『電人N』電気人間VS伝説の私立探偵のサイコスリラー漫画のネタバレ感想
電気人間と伝説の私立探偵の攻防を描いたサイコスリラー漫画『電人N』。
「アポカリプスの砦」や「食糧人類」といった人気作を生み出した最強タッグ、イナベカズ先生と蔵石ユウ先生が放つ衝撃の新作に話題沸騰の作品となっています。
残虐描写で刺激的な『電人N』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
イナベカズ×蔵石ユウの新作『電人N』のあらすじ
「アポカリプスの砦」や「食糧人類」などの過激的な作品を世に放ち、人気作を作り続けているイナベカズ先生と蔵石ユウ先生の最強タッグが描いた『電人N』の設定やあらすじをご紹介していきます。
デスノートにも似た雰囲気を放っており、漫画好きなら必ずチェックしておきたい作品です。
作品の設定や概要
- 原作:蔵石ユウ
- 漫画:イナベカズ
- 原案:田中空
- 出版社:講談社(コミックDAYS)
- ジャンル:ミステリー・サスペンス、SF
- 巻数:3巻(連載中:2020年5月14日現在)
設定として、主人公の那須忠太はあることをきっかけに体にとんでもない異変が発生し、電気を自在に操れる電気人間となった。
そんな忠太は、電気を使って残虐な殺害を繰り返していたところ警察の目に止まり、警察は人智を超えた敵の捜査のために都市伝説となっている私立探偵スドーに協力を求めた。
あらすじ
不幸な家庭環境で育ち高校も中退して、バイト代を借金返済と母親の療養費にあてているコンビニ店員の那須忠太。
バイト先で店長や客に馬鹿にされる日々を過ごしていたが、同級生アイドルのVR映像を観ることで安らぎを得ていた。
しかし、あることを境に忠太は電気人間となり、大好きなアイドルを応援するために残虐な殺害を繰り広げていく…。
またアプリ「コミックデイズ」を利用すると、『電人N』を無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)
主人公が人外すぎる『電人N』の主な登場人物
主人公が電気人間となる『電人N』では主人公以外にも超人的な人が登場していきます。
そんな『電人N』の登場人物をご紹介していきます。
那須忠太(なす ただひろ)
しがないコンビニ店員を務める青年。
父親が借金と女を作って逃げており、母親はアルコール中毒で自宅療養中のため、バイト代は借金返済と母親の病院代に使っている。
さらに高校も中退している不幸な家庭環境で過ごしてきた。
そんな忠太の唯一の救いは、同級生のアイドル神崎みさきのVR映像を見ること。
そんな忠太はあるきっかけで電気人間となり、あらゆる機器に接続できるようになる。その力を使って、神崎みさきを日本一のアイドルにしようとしている。
神崎みさき(かんざき みさき)
「レッフェ」という売れていないアイドルグループに所属している明るく優しい女の子。
学生時代、いじめられてボロボロだった那須忠太にも優しく接していた。
スドー
頭が悪そうなチンピラのような風貌をした2人組の男性。警察署長が下手に出るほど、警察から大切に扱われている。
噂によると宗教団体が本物の能力者を作ろうとしたときに脳の一部が結合した双子が生まれ、国内初の脳の切り離し手術をされた人物だと言われている。
正確な生年月日や名前や血液型までも不明で、2人で「スドー」であり、2人揃うと普通の人には見えない何かが見えると重宝されている私立探偵。
柳田(やなぎだ)
電人の事件を追う刑事。インドア派だが、ボルダリングなど体を動かすことを積極的にやっている様子。
アイドルなどにも詳しい。
吾妻(あづま)
電人の事件を追う刑事。昔ながらの刑事で勘に頼った推測を立てるため、仲間からは馬鹿にされがちだが、的を得た推理をする。
面白い!『電人N』の3つの見どころ(ネタバレあり)
超人的な力を手に入れた主人公の殺戮劇やその主人公を追う探偵の存在など『電人N』は面白い見どころに溢れている作品となっています。
そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介していきます。
電気人間の力
『電人N』では、現代では万能すぎる電気人間の力が見どころとなっています。
電気人間となった主人公の那須忠太は、全ての機器に侵入して電気を操作することができるのですが、その力を使って神崎みさきが通る道を全て青信号に変えたり、みさきのストーカーをエレベーターを使って殺したり、アイドルグループの車を線路に止めて全員を殺したりするのです。
他にもみさきが所属するアイドルグループの動画再生回数が100億回を超えたりと、現代の電気なくして生活できない時代においてできないことはないほど無敵の力を誇っています。
いろんな企業や公的機関が使っているコンピューターにも侵入でき、そして大工場の情報も医療現場も交通も流通も食糧も、さらに金融、エネルギー、軍事も全てにアクセス可能な神のような存在となった電気人間の力には是非注目してみてください。
電人の残酷すぎる殺害方法
また『電人N』では強すぎる力を手にした電人の残酷な殺害方法も見どころとなっています。
「アポカリプスの砦」や「食糧人類」を手掛けたイナベカズ先生と蔵石ユウ先生のタッグはグロ描写がとても多いのですが、本作でもその力が見事に発揮されています。
主人公の那須忠太を馬鹿にしていたコンビニの店長はお店のシャッターでギロチンにされたり、神崎みさきのストーカーはエレベーターを使って6時間かけて上半身と下半身を引きちぎられたりと残酷を極めた殺害に思わず目を背けてしまうほどです。
他にもグロすぎる殺害が続くので、心臓には悪いかもしれませんが人智を超えた殺戮マシーンである電気人間の刺激的すぎる殺害にも注目してみてください。
都市伝説の男スドーの捜査
そして『電人N』では、都市伝説となっている正体不明の私立探偵スドーの捜査も見どころとなっています。
かつて人類が経験したことない怪奇すぎる事件に対しても真剣に挑み、ドローンや人工衛星の監視などあらゆる危険を考慮してスドーたちは捜査をしていくのです。
そして犯行方法の残虐性から人間と機械の性質を兼ね備えた敵の存在を露わにしたりと人外すぎる電人相手にどのように捜査を繰り広げていくのか楽しみで仕方なくなります。
電気を操る超人と都市伝説にまでなる私立探偵の攻防には目が離せません。
>>『電人N』はアプリ「コミックデイズ」から無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)
デスノートにも似ている『電人N』はこんな人におすすめ
『電人N』は、デスノートのような心理戦が好きな方には特におすすめの作品となっています。
物語は、あらゆる電気を好きなだけ操ることができる電気人間となった那須忠太と都市伝説となっている伝説の私立探偵の対決を描いた作品であり、超常現象に対して探偵が捜査を繰り広げていくのです。
その対決構図はデスノートにも似た雰囲気を放っていて、今後の展開がひたすら楽しみになるような内容になっています。
そして、最強タッグのイナベカズ先生と蔵石ユウ先生ならでは、残虐なグロ描写もたくさんあり、サイコスリラー好きにもたまらない漫画でもあります。
そのため、デスノートのような心理戦を楽しみたい方も、刺激的な作品を求めている方にも是非とも読んでもらいたい作品です。
>>『電人N』はアプリ「コミックデイズ」から無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)
管理人の思う『電人N』が伝えたいこと(感想)
『電人N』は、電気というインフラの危険性を伝えたいように思えます。
物語では、電気を操れるようになった主人公があらゆるところに接続して、電気を使って人を殺したり、自分の好きなアイドルの拡散したりと好き勝手に社会を変えていくのです。
そんな光景は現代のあらゆるところに電気が流れている社会の危険性を伝えているようであり、ハッキングなどによって社会を変えることができてしまう世の中について考えさせられるものになっています。
そのような電気を操れる人間をテーマにしたサイコスリラーで、現代社会の怖さをわかり、さらにワクワクゾクゾクする展開で楽しめること間違いなしの作品ですので、是非『電人N』をご覧になってみてください。
またアプリ「コミックデイズ」を利用すると、『電人N』を無料で読むことができます!
(※期間によっては配信が終了している可能性もございます。)