ヒューマンドラマ

『さよならミニスカート』映画化熱望のヒューマンドラマ漫画のネタバレ感想

『さよならミニスカート』映画化熱望のヒューマンドラマ漫画のネタバレ感想

 

アニメ化、実写映画化がファンの間で密かに噂されている『さよならミニスカート』。

このマンガがすごい!2020オンナ編で堂々の第一位を獲得し、電車広告でも見かけるほどの大注目作品です。

そんな、今話題沸騰の漫画『さよならミニスカート』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。

 

牧野あおい先生が描く少女漫画『さよならミニスカート』のあらすじ

タイトルから興味をそそられる『さよならミニスカート』の設定やあらすじをご紹介していきます。

彼女はなぜミニスカートを履かなくなってしまったのか…考察しがいのあるストーリー展開に、きっと引き込まれてしまうでしょう。

作品の設定や概要

  • 著者:牧野あおい
  • 出版社:集英社(りぼん、りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
  • ジャンル:少女漫画、ヒューマンドラマ
  • 巻数:2巻(連載中:2020年5月14日現在)

 

設定として、今を時めくミニスカートアイドル「PURE CLUB(通称ピュアクラ)」のセンター「雨宮花恋(あまみやかれん)」が主人公…のはずが1巻の冒頭から、かわいい美少年が登場するところから物語は始まります。

その正体は、とある日の握手会で、ファンからの傷害事件をきっかけにチームを脱退したPURE CLUBの元センター「雨宮花恋」本人だったのです。

見た目はガラリと変わって、アイドル時代のトレードマークだったサラサラのストレートロングヘアーをバッサリとショートにし、学校の制服は男女共用のスラックス。PURE CLUBの代名詞だったミニスカートを私服でも一切履かなくなってしまいます。

口調も立ち振る舞いも完全に男の子になりきった彼女は、果たしてどうしてそうなってしまったのか。そして、握手会の日、花恋に傷を負わせた犯人は一体誰なのか。

さまざまな思惑が錯綜する中、徐々に真実に迫っていくハラハラ・ドキドキ感を味わいながら読み進めてみてください。

あらすじ

その日、彼女は「女の子」をやめた――。

女子で唯一、スラックスで通学する仁那が抱える秘密とは。

衝撃のドラマが幕を開ける。

引用)コミックシーモア



犯人は一体誰なのか?『さよならミニスカート』の主な登場人物

花恋に傷を負わせた犯人探しが、思わぬ方向へ展開する『さよならミニスカート』。

甘々な高校生の恋愛模様が描かれた作品かと思いきや、これは深いな…と思わず唸ってしまった問題作『さよならミニスカート』の主な登場人物をご紹介していきます。

神山 仁那(かみやま にな)/雨宮 花恋(あまみや かれん)

高校1年生。ミニスカートアイドルPURE CLUBの元センター。

ファンの間では「レンレン」の愛称で親しまれ、PURE CLUBは花恋でもって成り立ってると言われるほど不動の人気を誇っていた。

しかし、とある日の握手会でファンの1人であろう人物に、ナイフで腕を切られる事件に遭ってすぐ、引退を表明。

引退後は知り合いのいない場所に引っ越しする。見た目をガラリと変えて男の子のような見た目、口調、立ち振る舞いで高校生活を送り始める。

堀内 光(ほりうち ひかる)

仁那と同じクラスの男の子。整った顔立ちで少し華奢に見えるが、実は柔道部。筋肉がつきにくいことを気にしている。

なぜかいつも仁那のことを気にかけていて、とても紳士的な一面がある。それは、光が唯一仁那の正体を知っていて…?

長栖 未玖(ながす みく)

仁那たちと同じクラスの女の子。いつも元気で明るく、見た目もかわいいのでクラスのマドンナ的存在。そのため、女子からも男子からも大人気。

光のことが好きらしいが、仁那のことばかり気にかける光に対して不満があるようだ。



山岸 美由(やまぎし みゆ)

PURE CLUBのメンバーの1人。短いツインテールが特徴で、ファンからは「ミユリン」の愛称で呼ばれている。

サラ

PURE CLUBのメンバーの1人。大人っぽい見た目で仁那のお姉さん的存在。何かあるたび仁那に電話をかけてきては、仁那のことを心配している。

正暉(まさき)

仁那たちと同じクラスで、光と同じ柔道部員。

六花(りつか)

光の妹。PURE CLUBの大ファン。



意外な結末を迎える予感『さよならミニスカート』の3つの見どころ(ネタバレあり)

ヒューマンドラマならではの奥深さが入り混じる『さよならミニスカート』にはたくさんの見どころが存在します。

そんな数ある見どころの中でも、特に注目してほしいポイントを3つご紹介していきます。

犯人探し

まず『さよならミニスカート』では、花恋をナイフで切りつけた犯人が誰なのか、詮索するところが見どころとなっています。

とある日の握手会で、花恋にナイフで腕を切りつけたファンの男性。駆けつけた警備員を柔道技で全員なぎ倒すほどの凄腕だった模様。

そんな中で、光が犯人なのではないか?という疑惑が浮上します。作中でも光を犯人に仕立て上げるような描写がいくつか存在していて、我々読者も光が犯人なんじゃないかと思わせる場面も。でも、そんなことはあり得ないと思いたい仁那は、光の潔白を証明すべくある大胆な行動に出ます。

それが吉と出るか凶と出るか、光は犯人なのかそうではないのか…。巻を追うごとに浮き彫りになる真実。ハラハラ・ドキドキの結末を、是非皆さんで見届けてください。

仁那と光の恋模様

また『さよならミニスカート』では、仁那と光の恋愛模様も見どころの一つとなっています。

仁那の正体に唯一気付いていた光は、仁那に対して一人、慈悲の目を向けつつありました。しかしそれには、妹である六花と深い関係があるようです。

見た目や立ち振る舞いも完全に男の子になりきって、男性に守ってもらうようなか弱い女の子から自立したいと強がる仁那。そんな彼女にとって、いつも自分のことを気にかけてくれる光に対しては、どうやら複雑な気持ちになってしまうようです。

今までずっとアイドルに徹し、恋愛なんて一切せず、一心にファンと向き合ってきた仁那。そんな中で現れた光の優しさに動揺する場面があちこちにあります。

徐々に心を開いていくことに、抵抗感を感じつつも、この気持ちは何だろうと人生で初めて感じる異性への特別な感情に戸惑う姿は、どこにでもいる普通の女の子。そんな仁那の心境の変化を読み進めながら感じることができて、思わずキュンとしてしまうかもしれませんね。

アイドルという仕事

そして『さよならミニスカート』では、みんなのアイドルでいることに違和感を覚える仁那の葛藤も見どころの一つになっています。

アイドルという仕事が好きだから故に、自分の意見を押し殺してみんなの期待のアイドルに徹する仁那。みんなにとって理想通りのアイドルでいることや、「かわいい」を売る仕事という重圧感。

ある日、トレードマークのストレートヘアを、コテで巻いてみたことをファンにLIVE配信することに。かわいいって言ってもらえることを期待していましたが、一部のファンから「レンレンらしくない」と言われてしまいます。それを気にして、結局その後いつものストレートヘアに戻ってしまう花恋。

両親の前でも常に良い子でいることで可愛がってもらえることに無意識に固執してしまっていたばかりに、自分の意見を言えなくなっていきます。

そんな彼女を見ていると、周りの目を気にしてみんなの期待に応え続ける窮屈感は、相当なものなんだろうと感じざるを得ません。

そんな彼女の姿を見ていると、アイドルって何だろうと改めて考えさせられますよね。

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試し読みだけじゃ語れない面白さ『さよならミニスカート』はこんな人におすすめ

『さよならミニスカート』は、ガッツリした恋愛が絡んだ少女漫画というより、性について考えさせられる内容になっています。

なので、甘々の展開より、人間的なシリアス要素もしっかり入っているものが好きだという人には特におすすめの作品になっています。

ファンだったアイドルをナイフで切りつけてしまう犯人。その傷を負ってアイドルを辞めざるを得なくなってしまった仁那。そんな背景を知って感情移入する光。自分を見てくれず、仁那に対してばかり気に掛ける光と、光を奪ってしまうと思っている仁那に対して嫉妬する未玖。

複雑な人間の感情が入り混じった結果、物語は不穏な空気に包まれていきます。今後の展開がどうなってしまうのか正直、予測不可能です。何が起こるかわからない、人間同士の深層心理のぶつかり合いは、読む側にも緊張感をもたらしますよね。

そんなところも踏まえて、是非楽しんでみてください。

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管理人の思う『さよならミニスカート』が伝えたいこと(感想)

『さよならミニスカート』は、女であることの意味を読者のみんなで考えてほしい、ということを伝えたいように感じます。

女だからこうであるべきだとか、女はこれをしてはいけないとか、性別が違うというだけで差別されることって少なからずまだあるのが現状ですよね。

女だから痴漢される対象になるのは仕方ない、スカートは男に媚びるために履いてるんだ、なんて言葉を浴びせられるシーンがこの作品には時折出てきます。その言葉に毅然とした態度を取りながらも傷つく子もいれば、そんな男性に対して怖くて意見が言えなくなってしまう女の子だっています。

そんな性別の格差が引き起こすあらゆる問題について、この作品は言及しているんじゃないかと感じることができます。そしてそんな環境の中でも、強くあろうとする仁那のひたむきな姿には心打たれること必至です。彼女の強さの裏にある女の子としての弱い部分、人間としての弱い部分を垣間見た時、皆さんは一体何を思うのでしょうか。

本当に漫画としては考えさせられることが多い作品になっているので、そこも是非注目していただければなと思います。

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『さよならミニスカート』の評価まとめ

最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。

漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。

当サイトの評価4.0(記事作成者の評価)
コミックシーモア4.4(84件の評価)
まんが王国
Renta!4.5(43件の評価)
BookLive4.8(34件の評価)
めちゃコミック4.1(333件の評価)

※それぞれ5段階評価となっています。

シリアス展開ながらも重すぎず、キャラクターデザインもとてもかわいいので内容もスッと入ってきてくれます。

少女漫画ながらも読み応えバッチリで、どんどん続きが気になる展開だったので、今後の期待も込めて上記のような評価をつけさせていただきました。ああ、新刊が待ち遠しい…。

これから絶対注目を浴びること間違いなしの作品になっているので、是非ご覧になってみてください。

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うしのひと
『漫画が酸素』ライターのうしのひとです! 漫画は日本の宝ですよね!! 人気作品からアングラな作品までいろいろ読むのでお気に入りを日々開拓中…
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