『蟻の王』最強ヤンキー×国家権力のバイオレンスバトル漫画のネタバレ感想
最強ヤンキーと国家権力とのバイオレンスバトルを圧倒的な画力で物語る『蟻の王』というバトル漫画。
世界の蟻の王になるために、絶望的な状況でも楽しんでそれを乗り越える不良少年の亜久里四郎の生きざまがかっこよすぎると今話題になっている作品です。
そんなかっこいい『蟻の王』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
30秒でわかる『蟻の王』のあらすじ
不良ヤンキーが大活躍するかっこいいバトル漫画である『蟻の王』の設定やあらすじはこちらです。
作品の設定と概要
- 原作:塚脇永久
- 漫画:伊藤龍
- 出版社:秋田書店(少年チャンピオン・コミックス)
- ジャンル:バトル・アクション
日本のすべてを牛耳る財閥の長・六道鬼三郎が死んだことで遺産相続問題が発生する。鬼三郎と唯一血のつながる隠し子である主人公の田舎のヤンキー亜久里四郎は鬼三郎の死で生活が一変。
自ら財閥に喧嘩を売り込み、懸賞金1億円までかけられて日本国民からも追われる身に。ナイフやボーガンに拳銃に、何でもありのサバイバルバトルに巻き込まれる。
圧倒的な画力が繰り広げる前代未聞のバイオレンスバトルに度肝を抜かれる…。
あらすじ
田舎でヤンキーをしている主人公の亜久里四郎。ある日、六道財閥の相談役である根古長吉を名乗る人物が父親の六道鬼三郎が死んだことを知らせ、隠し子である亜久里には遺産相続権利を破棄するようお願いをする。
しかし、誰の指図も受けない亜久里はこれを断り、六道財閥の蟻の王に単身で乗り込む暴挙に…。
最強ヤンキーVS国家権力の戦いが火ぶたが今切って落とされる。
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破天荒なキャラが多すぎる『蟻の王』の主な登場人物
破天荒で個性豊かなキャラで溢れている『蟻の王』の主要な登場人物をまとめました。
かっこよすぎる登場人物たちを是非ご覧ください。
亜久里四郎(あぐりしろう)
この作品の主人公であり、地元で最強の不良と呼ばれている六道鬼三郎の唯一血のつながる隠し子。
地元では多くの不良に恨みをもたれ、日々喧嘩を売られるがすべて圧倒的な力で返り討ちにするほどの力をもっている。また亜久里四郎に蟻のように踏みつぶされた不良は、なぜかみんな更生してしまうというジンクスもある。
しかし、幼きことはいじめられていた経験もあり、その過去を乗り越えて現在がる。人に指図されるのが嫌いで自分の意志で自分のしたいように行動する男らしいかっこいいキャラクター。そして、泳げないという弱点はある。
相続問題の関係で懸賞金がかけられ、さらに全国指名手配犯ともなっている。
六道龍太郎(りくどうりゅうたろう)
六道財閥御曹司の長男で、鬼三郎が亡くなった後は財閥の総裁に君臨し、現在の『蟻の王』となっている。しかし、鬼三郎とは血は繋がっていない。
幼き頃は弱々しい身体で、とても蟻の王とは思えない人物であったが、過度な食事や厳しいトレーニングによって最強の肉体を手に入れた。
理想のためにどんな努力を惜しまない覚悟があり、冷静沈着でいて、親友ですら顔色一つ変わらずに殺してしまう非情な性格をもっている。
六道静流(りくどうしずる)
六道財閥の長女であり、日本の芸能界を裏で仕切っている女性。気に食わない顔は一瞬でテレビから消し去れるほどの力を持っている魔女。
キングである兄の龍太郎をひっくり返すための策を考えている。
六道霧男(りくどうきりお)
六道財閥の次男。四郎を殺そうとするが返り討ちにあってしまう。身体が弱く、長い入院生活をしていて、その期間にネットにのめり込んでいる。
「KIRI」というプレイヤー名で数多くのゲームを攻略神業プレイを動画サイトに投稿し、世界中のゲーマーから尊敬と注目を浴びる存在となっている。
また兄の龍太郎の凶暴性に立ち向かうために、亜久里とは協力する関係になる。
六道鬼三郎(りくどうきさぶろう)
日本最大の財閥である「六道財閥」を一代で築き上げた元総裁。昭和を支えた最後の大人物だが、亡くなってしまう。
主で向きは跡取りが3人いるが、3人とも鬼三郎とは血がつながっておらず、隠し子である亜久里四郎だけが血がつながっている。
上記の写真の一番左にいるのが六道鬼三郎。
根古長吉(ねこちょうきち)
鬼三郎に長年仕えていた執事。鬼三郎の遺言により、四郎を守ることに。老人でありながら、その強さは軍隊並で驚異の身体能力を持っている。
低気圧が近づくと眠くなる体質で、その感度は常人をはるかに超える。
強靭な戦闘能力を兼ね備えているが、言動や行動はとても紳士的でかっこいいオジサマ。亜久里四郎の発想や行動の豪気さを鬼三郎と重ねて見ていて、自分の身に変えても亜久里を守る決意を持っている。
枕田総司(まくらだそうし)
1人暮らしの男性ばかりを狙い残虐な手口で20人も殺害した連続殺人の少年M18歳。変装の天才で警察からも脱獄している。
また枕田は幼いころに母親に男性器を切られて、女性として生きている。
亜久里との出会いで、「塀を出てこれたら俺の嫁さんにすっからな!!」という言葉を掛けられたことで亜久里に惚れて、見事に塀から出てきて亜久里に協力をしている。
坂水(さかみず)
最初は四郎を拉致する半グレ集団の中にいたが、亜久里のカリスマ性に惹かれ、亜久里の見るために付いて行くことを決めた少年。
格闘技に精通しているが、根が臆病。しかし、素質はあり根古長吉を継ぐものになる可能性はある。
ミハル(みはる)
亜久里たちの活動拠点となっているキリスト教会の神父の娘である女子高生。素直で天然で優しく、まさに天使のような女の子。
夢は歌手になることで、そのためにバイトをしながら地下アイドルをやっている。
小鉢(こばち)
ミハルのことを女神と崇めていて、ミハルと同じ学校に通う学生。ミハルを指の隙間から覗いてるところをクラスメイトに定規で刺されて、左は失明する。
ミハルを守る正義感は強く、監視カメラを駆使してミハルを監視していた。
最高レベルの画力がもたらす面白い『蟻の王』の見どころとは?
最高レベルの画力で繰り広げられるバトルやストーリー展開で見どころが多い『蟻の王』ですが、その中でも特に注目してほしい見どころを3つご紹介します。
リアルな描写が織りなす残虐性
『蟻の王』は絵のクオリティがとても高く、すべての描写がリアルに鮮明に描かれています。
その画力は残虐な場面でも遺憾なく発揮されていて、読者を圧倒します。どのグロテスクさが苦手な方もいらっしゃると思いますが、リアルな描写だからこそ感じられる恐怖感はたまらないです。
リアルすぎて思わず目を背けてしまう描写もありますが、他の漫画では味わえない息を飲むような臨場感を味わうことができるので、細部まで描かれたイラストにも注目してください。。
白熱の戦闘シーン
バトル漫画だけあり、戦闘シーンの迫力は半端なく、見どころの1つとなっています。
地元のヤンキーである亜久里と国家権力をもつ六道財閥とのバトルは、腕っぷしだけでなく、拳銃や刀も使われる何でもありの戦いが繰り広げられます。
そして画面から飛び出てくるかのようなリアルな表現や一糸乱れぬ、やり合いに興奮すること間違いなしです。かっこよすぎるバトルシーンは男性にはたまらないでしょう。
ディティールまでリアルに描かれた戦闘描写に、是非興奮してみてください。
亜久里の男らしさ
そして『蟻の王』では亜久里の言葉1つ1つが男らしく、見どころの1つとなっています。
どんなに過酷な状況下でも全くものともせずに自分の目的を果たすための最短の行動を選ぶ姿、ひ弱な心をもった仲間に対する厳しい言葉、それらすべてがかっこいいのです。
男性でも女性でも、見習いたいと思える考え方が詰め込まれているので、亜久里の生き様を是非見届けてみてはいかかでしょうか。
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バイオレンスバトル漫画である『蟻の王』はこんな人におすすめ
『蟻の王』はリアルなバトル漫画やバイオレンス的な表現がお好きな方にはおすすめの作品となっています。
「国家権力VS地元ヤンキー」という壮絶な設定が織りなす戦闘シーンの数々や知的な戦略、容赦ない殺し合いは読者の心臓の鼓動を破裂させるほど興奮を与えてくれると思います。
そして、かっこいい亜久里の姿や非力な少年が成長する姿、一寸先も予測できない展開に、のめり込んでいくこと間違いなしです。
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管理人の思う『蟻の王』が伝えたいこと
『蟻の王』が伝えたいことは、どんな絶望的な状況下でも自分の目的のために全力で生きていくことの大切さを伝えたいのだと感じます。
いじめにあっていた亜久里や他の登場人物が勇敢に立ち向かう姿や、自分の目的のためならどんな危険を顧みず挑戦していく姿は本当に勇気をもらえます。
なんでも逃げの道や遠回りという選択肢を取ってしまいがちな方が多いかと思いますが、主人公の亜久里のように自分の理想を叶えるためには、危険であるが最短の道を選択することも必要だと思い知らされます。
また圧倒的な画力がもたらすリアルで臨場感のある演出や迫力のある戦闘シーンは本当に面白いので、是非皆さんご覧になってみてください。
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