『はじめての虐殺』幼女がロリコンを虐殺⁉ハザードサスペンス漫画のネタバレ感想
スク水を着たかわいい幼女たちが次々にロリコンを殺してくスプラッター系ハザードクライムサスペンス漫画『はじめての虐殺』。
幼女を襲うロリコンたち、そしてロリコンが感染していくハザード、そんなロリコンを細切れに殺戮していく美しき幼女たちに目が離せない衝撃作です。
「性食鬼」で有名な稲光伸二先生が手掛ける『はじめての虐殺』のあらすじや登場人物、見どころをネタバレや感想を含めてご紹介していきます。
稲光伸二先生が描く『はじめての虐殺』のあらすじ
「性食鬼」や「生徒会副会長矢上さゆりは頑張っている!」などで魅惑的な少女たちを描いてきた稲光伸二先生が残虐な幼女を描いた『はじめての虐殺』の設定やあらすじをご紹介していきます。
幼女が虐殺するショッキングなシーンが多いですが、どこか見惚れてしまうような光景が広がっている作品です。
作品の設定や概要
- 著者:稲光伸二
- 出版社:講談社(モーニング)
- ジャンル:ミステリー・サスペンス、バイオレンス・アクション
- 巻数:3巻(完結:2020年5月14現在)
設定として、ロリコンになって幼女を襲うようになってしまう「LOウイルス」というものが流行りはじめている世界を舞台にしている。
ウイルスの初期症状は鼻血を出すこと。そしてウイルスは発現によってその者が隠していた純粋な本性を露わにする。基本的にウイルスに感染すると幼女を襲うようになって、ウイルスをばら撒いて死ぬ。
またウイルスに感染した者は症状のステージがどんどん上がっていき、死ななくなったり、強力な力を持つようになる。
そんなウイルスに感染したロリコンを駆除するのが、ある組織によって育てられた幼女たち。
組織では、幼女たちにチームを組ませて、それぞれ「先生」と呼ばれる人物の指示でロリコンを駆除していく。
そして、仕事ぶりに応じて点数をつけられて、ランキング化されており、その頂点に立つのが「神7」。金の指輪をつけているのが目印で、特別待遇で自分の判断でロリコンを殺していいことになっている。
このような設定のもと、幼女たちがロリコンを虐殺するのをメインテーマに話が進んでいきます。
あらすじ
ちゃんと全員死んでる?/理想を高く掲げ、アニメーション制作に携わる寺田には、ひた隠しにした本性がある。
スクール水着を着用し、工具を巧みに操る少女たちには、隠された恐るべき使命がある。
『性食鬼』(秋田書店刊)の鬼才が描く、本格クライムサスペンス、開幕!
引用)コミックシーモア
かわいい幼女に溢れている『はじめての虐殺』の主な登場人物
『はじめての虐殺』では、かわいらしくて個性豊かな幼女たちがたくさん登場し、容赦なくロリコンを殺害していきます。
そんな残酷でかわいい幼女たちを含めて登場人物たちをまとめてご紹介していきます。
寺田裕二(てらだ ゆうじ)
幼女系アニメを創作している主人公の男性。
小さな女の子に対して愛おしいという感情を抱きながらも、頑なにロリコンであることを否定している。
そんな寺田はある日、スク水を着た幼女たちがロリコンを虐殺する現場に居合わせてしまい、巨大な陰謀に巻き込まれてしまう。
そして寺田は「LOウイルス」に感染するが、他の感染者とは違った症状を発症する。
ユリカ
ロリコンを駆除する黒髪ロングストレートの髪形をしたスク水の幼女。
はじめは寺田を殺そうとするが、守るべき存在と認識してからは寺田を命がけで守ようになる。その結果、神7の皇茉莉華に重傷を負わされる。
チームの中では、1番の駆除数を誇っており、神7への執着も見せる。
美月(みづき)
- 担当:リーダー(ドリル)
- 特徴:占いが好き
- 得意な科目:社会
ロリコンを駆除するスク水幼女たちのリーダーである幼女。統率を取りたいが、他の子は言うことを聞いてくれない。それでも頑張ってまとめている。
レン
- 担当:遊撃(電動丸ノコ)
- 特徴:ロボットアニメが好き
- 得意な科目:なし
角型の髪留めを使っているツインテールのスク水の幼女。
ツンツンした性格でなにかとケンカ腰になる。
カスミ
- 担当:後方支援(ネイルガン)
- 特徴:よく寝坊する
- 得意な科目:算数
ショートカットのスク水幼女の中では1番大人しそうな幼女。学校にも通っている。
ロリコンを殺すことが使命だと思っていて、基本的にあまり感情がなく冷めている。
佐藤先生(さとう)
スク水幼女たちに指示をしている先生。
ロリコン駆除を執行前に必ず検査を行うように指示している。しかし、指名対象を迅速に排除するように上から圧力をかけられる。
実は内部から榊原の凶行を止めるために行動していて、寺田がその鍵を握ると考えている。
皇茉莉華(すめらぎ まりか)
金色の指輪を持つ「神7」と呼ばれるランク5位のゴスロリの幼女。医療用のメスが仕込まれた爪を武器にしている。
ロリコンを殺すことに快感を覚えている。
春興殿あやめ(しゅんこうでん あやめ)
神7のランク1位の幼女。ある人物と意外な関係にある。
秋山侑李(あきやま ゆうり)
変わった武器を使い、見せ場があまりなかった神7のランク2位の幼女。
室井千景(むろい ちかげ)
美月たちがどうしようもなかったステージ4のロリコンを処理した神7の1人。黒髪ロングストレートの綺麗な幼女でランクは3位。
比良田遥(ひらた はるか)
猫耳をした神7のランク4位の幼女。
坂崎明日菜(さかざき あすな)
指先で相手を焼く武器を使う神7のランク6位の幼女。
芳川昴(よしかわ すばる)
ペコペコハンマーのような武器を扱う神7のランク7位の幼女。
三石凛愛菜(みついし りあな)
ロリコンに誘拐されていた9歳の幼女。その後、スク水幼女たちがいる組織に保護されて、訓練を積むことになる。
そして、ユリカの代わりに美月たちの9組の仲間に加わる。
榊原隼人(さかきばら はやと)
『蒼空のカルディナ』のスタジオノベルというアニメ制作会社を築いた人物。
裏ではロリコンを根絶するために手段を選ばない非合法的な活動も行っている。
そして、何かと寺田に興味を持ち、女児アイドルのマネージャーを依頼する。
島田(しまだ)
眼鏡をかけた女性研究者。佐藤先生に協力して寺田のことを研究している。
ハル・るぅ・もに・にあ・あき
新作劇場アニメ『優奏のレゾナンシア』の主題歌を歌うジュニアアイドルグループ「はるモにあ」のメンバー達。
寺田にマネージャーをしてもらうことになる。
松井(まつい)
紳士。幼女の血を飲むと、全身を固くさせることができる。
高谷光雄(たかや みつお)
スタジオネベルと榊原隼人に反抗する表現自由連盟活動の首謀者である人物。
かつては、榊原隼人と共に、スタジオノベルを立ち上げた伝説のアニメ監督。
圭(けい)
寺田の先輩。寺田に現在の会社を紹介している。
大人の彼女がいるがロリコン気味。鼻血を出している。
佐伯久美子(さえき くみこ)
圭の彼女。大人な女性で寺田のことも誘惑する。彼氏の圭とは別れようと思っていた。
森下(もりした)
寺田の知り合い。ミリタリー屋だったが、フィギュアばかりを置くようになったお店で働いている。
寺田が関わっている殺人事件が報道されても寺田を匿おうとしてくれた優しい人。
ロリコンを嫌っていたが、鼻血を出す症状が出ている。
過激で面白い!『はじめての虐殺』の3つの見どころ(ネタバレあり)
かわいい幼女と虐殺というギャップに痺れる『はじめての虐殺』には面白い見どころがたくさん存在します。
そんな数ある見どころの中でも特に注目してほしいポイントを3つに絞ってご紹介していきます。
幼女が虐殺する!?
『はじめての虐殺』では、そのタイトル通りの幼女によるロリコンの虐殺が見どころとなっています。
物語の序盤からスクール水着を着たかわいらしい幼女が武器を持って登場し、突然ロリコンを殺しまくる展開になっており、幼女の表情も変えずに淡々と殺しを作業のように行う光景に、恐怖というよりは見惚れてしまいます。
そして、「ロリコンは殺すしかないんだよ」と言うときの幼女のキマちゃってる目が強烈でした。
私は全くロリコンではないのですが、登場する幼女はひたすら可愛く、その可愛い幼女が殺しまくるというギャップがもはや爽快な作品となっています。
ロリコンを殺すことを使命だと思って生きている悲しき幼女たちの虐殺は、是非目に焼き付けてください。
ロリコンに感染者?
そして、幼女に殺されるロリコンたちも見どころとなっています。
実は幼女が殺しているロリコンは「LOウイルス」というウイルスに感染していて、感染者はロリコンになって幼女を求めてしまうのです。
幼女に興奮する大人の男性の姿は見ていて気味が悪いですが、死なない体になっていたり、体が変形していたりと特殊な変化を見せるので目が離せません。
そして、初潮前の少女以外の全ての人間に感染する特性を持った致死率100%の「LOウイルス」の正体やその発生源が意外なものになっているので、ウイルス自体にも感染してロリコンになった人たちにも注目してもらいたいです。。
主人公の寺田裕二の存在
そして『はじめての虐殺』では、主人公の寺田裕二も大きな見どころです。
突然、目の前で同僚が幼女たちに虐殺される現場に居合わせてしまい、事件に巻き込まれる寺田。「LOウイルス」に感染しながらも他の人たちのように症状が発症せず、何故か時間を止めるような驚異的な力を発揮したり、ケガも一瞬で回復したりと謎に包まれる能力を発揮するのです。
その不思議な力から幼女たちの組織に管理されるようになるのですが、そこで幼女たちの過酷な運命を目撃して抱く、寺田の感情も注目必須です。
幼女を愛おしいと思いながらもロリコンであることは否定する主人公の寺田が、特殊な能力を使ってどのように活躍するのかは、是非見届けてください。
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かわいい幼女満載の『はじめての虐殺』はこんな人におすすめ
『はじめての虐殺』は、かわいい幼女が好きな方には特におすすめの作品です。
物語は、ロリコンになって幼女を襲うようになるウイルスが、影ながら蔓延していて、そのウイルスに感染したロリコンを幼女たちが虐殺していくハザードクライムサスペンスになっています。
そのような設定で幼女たちが男性を殺しまくる残虐なシーンが多いのですが、幼女たちがひたすら可愛くて、作業のように殺人を犯していくので、思わず魅入ってしまいます。
そしてかわいい幼女のスク水姿が見れたり、ゴスロリ姿も見れたりと眼福な描写も多いです。
普段は幼女たちが虐殺をするシーンなんて絶対見れないので、ギャップに溢れる本作品を見て、是非脳裏に収めてほしいです。かわいい幼女好きは是非ご覧ください。
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管理人の思う『はじめての虐殺』が伝えたいこと(考察)
『はじめての虐殺』では、ロリコンは小さな女の子の守りたいと思っているということを伝えたいように思えます。
本作の冒頭には、動物が生殖の相手としてできるだけ若いメスを求めるのは当然の事であるのに、社会倫理上、生物学的に自然な欲求を口にしただけで「キモい」と排斥されるのが納得できないなどの言葉が描かれています。
そして物語では、ロリコンが幼女たちに容赦なく殺害されながらも主人公の寺田や佐藤先生は、ロリコンにも危害を加える人と見守っている人の線引きをきちんとつけようとしていたり、それを見て幼女たちもロリコンへの意識を少しずつ変えていく姿が表現されているのです。
そのような描写からは、ロリコンで幼女に危害を加える人は全くもって悪ですが、幼女たちを見守るロリコンもいるということが知れました。
だから幼女好きだからといって一様に「キモい」と排斥するのではなく、その人が幼女とどのように接しているのかが大事だということに気付かされたような気がします。
ロリコンが伝染してロリコンが虐殺される衝撃的な作品ですが、イラストがとにかく綺麗ですし、内容も面白いので、是非この機会に『はじめての虐殺』をご覧になってみてください。
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『はじめての虐殺』の評価まとめと感想
最後に記事執筆者の評価と他の漫画サイトからの評価をまとめてみました。
漫画を購入するときのひとつの指標として、よかったら周りの評価も参考にしてみてください。
当サイトの評価 | 3.7(記事作成者の評価) |
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コミックシーモア | 3.0(1件の評価) |
まんが王国 | ー |
Renta! | 1.0(1件の評価) |
BookLive | 1.0(1件の評価) |
めちゃコミック | 2.8(5件の評価) |
※それぞれ5段階評価となっています。
作者の稲光伸二先生のイラストがとても綺麗ですし、幼女×スプラッターの衝撃な展開で物語に釘付けになりました。
さらに登場する幼女たちはかわいくて、次の展開が楽しみになるような多彩な設定もなされていたので、一気に読めてしまいました。
しかし、そんな面白くなるような設定が本当に多いにも関わらず、打ちきりなのかわかりませんが、3巻で怒涛の勢いで完結を迎えてしまったことが残念でした。
そのため、上記のような評価にさせて頂きました。もっと10巻くらいまで続けて欲しかったです。
他のサイトで評価が良くないのが、非常に残念なほど面白いと私は感じましたし、イラストも綺麗で読みやすいと思うので、興味がある方は是非一度手に取ってみてください。