えるこの作品の特に注目してほしい3つのポイントをここではご紹介します。
どんなホラーよりも怖い不気味さ
『他人は地獄だ』は、どんなホラーよりも怖い不気味な住人たちが見どころとなっています。
部屋の前でナイフを背後に隠しながらじっと主人公のユウを見つめる204号室の住人、服に血のような跡をつけた206号室の住人、そしてユウに唾を吐きかけたり人肉なるものを差し出す203号室の住人。
それぞれの住人が何をしているのか真相はわかりませんが、断片的に行われる不気味な行動の数々に読んでいて常に寒気を感じてしまうほどの恐ろしさがあります。
直接的な怖さは当面ありませんが、不気味すぎる住人たちの姿には是非注目してください。
下宿の住人に侵食されていくユウ
また『他人は地獄だ』では、下宿の住人たちの異常さにストレスを受け続け、変化していくユウにも注目です。
はじめのうちは、親元から離れられることに満ち足りているような気持ちを抱いていたユウですが、違和感を感じざるを得ない住人たちの行動の数々に精神をすり減らしていきます。
後ろから唾をかけられたり、誰かが部屋に侵入した形跡があったり、仕事場でも人間関係に悩まされ、行き場のなくなったユウの感情がユウを蝕んでいくのです。
始めの頃のユウと結末に近づくころのユウとを見比べて、その変化の大きさに驚いてもらいたいです。
衝撃の結末
そして、『他人は地獄だ』の結末も見どころとなっています。
物語では、怪しすぎる住人たちを延々と見ることになりますが、あくまで怪しいというだけです。その住人たちのストレスにさらされた主人公のユウがおかしくなっただけではないかとも思わされます。
そんな怪しさがひたすら続いた中で、終盤に近付くにつれ物語が急速に進み、すべてが明らかになっていきます。
『他人は地獄だ』というタイトルにふさわしい結末、そしてそれまでの過程を是非存分に楽しんでもらえたらと思います。
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『他人は地獄だ』はこんな人におすすめ
『他人は地獄だ』はリアルなホラーが好きな方には是非読んでもらいたいおすすめの作品です。
この作品では脅かしたり、オバケが出るようなホラーとは全く異なる、異質な恐怖を体験することできます。どんな結末を迎えるのか想像もできない中で、ずっと住人たちの不気味さや異常さに読者も蝕まれていきます。
現実世界でも本当にありそうな、他人という得体の知れない人間の恐怖を表している漫画で、多くの方が楽しめる作品だと思うので、是非ご覧ください。
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管理人の思う『他人は地獄だ』が伝えたいこと(感想)
『他人は地獄だ』は、タイトルの通りに他人と言う存在の恐ろしさを伝えたいように思います。
物語では、主人公のユウははじめは明るい好青年のような印象でした。しかし、他人というお互いのことを気にせず、自身の嫌な部分をありのままに見せる住人たちの存在により、徐々にストレスが溜まり、おかしくなっていくのです。
住民たちの行動は特に異常なものが多いですが、現実世界でも「他人だし、もう会うことないからいいか」というような気持ちで、横柄な態度だったり酷い言葉を投げかける人は多くいます。
そんな他人との関わりを続けていると自身の精神まで蝕まれてしまうということが感じられました。
『他人は地獄だ』では、これまで感じたことのないような不気味さを味わえて、他人という存在の恐ろしさも身に染みて実感できる作品となっています。
韓国ではドラマ化するほどの人気を博しており、LINEマンガで無料で読むことができるので、この機会に是非ご覧になってみてください。
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